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データで見るアーセナルvsトップ6(17/18シーズン)

reddit有志?がプレミアリーグトップ6の比較データをグラフにまとめてくれた(※4/14までのスタッツ)。非常に興味深いのでさっそくシェアさせてもらおう。

[OC] Premier League Top 6 Stats Round-up (as of 14/04/18) from Gunners



各グラフは左からマンシティ、マンU、リヴァプール、スパーズ、チェルシー、そしてアーセナルとリーグ順位順。チームプレイ、ディフェンス、オフェンスと順番に。

チームプレイの比較

PLトップ6、チームプレイの比較

パス数

シティが断トツのトップ。リヴァプールと僅差で2位がアーセナルとなっている。シティ以外は大きな差はない。

バックパス数

ここはパス以上に明らかにシティが多い。プレミアリーグは上位チームに限らずバックパスをあまりしないように見えるが、シティはグアルディオラのチームらしく、圧倒的ポゼッションのなかでバックパスも辞さないボール回しをするチームであると。ここもシティ以外は大差ない。

ロングボール数

ショートパスを多用してビルドアップするシティとアーセナルはロングボールが少ない。ロングボールが多いのはスパーズやリヴァプール、マンUで、それもまたピッチを広く使ってボールを早く前に運ぶという、彼らのプレイスタイルをよく表している。

スルーボール数、クロス数

スルーボールが突出して多いアーセナル。そしてクロスが最も少ないのもアーセナル。個性的といえば聞こえはいいが、単調なプレイスタイルといえなくもない。

スルーボールとクロスをセットで見てみると、スルーボールの多いチーム(アーセナルとシティ)はクロスが少ない。これと逆のスタッツになっているのが、チェルシーやスパーズといったチームだ。それもまたプレイスタイルである。

アーセナル対策として、ゴール前で分厚く守りスルーボールを出せるスペースを消す&サイドでボールを持たせる、というのはそれなりに有効であることはスタッツからもわかる。

コーナー数

ここもシティがやや多い。これは単純に彼らの攻める時間が圧倒的に長いからだろう。このなかではマンUやアーセナルが少ないのは、今季の攻撃力のなさを示しているのだろうか。

レッドカード数/イエローカード数

黄色いグラフで下が16/17、上が今季17/18となっている。興味深いのはチェルシーで、昨シーズンレッドが一枚もなかったのに、今シーズンは4枚とかなり増えてしまっている。ディシプリンの脆弱さも彼らの今季の苦境を物語っている。

ディフェンスの比較

PLトップ6、ディフェンスの比較

クリア数、タックル数、インターセプト数、ブロック数

とくに興味深いところはあるだろうか。

アーセナルがタックルとインターセプトでけっこういい数字が出ていると思った。マンUもアーセナル同様クリアやインターセプトが多い。これはやはり深いところまで攻め込まれてしまうという、守備の問題が大きいのではないかと思われる。ブロックも同様だ。

セーブ数、クリンシート数

セーブは、これはもう明らかにデ・ヘアの数字がそのままあらわれている。もしマンUのGKがチェフだったら目も当てられない順位だったに違いない。マンUに次いでアーセナルが2位なのは、これも単に被シュートが多いだけだろう。

クリンシートもマンUが1位なのは、デ・ヘアのおかげである。間違いない。マンUはデ・ヘアひとりで何ポイント稼いだのか、カウントしたらおもしろそう。

失点数

アーセナルが45失点と断トツのトップ。いまさら別に驚かない。

アーセナルのシーズン失点数は、リーグで4試合を残して最悪と思われた昨シーズン(44)をすでに上回っている。

  • 16/17が44失点
  • 15/16が36失点
  • 14/15が36失点
  • 13/14が41失点
  • 12/13が37失点

そりゃトップ4にも入れんよ。

オフェンスの比較

PLトップ6、オフェンスの比較

シュート数&ショッツオンターゲット数

マンUがシュートも枠内もどちらも目立って少ない。今季の彼らがいかに守備のチームであるか。まじデ・ヘアがチェフだったら(以下略

シュートの正確性

シティが40%とトップ。アーセナルが2位(38.7%)。ここには得点のスタッツ比較はないが、アーセナルの得点62という数字はトップ6のなかでもさほど悪い数字でもない。2位のマンUは63だし、5位チェルシーはアーセナルより少ない57。

シュートやシュート正確性といった攻撃スタッツだけなら、アーセナルはポジション的にもっと上位にいていい。

ゴールポストを打ったシュート数

シティが多い。たくさんシュートを打ってるからね。アーセナルも多い。

ヘッダーのゴール数

チェルシーが多い。アーセナルもセットピースからの得点が多いといわれているだけあって多い。しかしジルーが去ったということで、来シーズンからは多少減ることが予想される。

オフサイド数

シティがオフサイドが少ないというのはちょっと意外。ここで一番多いのはチェルシー。モラタ? アザール? アーセナルは2位。しかしウォルコットが去ったということで(以下略

ボックス内/外からのゴール数

円グラフ。アーセナルはとにかく今季ボックス外からのゴールが少ないのはすでに指摘されているとおり。オバメヤンもラカゼットもボックス外からのシュートが極端に少ないストライカーたちだ。しかし、ミキタリアンやラムジーなど遠目からミドルシュートを狙う機会も増えているように思うので、そこは改善されると思いたい。

まとめ

こうして見ると、各チームのプレイスタイルが出ているようでおもしろい。シティとアーセナルは似たようなプレイをする部分が多いし(結果はだいぶ違うが)、マンUはとにかく攻撃を疎かにしてすら守備を優先していて、最後の最後を手堅く守ってポイントを稼ぐという非常に手堅いフットボールをしていることがわかる。レアル・マドリッドなら優勝しても解任されるやつである。それで優勝するならまだしも、これはこれでファンが気の毒だ。

スパーズとリヴァプールなんかはわりとスタッツの傾向が似ているが、リヴァプールが勝っている項目を見ると、なぜ現在の彼らのフットボールがエキサイティンなのか理解できるような気がする。リヴァプールやシティは(比較的)失点もしているが、とにかく得点が多い。見ていて楽しいのは当たり前である。アーセナルもせめて得点が多けりゃまだ救いはあったのだが。

アーセナルに関しては、失点以外ではほかのトップ6クラブと比べてさほど悪い部分はないように見えるということもファンには気になるところだ。

何か気になるスタッツはありましたか? よかったらコメントに書いてください。



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