たまたまtwitterを観たらAFC公式がブレイキングしていた。
Congratulations Mikel and Jonas
ミケル・アルテタとJonas Eidevall(AFC Womenのヘッドコーチ)がそろって、アーセナルFCとの新契約にサイン。
これでアルテタは、2024/25シーズンまでの契約延長となった。
アーセナルとの契約延長を喜ぶアルテタ「ここがわたしのいたい場所」
新契約のサインに際して、アーセナルのオフィシャルサイトがマネジャーの喜びの声を伝えている。
(契約書にサインした……)
アルテタ:とてもワクワクしている。感謝しているし、とてもとてもハッピーな日だ。
(Jonas Eidevallについてはどんな印象?……)
とてもいい。彼のことをよく知るようになってからは、人間性がわかるようになってきたと思う。もちろん、彼がチームでやっていることがあり、チームのプレイがあり、達成していることがある。彼がやっていることはただもうすごい。だから、彼ともいっしょにこの旅をつづけていけることがとてもうれしいんだ。
(ふたりで何を話したので?……)
そうだね、フットボールのこと、ドレッシングルームのこと。なぜなら、当然彼らもエミレーツで何試合かプレイするし、どんな感じかなあと。だから、コーチたちと話すのはいつだってとても興味深い。
(※訳注:今回のフォトセッションでふたりでトークをしていた模様)
Mikel Arteta 🤝 Jonas Eidevall
Here to stay pic.twitter.com/NlbJ5ZOU2L— Arsenal (@Arsenal) May 6, 2022
(あなたとボード、オーナーシップとの関係……)
それを定義するなら、おそらくは共感、同じ目的を持ち、信頼がある。共感というのは、つまりわたしがジョッシュ(クロンキ)と知り合いになったとき、最初のミーティングのときからエナジーがたぎっているという感覚があった。
わたしたちはとてもクリアでダイレクトだ。彼はわたしと同じ野心を見せている。彼もまた同じポイントでクラブを観ているし、わたしがやりたかったのと同じように、彼もまたクラブを運営したがっていた。だから、わたしが彼らといっしょのときに、彼が云う、スタン(クロンキ)が云うすべてを、彼らはつねにもたらしている。
どちらのやりかたでもまったく同じ関係性なのだと思う。だから、わたしは彼らには完全に満足している。彼らがしてくれていること、彼らの関与、彼らが示してくれるコミットメント。そしてともに築き上げる関係性。
わたし自身も、エドゥも、Richも、Tim Lewisも、ヴィナイも。それはとてもとても重要なんだ。なぜなら、つながりもコミュニケイションもつねにそこになければならないから。これはつねに動いているものであり、彼らがそれにはまったくもって重要だ。
(アナウンスメントのタイミングについて……)
クラブとしてはできるだけ早くしたがっていた。もちろん、彼らは、われわれがコーチングスタッフたちといっしょにやっていることについて、大いに信頼と信念を見せてくれていた。チームの方向性も。
そして、クラブはいますぐにそうすることがいちばんいいんだと考えた。チームに最後のプッシュをもたらし、夏にやらねばならないことについて、いくらかはっきりさせるために。
つまり、こう云っているのだ。「聴いてほしい。どちらのやりかたでも、われわれは自分たちがいまやっていることを信じているし、このプロジェクトに対し、いっしょにコミットしたい」と。そして、ここはわたしがいたい場所であり、だからわたしにはとても単純な決断だった。
(あなたがここまで達成してきたもの……)
わたしのメインのターゲットは、このクラブを全員がどうレペゼンしていくか、その価値とリスペクトをセットし、浸透させることだった。どうやってみんながこのクラブを守っていくのか。そして、どうやってわれわれがそのことをみんなに伝達していくのか。
ふたつめのほうは、明解なアイデンティティを持つこと。自分たちがどのようにプレイし、どのようになりたいのか、そしてそれをどうやっていくのか。わたしが思うに、いまやそれはとても明解に定義できたし、みんなから支持を得ている。
それがいまクラブのまわりにある、ファンのまわりにある団結になっている。そこからはピッチ上の成功で決まる。
この2.5シーズンで、われわれはふたつのトロフィーズを得てきたが、われわれはもっと行けるすべてを持っている。だが、そうしたことも、わたしには自分たちが築いているものの基礎になっていると思う。
(短期と長期の野心について……)
クラブをつぎのレヴェルまで連れて行くこと。トップチームスとよく競えること。それをやるためには、われわれはCLでプレイしなければならない。
われわれはチームを進化させ、選手たちを成長させ、すべての部門を進歩させねばならない。ファンともっとつよくつながり、エミレーツのアトモスフィアをよくし、トップトップタレントをリクルートしなければならない。このクラブの優秀な人たちが、このプロジェクトをそのレヴェルにドライヴさせなければならない。
(この旅路にファンはどれほど重要?……)
わたしには、彼らがこのプロジェクトのツナミだ。この2シーズンは彼らがいなかった。わたしがチームにさせたいプレイがあり、われわれがつくってきたバランスがあり、わたしは、自分が信じるあるべきやりかたでみんなにクラブをリードしてもらいたい。
ファンがいなければ、それをやるのは無理だ。だから、彼らが近くに戻ってきたときから、彼らも気づいたし、感じたはず。われわれが、いまクラブをもっと深いレヴェルまでレペゼンしていることに。それが、ファンの帰属意識がナチュラルになったときだ。そして、これはわたしの意見だが、なぜすべてがうまくいきだして、いまわれわれがやっているレヴェルにまでパフォームするようになったかの理由だ。
(それによる恩恵を選手たちは受けている?……)
そのとおり。自信に関して、信念に関して。それとこのクラブをレペゼンできる幸せがあること。
わたしの最大の目的、わたしはいつもアーセナルファンたちがクラブに対し、選手個人に対し、スタッフに対し、オーナーに対し話していることを聴いていた。
わたしが述べたように、もしわれわれが彼らにほんものの帰属意識とプライドを感じてもらうことができ、ファンとクラブがお互いに、選手について、チームがどうプレイしているかについて、オーナーについて、ボードについて、クラブが下した決断について、リクルートメントについていいことを話せるなら、それはもう限界がない。
しかし、もしわれわれがやっていることがまったく違うものだったら。そうなれば、ポテンシャルが高いかもしれないし、低くもなりうる。そして、いまわたしはみんながいろいろナイスに話しているのを聴いているところで、わたしはそういうときにつねに云ってきた。お互いについていいことを話せるのは、それが違うエナジーとその場のヴァイブレイションをもたらすからだ。それは測れるものか? ノーだ。
わたしとあなたのあいだでの信頼のレヴェル、それはなにか? わからない。しかし、わたしがその数を云うことはできなくても、わたしには感じることも気づくこともできる。もしわたしがあなたから信頼されていると感じることができれば、わたしはあなたを信頼するし、われわれの関係はよりよくなっていくだろう。
(アーセナルがホームだという感覚……)
わたしはそれを経験してきた。このドレッシングルームにいたし、その一部だとあまり感じないと思ったこともあれば、ずっとこのドレッシングルームにいたとも感じてきた。あるいは「wow、こいつらのために死ねる」と云ってみたり、彼らと過ごすのも大好きだったし、10時に試合が終わって10:30の彼らとの夕食が楽しみで、翌朝にはまたそういう気分になる。
それはまったく違うものだ。この建物に入ってきて、ここにいるのと、ピッチのうえで自分を守るのとはまったく違う。それこそが、われわれが築こうとしているものだ。
(バックルームスタッフについて……)
彼らはわたしといっしょにこれからもつづけてくれるだろう。彼らがクラブのためにやっていることについて、わたしは非常に誇らしいし、感謝している。彼らには全面的にサポートしてもらっているし、コンスタントにチャレンジもされる。それが、わたしをよりよいコーチ、人間にしてくれる。ミケルは、彼だけじゃ何もできなかったはずだ。
それについては、わたしはとてもクリアだ。達成したいもののためには、ベストな人たち、ベストなプロたちが周囲に必要ということ。
(あなたはチャレンジ精神が旺盛なタイプ?……)
そのとおり。ある日に悪いことがあって、ものごとがうまくいかないと思うとき、すべてが変わる。そして、すべて正しいことをやっていると思うとき、今度はそれがダメになる。だから、この仕事はつまり、つぎの時間なのだ。
この午後に、明日の朝に、試合のあとに、あるいは試合中に、なにか効果的なことを考えることができるか? そしてそれは、コンスタントなことだ。そしてとても移ろいやすいもの。だから、このクラブにいる全員が、そんなふうに考えなければならない。
(マネジメントの楽しみ……)
わたしはこのプロセスと旅を楽しむことができる。なぜなら、クラブの人たちといっしょに楽しんでやっているし、わたしにはそれがいちばん重要なことなんだ。共感があるとき、信頼があるとき、人々とのほんもののつながりがあるとき、それは価値あるものだ。
ほら、困難なときこそ、いい思い出になったり、成功になったりする。最終的な目標、達成しなければならないターゲット。それがわたしの観方だ。そして、この職業ではそれをやる準備ができていなければならない。なぜなら、すべては直線にも上方向にもならないから。そうはならないのだ。
(仕事でもっとも好きなところ……)
ひととのつながり。わたしはコーチングを愛している。とても情熱的であり、それはみんな知っていると思う。だが、ひとつだけ挙げねばならないのなら、それは個人的なコネクションだと云おう。
そこに誰かがいて満足感があるとする。そして両者は同じレヴェル。なんのためにそれをやっているか、どのように関与していくか、人生をよいものにできるか、その場と選手のキャリアを進歩させられるか。彼らのアチーヴメントがあり、将来になにをするのか。それがわたしにはもっともパワフルなこと。
そしてそれを加えるとき、クラブに対してとんでもない量の感情を向けてくれるサポーターたちがいて、彼らのことを幸せにできる。そうなれば、それがこの仕事のいいところだ。
(勢いを維持していく……)
わたしは、このチームがまじでやってくれると自信がある。日曜にはまた試合があるので、まじでやる。われわれは現在とてもいいポジションにいる。われわれはこのポジションにいるためにハードにファイトしなければならない。日曜にはこのステディアムでリーズを倒すために、みんなでエナジーをこめる。
以上
今回も翻訳がかなりわかりづらかったらすまない。このひとは、悪い状況のときすごい長いセンテンスをいっきに話すクセがあるが、いいときもセンテンスが長いということがわかった。主語と述語がどんどんはっきりしなくなって、英語が苦手なおれにはいと難しき。DeepLに突っ込んだほうがマシだったりして。
「ツナミ」は、日本人にはセンシティヴな単語なので、云いたいことはわかるけど、ここでは、より適切なことばを使うべきでしたと書いておこう。。
もちろん、エドゥとVVもミケルの契約延長にコメンツを寄せている。
エドゥ「またビッグサマーが来る」
オフィシャルサイトより。
(ミケルの新契約……)
エドゥ:ブリリアント。わたしは彼にはとても満足している。クラブとしても、彼により長い期間いてもらうことにワクワクしている。だから、もうすこし彼を楽しもうじゃないか。彼はグレイトな仕事をしているのだし、それに値するよ。
(マネジャーとしての彼のキー能力……)
彼にはたくさんそれがあると云わないと。彼のとなりにいて毎日一緒に働き、彼のことをもっと知るようになり、彼にはそれがたくさんある。わたしがいつも云っているのは、とてもいいマネジャーになるには、3つのキャラクタリスティクスが必要であると。彼にはそれがすべてある。
いいコミュニケイターであれ。彼のように。それと戦術をコントロールしゲイムをよく理解している必要がある。そして人々の管理。それがとてもいいマネジャーであるために必要な3つのキーポインツ。
もちろん、ほかにもたくさんある。しかし、それらがメインだ。彼がとてもよくコントロールしている。だから、彼はうまくやれているし、とてもいいマネジャーなのだ。
(なぜにいま発表したので?……)
たくさんの理由がある。まず第一に、われわれは計画を実行できること。そしてふたつめはわれわれがクラブとしてどこに向かいたいか、みんなに示すことが重要なこと。またビッグサマーになるだろうし、われわれのマネジャーがここにいるのが重要だ。なぜなら、こう訊かれるからだよ「彼はこれからどうなる? チームはどうなる? 来シーズンはどんなプレイをする?」。
そして、われわれはこれでこのマネジャーとこれまでのやりかたを継続していくことを証明できる。それがかなり役立つんだ。わたしはタイミングはパーフェクトだったと思うよ。このメッセージが全員にとってビッグリフトになると信じている。ファンにも、クラブにも、選手にも、ミケルにもだ。
わたしはこれはブリリアントになるだろうし、楽しみにもしている。
(あなたとミケルの関係は深まっている?……)
この関係は今日のわれわれのようでなければならないと思う。大いにリスペクトがあり、お互いにオープン。ときどきは、チャレンジングな会話になってしまうこともあるが、われわれにリスペクトがあり、オープンで、透明性があるかぎり、問題ない。
われわれは自分たちの前にある責任を理解しているし、わたしにはいまあるような関係性をつづけていくことが重要になる。クラブにはもっとだろう。
(ビッグゲイムスがやってきます……)
イエス。やってやろう! わたしも楽しみにしている。チームにはいい勢いがあるし、これを継続してこのときを楽しもう。いまいる場所にいるために、楽しまないと。
VVのコメントはちょっち長いので、省略。
アルテタの新契約自体は、以前から噂になっていたところ。来シーズンのヨーロッパを獲得した時点で彼のシーズン目標は達成とも云われていたので、そのリウォードというのもあったのだろう。
残りシーズンをブーストするためにも、このタイミングで発表となったのは、本人にもチームにもなかなかよかったんじゃないかと思う。
そして、シーズンが終われば、どんな結果であろうと、補強は必須。ビッグサマーのためにアルテタが看板になる。いいこと。
あさってのリーズも含めて、残りシーズンはギリギリの戦いすぎて、チームにプレッシャーはかなりかかるけれど、とりあえず目標は達成できたという事実で肩の力を抜いてプレイしてもらいたいものですな。彼らが本来の実力を出せば、かなり強いのだから。きっと残り4つ全勝だってできるはず。
このシーズンをどう終わらせるかでも、プロジェクトの進捗にはかなり影響があるはず。
アルテタにはまだ仕事が残っている。この喜びをチーム全体のエナジーに変えて、戦っていただきたい。CLを取っていただきたい。
COYGです。
アルテタ続投は多分みんな賛成ですよね
勝ち数だけならチェルシーより多いし
限られた戦力でよくやってますよね