リーグチャンピオンとFAカップチャンピオンが戦うコミュニティ・シールド。昨日ウェンブリー・スタジアムで行われた一戦はアーセナルがペナルティ戦で勝利した。 戦前にスターティングを見た限りでチェルシーはアザールがいない以外はほとんどベストメンバーだったのに対し、こっちはサンチェスはおろかエジルやコシエルニまでいないという1.5軍体制で、いつものようにこてんぱんにやられるのも覚悟してたから喜びもひとしおである。 訳あって前半は画像の粗いYouTubeのライブチャンネルで観ていたため選手が誰が誰かよくわかなかったが、なかなかボールを支配できない時間もあったものの、後半も合わせて概ねよくやったんじゃないだろうか。チェルシーの先制点はちょっとしたラッキーゴールだったし、ポストを叩いたラカのシュートなどアーセナルにも得点のチャンスもあった。互角といってよいのではないだろうか。 ペドロが危険なプレイで退場しなければ当然先制点を取られてあのままズルズルと負けていた可能性もあるが、終わってみれば退場しなくても追いついたかもしれないと思わせるような試合内容だったと思う。(ちなみにコンテはペドロのレッドもウィリアンのダイブのイエローにも納得いってないらしい。まあそりゃそういうわな) PK戦のクロトワやモラタの自信のない雰囲気がありありと見えたのが痛々しかった。 ペナルティ戦のABBAフォーマットは初めて見た。劣勢と攻勢が一気に入れ替わる感じおもしろい。最近Witcher3をずっとやってるんで、グウェントで劣勢をひっくり返すみたいな気持ちよさがある。 ABBAといったらこれだよね。スウェーデンの国民的グループ。
レマールとサンチェスのトレード? モナコがアーセナルにウルトラCオファー
ウルトラCって最近見ない表現だな。 今夏すでに複数名のスター選手売却でおよそ150Mポンド稼いだウハウハのモナコが、アレクシス・サンチェスの獲得に45Mポンドでアーセナルに逆オファーするというSUNのゴシップ記事。 Monaco to test Arsenal’s resolve with £45million bid for contract rebel Alexis Sanchez モナコはサンチェスにモンテカルロのラグジャリーなライフスタイルと週給300kでモナコでのプレイを提案するという。 またMetroによれば、トマス・レマールの交渉にこのオファーを使う可能性があるとのこと。つまりトレードである。
アーセナル公式動画、プレシーズン・ニューカマー・コンピレーションとアーセナル撮影部
アーセナルが公式プレシーズン・コンピレーション動画を配信。 リース・ネルソン、セアド・コラシナツ、アレクサンドル・ラカゼットそしてチェンボと、新加入選手たちのプレシーズンのハイライトのハイライトを独自素材でお届け。 おや?おま国エラーで観られない? そんなあなたはArsenal Playerへ。 アーセナル公式動画はいい アーセナル公式動画のなにがよいかといえば、公式映像という安心感もさることながら(YouTubeとかほとんどイリーガルですからね……)、アーセナル撮影部の皆さんががんばって撮ったオリジナルの素材がいいんだよね。普段EPL公式なんかで観られるものとはまた別アングルの映像で。とくにグラウンドレベルで撮られた素材は見慣れたハイライトシーンでも迫力いっぱいでいつも新鮮。
アーセナルがトレーニング・セッションをライブ・ストリーミング
アーセナル公式サイトが、アーセナルのエミレーツ・スタジアムでのトレーニング・セッションの様子をライブストリーミング。 日程は8/3木曜、現地UK時間AM11:25くらいよりArsenal Playerで。日本時間だと19:25かな。なんとゴールデンタイム。 日曜の夜にはコミュニティ・シールドのチェルシー戦を控えた大事なタイミングの公開練習イベント。サンチェスも今日からトレーニングに復帰したということで当然姿を見せるだろう。残留を決めたというオスピナもいるはず。見るしかない。 なお、Arsenal Playerを視聴するにはデジタルメンバーシップという無料会員に登録の必要がある。ハイライトはもちろん、フルマッチまで観られるという信じられないくらいありがたいサービスだ。 まだ登録していないという人がいたらもったいなさすぎるので今すぐメンバーになろう。 Arsenal Membership 2017/18 :: Digital Membership – Overview
ヴェンゲル「エジルとサンチェスの状況は理想的」発言にESPNがマジレス
この件に関してはすでに全世界で10億人くらいはツッコミを入れただろうから今さらなんだが。 米ESPN「ごめんアーセン、サンチェスとエジルの契約状況は全然“理想的”ではないです」 Sorry Arsene, nothing about Sanchez and Ozil’s contract situation is “ideal” ネタにマジレスとはこのことだな。恥ずかしいぞESPNよ。 しかしわれわれがあまり笑えないのはどうもボスのこの「詭弁」が本気らしいからだ。
アーセナルの新星、リース・ネルソン(Reiss Nelson)SKY SPORTSにも特集される
※写真はArsenal公式より プレシーズンで印象的な活躍を見せている17才。Reiss Nelson。 素直に表記すればレイス・ネルソンなんだろうけど、いくつか見かけた日本語のブログだと「ルイス・ネルソン」とか「ライス・ネルソン」と書く人までいて、おれにはリースって聞こえてたんだけどなあと思って改めてプレシーズンのハイライト動画やArsenalFanTVなんかを見たけど、やっぱりどう聞いてもおれの耳には「リース」としか聞こえない。なので以降、このブログでは「リース・ネルソン」で。ちなみに日本のサッカーファンが心の拠り所にしている絶対正義Wikipedia日本語版ではまだ項目がない。英語版にも個人の項目はまだない。
アーセナル、17/18 UEFAヨーロッパリーグ(UEL)の重要度
来季17/18シーズンのアーセナルはチャンピオンズリーグ(UCL)に出場できないということばかりが話題になりがちだが、ヨーロッパリーグ(UEL)への出場することに関してはさほど注目されていないように思う。ファンの半分くらいは忘れてるに違いない。 アーセナルのファンにとってUELはもともと関心の低い大会である。なぜならばこの20年、アーセナルはUEFAの上位大会であるUCLの常連であり、自分たちがまさかそのような有象無象が跋扈する下流クラブの大会に参加する日が来ようとは思ってもいなかったはずなのだから。上ばかり見てきた鼻持ちならないクラブである。 アーセナルはこの大会にどのようなモチベーションをもって臨むつもりなのだろうか。アーセナルのUELの戦いが始まるのは9月からということで、EPLさえもまだ始まっていないこの時期にチーム編成なども検討しようもないだろうが、ヨーロッパリーグについてわれわれの最大にして唯一の関心事といえば、アーセナルがこの大会にどの程度のプライオリティを置くのか?ということに尽きる。 昨シーズンのチェルシーがUCLなしでEPLを獲ったように、スペインやドイツなどと違いトップクラブの実力が拮抗するコンペティティブなEPLにおいて、ミッドウィークにヨーロッパの負担があるかないかというのは、タイトル争いで無視できない要素となる。 EPLタイトルが一番の目標だと考えられる来季のアーセナル。ユースやサブの選手を中心にローリスクで戦うのか、あるいはUCL同様、優勝を目指すつもりで全力で戦うのか。その戦い方にも注目が集まるだろう。
Jean Michael Seri(ジャン・ミシェル・セリ)は新しいカソルラなのか?
アーセナルがこの夏に獲得を目指しているということで、いまイングランドでも俄然注目が高まっているニースMF、ジャン・ミシェル・セリ(Jean Michael Seri)。 ニースの人が「(あと3-4人来て)2人売ることになるだろう」といっており、セリも売却対象に含まれると思われている。※ちなみにアーセナルに売るとはいっていない。 Nice confirm they’re ready to sell as Arsenal pursue Jean-Michael Seri ToTとローマも興味を示すというジャン・ミシェル・セリには36Mポンドのリリースクロースがあるとのこと。この夏はインフレで感覚が麻痺しており36Mと聞くとなんだか安く思えてくるから怖い。しかしアーセナルが本気なら手頃な価格といえそうだ。
チェルシー監督コンテ、EPLビッグクラブの“ステイタス”を語る。ToTはまだビッグクラブじゃない
チェルシーがToTについて語るというグーナーにとっては二重にどうでもいいBBC Sportの記事「アントニオ・コンテがToTのプレミアリーグタイトルへの挑戦に疑問符」であるが、読んでみるとこのブログの昨日のエントリ「ネヴィル兄弟のEPLタイトル予想にアーセナルのアの字もなく。なぜアーセナルはタイトル候補者になれないのか」と合わせて、内容がなかなか興味深かったので紹介したい。 この話の前段として、スパーズのチェアマンだというなんとかという人が、今回スパーズが移籍市場で積極的に動いていないことを批判されて「昨今のEPLの移籍市場には持続可能性がない」と返したという件がある。 Antonio Conte questions Tottenham’s Premier League title ambitions
マンシティがエンバッペ獲得競争に参戦。サンチェスとエンバッペというグーナーの夢がなぜかマンチェスター地方で爆誕の可能性
スペイン紙「Marca」によれば、マンチェスター・シティがモナコASのFWキリアン・エンバッペ・ロタンの獲得にレアル・マドリーに対抗して180Mユーロ(160Mポンド)を準備とのこと。これは本気の金額である。というかどんどん値がつり上がっていてもはやチキンレースの様相を呈してきた。このペースだと来年の今ごろは数兆円になりそうだ。全員崖から落ちろ。 Man City ready £160m bid to beat Real Madrid to Kylian Mbappe – sources Real Madrid: Principio de acuerdo Madrid-Mónaco por Mbappé: ¡¡¡180 millones!!! – Marca.com ぼくはこれをゴシップ記事だと思っているが、これが万が一実現したとなると、アレクシス・サンチェスとエンバッペという、全グーナーが夢に見たアーセナルのFWコンビが気がついたらマンチェスター地方で誕生しているという、まるで狸に化かされたような事態になる。 あまりの逆転の発想に、もしかしたらアフリカあたりではショックで死んでしまう人も出るんじゃないだろうか。 続報を見守りたい。
ネヴィル兄弟のEPLタイトル予想にアーセナルのアの字もなく。なぜアーセナルはタイトル候補者になれないのか
SKY SPORTSにこんな記事が。 ギャリー・ネヴィルとフィル・ネヴィルのネヴィル兄弟によるEPL 17/18シーズンのタイトル争いについて。アーセナルの「ア」の字も出てこなくて笑ってしまった。 Gary Neville: Whoever recruits best will win the Premier League
アレクシス・サンチェス「マンシティに行けるなら週給300kより少なくても問題なし」
マンチェスター・シティなら安い給料でもいい by アレクシス・サンチェス なんと。PSGに400kを要求し度肝を抜いたアレクシス・サンチェスが「おれ、マンシティに行けるなら週に300kもらわなくて我慢するよ」といっているらしい。 Alexis Sanchez ready to go to desperate lengths to force through Manchester City move まあ275kくらいでも我慢できるかなー。金ばっかりそんなにいらないしなー。なんという心がけ。地獄のミサワで再生されたわ。 これはつまりアーセナルが新契約でオファーしている金額よりも安くてもいいよということらしい。 それが何を意味するのかといえば、マンシティがサンチェス獲得にかける総コストが下がるということであり、サンチェスサイドは遠回しにアーセナルを金で説得してくれとマンシティにお願いしているのである。 これは来るな。残り契約1年のアラサー選手に80Mのメガオファー。その金でアーセナルは若くてピチピチのレマールを買うと。美しい。
