シーズン終盤で夏の移籍市場が近づくにつれ新しい情報がどんどん入ってきている。
旬の情報を紹介しよう。
まずはこの話題。
ボーンマスのウインガー、Ryan Fraser(ライアン・フレイザー)(25)へ
Arsenal plotting summer transfer swoop for Premier League winger
ここ数日、複数のジャーナリストがこの件をアーセナルの夏のトップターゲットのひとりだと報じており、どうもアーセナルが興味を持っていることはほんとっぽい。昨日今日あたりで一番盛り上がっている。
As I understand it Ryan Fraser is emerging as a serious option for Arsenal in the transfer window. He’s young, quick, has Premier League experience and is somewhat affordable with only a year and a bit left on his contract.
He is also very, very good.
— James Benge (@jamesbenge) April 2, 2019
若く、速くて、PLの経験もある。
そんな彼の契約は夏に残り1年となるようで、ボーンマンスはフレイザーが契約を延長しないのなら夏にキャッシュを得るほうを選択すると思われている。アーセナルが興味を格別の持つわけだ。
ぼくはこの選手のことをよく知らないが(たしかボーンマス戦で注目選手として挙げられていたのは覚えている)、今シーズンはPLのアタッカーのなかでもフォームが突出しているらしい。
Most ‘Big Chances’ created in the Premier League this season:
• Ryan Fraser (21)
• Mohamed Salah (13)
• Eden Hazard (13)
• Lucas Digne (13)
• David Silva (13)Way out in front. 🤷♂️ pic.twitter.com/cnj0ULdxDL
— Squawka Football (@Squawka) April 2, 2019
ビッグチャンスクリエイトは「21」で以下を8つも離してダントツのトップ。チャンスクリエイト「71」もリーグトップ4位のようだ。
アーセナルの夏の補強ポイントのひとつはウインガーで、タレントであるうえに、安い・若い・ホームグロウンと三拍子そろった彼が取れるなら行かない理由はない。
彼はスコットランドの選手で、LBのターゲットと云われるキーラン・ティアニーと一緒に取るとスコティッシュがふたり来ることに。それはいい。
デニス・スアレスにはまことに残念な話しだし、HGということはウェルベックやチェインバースなどといった選手の去就にも影響があるかもしれない。
※追記:スコットランド人はHGじゃないというご指摘いただきました。調べたらイングランド以外ではウェールズだけHG扱いのようで。いい加減なこと書いてごめんね。
キーパスがヴェリストロング。チャンスメイカーだ。
タックルがヴェリウィークだけど、アタッカーの選手にこういう評価って入れる必要あんのかな?
アーセナルのウインガー補強については、このフレイザーだけが唯一のターゲットではないと改めての指摘もある。
Ryan Fraser is notthe only player of interest, Leandro Trossard of Genk and Boca Juniors’ Cristian Pavon also among the potential additions. [@jamesbenge]
— Z (@ZR_7G1) April 2, 2019
ゲンクのLeandro Trossard、ボカ・ジュニアーズのCristian Pavonといった選手にもアーセナルがリストアップしていると。
ニコラ・ぺぺとかふつうに高すぎるもんな。彼はバイエルンみたいなメガクラブに行くのだろう。おめでとう。
エヴァートンのCB、Michael Keane(マイコー・キーン)(26)へ
Arsenal and Tottenham to lock horns over £50m Michael Keane
もういっちょHG。イングランドNTでもすでに7試合出場しているというエヴァートンのCBマイコー・キーン。
アルデルヴァイレルトやフェルトンゲンの去就が不確かなToTも、この夏にはCBの補強が必要であり、アーセナル同様キーンをリストアップしているという。
TMによるとマーケットプライスは25Mユーロながら、エヴァートンは彼の獲得を望むクラブには50Mポンドを要求するつもりのようだ。そんなにいい選手なのか。エヴァートンとの契約は2022年まで。
この選手はマンUのアカデミー出身で、今シーズンPLのベストディフェンダーのひとりという評価もあるそうだ。まったくひとかけらも知らんかった。
本人がアーセナル移籍を意識していたりすると、週末のエヴァートン戦で張り切ってしまうかもしれない。エメリには試合前にウソでもいいのでとりあえず「全然興味がない」とコメントしてもらう必要がありそうだ。
カリアリのMF、ニコロ・バレーラ(22)をひきつづき注視
Arsenal ‘scout Barella again’ | Football Italia
これまでにも繰り返し伝えられているカリアリのMFニコロ・バレーラ。今シーズンすでに2度スカウトしていたことが報じられたアーセナルが、昨日またバレーラのチェックにスカウトを送ったことがすっぱ抜かれていた。
これがほんとうなら短期間に複数回わざわざステディアムを訪れているということになり、アーセナルはわりと本気なのかもしれない。
バレーラは今年に入ってからクラブでNo.10としてプレイしているそうだが、アーセナルはラムジーの後継のCM(ボックス・トゥ・ボックス)として獲得を検討しているようだ。
バレーラについてはチェルシーが熱心にチェックしているとも云われていたが、一方で彼らはレギュレーション違反により夏の移籍市場からバンされるという報道もあり、それが実現するとアーセナルが彼の獲得に一歩近づくことになるという。
彼は2022年までカリアリと契約を残しており、TM評価額は30Mユーロと安くはない。
トレイラにつづいてセリエAのタレントをアーセナルが獲得できるだろうか。
スポーティング・ディレクター続報。元FCBのSDか
昨日GFFNのツイッターでブレイキングされていたところによると、アーセナルは新しいスポーティング・ダイレクターロールについて、現在マルセイユでSDを務めているAndoni Zubizarreta(アンドーニ・ズビザレタ?)に白羽の矢を立てたと『L’Equipe』が報じているようだ。
Breaking | Arsenal have decided to pursue Marseille Sporting Director as their #1 target for the position, with the Spaniard tempted by the Gunners’ approach, according to L’Équipe. Full story follows.
— Get French Football News (@GFFN) 1 April 2019
ズビザレタは、10/11から14/15シーズンまでバルセロナのスポーティング・ディレクターとしてラウル・サンレヒとともに働いていた人物で、16/17からはマルセイユでSDとなっている。
そして記事によれば、本人はマルセイユでのプロジェクトの進行具合にフラストレーションを貯めており、すでにクラブ内の近い人間にはマルセイユを去る意志も伝えているという。
ラウル・サンレヒは、グアルディオラ(マネージャー)、ソリアーノ(エグゼクティヴ・ディレクター)、ベギリスタイン(テクニカル・ディレクター)と3人のFCB出身者が率いるマンチェスター・シティをお手本に考えているという憶測もあるようだ。
まだそれがフォーマルなオファーかどうかは定かではないようだが、「トップターゲットのひとり」などではなく、AFCは彼の引き抜きを決めたというニュアンスで報じられているので、L’Equipeは情報に自信があるのかもしれない。
続報を待とう。
世界のトップ高給マネージャーと選手リストを『France Football』が発表。エジルとエメリがランクイン
高給マネージャー
高給マネージャーのトップはディエゴ・シメオネで41Mユーロ。
2位のジョゼ・モウリーニョ(※現在無職)は失笑を禁じ得ない。
3位のティエリ・アンリに驚愕。アンリは成績不振で半年も持たずにASモナコを解任されているので、クラブはかなり大損したことに。25.5Mユーロは現在レートでおよそ33億円である。どんだけ。
ヴェンゲルさんやコンテのようなすでにクラブを退任済みの人物もランクインしているので、こう見るとマネージャーの長期のアポイントをしくじるといかにクラブにとって痛いかがよくわかる。
エメリは7Mユーロとこのなかでは控えめな報酬で19位にランクイン。PLのなかでは7位。
高給プレイヤー
こちらはいつもの顔ぶれである。
Messi, Ronaldo and the 20 highest-paid football players in the world | Goal.com
詳しくは各自ご確認あれ。
メスト・エジルは13位に。25.8Mユーロ。12位のキリエンバッペと11位トニ・クロースのあいだにいる。エジルはPLだと2位ということで、意外にも特大のスター選手はPLではあまりプレイしていないということになる。
このリストを見るたびにコスパの悪い選手を探すのが楽しみだが、エジルよりもっともっと悲惨なのはやはりアレクシス・サンチェス。7位で30.7Mユーロなり。
神戸のイニエスタはサンチェスのひとつうえ6位にランクイン。33Mユーロ。どんだけ。楽天は元を取れているんだろうか。
フレイザーはけっこう印象に残ってますね、このマメタンクかなりやばいってゆう感じで。ボーンマスにはもう1人ブルックスってゆうサイドの選手がいてこれもかなりいいなと思って見てました。ウェールズの21才であのギグスも才能に惚れ込んでるとか。
安くて若くていい選手ってサイコー。
フレイザーなんかスタメン30の途中2って全試合出てるみたい。頑丈なのもサイコー。
ほしい。
>>3位のティエリ・アンリに驚愕。アンリは成績不振で半年も持たずにASモナコを解任されているので、クラブはかなり大損したことに。25.5Mユーロは現在レートでおよそ33億円である。どんだけ。
アンリのことはプレーヤーとしては当然大好きですが、彼がヴェンゲルの後任にならなくて本当に良かった・・・。
もしもアンリが就任してたらCL出場権どころか、降格圏内をさまよってる状況だったかもしれない((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
スビサレッタもなんだかなぁ。
サンレヒもそうだが彼らは既に価値を証明する必要のない選手を政治力で獲得するタイプに思えるんで、若くて才能ある選手の発掘を目指すアーセナルの方針に合うのだろうか。
それこそシティやスペイン2強のように金に制限のないチーム向きに感じるね。
ぼくは土下座してミスリンカムバックが一番だと思う。
キーンはゴリラ揃いのプレミアで圧倒的なエアデュエル勝率なのでぜひ獲得したいわね。
初めまして、ブログ楽しみにさせて頂いております
フレイザーはボーンマス戦で良かった印象がありますね
普段なら同リーグ内からの獲得は高価なのでやらないと考えるところですが契約残り1年なのはアーセナルにとって狙い目かもしれません
最近の補強に関してはこんな事ばかり前提に考えてるのが辛い…笑
フレイザーに関してはこれから要チェックでいきたいところです
しかし彼はHGの資格は有してないんじゃないでしょうか?
> しかし彼はHGの資格は有してないんじゃないでしょうか?
ほんとだー。EPLのHGはイングランドとウェールズだけで(15~21才まで3年間)、スコットランドとノーザンアイルランドは含まれない。GB? UK?は無条件でHGだと思っていた。。
なんだよティアニーもHGじゃないじゃない。
ご指摘どうもです。。
別の記事で監督の収入には給与以外の広告収入みたいなものも含まれてると書いてあった気がしたので、アンリにはBBCとの契約額が含まれてるんじゃないですかね。半年分とか。
どもども。別の記事というのは、このFrance Footballの発表をネタにした別のメディア記事ってことですかね?
今回出典はFrance Footballだとはわかっているのですが、肝心の記事ページがわからなくて(抜粋みたいなものはある)。もしかしたら紙の新聞上だけの記事なのかもと。
ということで、マネージャー業以外の収入が入ってるってのは知らなかったっす。でもだとすると、”Hightest-paid”みたいな表現もおかしいような? どっちだろ。。
でもどっちにしてもTVパンディットのギャラって、クラブからの給料に比べたら大したことないのでは。
BBC Sportsは「顔」でもあるリネカーに払ってるギャラが年に1.8Mとからしいし、Sky Sportsに関しては、過去記事をググったらアンリがベルジャンのアシスタントコーチとパンディットを掛け持ちしていた去年(一昨年?)でも年4Mとかだったそうなので。