昨日発売のTotK。やってますか。チャールズ・ワッツ氏もゼルダおたくだそうですよ。ちょうどシーズンの終わりごろにやってくるとは、われら的にはナイスタイミングですな。
さて今シーズンも残り3試合となったアーセナル。奇跡のタイトルを信じて毎試合がファイナル状態に突入、前回のニューカッスルでのアウェイ勝利にはしびれたものだった。
そして今回の相手は、BHAことブライトン。エミレーツで。
ブライトンといえば、日本人ファンとしては、ただひとりPLで活躍している日本人カオルミ・トーマがプレイするチームであり、アーセナルファンとしては夏のターゲッツのひとりと云われるモイセス・カイセドがプレイするチーム。
いずれにせよ、楽しみな試合。
日曜の試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「ブライトンは観ていて楽しい」
金曜に行われたアルテタの試合前プレス会見。AFCオフィシャルサイトより。
(ジンチェンコとサリバのケガの状態について……)
アルテタ:ブライトンとの試合前、明日もう一度セッションがある。そこでわれわれは選手たちを戻したい。今日は、ピッチでのトレインはなかったため、よりわかるのは明日だ。
ウィリアムについては、この試合にはフィットしていない。つぎの試合もフィットするかは怪しい。だが、彼がチームに戻るチャンスはあるという希望は持っていたい。
(ジンチェンコがアウトならティアニーのチャンスになる?……)
誰にとってもチャンスになる。どの試合においても、われわれは自分たち次第だということを示さねばならない。そして、そこからわれわれがラインナップで正しい、あるいは間違った決断をするか。ふさわしい選手には時間を与える。
このスポーツにおいてとても難しいのは、11人と何人かのサブを選んでも、それがつねに正しいわけではないことだ。それは、いつでもできるだけ正しい意図で行わねばならない。
(ヤコブ・キヴィオールの最近のパフォーマンスについて……)
彼はとてもいい。とても落ち着いていて、冷静。彼は、たくさんの個人タレンツがいる難しいふたつのチーム相手にもブリリアントだった。彼は多くの状況で守っていたし、素晴らしく相手に対処していた。
(アーロン・ラムズデイルの近況について。彼には契約オファーの最中?……)
現時点で、個人についてお知らせできることはなにもない。われわれは、クラブとしてつねにそうする。それについて話すときではない。
(ラムズデイルに新契約のうわさは、彼のパフォーマンスに報いたもの?……)
イェア。われわれは、彼にはとても満足している。彼の成長、彼のパフォーマンス、この2シーズンズでの軌跡は際立っている。われわれは、ほんとうに彼に満足しているし、チームにとり非常に重要な選手だ。
(アーセナルはこの夏にクラブ記録の移籍金を費やすつもり?……)
ここではブライトンと試合の話をしなければ。われわれはタイトルを勝ちとるためにプレイしているところだ。われわれは、それに完全に集中したいし、ほかのすべてのことは邪魔であり、そこには近づきたくもない。
(ニューカッスルでの勝利が、タイトル争いに希望を与えた?……)
勝つたび、いいプレイができるたび、このリーグで勝つために要求されるレヴェルで競っていると感じるたびに、希望を与えられる。それはもうわれわれ次第ではないし、日曜も間違いなく、試合に勝つためにはまたわれわれにはベストが必要になる。もしこの試合で勝てば、まだそこにすこし近づける。
(ニューカッスルでの勝利は、あなたのマネジャーとしてもベストな経験?……)
前回の試合のフィーリングは、もっとも最近のものだ。それが特別なのは、彼らがトップチームだったから。彼らはホームでとんでもなく強く、とてもパワフルなものを築いている。
われわれはなんとかそこへ生き、自分たちのやりかたでプレイし勝った。とくに、あそこで去年起きたことがあったので、ほかの試合よりもちょっと意味があった。
(ブライトンとの前回の試合からすると、ブライトンとプレイするのはよりチャレンジングになる?……)
間違いなく。それに彼らはとても完成されたチームだ。ロベルトとコーチングスタッフの下での彼らのプレイは際立っている。彼らのプレイを観ているのは楽しいよ。彼はこのリーグに違うアイディアをもたらし、マネジャーとしても違うチャレンジになっている。
それこそほしいものだ。われわれは、世界でベストなリーグになりたいし、ベストマネジャーとベストプレイヤーが必要だ。彼があのチームでやっていること、クラブを去ったグレアム・ポッターの基礎があるが、それは素晴らしい。
これはとてもタフな試合になるだろう。
(今シーズン序盤にリーグカップで敗けた試合と、この日曜の試合はどれほど違うものになる?……)
われわれは(アウェイで)彼らを倒している。だからすでにもうふたつのとても違う試合があった。(リーグカップの)ラインアップを見れば、10の変更があった。彼らは、あるときにはとても似た試合で違う結果がある。だが、彼らのプレイはとてつもなくトリッキーであり、対処が難しい。それは、われわれとプレイする彼らにとっても同じことだが。
(ブライトンへのリスペクト……)
素晴らしいものだ。彼らには非常に明快なヴィジョンがあり、彼らの対処や意思決定のやりかたは、多くのほかのクラブを先行している。彼らの選手の成長のさせかた、タレントのリクルート、クラブをどうセットアップしているか。
彼らがリクルートしている人材もまた非常に素晴らしい。わたしは、彼らは極めてうまくやっていると思う。
(選手たちはまだタイトルにチャレンジできると信じている?……)
そのためにわれわれはここにいる。それがまた日曜に始まる。あと3試合、これも決定的なひとつであり、いまわれわれは彼らを倒したいし、自分たちの望みと熱意を高めたい。なぜなら、まだすべて決まっていないから。
(アーセナルもブライトンのモデルをみならうべき?……)
いいえ。それを複製することはできない。わたしが思うに、ブライトンのモデルはブライトンにとってグレイトだということ。われわれが同じモデルを持つことはできない。われわれは違うモデルを持たねばならない。
彼らはかなりうまくやっていので、そこには、われわれのモデルの参考にできることがあるのは間違いないが、彼らには違う要求があり、クラブのサイズも違う。おそらくはアプローチも違うだろう。だから、わたしの意見としては、われわれがそれをやろうとするのはミステイクだ。
(今シーズンを将来の成功にどう結びつける?……)
その質問にはシーズンが終わってから答えよう! いまは、わたしがいかに誇らしいかだ。事前の準備、精神的、心理的、戦術的、日曜にプレイする準備はできているし、ベストになり、試合に勝つ。
(今シーズンのオーデガードのゴールスコアラーとしての進歩……)
グレイト。彼が自分自身に課した要求であり、彼にかなり大きな進歩の余地があったエリア。そして彼は、ゲイムウィナーになるために、正しい方向へ非常に大きなステップを踏んだ。それをやることは、このチームのなかで彼のプロファイルであり役割であった。
周囲にとてもいいチームメイツも必要だ。それが彼にはあり、役立っている。
(オーデガードは喜んでキャプテンをやっている……)
彼には、みんながリスペクトする、敬う、従う、そのキャラクターがある。彼はそれを独自のやりかたでやる。チームを率いるにはたくさんのやりかたがあり、彼のそれはユニークだ。なぜなら、それは彼独自のものであり、われわれはそこからなにも変えたくない。
われわれは、彼のクラブのレペゼンするやりかたに非常に満足している。彼はそれをチームにも個人にもやる。
彼はそういったスキルを進歩させつづける必要がある。要求はこれからも高まりつづけるから。
(最近、どうやってチームは自信を取り戻してきた?……)
いいプレイをすることで。試合でトップにいることで。個人がレヴェルを上げ、そこがシーズンのこのステイジに来たときに、決定的であり、非常に重要になる。
いちどそれをやったら、チームパフォーマンスに非常に大きなインパクトになる。チームがいいプレイをし、ゴールをとり、試合に勝つ。いいミクスチャがある。
(それを失ったフラストレイションがあった?……)
われわれコーチは、彼らを助ける責任がある。フラストレイションは、彼らをもっと助けられるということから来ている。週末に彼らが対面するだろうことについて、もっとうまくやれることがある。
ミスをなくすということが大きなものだった。なぜそれがおきるのか予想しようとした。いまはもうそれをやっていて、結果もまた戻ってくる。
(ブライトンが、いかにPLに競争力があるかを示している……)
すべての組織のレヴェルが、以前あったよりももっとよくなっている。選手たちのレヴェル、スタッフとコーチも。すべてが進歩した。身体的にもより多く要求されるようになったし、プレイにおけるすべてのディーテイルとフェイズが、どの相手でも正しく支配されている。そして、それらがゲイムを魅力的にしている。なぜなら、小さなマージンで多くのことがうまくいったりいかなかったりする。そして、どのチームにとっても、それがいまのプレミアリーグである。
(スクワッドの全員に、重要な試合でプレイするかもしれないとリマインドする必要がある?……)
われわれは、それについて6ヶ月前に議論している。チャンピオンシップ、あるいはビッグトーナメントを勝つために、チームにいる全員の選手が必要になり、ケガや悪い決断、個人の問題に対処できるキャパシティが必要になる。スクワッドには、そうした状況を乗り越えるためのキャパシティとクオリティがなければならない。それは残念ながら訪れるものだから。
(契約の交渉を一時停止してタイトルに集中する……)
タイミングにおいては、どの個人も違う。だが透明性はある。われわれは、彼らともコミュニケイトしているし、できるだけ早く完了させようとしている。だが集中は失わずに。
(グラニト・ジャカに移籍のうわさがある……)
わたしは、そういう話に答えるつもりはない。だが、わたしはグラニトには非常に満足している。彼は素晴らしいシーズンを過ごしていると思うし、おそらくクラブにいるあいだでも彼のベストであり、われわれも彼がチームにいてくれて非常にうれしい。
以上