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【マッチレビュー】19/20プリシーズンICC フィオレンティーナ vs アーセナル(20/Jul/2019)ビルドアップ問題

今回のプリシーズンの試合では一番退屈な試合だったのでは。退屈というよりストレスが貯まるような。とくに前半。

気温が35度とかクッソ暑いなかでしょうがなかった部分もあるけど、パフォーマンスは全般的に低調であんなに後ろにパスを戻してばかりのアーセナルを見るのは苦痛だった。

休みなく試合がつづくなかで疲労もかなりあったろうが、後半にシステムを変えてからはだいぶそれが改善されたことを考えると、やはりアーセナルのバック3には現状のスクワッドでやるには大きな問題があるような気がしてならなかった。

でも試合には勝ってんだよなあ。クリンシートで。

Arsenal 3-0 Fiorentina: Eddie Nketiah impresses with double as Gunners continue perfect start

USでプレイするICCの2試合目、シャーロットでのフィオレンティーナ戦を振り返ってみよう。

LAにいるのかと思ってたら、ノースカロライナって東海岸じゃないか。いつのまに移動したんだっちゅう。。



エメリの試合後コメント「エンケティアはチームに残す」

試合後のプレスカンファレンス、エディ・エンケティアについてのコメントが中心だ。2試合で3ゴールと一躍ときのひとに。

(エディ・エンケティアについて……)

エメリ:とてもうれしいね。昨シーズンはピッチで与えられるチャンスもあまりなかったが、とてもよくやった。彼の成長を認めることができるし、それは選手みんなに求めたいものだ。どの選手にも自分たちのキャパシティを見せるチャンスがあり、なにより、まずはとてもいいアティテュードがあるね。そして、若い選手には経験が必要で、われわれとプレイする自信をつけるためにプレイタイムも必要になる。若いエナジーはとても重要で、とくにエディ・エンケティア、彼はプレイしながらとても成長している。

(彼はローンにどれくらい近づいているでしょう……)

去年の12月には彼をジャーマニーにローンに出すつもりだった。われわれは彼を残して一緒にトレインしてここで成長を見ることに決めたんだ。このプリシーズンもそのときと同じ考えで、彼を残した。わたしの考えでは、もしわれわれがその選手から進歩が見られれば、ここでわれわれと一緒にいるチャンスがあるということだ。

(ということは彼は残りそう……)

わたしは彼ともクラブとも話している。彼はここに残ったほうがいいのか、あるいはいくらかのプレイタイムのためにほかのチームを行ったほうがいいのか迷っていた。しかしわれわれにとっては、せっかくプレイタイムを求めてローンに出しても願っていたほどプレイできなかった去年の例があった。

わたしは彼にまずはここで集中するように云ったよ。キミがここでわれわれとともにいる権利を勝ち取るなら、それはつまりわたしがキミにプレイタイムを与えることを約束するということだとね。しかし、それはそのプレイタイムで学ぶ必要があるということだ。

プリシーズンでいま彼はわれわれの期待に応えてくれている。ここにいる若い選手たちにとって、これはシーズン中にどうやってチームを助けられるかを示すための時間なんだ。

(エンケティアはバックアップのストライカーとして残る……)

去年オバメヤンもときにはウインガーとしてプレイした。去年われわれにはオーバ、ラカゼットとダニー・ウェルベックがいた。彼らがプレイする余地はあった。現時点で別のストライカーを取る予定はないよ。だってエンケティアにチャンスを与えたいから。しかし、若い選手はみんなそうだが、もし彼らがここにいるにふさわしければ、われわれはそれを手助けするよ。

(新しいサインについては進捗いかが……)

いまプリシーズンの最中だからなにもできていないね。今日は3-0で勝ったが結果は重要じゃない、フィオレンティーナもたくさんのチャンスをつくったし。

試合には満足している。ファーストハーフはポゼッションやビルドアップで思い通りにコントロールできなかったが。チャンスはつくりはしたが、逆にチャンスをたくさんつくられた。セカンドハーフには4-3-3で試合をコントロールできるようになったかもしれない。

目標にたどりつくためにも去年よりももっとハードワークしなければならないと、こういう試合で全員に納得してもらいたいと思う。

(バック3よりバック4のほうがやっぱり好きですか……)

去年はどちらのシステムも使ったし、変更もたくさんした。選手によっては合うシステムとそうでないシステムがあるから。われわれにはとても攻撃的なフルバックがいるが、ときには彼らを守らねばならない。

これまでバック4かバック3を試してきて、いまわたしは両方のシステムを使いたいと思っている。ナチョ・モンレアルとセアド・コラシナツを同時にプレイさせてふたりからビッグパフォーマンスを引き出せるからだ。そのためには3CBがベストになる。

ナチョをバック4のCBで使うのは得策じゃない。そしてセアド・コラシナツについては、わたしは彼にバック4でも守備に力強くなってもらいたいと思う。いずれにせよそのシステムは使うことになるのだから。

新しいストライカー(サード)は取らないと認めている。エンケティアは去年のウェルベックの役をやるということ。チャンスはかなりありそうだ。

ビッグストライカーふたりを差し置いてPLでスタートするのはさすがにまだ難しいだろうが、少なくともELのグループステイジや、リーグカップ、FAカップなどカップマッチでは大きな役割を担うことに。

それもこれも彼が自分のパフォーマンスでエメリに認めさせたようなものなのだから、けっこうすごいよね。

以前にアーセナルのラッシュフォードになってほしいと書いたけど、まじでそんな感じになるかもよ。。

それとLB/LWBのふたり。この夏にティアニーが来るともっぱらの評判だけど、逆に彼が来ないとアーセナルの左サイドは不安を抱え続けることになる。エメリもコラシナツの守備に改善の余地があることを認めている。

移籍ウィンドウについては、別の場所でもエメリのインタヴューがあったようだ。

移籍ウィンドウの進捗についてエメリ「リストのセカンドラインの選手にはまだ行きたくない」

エメリ:ベストなソリューションを選びたいから、我慢しているよ。

何人かのターゲットはとても高価だったり、あるいは獲得の可能性について反応を待っていたりする。まだ第二希望の選手に行きたくはないんだ。だから待っているし、それにわれわれにはとても素晴らしい若い選手がいる。

スクワッドのなかには補強しなきゃならないエリアがあることはわかっているんだ。でもわれわれがほしいのは3-4人で、チームを進歩させてくれると確信できるような選手だけだ。

たくさんの名前が挙がっていて、いまクラブは動いている。エドゥは毎日わたしにとても近いところにいてくれるし、それにクロンキファミリーにもだ。

わたしからすべてのサポーターに伝えたいのは、可能な限りベストなスクワッドを築きたいということ。

最近はまたザハがファーストプライオリティで、エヴァートンがプランBのような話を目にする。

でも、ザハがいくらトランスファーリクエストを出したところでクリスタル・パレスが求めるものとは現時点ではギャップがありすぎるのだから、つまり取れるにせよ取れないにせよ、すぐには決まらないということ。われらファンはまだまだしばらくはイライラしながら待っていなければならないということだ。気が滅入ることだ。

しかしCPが£80Mだかを欲しがっているというザハについて、金のないアーセナルがいまだに執着しているということは、どういう根拠かわからないが、いくらかの可能性を信じているということで、それが何なのかは気になる。

エミ・マルティネスのコメント「クリンシートで勝ててうれしい」

ICCではレノと仲良く半分づつプレイしているエミ・マルティネス。ここまでなかなか安定したところを見せているように思う。

マルティネス:プレイするたびに、自信が増していく。

クリンシートをキープできたし、ぼくとベルントは45分づつプレイしていて、ふたりともクリンシートで勝てた。うれしいよ。

個人でもグレイトな感じなんだ。チームはシャープに見えるし、ボールをとても早く動かせる。バックもナイスでソリッドだ。レアル・マドリッドだろうがどこだろうがかかってこいって感じさ。

(コンディションについて)最初のほうはキツかったね。だからとにかくボールを持って、それを素早く動かしていくと。37度に湿度90%みたいに感じたくらいだよ。さすがにそれは準備できていなかった。暑いというのは聞いてたけど、ウォームアップのときなんか「Wow、これはアツい」。でもみんなうまくやったよ。よくボールをキープした。

ああ、暑くて走りたくなかったからみんな縦パスに積極的になれなかったのか。しかもプリシーズンのハードなトレイニングで死ぬほど疲労していると。それはそう云われれば合点がいく。相手にボールを奪われたら走らないとならなくなるしな。

アーセナルのファースト11

3-4-3

エンケティア

サカ、ネルソン

コラシナツ、バートン、オレインカ、ジェンキンソン

モンレアル、ムスタフィ、チェンバース

マルティネス

序盤~前半あんまりだめだめなので驚いた。

後半からコラシナツを下げると、そのままバックラインが左にずれてバック4(エメリいわく4-3-3)に。全体的に動きがよくなって、ビルドアップはだいぶ改善した。

試合の論点

フィオレンティーナ v アーセナルのトーキングポインツ。

ビルドアップ問題とプレス耐性

試合を見ていてなにがつまらないって、やっぱりボールを前に運べないこと。

前半の停滞はバック3の影響が大きいように思えた。フィオレンティーナが予想外に高いポジションからプレッシャーをかけてきていてMFにフリーでボールを受けられる選手がおらず、ロングボールにも積極的でないので、結果として3CBで左右へボールを回してばかり。

ボールを前へ運ぼうとすれば、閉じられた中央のエリアは回避、ワイドに追いやられてWB(コラシナツとジェンコ)を経由せざるを得ず。

彼らはそこまでボール扱いが下手な選手ではないが、なにしろボールが経由していく道筋が非常にワンパターンなので相手に先を読まれやすく、ボールを持ってもその次がない。パスコースを迷っているあいだにMFでボールを奪われカウンターと。ボールを持っている時間だけは長いわりに、いざ何かアクションを起こそうとすれば簡単にボールを奪われ相手にチャンスをつくられるという悪循環。

悪いときのエメリ・アーセナルの典型的な状態のように見えた。視野が狭く、思い切ったプレイもできず、ワンパターン。なぜああいった展開になってしまうのかといえば、やはり相手に次になにをやりそうか展開を読まれているからではないだろうか。

バック3ではそもそもうしろに3人並んでいるため、単純に2CB(バック4)に比べてMFでの数的優位がつくりにくいというのはある。ショートパスでつないでいきたいのにMFを封じられてしまうと、もう使えるスペイスはワイドしか残っていない。ワイドを使うといえば聞こえはいいが、窮屈なワイドに追いやられるというほうがこの場合は正しいいいかたに思える。

それと、アーセナルのビルドアップがうまくいかないときはいつも思うが、やはりCMで足元のテクニックがあり視野が広い選手がいないことがネックになっているということ。

狭いスペイスでボールを受けてくるりと前を向く、近くにいる敵が急いでプレスをかけてきても、ひょいっといなしてつぎのパスを出してしまう。プレス耐性の高い、そんな選手がアーセナルには欠けている。

ジャカはこういったプレイが苦手だし、トレイラも足元が最高にうまい選手ではない。ゲンドゥージは素質はあるが不注意であることもしばしば。エジルはもちろんそれも得意だが、できれば彼にはファイナルサードでの決定的な仕事に専念してもらいたい。彼が深くまで落ちてきてビルドアップに参加するような試合ってあんまりうまくいってる印象ないし。

セバーヨスがもし来るなら、彼に期待したいのはそこだと思う。

プレイはちゃんと見たことがないので期待しすぎてもアレだけど、カソルラやファブレガスのようだと云われれば期待は高まるじゃないか。いまのアーセナルのMFにテクニックやプレス耐性が加わると、ビルドアップに劇的な効果があると思う。

当たり前だが、プレスというのはかけるほうはリスクと隣合わせであり、とくに人数をかければかけるほどボールを奪えないときには、そのうしろに空いたスペイスを使われることになる。そういった選手がピッチの中央で相手をひきつけてくれれば、FBやWBはワイドに追いやられるのではなく、今度こそ「ワイドを悪用」できる。

そういうわけで、アーセナルの悪いときのワンパターンなビルドアップは、NEWカソルラ、NEWセスクこと、ダニ・セバーヨスが解消してくれる。やったね☆

フィオレンティーナからちょっと話がずれてしまった。

ムスタフィのムスタフィぶりに驚愕

ネガティヴなことをつづけて申し訳ない。

でも、個人的にこの試合で衝撃的だったのはエンケティアの活躍よりも、ムスタフィのムスタフィっぷりだったのだからしょうがない。

以前にこのブログでももう今シーズンに彼が残るのは確定だからファンは応援するしか道はないと書いたのだけど、正直ここまでムスタフィとは……。あまりにもムスタフィすぎて驚いた。これじゃあもう弁解の余地がないほど完全にムスタフィじゃないか。。

BMでもムスタフィが90分あたり何度ムスタフィをやったかなんてスタッツが話題になっていたが、フィオレンティーナではBMをはるかに超えるムスタフィだったように思える。

一対一で簡単に抜かれ、ポゼッションではボールを持ちすぎて詰め寄られ窮地に。DFって基本的に自陣でほかの選手よりももっと時間にも空間にも余裕があるはずなのに、いくらなんでも局面でプレイの判断が悪すぎる。

今回は先入観なしでもほんとにひどかったと思う。

エメリは、サリバを取って、もうひとりセンターバックを取りたいと考えているようだが、それもムスタフィの存在があるからではないか。もしすぐにプレイできる新CBを取らなければ、ホールディングが戻るまではソクラティスの相棒としてムスタフィを起用しなければならなくなる。

それはコワイ。

元気のないリース・ネルソン

エンケティアやウィロック、サカなんかは毎試合称賛されていて、ここまでかなり充実したプリシーズンを過ごしている。

一方で多くのファンが気になっているのはリース・ネルソンではないだろうか。この試合では右ワイドでスタートしたが、大きな見せ場もなく残り10分で交替している。

ジェンコがWBを務めた右サイドは左サイドよりも攻撃の機会は多くなかったので、彼が目立てなかったのはそういった理由もあるだろう。

しかし、サカと頻繁にポジションを変えて左サイドに移っていた時間もわりとあったように見えたので、そればかりが原因でもなさそうだ。

ぼくは個人的に彼がファイナルサードでボールを持っても勝負をしかけず、無難にパスを選択するシーンを何度か見て、彼の自信レヴェルに落ち込みがあるように思えて少し心配になった。

ネルソンを巡る状況を考えると、彼は昨シーズン、ドイツで一時の輝きはあったものの全体的に見ればやや不本意なシーズンを送った。結局最後までナーゲルスマンの信頼を勝ち取れたとも云えず、とくに、親友のサンチョが驚異的なパフォーマンスでリーグを席巻したのだから、それを間近に見ていた本人がよけいに落ち込んでいても不思議はないように思えた。

そして、このプリシーズン、彼は一念発起して気持ちをあらたにファーストチームに挑戦していくつもりが、どうも空回りの印象がある。

若い選手中心のコロラド・ラピッズでは出番がなく、せっかくのBMでもサブ。ということは温存されていたわけでもなかった。今回のフィオレンティーナでも目立ったのは、もっぱらエンケティア、ウィロック、サカにマルティネーリらで、若い選手たちの序列を考えてもどうも置いてきぼりになっているようにも見える。

ネルソンはEUROもあったので(バカンスを早く切り上げた?)、そういったことが慮られているのかもしれないが、いずれにせよ彼には思い切りのいいプレイを見せてもらいたいし、チームにはもっとチャンスと信頼を与えて彼を上げていってほしいと思う。

その他

  • マルティネーリのドリブル。フィニッシュこそミスがあったけれど、あの飛び出しはけっこうすごかった。テクニックとスピード。彼もネルソン同様、結果を出して自信をつけてもらいたいひとり。
  • 一方で2試合つづけてMOTMのエンケティア、ウィロックのふたりはかなり自信をつけることに成功しているように見える。このままシーズンに入れることは理想的。
  • このプリシーズンではモンレアルの衰えがわりと気になっている。とくに走力。アーセナルのFB/WBで走力が衰えているというのは深刻な問題。シーズン中はうまくローテイションできるといいのだが。
  • ジェンコはがんばりは認める。しかしこの試合でクロスはほとんど失敗したんじゃないだろうか。ボールを上げることすらできないとはこれいかに? 結局彼はアーセナルに残るのだろうか。
  • DAZNのコメンタリが英語でありがたかった。英語の勉強にもなるし、イライラしないし、ありがとうDAZNジャパン。

以上。

つぎの試合はICCのさいごの試合、レアル・マドリッド。タケフサ・クボが出るとか出ないとか。

この試合のすぐあとにやっていたRMとBMの試合を少しだけ見てしまったけど、どえらいハイレヴェルだった。。パッと見でもELとCLくらいの差はあったな。オバメヤンをワントップにするみたいな本気チームで臨むのだろうか。楽しみだ。そういえば、ESRもフルトレイニングに復帰したらしいから出番あるかもしれないね。

日本時間明日の朝。COYG



P.S.

アーセナルの公式もRTしていた素敵ツイート。泣けるぜ。。

じつはおいどんもアーセナルをライヴで観たことがないので(さいたまでしか)、もし現地で観たらこんな顔をしてしまうのかもしれん。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチレビュー】19/20プリシーズンICC フィオレンティーナ vs アーセナル(20/Jul/2019)ビルドアップ問題

  1. いつもありがとうございます。

    ICCは自分も見てますが、気になったところをいくつか(順番とインパクトは関係なし)
    ・エミマルティネスの足元が結構上手で、セカンドGKとして十分安心できるレベルかと思った
    ・CBからつなぐのにビルドアップ下手すぎ
    ・守備のとき、サイドからあまりにも簡単にセンタリング上げさせてるし、裏取られてヘディングされるとこ
    ・チェンさん同様だが、ネルソンおとなしすぎ
    ・エンケティアがいい。切り返しとフィニッシュは十分通用しそう
    ・サカもいい

    自分は見るだけの素人だが、去年からの課題であるビルドアップや守備について改善出来ている様子がないが、エメリは大丈夫なのか?と心配になる。指導してるが全然出来ないので、新しい選手に賭けているというのもあるだろうが(シティやリバポはそれで(巨額を投じて)劇的に改善したが・・・)

    ネルソンについてもプリシーズンなのだから、彼に求めてることを明確に伝えて、積極的に仕掛けるように指示しているのか?ネルソンがいきなりスタメンで使われるとは本人含めて誰も思ってないだろうから、全体のバランスより、今は一芸だけでも一線級の相手に通用する特長があることを把握することがこの時期にしか出来ないことだと思うんだけどなぁ。

    PL開幕までもう一か月もない。現状の課題はしばらくは解決しないんだろうなと思います。マンUもチェルシーも来シーズンは大きな上がり目もなさそうだから、トップ4返り咲きのチャンスなんだけどなあ。

  2. ムスタフィを見てて毎度思うのは、一か八かのプレイが多過ぎるんですよね。
    デュエルで勝つ事もあるし、決定機のブロックもある。ハイボールの競り合いも弱く無い。
    その辺りがスタッツで見ると悪くないどころか、数字は残す。けど、あまりにプアなミスでピンチを招く。
    もっと無難にプレイさせる様に指導出来ないもんですかね?
    諦めるには惜しい能力は持ってると思うんですが、チェンバースやホールディングがポジションを奪ってくれるならそれも良しで。
    にしてもCBの枚数は足りないですよね。

  3. 僕は去年初めてエミレーツに行きました。ゴールデンウィークに妻を説得して強行軍で。
    どうしてかといえば、ヴェンゲルさんが辞めることになったからです。
    奇跡的にラストホームゲームのチケットが取れて、貯金切り崩して高い航空券を買いました。
    グーナーになって10年。初めて見たヴェンゲルはアーセナルでの最後の姿。
    退団スピーチの最後、理路整然と語っていた彼が一言、「これから、さみしくなるね」。
    あまりに温かくて、切ない言葉でした。
    ヴェンゲルさんがいなくなって、グーナー続けられるかなと思ったけど、あの一言のおかげで僕は今もグーナーでいます。
    毎週末、アーセナル のある生活。
    幸せだなと思います。チェンさんのブログのおかげで、僕のその楽しみは完成しています。

    あまりにあの時を思い出す動画だったので、感情的なコメント&長文失礼しました。
    これからも楽しみにしています!

  4. マルティネスはレンタル先で活躍してたし、やれると思ってた。頑張ってほしい。

    エメリが苦肉の策でモンレアルを3バックの左に回すのは理解できるけど、4バックの中央に使えないって認めてる時点でゴリッとしたCBが別に2枚必要なのは確定なんだよね。

    ビルドアップにしても、モンレアルはどっちかというと自ら動いてパスコースを作るほうなので、スキをついて持ち上がったり強い(長い)パスを通したりするCBらしいCBが欲しいところ。
    ソクラテスは良くも悪くも守備に特化した選手なので、3でやるにしろ4でやるにしろソクラテスの相棒が攻守に重要になってくる。
    そのポジションがムスタフィでいいのか?大いに疑問だ。

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