予想どおりヘヴィにロテイトしたBチーム。PLチームに勝つのは簡単ではないだろうとは予想していたが、あのような試合で勝ててよかった。 アーセナルが早い時間にゴールを決めて支配的にプレイした前半から、後半はすっかり流れがかわってブレントフォードがプッシュするという展開。われらには非常に苦しい試合になってしまったが、相手があれだけチャンスをつくってもそれをことごとく無駄にしたのだから、それに助けられた感じはある。 なにはともあれ、今回もアウェイでまた“1-0 to the Arseal”。ひとまずはお仕事完了で、カラバオカップはつぎのラウンドへ進むことになった。 試合をざっくり振り返ろう。 Ramsdale impresses on Arsenal return in Brentford win
【マッチプレビュー】23/24 カラバオカップR3 ブレントフォード vs アーセナル(27/Sep/2023)Bチームで目指すバウンスバック
アルテタのサブが遅ければ遅いと文句をいい、サブが早ければ早いと文句を云う。つねに一貫性のない批判をしているブロガーのわたしです。こんにちは。 それはさておき。先日のNLDは、試合後もさまざまなところで議論があって、アーセナル言論世界はむしろ終わったあともアツかったなと。それがダービーマッチの熱量なんすねえ。 さて、そんなアツい試合から中二日でやってくるのが、カラバオカップことEFLリーグカップのブレントフォード(A)。アーセナルとしては初戦となるサードラウンド。 PLクラブにとってカラバオカップというのは、もちろんシーズンのなかでもっとも優先度の低いコンペティション。いまケガ人が続出しているアーセナルのチームセレクションは、試合前の最大の注目ポイントになっている。選手起用でリスクはかけたくないのはやまやまながら、相手はPLチーム。競争力維持とリスク管理のバランスで、難しい判断がありそうだ。 昨日は、すでに同ラウンドのマンUがパレスと対戦(3-0でマンU。パレスはロブホもデビューしていたが話題にもならず涙)、アーセナルと同じようにPLチームと対戦した彼らのチームセレクションも、この試合のファースト11予想の参考になるかもしれない。 試合をプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ToT(24/Sep/2023)ホームで痛恨のドロウ。自ら勝ちを捨てる
完全に敗けた気分。 アウェイならまだしも、ホームであのパフォーマンスはないでしょうよ。。わしゃ、てっきりアーセナルが圧倒するものだと信じきっていたので、ちょっと驚いたほど。いや、好調だというToTはふつうに勢いがあったし強かったけど、アーセナルだって負けず劣らず好調だったはずじゃないのか? トロサールがケガでアウトで、試合中にライスまで失ったので、たしかにこの日のアーセナルには不運の側面もあるが、残ったメンバーでもチームのスタンダードを維持しなければ、去年と同じである。 結果はいちおうドロウなので、シーズン無敗もキープしているし、いつも難しいNLDとしては最悪の結果ではない。しかし、このフラストレイション。 トトナムにしてみれば、苦手なNLDのアウェイでこの結果なら勝ったみたいなものだろう。それがよけいにフラストレイションを募らせる。 試合後のアーセナルファンも、今シーズンここまでのポジティヴムードはどこへやら、チームに対して一気に批判的なトーンに変わって、前から気になっていたとばかりに諸問題をあげつらう始末である。 最近では珍しくアルテタのサブも疑問視されているし、エディはもう集中砲火みたいにやり玉に上げられている。 はあ。やんなっちゃうね。 Arsenal and Tottenham play out thrilling derby draw
【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ToT(24/Sep/2023)好調チーム同士のNLD
Hey, わたしです。 さあさあ、今晩のNLD。楽しみにしてたやつ。いまからもう待ち遠しい。 試合をプレヴューしてゆくぞい。
【Captain】マーティン・オーデガードがアーセナルと2028年までの長期契約にサイン!【Fantastic】
どうも。ブログを書くのが忙しい。 昨日アーセナルのキャプテン・ファンタスティックこと、マーティン・オーデガードの新契約が発表されていましたね。しばらく前から噂のあった案件。 Martin Odegaard signs new contract これが公表されたタイミングは、アルテタのNLDの試合前プレス会見の直前だったようで、わしもGK問題のブログエントリを書いてる場合じゃなかったという。 いやあ、しかしこれはめでたいよ。いまチームのなかでも最重要メンバーのひとりが、クラブに長期にコミットした。あまり心配はしていなかったとはいえ、安心した。この契約は、いまこの瞬間、アーセナルFCがいかに充実した時期を過ごしているかを象徴しているみたいである。 NLDというビッグマッチを前にして、チームのムードにもビッグブースト。さては、クラブはこのタイミングを決めていたな?
【試合前記者会見】23/24 EPL アーセナル vs ToT(24/Sep/2023)好調チーム同士のNLD
今年もやってきたNLDことノースロンドンダービー。アーセナルファンにとっては、シーズン最重要試合のひとつ。今年のファーストレグはエミレーツで。 シーズン開始当初のアーセナルは、パフォーマンス面ではまだ100%フィットというふうには観えず、スロウスタートという感じはしたけれど、それでも今シーズンここまでいまだ無敗をキープ。先日のCL復帰戦では完璧な勝利もあって、パフォーマンスも上向いてきた印象はある。チームのムードも悪くない。いまのチームの自信レヴェルはかなり高そう。 いっぽうトトナムのほうも、今シーズンはリーグカップを早期敗退しているだけで、PLでは無敗。ポインツでアーセナルと並びながらGDでテーブルで2位につけているなど、調子はかなりいいようだ。ケイン移籍のマイナス効果を、新マネジャーのアンジや新加入のマディソンでプラス効果が上回っているというか。 イングランドでは毎回NLDの注目度は高いが、今回はお互いのファインフォームもあり、第三者的な目線でもかなり楽しい試合が期待されているんじゃないだろうか。 ワクワクしますね。 日曜の試合をプレヴューしてゆこう! ※今回は試合前プレス会見のみ
ラムズデイルとラヤ。ふたりのトップGKは共存できない? ※追記あり
今月、シーズン最初のインターナショナルブレイクのあと、アーセナルでは2試合でスターティングGKがアーロン・ラムズデイルからダヴィド・ラヤにかわっている。 すでにラムズデイルというれっきとしたNo.1がいたにも関わらず、夏にラヤのようなもうひとりのトップクオリティのGKを取ったことで、ある時期でGKのスターティングポジションが入れ替わる試合があるだろうことは、覚悟されていた部分もあるにはあった。 だが、PLで1試合変更があって、そのままつぎのカップ戦(CL)までラヤが選ばれたことには、アーセナルファンのなかには小さなショックがあったと思う。 この週末の日曜には、われらにとって、シーズンで最重要に位置づけられる試合のひとつであるノースロンドンダービーを控えているなかで、このGK選びの問題に関してダヴィド・ラヤの短いコメントが各メディアに伝えられていた。 David Raya says Aaron Ramsdale must ‘fight for the team’ if he wins back Arsenal goalkeeping job 今回はアルテタのGK理想論と、やっぱりそれは現実的には難しいんじゃないかということについてちょっと書きたい。
【マッチレビュー】23/24 UCL アーセナル vs PSV(20/Sep/2023)初戦をホームで完勝。理想的なCLへの復帰
やあ、どうも。観ましたか。おひさしぶりのアーセナルのCL。 まずはなにより、あの盛り上がりですよね。CLアンセムで試合が始まるときのスタンドの大興奮は、TV中継の音声からも伝わってきたほど。ながいこと待ち望んできたファンの感情のほとばしりがすごかった。 そしてアーセナルファンにはご褒美みたいな試合だった! サカのデビューゴールから始まって4つもゴールがみられて、最近では珍しいホームでのクリンシート。前半はとくにPSVがボールを持ったとき、若干オープンにしすぎなきらいはあったけれど、まあアーセナルとしては、ホームでパーフェクトな勝利といってよいだろうと思う。 6年も遠ざかっていた世界最高のコンペティションへの復帰戦としては、理想的な試合になった。素晴らしい。 試合を振り返ろう。 Arsenal thrash PSV on Champions League return
【マッチプレビュー】23/24 UCL アーセナル vs PSV(20/Sep/2023)CL is back!
チャンピオンズリーグ。アーセナルのファンとしては、ずっと当たり前だと思っていたクラブフットボール最高の舞台。 アーセナルがそれを逃したときから、こんなに長く待たされるとは思っていなかった。2017からの6年間。 思えば、この間のアーセナルはほとんどずっと低迷していて、クラブのアイデンティティもゆらぎ、一時はどこに向かっているのかさえわからないようなありさまだった。 それが、近年になってミケル・アルテタがようやく自分のやりたいことをチームにインストールできるようになってくると、去年から突然花が開いたみたいにチームが躍動を始めた。ほんとうに久しぶりに感じる、アーセナルのプレイを観ているときの充実感。 そして、いまここ。ついにCLに復帰した。われらが本来いるべき場所に戻ってきた。感慨深い。 個人的には、この期間はぼくがアーセナルについて熱心にブログを書き始めてからの時期とだいたい同じで、謎の使命感で(?)ブログを更新するためにかなり熱意を持ってアーセナルを観続けていただけに、よけいに感慨深く感じている。 ありがとうアーセナル。 ……おっと、終わりそうになってしまった。 今晩(※日本時間で明朝)の23/24UCLグループラウンド初戦のPSV@エミレーツをプレヴューしてゆこう!
【マッチレビュー】23/24 EPL エヴァトン vs アーセナル(17/Sep/2023)グディソン・パークで6年ぶり勝利
やっとグディソン・パークで勝った。2017ぶり。 試合自体は今回もまたアーセナルがほとんどボールを支配して進めながらも、なかなかゴールは生まれず。全体的に派手なできごともあまりなくて、やや退屈に感じたアーセナルファンも多かったみたいだけれど、それでも3ポインツが大きかった。クリンシートもナイス。昨シーズンからアウェイで12クリンシーツはリーグでダントツトップ。なぜかアウェイでは強い。 フィジカリティやスクワッドデプスなど、グディソン・パークのエヴァトン相手にこの6年間のわれらとは違うところは示せたのではないか。 試合を振り返ろう。 Trossard strike earns Arsenal victory at Everton
【マッチプレビュー】23/24 EPL エヴァトン vs アーセナル(17/Sep/2023)鬼門グディソン・パーク
Football is back! 2週間ぶり。元気ですか。 わしはIBをまるまるCovidで過ごしてしまった。いまは味覚もちょっとだけ改善してきて、だいぶ日常生活に戻った。心配してくれたかた、まじありがとう。 アーセナルはIBから大きなトラブルもなく選手たちもロンドンに戻ったようで、まずは一安心。この週からは週末のPLに加えてミドウィークにCLも始まるしで、身体的には一気にタフな期間になっていく。大きな懸念なく、そうした期間に入っていけるのはいいことだ。 さて、PLのリスタート、アーセナルの相手はエヴァトン(A)。エヴァトンは毎年降格ギリギリでPLに残っているようなチームにもかかわらず、なぜかアーセナルはグディソン・パークでめっぽう弱い。最後にそこで勝ったのは、ヴェンゲルさんの時代(2017)まで遡らねばならないというのだから、まったくひどい話である。 今回はそうした悪い流れを断ち切る試合になる。 試合前から、メディアなどではアーセナルの改善されたフィジカリティについてフォーカスされているが、ショーン・ダイチとのフィジカルバトル、グディソン・パークの敵対的雰囲気を乗り越えるという、二重の意味で新しいアーセナルをみせるいい機会になりそうである。 日曜の試合をプレヴューしてゆこう。
アーセナル2023夏の移籍ウィンドウまとめ
どうも。コロナまじつら。ダルさがダルさを呼ぶ悪循環にくわえて、週末からはついに無味無臭になってしまった。これもまたやっかい。 味のしない世界は恐ろしく退屈だという知見を得た。人生がつまらないよ。味ほしい。ビールだけでも先に味が戻ってくれないか? さて、アーセナル。ここ最近のアーセナル界隈はすごく静かで、ニュースもあんまりネタがないね。来週からCLも始まるしで、嵐の前の静けさかもしらんけど。 タイミング的にもラストチャンスかと思うので、夏の移籍をここでまとめておこう。
おしらせ
どうも。ペンネイム:アーセナルチェンこと、このブログをやっていますおれです。 前回のブログエントリを書いたあと、自分にしては珍しく体調を崩して、それでもちょっと風邪をひいただけのつもりだったのが、なかなか体調が戻らず。今週は結局ずっと寝たきりみたいになってしまった。 もしかしたら、いままた大流行中というコロナウィルスにやられたという説もあり。人生初。未検査だけど、その可能性が高い。だから、ひとさまにご迷惑にならぬよう、いちおう感染したつもりで生活しとります。 いや、もうさほどつらくはないのだが、とにかくダルいのですよね。twitterを眺めるくらいはできるけど、なにをやっても、もう疲れちゃってェ…とすぐ横になる。おまえはコログかと。(今日はStarfieldを2時間つづけてプレイできるくらいまでには回復した) これがちょうどIBだからよかったものの、PLとCLのアーセナル戦のプレビューとレビューを~なんてちょっと無理だったので、タイミングに救われた。 IB中もブログアップすると予告しておいて、ここまでなにも書けなかったので、もしブログを待っててくれたひとがいたらごめんでした。そして見捨てないでいてくれてありがとう……(すっかり気弱に)。 でも、この調子ならたぶん、近いうちにまたなにか書いてアップできると思う。 末筆ながら、これを読んでくれたかたもどうかCovidにはくれぐれもお気をつけください。 音楽もそんなに聴く気分じゃなかったけど、これは病気で弱ってる気分にもなんかぴったりだった。今年おれのなかで大ブレイクしているLos Retrosの“Someone to spend time with”をどうぞ。 おわり
【マッチレビュー その2】23/24 EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(3/Sep/2023)ライスが価値を証明。またしても記憶に残る劇的勝利【マッチスタッツと論点】
アーセナル vs マンUのマッチレヴュー後編。昨日アップしたコメント集のつづきから。
【マッチレビュー その1】23/24 EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(3/Sep/2023)ライスが価値を証明。またしても記憶に残る劇的勝利【コメント集】
今回もまた、われらはなんという劇的な試合を目撃してしまったのか。 ホームでほとんど90分間のあいだ終始やきもきさせられながら、追加タイムに入った残り数分の最後の最後でああなるとは。アーセナルのファンにしてみれば、去年のボーンマスに匹敵する圧倒的カタルシスな試合の終わり方だった。 しかもデクラン・ライスだよ。あの土壇場で違いを生んだのは、この夏のアーセナルFCが社運を賭けた105ミリオンの漢。興奮せずにいられようか。 そしてダメ押しのジェズース。ライスのアレももちろんすごかったけど、じつはぼくはジェズースのアレのほうが、もっと大きなガッツポーズが出てしまった。 なんでかって? そりゃ相手がマンUだからである。あの雰囲気のなか、土壇場でリードされてもまだあきらめない彼らを、お株を奪うみごとなカウンターアタックで叩き潰した。彼らのようなチームを地獄のズンドコに葬り去った無慈悲な鉄槌。一度殺しても死なないので、もう一度あらためて殺したようなものだ。痛快だった。 というわけで、今回はアーセナルのファンにとっては最高の試合だった。おめでとう同士諸君! ただ、この試合をPLクラシックとか名勝負みたいに云うにはちょっとした抵抗はある。内容的には、お互い最高レヴェルでプレイしたとも思っていないだろうし。マンUは全般的にアウェイらしい注意深いパフォーマンスだったし、アーセナルもチャンスこそつくったがフィニッシュは大味で、またしてもホームで失点するなどこれまでの課題は残ったまま。あんな試合でこんなことを指摘するのは無粋ですまんけど。 彼らはともかく、アーセナルのチームには、もっともっとハイレヴェルでプレイできる余地がある。ひとまず、IBに入るまでの序盤の4試合は、シーズンのこれからに向けて明るい気持ちで終えたと云えそうだ。 試合を振り返ろう。 Arsenal score two late goals to stun Man Utd 今回はコメント集として、後半は追ってアップします。