なんかモヤモヤしませんかね。さま~ずが全然モヤってない土地をぶらぶらするくらいモヤモヤする。大江アナがいたころの輝きがまったく取り戻せていない。エジルのスーパーボレーで勝ったのにモヤモヤ。
Arsenal 1-0 Newcastle: Mesut Ozil volleys Gunners into top four
スターティン画面をキャプチャしようとArsenal Player観たらもうフルマッチ上がってる(日本時間日曜AM11:30)。Arsenal Playerが試合動画をアップするタイミングってライセンスの問題かと思っていたんだけど、もしかしたらアーセナル都合なのか。株式会社アーセナルの休日出社している社員都合なのか。
ニューキャッソー戦のスターティン
バック4の驚きはもうなかったが、なんとAMNことエインズリー・メイトランド・ナイルズ(DAZN実況様はナイルと呼んでておかしかった)がLBでスタート。彼はまたいい試合をしたからそれはそれでいいとして、おれたちのコラシナツはどうしちゃったんだ。
論点
ぼくたちは得点ができない
とりあえずモヤモヤの原因は、とにかくシュートが決まらないこと。絶不調のニューキャッスル相手に大量得点すら期待されたこの試合で、実際にあげた数字はわずか1。マンシティがToT相手に4点ぶっ込んでるときに、9戦だか10戦だから勝ててない相手に得点わずかに「1」。
このコンバージョンレート低すぎ問題はさすがに見過ごせなくなってきたのではないだろうか。
チャンスクリエイトはもちろんシュートもする。しかし得点に結びつかない。お祓いへ行けというよりは、やはり気持ちの問題のような気がする。彼らの技術に疑いはないのだし。だから催眠術を……
おなじみのArseblogで、試合後に「by the numbers」というスタッツデータを論じるエントリをアップしてくれる@7amkickoff氏という人がいるのだけど、今回アップされたエントリがEPLのクラブ別にこのコンバージョンレートについてかなり詳細に言及していて非常に興味深かった。このブログであとで別エントリで詳しく紹介したいと思う。
Arseblog News – the Arsenal news site
アーセナルは今季マンシティ並のチャンスをつくっていながら、実際の得点は彼らの足元にも及ばない。ボスが理想とする「効率」とは反対に「非効率」極まりないパフォーマンスになっているという皮肉。
脆弱メンタリティ
この試合、試合も終わりに差し掛かるとスタジアムの空席も目立つようになっていた。そんなクソ退屈な試合。グーナー諸氏は終盤10分の攻防はご覧になっただろうか。
どうしても追加点が取れずファンのイライラが募るなか、なんと最終盤は流れが完全に変わりNCの猛攻にさらされる。拙攻にも助けられ失点こそ免れた。
NCの選手たちの「あと1点でドローをもぎ取れる」と信じるパワーが、「もし失点したら」「失点したくない」と縮こまるアーセナルのパフォーマンスを上回っていた。
悪いときのアーセナルの選手たちの未熟でひ弱なメンタルがこういうところによく出ていたと思う。彼らは勝っているとき、得点を重ねているときは無敵の全能感にあふれているが、ひとたび劣勢に立たされたり、勝っているときでも逆襲の心配があると一気にそれまでの自信が霧散してしまう。
それが結果論だということもわかっている。勝ったときは理由をつけてメンタルの素晴らしさを語るし、負けたときは同じようにいかにメンタルがダメかを語る。
しかし、アーセナルはこのようにメンタルの弱さを露呈してしまう機会があまりに多すぎると感じるし、これまでにもそういうメンタル・タフネスの欠落を指摘され続けてもいる。もし今回追いつかれていたらと思うと、勝った試合であってもそれを指摘せずにはいられない。
メンタルの弱さはリーダー不在とも合わせてアーセナルの根本的な問題のひとつだと考えられているが、それを解決するにはどうしたらいいんだろうか。
それとやはりエジル、サンチェスあたりのチームの中心にいる選手の低い忠誠心もチームに悪い影響を及ぼしているとぼくは思う。
以上
トップ4に返り咲いた。替わりに4位にいたToTが7位に。先頭はMC、第2グループがMUとチェルシー。4位以下はアーセナル、バーンリー、リヴァプール、ToTともう第3グループになってきていてかなり混戦模様。この固まり4クラブはほとんど差がないので4位になったからといって全然安心できない。
つぎはミッドウィーク、日本時間水曜早朝のリーグカップ、ウエストハム戦。またか。今度はエミレーツで。