FAカップのサードラウンド、ノッティンガム・フォレストに4-2で敗れた試合、アーセナルはボックス内で2度ファールを犯しふたつのペナルティを与えた。これでここ3試合で4つのペナルティを相手に与えたことになる。もちろんすべてのシュートが決まっているので4失点となり(チェフが2本、オスピナが2本)、それらはすべて勝敗に影響している。 ヴェンゲル監督はフォレスト戦後のプレス会見で、この試合で与えたペナルティについてコメントを求められると「話したくない」と拒否。ボス本人はこの3試合連続でペナルティで失点していることについて、もしかしたら「(不公平なジャッジの)被害者」のつもりでいるのかもしれないが、議論を呼んだマイク・ディーンによるチェンバースへのファール(WBA戦のハンドボール)を除いては、おそらくどれも正しいジャッジだったろう。 フットボールにおいて自陣ボックス内でファールを犯せば大ピンチに陥るというのは小学生でも知っている。基本的にはチャレンジすらしてはいけない場所だ。そのような特別なエリアだから攻撃側が圧倒的有利にプレイできるので、そもそも侵入されてもいけない。 なぜアーセナルはいとも簡単にボックス内に侵入されてしまうのか。そしてなぜアーセナルのディフェンダーはたびたびボックス内でファールを犯してしまうのか。
【マッチレビュー】17/18 FA Cup ノッティンガム・フォレスト vs アーセナル(1/7/2018) 弱すぎて笑えるアーセナル
どこから突っ込んでいいものやら。いろいろ負けた理由はあるんだろうけど、これもアウェイマッチだったんだよね。 今回はもう振り返るのもめんどくさいんで、いくつかのコメントで。 Nottingham Forest 4-2 Arsenal: Eric Lichaj double helps eliminate holders
ヴェンゲルが今季いっぱいで退任、そしてミケル・アルテタが後任に?
Mirror様が大胆予想。 Wenger may quit as Arsenal boss this summer – and has a replacement in mind 「ヴェンゲルが夏には退任するかも。そして後任はもう決まってる」。誰かってアルテタだよ。現在マンシティでグアルディオラの片腕をしている元パスマスター、ミケル・アルテタ。誰がいったとか、ソースとか関係ねえし。
【マッチプレビュー】17/18 FA Cup ノッティンガム・フォレスト vs アーセナル(1/7/2018)
The Emirates FA Cup。エミレーツ航空がお届けする今季のFAカップ。アーセナルは今季初登場かな。一応アーセナルはFAカップをここ4年で3回獲っている(通算で13回優勝)という、まるでヨーロッパリーグを3連覇したセビーリャのような、いまいち誇っていいのだかどうかわからない微妙な記録を持つクラブである。優勝候補と見ていただいて差し支えない。まあカップ戦なんで1回負けたら終わりなんだから、4年でたったの1試合しか負けてないという勘定に。なんでFAカップだけそんなに強いんだと。 お相手はノッティンガム・フォレスト。今季はイングランド2部リーグで戦っているわりとつよいチームらしい。カップ戦メンバーで挑むアーセナルは注意が必要だ。
メイトランド・ナイルズ「ぼくがどうしてピッチの上ではあんなに落ち着いていられるのかって?」
うんこみたいに脆弱なチームで前半戦を6位で終えたアーセナルのなかで、いま唯一大注目の選手といえば、AMNことエインズリー・メイトランド・ナイルズを置いてほかにいない。 若手のなかでもシーズン始めにはもちろんリース・ネルソンやエディ・エンケティアといったアタッカーが注目を集めていたが、ここへきて昨シーズンのブンデスリーガのシーズン・ベストイレブンであるコラシナツを差し置いて、守備的な選手であるAMNがファーストチームに割り込んでこようとしている。イウォビ以来、われわれがひさしぶりに刮目する期待のヤンガンが現れた。 そんなAMNが公式のインタビューに答えた。 Maitland-Niles – Why I’m so calm on the pitch
【マッチレビュー】17/18EPL アーセナル vs チェルシー (3/1/2018) いやだからそこは勝(以下略
メディアにはスリラーとかエンターテインとかっていう単語が踊っている。そりゃ中立のファンにはおもしろい試合だったと思う。しかしアーセナルのファンとしては、先制点を取ったあの流れでわずか4分後に失点とかもうやりきれんわけだ。1点めのあとは絶対ぜーったい120%追いつかれると予想したけど。当たんなよ。悪い予想ばかりがあたりすぎるんだよ。まったくもう。 でもこの試合で見せたチームのポジティブな側面も認めなければならないのもたしか。複雑な気分だ。まあ負けるよりマシか。 Arsenal v Chelsea
【マッチプレビュー】17/18EPL アーセナル vs チェルシー (3/1/2018)
EPL、アーセナルの22試合目はエミレーツでのチェルシー戦。アーセナルはここ6試合でたったの2勝(4分)と不調の真っ只中。今季序盤のスタンフォード・ブリッジでの戦いと同様、今回もアーセナルの劣勢予想が大方を占める。現在のアーセナルについてネガティブなことならいくらでも思いつくが、ポジティブな側面は全然思いつかない。 そういえば、ボスはこの前のWBA戦後にマイク・ディーン始めレフェリーに詰め寄ったということでFAからペナルティがあるとのことで、この試合から?ベンチ入りしないのかもしれない。もうどうにでもな~れ。
アーセナルはUEFAチャンピオンズリーグを逃した恩恵を受けていない/サンチェスをすぐ売ろう【17/18シーズン前半まとめ】
2017年も終わったということで、今季ここまでのリーグテーブルを確認しよう。 現在6位のアーセナルは残り1試合を消化しても4位のリヴァプールには追いつけず(6ポイント差)、次節にでウエストハムと対戦する5位のToT(2ポイント差)にも追いつけない可能性が高い。しかもアーセナルの次の相手はチェルシーだ。つまり下馬評どおりトップ6最弱の6位。それがアーセナルのEPL17/18前半戦の結果である。 アーセナルはチェルシーに負けるようなことがあると、もはや第二グループよりもバーンリーやレスターとともに第三グループを形成することになるかもしれない。
【マッチレビュー】17/18EPL WBA vs アーセナル (31/12/2017) アーセナルらしい一年の締めくくり
ハッピーニューイヤー。こちらのブログでは今年もアーセナルを応援していく所存。読者の皆さま、今後ともよろしくどうぞ。 さてWBA戦。皆さんマイク・ディーンのジャッジに激おこみたいだけど、90分にわたってアーセナルが不甲斐ない試合をしたという事実は消えないわけで。そもそもあんな時間にあっさりボックスに侵入されてるってどうなのという。クソみたいな結果を誰かのせいにしたいという気持ちも理解できるけど、ぼくはどっちかといえばアーセナルがこんな試合しかできないことのほうに改めてダメージを受けている。試合を観たあとの脱力感は半端ではなく、せっかくの冬休みが台無しである。失望した。 West Bromwich Albion 1-1 Arsenal
【マッチプレビュー】17/18EPL WBA vs アーセナル (31/12/2017)
アーセナルの2017年最後の試合は、日本時間今晩元日1:30キックオフのEPLアウェイマッチ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦。WBAは現在リーグ暫定最下位の20位。一方のアーセナルはシーズン前の下馬評であるトップ6最弱の予想どおりとなる暫定6位。 アーセナルはクッソ弱いだけでなく、サンチェス絡みでチーム内の不和までメディアで騒がれている始末で、この試合も最下位相手に劣勢が予想されたりもしている。なんとも景気の悪い話だ。
【マッチレビュー】17/18EPL クリスタルパレス vs アーセナル (28/12/2017) ジャック・イズ・バックの巻
フースコ予想すごいだろう? 1-3になった時点で(これは1点差に詰め寄られる!)と思ったもんね。実際にコーナーから失点して2-3で終了。1-0とかもっと少ない得点差だったら予想も当たりやすいんだろうけど、2-3をばっちり当てるWhoScored.comはまじですごい。 試合の内容はといえば、ガナーズはなかなかにいいパフォーマンスを見せていたものの、やはり最近の得点だけがなかなか入らないトレンドは続いているように思う。そして失点だけはきっちりと。 Crystal Palace v Arsenal
【マッチプレビュー】17/18EPL クリスタルパレス vs アーセナル (28/12/2017)
日本では本日が仕事納めの人も多いかもしれない。イングランドでは休みなくフットボール。大変な稼業である。さてリヴァプールがまだ12月だというのにファン・ダイク獲得(驚きの75Mポンド)を発表したということで「移籍市場とは?」と自らに問いかけながらクリスタルパレス戦のプレビューをしよう。 日本時間明日早朝に行われるクリスタルパレスとのアウェイマッチ。日本的には今年最後の試合となる。必ず勝ってもらわねばならない。 アーセナルは5位ToTと3ポイント差の6位。このカード以外はすでに20節を消化。アーセナルはもし勝ったとしてもToTを抜くにはGDで8点以上の得点が必要となる。だんだん6位が定位置化してきた気がする。 クリスタルパレスは、降格圏あたりにいると思っていたらわりと順位を上げていた(現在16位)。アーセナルも狙うというザハに注目の試合である。