どこから突っ込んでいいものやら。いろいろ負けた理由はあるんだろうけど、これもアウェイマッチだったんだよね。

今回はもう振り返るのもめんどくさいんで、いくつかのコメントで。

Nottingham Forest 4-2 Arsenal: Eric Lichaj double helps eliminate holders

17/18FAカップ早期の敗退についてそれぞれのコメント

アーセン・ヴェンゲルのコメント

結果についてですが……

ヴェンゲル：われわれが対戦したのは、とてもシャープでわれわれよりもっと危険でわれわれを支配したノッティンガム・フォレストというチームだ。結局難しい試合になってしまった。わたしたちは少しアンラッキーだったとは思う。でも彼らはシャープで鋭くてことごとくわたしたちを上回った。あんなふうに局面で負けていては勝負にならない。

チームセレクションとか選手たちが期待どおりのパフォーマンスじゃなかった件については……

ヴェンゲル：カップ戦ならそういう質問も出るだろうね。たくさんの試合に出ていない選手がいるし、水曜にはまた試合だ（※リーグカップのチェルシー戦）。日曜、水曜、土曜となんとかこなしてきたけど、今日はダメだった。チームセレクションの問題？　そうかもしれない。選手たちのパフォーマンス？　それもそうかもしれない。

ふたつのペナルティがありました……

ヴェンゲル：それについては話したくない。ちょっとうんざりしてるんだ。

落ち込んでる場合じゃありません……

ヴェンゲル：そりゃそうだよ。水曜に向けて気持ちを入れ替える必要がある。ビッグゲームが控えてるんだ。それに集中するよ。リーグカップのセミファイナルだし、もちろんすぐにでも気持ちを入れ替えるさ。

あなたのアーセナル在任中ではFAカップのサードラウンドでの敗退は初めてです……

ヴェンゲル：失望は隠すことはできない。たったひとつそれを克服できるとすればつぎの試合に集中することだ。われわれはこの4年で3つのFAカップを穫っていたんだから、さすがにつらいよ。好きなコンペティションだったからね。だから余計に今日が要求されるレベルのチームじゃなかったことにがっかりしているんだ。

ペア・メルテザッカーのコメント

メルテザッカー：監督がたくさんの変更を加えた。それは近頃控えに回っていた選手たちに信頼を示すものだったが、期待に応えた選手はひとりもいなかったと思うんだ。

前半は少しだけ消極的だった。プレイの正確さも欠いていた。とくにファイナルサードでね。チャンスをたくさんつくることができなかったよ。

後半は少し気持ち的に持ち直した。でも見ての通りデュエルでは彼らのほうがうまくやったし、流れはあまり変わらなかった。

あのペナルティをミスキックしたシーンは、レフェリーに抗議したけど聞いてくれなかった。

今日プレイした選手たちにとってこの結果を受け入れるのが難しいのは、一部の選手にとってはおそらく自分たちのクオリティを監督に見せるラストチャンスだったからだよ。もっと試合に出るためのね。残念だよ。

以上

このエントリを書くときにざっと英メディアを見渡したけれど、この試合結果は特別に話題になっている感じもない。

FAカップの重要度ということもあるだろうし、アーセナルがチャンピオンシップのクラブに負けたからといっていまさら驚きでもないということだろう。悲しいね。

このカップ戦の敗退で唯一ポジティブなところがあるとすれば、それは過密日程で戦うカップ戦がひとつなくなったということだ。目くじら立てることもない。いまのアーセナルにとって試合数が減るというだけでだいぶ助かることなのだから。

チェルシーと戦う水曜でリーグカップも終わりかあと思ったら、地獄のホーム＆アウェイ。いやさすがに必要ないだろ。

おまけ

BBC SPORTSによると、レフェリーチーフのマイク・ライリー氏が先日のWBA戦で89分にマイク・ディーンがボックス内でチェンバースのハンドボールのファールを取ったジャッジは間違いだったと語っているようだ。

Mike Riley says Mike Dean made mistake with West Brom penalty against Arsenal

しかもVARだったらあの判定は覆っていただろうとのこと。なんてこった。2ポイント失ったことはもちろん痛いし、ボスのバンもなかったかもしれない。ふざけた話しである。

なお、水曜のカラバオカップではVARが導入されるとのこと。

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