アーセナルファンの同胞諸君。ストレスがたまるニュースがつづくなか、どうお過ごしですかね。梅雨の重苦しい天気がさらに気分を下げますね。
さて、昨日降って湧いたウィリアム・サリバの件。クラブとも本人とも合意してあとは最終的な契約の詰めを残すのみという段階で、なんとウジ虫が湧いてきたと。
ここ数日はコシエルニのアレもあったりで、ただでさえやり場のないストレスを溜め込んでいたのに、まさかのどんでん返しがあるのか。
メッシーな状況になっているウィリアム・サリバの件についてさらっとまとめよう。
おれたちの夏はどうなってしまうんだい?
ウィリアム・サリバに土壇場でToTが横槍
サリバってもう決まったも同然みたいな雰囲気だったんだけども。
この件ですよ。Mohamed BouhafsiはRMCの記者でフランス方面のエキスパート。アーセナル情報でも大変に信頼できるというジャーナリスト。写真見るとかなり若そう。なんて読むのかわからん。
🚨Info @RMCsport : Coup de théâtre dans le dossier #Saliba ! #Tottenham a transmis une offre dépassant les 30M€ hors bonus pour Saliba. Une offre dépassant les attentes de #ASSE. Réunion demain pour finaliser l’operation alors que #Arsenal avait trouvé un accord global.
— Mohamed Bouhafsi (@mohamedbouhafsi) July 12, 2019
彼(RMC Sport)によれば、あのトトナム(ウジ虫)がウィリアム・サリバに対して€30Mにボーナスをつけてサンテティエンヌにオファーをしたと。そして明日(※今日)彼らは話をまとめるためにミーティングをしますと。
€30Mというのは、アーセナルとASSEが合意したと云われる金額である。それを超えるものを提示したと。
これについてオーンステインはこのようにコメントした。
オーンステイン:アーセナルとASSEとサリバの交渉はすでにかなり最終的なステージに入っていた。すでに契約書が弁護士に渡って文言やなんだの細部をチェックしてるくらいの。しかしここでトトナムは興味を再燃させて、いま契約を結ぼうとハードにプッシュしているところだ。
トトナムまじかよ。なんというおじゃま虫。。
憶測としては、それでも彼らがアーセナルと合意していた約束を守るはずだとか、あるいは好条件を提示したほうに傾くに決まってるだとか、あるいはクラブ同士がいくら合意してもさいごは選手本人の意向になるだろうとかいろいろ云われている。
またトトナムは1年のローンバックを望まず新シーズンからすぐにプレイさせたいので、あくまでサリバをもう1年使うつもりのASSEがその条件を飲むか、そこがポイントになるという憶測も見かけた。
残念ながらアーセナルの分が悪いと思われるのは、おそらくここでも分割払いでオファーしていることだろう。ほかにも多くの補強ポジションを残すアーセナルは圧倒的にキャッシュが足らない。
そのため、もしトトナムが一括で€30M(あるいはローンバックしないならもっと)払うとした場合は、アーセナルはさらにそれを越えるオファーが出せるかどうか。選手の売却がいっこうにはかどらないアーセナルにとりこれは厳しい。
これを書いているいま現在、ヨーロッパは早朝で、昨日伝えられていたことがほんとうなら、まさにこれからトトナムとASSEのミーティングが始まるはず。
これはもう祈るしかない。
ToTの謀略
ところで、この件笑えるのが、ウジ虫たちがASSEにオファーをしてきたタイミングがアーセナル一行がUSツアーに旅立った数時間後だったということ。
ラウル、ヴィナイ、エドゥ不在のスキを突いたかたちになったことは果たして偶然だろうか?と。
世界中どこにいたって映像付きでコミュニケイションできるこのご時世で、どこまで本気なのかわからないが、なにかこう笑えるエピソードではある。
21世紀の現代においても兵法の基本を忘れない。トトナムには武将がいるのかもしれない。
サリバ本人の意向。アーセナルがオファーできるもの
トトナムはサリバのサラリーについてもよりいい条件を提示しているという話もあるが、仮に本人がそれを重視しなかった場合、両クラブが天秤にかかる可能性はあるかもしれない。
そんなとき、雇用条件以外で、アーセナルにはどれだけ彼を惹きつける魅力があるだろうか。
まず彼がフランス人だということはわれらに多少は有利に働くかもしれない。
アンリ、ピレス、ヴィエラといったフランス人にとってもレジェンド級の選手がプレイしたクラブであり、ヴェンゲルさんのおかげで優秀なフランス人を何人も輩出している。ナスリ、ギャラス、シルヴェストルにヤヤ・サノゴ……ってあれ?
現在進行系でも若いゲンドゥージが1年めからいきなり成功している事例もあるし、ラカゼットやオバメヤンたちの存在感があるドレッシングルームではフランス語が公用語みたいになっている(知らんけど)。サリバのような若いフランス人フットボーラーがアーセナルに魅力を感じる理由はきっとあるだろう。
プレイタイムについてもアーセナルはかなり多くを約束できるはずだ。もちろん来年1年の彼の成長にもよるだろうが、アーセナルではCBはもっとも層の薄いポジションなのだから当然である。レギュラーで使う気のない選手にふつう€30Mは払わない。
もっともそこはCBが高齢化中のToTも同じくらいのプレイタイムを約束する可能性はあるので、勝負にならないかもしれない。
アーセナルが一番不安に感じているだろうことは、CLフットボールだ。優秀な選手は全員CLでのプレイを目指している。
アーセナルがCLに出場できない来年19-20はローンバックでASSEでプレイするからいいとして(18-19のASSEはリーグ1で4位フィニッシュした)、再来年20-21シーズンに彼にCLフットボールを保証できるか。
現時点でどちらが再来年のCLでプレイできる可能性が高いかと問われれば、残念ながら18-19のファイナリストであるToTのほうがだいぶ信じられる。
これから毎年ごとにどんどん改善していくようなシナリオはまったく持てていないように思えるアーセナルが、再来年に必ずCLに出ますといって簡単に信じられるだろうか。(まあそれを一番信じていないのも熱心なファンかもしれないけど)
ということで、サリバを引っ張るにはもうヴェンゲルさんに頼るしかないかもしれない。それくらいには分が悪い。
ライバルを蹴落とすことは理にかなっている
今回の件でToTのやり方に憤慨しているグーナーは多いだろうが、中立な立場から見れば、今回のToTの行為は大変に理にかなっている。
多少財政的なリスクをかけたとしても、それで新シーズンもトップ4フィニッシュを争うライヴァルクラブを弱体化できるのならば、目標達成を後押しするからだ。なんなら今回選手は取れなくても、横槍の結果、掛け金が釣り上がればそれだけでライヴァルには打撃となる。
RMのダニ・セバーリョス(ローン獲得)については、ToTが契約に近づいているところをアーセナルがあとから接近してきたと見ているメディアが多いようで、こちらはサリバと逆のかたちでやはりバトルになっているところが興味深い。
金のないアーセナルにとってローンで優秀な選手を連れてくることは大変に重要だが、それ以上にそれでついでにライヴァルにダメージを与えることができればそれも悪くないだろう。
結局これは競争なのだから、相手を弱くすることは、自分たちが強くなるのと同じくらい意味がある。後ろ向き? 戦争で後ろ向きもクソもない。勝ったほうが勝ちだ。
いずれにせよ、アーセナルがこのどちらも負けるようなことがあると、この夏の移籍ウィンドウでの失敗を象徴するできごとのひとつになるに違いない。
サリバはどうせ獲得しても新シーズンは使えなかったのでただちに影響があるわけではないが、最大のライヴァルにここでも敗れるという心理的な影響は大きい。
しかし、われわれは1ヶ月もサリバの件でASSEと延々交渉してきてやっと契約までこぎつけたというのに、この2-3日で突然現れたToTがもうこれをひっくり返そうとしている。リクルート(交渉担当)の失態を指摘する声もあるが、それよりも好条件を提示できる財力のあるクラブの強さを目の当たりにしているという気がしてならない。それもこれもCLを逃したおかげ。
仮に今シーズンの結果が、この移籍ウィンドウの停滞がそのまま反映されたものになるなら、「オーナー投資なし&自律経営」というクラブの運営方針にも影響を与えることになるかもしれない。
さすがに、この時代にアーセナルのようなやり方で成功するのは簡単ではない。もう限界に近いと思う。
こんなことで方針転換とはいかにもバカバカしいとは思うけど、それはそれで。
今日以降、サリバの件がどうなるか。みものである。きっと長くはかからないだろう。
サンティエンヌは30歳以上の主力が多いので、大きな金額が入れば補強したい箇所はたくさんありそう
サリバ級の若手は手に入らないにしても、フランスは次々人材が出てくるし、補強ターゲットは幾らでもいるだろう
サリバを一年残して来年売るか、今年の金で若返りを図るか
サンティエンヌの選択次第だな
FU〇〇〇〇〇〇〇〇CK!!!!!!
パチモンのTOTOにたかる便所虫め!!!!!
ところで過去にトトナム(ウジ虫 ハエ目)に、ターゲットとされてる選手を掻っ攫われた事例ってご存知です?
https://www.transfermarkt.de/tottenham-hotspur/alletransfers/verein/148
過去10年くらいのtotoの獲得を見返してみたけど、afcがどうしてもほしがってた選手っていたかなあと。
むしろソル・キャンベルが禁断の移籍でafcに来てインヴィンシブルになってるので、向こうのほうが恨んでるのかも?
そうなのですよね、記憶が確かならば。
マジで調子乗りやがって。
いや、調子に乗るのは分からなくも無いですが、AFCのターゲットに後からアプローチして奪われるなんて事例はあっちゃならんです。
薄汚え便座にカチ込むくらいの気概を見せて貰いたいです。
貴方のような現実のチーム力を注視出来ていないグーナーにはほとほと、、
我々がすべきは今の現状をどうするか、ですよ笑
お隣を羨んで嫉妬して発狂しても虚しいだけです。。