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【マッチレビュー】18/19EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(24/Apr/2019)痛恨の2連敗。エメリのばか正直

まさかこの土壇場で、ここまでいいところなく負けるとは思わなかった。惜しいとかじゃない。完敗だ。

シーズン最初のシティ・チェルシー以来のPL2連敗だそうで。衝撃的ですなこれは。。

Wolves 3-1 Arsenal: Gunners miss chance to go fourth in Premier League



エメリの試合後コメント

ちょっとめんどくさい。思い切り意訳していこう。

(どこで間違ったんでしょう……)

エメリ:グッドイーブニン。最初はよかったんだけど相手が強すぎたね。ボールは持てたんだけどボックスでは何もやらせてもらえなくて。彼らのプランはパーフェクトだったよ。セットピースで得点してあとは守ってカウンターだ。

HTにはドレッシングルームでゲームプランを取り戻そうって話したんだけどアレだな。セカンドハーフもダメだったね。

がっかりしてるけどまだ終わってないよ。日曜のレスターに向けて準備するわ。

(選手たちが冷静さを失った……)

そういうことじゃない。失点したからリスクをかけたんだ。

(ファーストハーフにはSoTがゼロ……)

相手がいいんだからしょうがないよ。守備がめちゃくちゃ強い。あれでもがんばったんだよ。

(ベルント・レノ……)

個人については話さないよ。グループで戦うんだ。

(選手たちがアウェイサポーターに挨拶もせずに行っちまいました……)

サポーターはすごいよ。たくさん助けられている。でも今日はがっかりさせてしまった。感謝を伝えたい。レスターではがんばるから今後ともなにとぞ。

(ハーフタイムには怒ったんすか……)

わたしはいつもはとても冷静だ。わたしはむしろ自分に怒りを覚えている。予定どおりに試合が運ばなかった。選手たちには怒ってない。わたしの仕事は解決策を見つけることでどの選手が悪かったとかそういうことじゃない。

(自分を責めちゃってんすか……)

勝つときは一緒に勝つ。そして負けるときは一緒に負ける。まだトップ4フィニッシュのチャンスはあるが、今日で自分たち次第ではなくなっちゃった。日曜に勝てるように選手にもサポーターにも続けていくことを伝えたい。

雑すぎ御免。めんどくさくて。だいたい合ってるはず。

公式サイトにはイウォビのコメントなんかもあるけど割愛しよう。

試合について

プレイヤーもスタッツも省略。めんどくさい。

試合の論点

※以下、負のエナジーが充満しているのであしからず。

エメリのばか正直。脳みそはどこへ?

ぼくは今回のエメリのあまりにも正攻法で、愚直で、いつもどおりで、相手をまったくリスペクトしない戦い方に心底がっかりした。

アーセナルはまるでこの前のナポリみたいだった。

あの試合のあとでぼくはナポリについて「相手へのリスペクトもないし勇気も知性もハートもなんにもない」と『はじめ人間ギャートルズ』のエンディングテーマを口ずさみながら書いたんだけど、それをそっくりそのまま今回のアーセナルに贈りたい。こんどは海援隊の『贈る言葉』をハミングしながら。

とくに知性だよ。インテリジェンス。エメリがわざわざ試合前に云っていたことばだ。

ぼくはトップ6キラー相手にふだんと違うアプローチもありかなとは思っていたけど、でも今回のような試合の入り方についてとくに驚いたわけじゃない。

まったくいつもどおりボールをひたすらもって相手を押し込む。ゴール前を厚く守られて得点の気配はまるでなかったが、失点するまでは云うほど悪くはなかった。

エメリはいつだって「自分たちのやり方を信じてつづけていく」と云っているのだから、序盤を見ていてやっぱりそう来るよなというふうには思った。

でもね。今回それでほんとうによかったんですかねえ。

相手のストロングポイントはもう十分すぎるくらいわかりきっとるわけですよ。守備がすごくよくて、カウンターが鋭い。後ろに大きなスペースを空けて高く押し上げてくるチームは大好物。彼らはそれでトップチームを餌食にしてここまで来てる。

今回はこう、彼らは手ぐすねを引いて待っとったわけです。ずる賢く。舌なめずりして。罠を用意してなんの警戒心もないアホ面したカモが餌にかかるのを待ってた。地の利があるホームという、そこを訪れるものが最大限警戒せねばならない場所で。

アーセナルはそれに対して何をやったか。

何もやってない。裏をかくなんてことは一切やってない。警戒もクソもない。背中に土鍋とネギをしょって、罠を思いっきり踏みに行った。すごく強力な罠だってこともわかってるのに、まるで強く踏めば壊れるだろうみたいに軽い気持ちで。無邪気に。ド正面から。呼び鈴鳴らして。ちわーっす三河屋でーす。サブちゃんかよ。まあサブちゃんは勝手口から来るんでこの例えは適切ではないけれども。

もうね、アホですかと。インテリジェンスとは程遠い考えの浅さ。相手を徹底的に研究して分析してっていつもの用意周到さは、謙虚さはどこさ行っただ? 工夫はどうした。今回のゲームプランというのはいったいどんなものだったんですかね?

なんで真正面から罠に飛び込むんだよ。なんで踏むだけで罠が壊れると思ったんだよ。相手へのリスペクトはどこへ行った。

結果、ボールを7割以上持ちながら完全に試合を支配されて、クリスタル・パレスにつづいて3失点。この2試合で6失点とかどんだけ。

スコアはともかく、アーセナルがウォルヴズという強敵相手になんの工夫もない戦略を取ったことで、守る相手を崩せずカウンターに沈むというまったく恐れていたとおりの内容になってしまった。恥ずべきことだ。

先日、ここからは毎試合がファイナルであるとキャプテンが語っていた。ファイナルをそんなに何度も負けないでほしい。さすがに落ち込む。

エメリはCPの敗戦についてあれは例外的なものだといい訳をしていたが、今回はそういったいい訳できないと思う。エメリはアウェイでの戦い方を間違えたし、ウォルヴズとの戦い方を間違えた。

この2連敗でチームの自信レベルは大いに下がっただろう。残り3試合でこのシーズンが決するという最悪なタイミングでの惨敗だった。

選手たちは疲労しているのか

ぼくはこの敗戦でもっとも罪なのはエメリだと思っているけれど、相変わらずアウェイでパフォーマンスを発揮できなかった選手たちがそれで罪を免れるわけじゃない。

もうひとりづつ難点を指摘していく元気もない。

でもひとりだけ挙げるなら今回はレノか。

2点目のショートコーナーはアレを簡単に上げさせた守備もギルティだけど、クロスボールに対してレノは飛び出しのタイミングを誤ったようにも見える。あれはパンチで逃れてほしかった。3点目は左腕に当てていたっぽいので惜しかったがあれは止めてほしかった。この2失点は防げていた可能性がある。

弁解の余地はもちろんある。たしかにどちらも防ぐのはそう簡単ではなかったかもしれない。

しかしもう彼はアーセナルにおいては並以上に期待されているキーパーで、ガナーズのデ・ヘアなのだ。ああいったシーンでは確実に防いでくれることが期待される。デ・ヘアにあんなプレイをされればそりゃあがっかりはするさ。

やはりチームは疲労を貯めているのだろうか。動きが鈍いし、判断が遅い。疲れているときは頭だってまわらないものだ。中盤から前方へは、いつも積極的な選択ができず、厚い守備ブロックを崩せない。28分に失点してからは、どんどん沼にハマっていくような感覚で、ゲンドゥージが入るくらいまではまったくアイディアの錆びついた調子だった。

ボールを持っているとき、画面の端ではラカゼットたちがスルーボールを呼び込もうと何度もランをするのが見えたが、そこには一向にボールが出ない。エジルがスペースへ侵入してもボールが来ず不満な様子を見せるシーンも何度もあった。

今回は中二日でアウェイ。つぎも中三日でアウェイ(レスター。リヴァプールじゃないよ)。次回もとても理想的なコンディションで臨めるとは思えない。

こんなことをいくら考えても詮無いことだが、この最悪の結果がわかっていたら、いっそCPかウォルヴズのどちらかをもっと大胆にローテーションしておいてもよかった。このまま使いつづけたらコシエルニはまたケガしてしまう。

ウォルヴズが強すぎた説

いまのアーセナルのクオリティではそもそも相手にならなかった。そんなふうに云われるとツラいけど、それが現実かもしれない。

今回でトップ6とのすべての対戦を終えた彼らの今季トップ6との試合で得たポイント。

Wolves 1-1 Man City
Man United 1-1 Wolves
Arsenal 1-1 Wolves
Wolves 2-1 Chelsea
Tottenham 1-3 Wolves
Chelsea 1-1 Wolves
Wolves 2-1 Man United
Wolves 3-1 Arsenal

唯一リヴァプールでポイントが取れていないが、シティで1、ToTで3、ユナイテッドで4、チェルシーで4、アーセナルで4……。

今回アーセナルがアウェイで0ポイントだったことは必然だったかもしれない。われらはシティのレベルにはないし、残念ながらToTのレベルにもない。

なぜエメリはもっと彼らをリスペクトしなかったんだろ(リプライズ)。

よかった選手

エンケティア?

彼はよかったな。たった20分のプレイだったけど、ダズ~ンなチームのなかでキラキラ輝いていた。もっとプレイする時間が与えられるべきだということを自ら証明した。

なぜエメリはもっと彼を使わないんだろ。

試合については以上。



トップ4フィニッシュに向けてアーセナルに黄色信号……

今回でやっとチェルシーも含めて35試合消化で並んだ。

5位。CPかウォルヴズでどちらかドローだっただけでわれらは4位にいて、自力でトップ4フィニッシュが可能だった。この差はでかすぎる。

3位とは4ポインツも離れちゃったよ。一時は追い抜いた瞬間すらあったというのに。

残り3試合。

ToTは3勝でもおかしくない。残念ながら3位はかたいだろう。やはり最後まで4位を3チームで争うことになりそうだ。

じつはこのあと3チームが同ポインツで並ぶ可能性がある。シナリオは以下。

次回マンUがチェルシーに直接対決で勝ち、アーセナルはレスターに分け。残り試合は3チームがすべて勝ち

これで73ポインツで並ぶ。まあまあありそうではないか。

GDは、現時点で

  • 4位チェルシー +21
  • 5位アーセナル +23
  • 6位マンU +13

ポイントで並んでもGDで見事われらが4位フィニッシュ。これGDでCL逃したらマンUはともかくチェルシーは悔しくて眠れないだろうな。

チェルシーについては、仮に週末のマンUアウェイで3ポインツを取るようなことがあると、そこでマンUは脱落&アーセナルはワトフォード頼み・レスター頼みになる。まさに神頼み。

そしてマンUがホームでチェルシーに順当に勝ち、アーセナルがレスターで敗け=3連敗(ありえる)をやったりすると、アーセナルはほぼ脱落で、今度はマンUのトップ4フィニッシュも現実味を帯びてくる。

いやあおもしろくなってまいりましたなあ!(※おもしろくはない)

いくら憂えてもしょうがない。とにかくレスターには勝つこと。話しはそれからだ。日本時間4/28日曜の20:00をマて。COYG

5 Comments on “【マッチレビュー】18/19EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(24/Apr/2019)痛恨の2連敗。エメリのばか正直

  1. ウルブス強かった。本当に良い守備をするチームだなぁって改めて思った。
    主さんが言うようにアーセナルは相手にボールを持たせてカウンターで狙いで良かったと思う。
    やっぱここでの連敗は痛いよなぁ。痛すぎる。
    せめてクリスタルパレス戦で勝てとけば楽だったのに…
    もう自力突破が不可能になったのもなー。。。
    チェルシーがユナイテッドに勝ったらEL狙いの方が良い気がする。
    まぁ、でもエメリは初年度にしてはよくやってくれてますよ。
    今はヴェンゲルの負の遺産が大きすぎる気がして…
    あと1、2シーズンの間にエメリ好みの選手を獲得できれば優勝争いを可能にしてくれると自分は信じてる!

  2. 7割以上ボールを持ててるんですよ。
    3点負けてる状況で、ワントップ下の選手が落ちてきて、大事に×2繋いでる場合じゃないでしょう。ラカと連動して後ろのプレーヤーに選択肢を増やしてやれよと。1人だけが悪かったとは思いませんが、、、頼むよエジル。

  3. 本当にお疲れ様です。
    こんなに早く更新してるとは思いませんでした。(^_^;)
    私も試合後、ただただ脱力。批評する気すら起きませんでした。
    エンケェティアだけ、私の心を癒してくれました。
    実況によると、次戦はリバプールですね。( ̄O ̄;)
    今季3試合。頑張りましょうね。(^_^;)

  4. ホームならこの堅守のウルブスも「自分たちのサッカー」で自在に切り裂けたかもしれない

    ホームで出来るサッカーが完璧なので、チームに自信があるんだと思う。実際、アウェイでもそれが出来れば今の順位ではないだろうし。

    アウェイとホームの差が何なのかまだ何も分かっていないし、今シーズンは解決法もなさそう。

  5. 失点まではウルブス全くたいしたことないじゃんと脅威もぜんぜん感じず見てたんですが…。
    足が早くてうまい選手に憧れます。シティの強さってまさにそれと思うんです。純粋なウィングの存在。エジルとミキを並べるのはもうあんまり見たくないですね。とくにミキは最近存在感なさすぎだし彼の活躍で勝った試合の印象ってあんまりないし。
    レスターには相性がいいイメージなんで、とにかく勝ってほしい。どろくさく。
    COYG

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