キーラン・ティアニーのコメント「アーセナルのプレイスタイルが好き」
スタンダール戦のあとのコメント。
Tierney wants to see Arsenal back in Champions League
ティアニー:(トップ4フィニッシュについて)ぼくらにはポテンシャルがある。能力だってある。
フットボーラーなら誰だってトロフィがほしい。でもぼくは一歩一歩やるよ。ぼくはここにいる。まだ2試合プレイしただけで、90分は1試合だけだ。あまり急ぎたくはない。
このクラブは巨大なクラブだと思う。CLにふさわしいよ。ぼくらはクラブ、サポーターの野心と目標を理解している。みんなで全力を尽くすし、それが達成できるといいね。
ここで基準を知るのはぼくにとってはとてもグレイトなことだ。その基準にたどり着くまで、ほかの選手たちのスピードに追いつくまで数週間はかかった。彼らはワールドクラスだ。彼らを知ることも素晴らしい。
グレイトな気分ではあるけど、ぼくの人生においては15年いたクラブを離れることはもっとも難しい決断だった。でも云うように、ぼくはここにいれてとてもうれしい。
巨大なクラブだし、誰でもがアーセナルのスタイルを知っている。彼らのプレイのやり方を。若いときに学ぶトータルフットボールだよ。ぼくの好きなプレイスタイルさ。
そんな彼らがぼくを気に入ってくれたことは、まったく光栄なことだ。このクラブでプレイできることは特権だよ。
(セルティックから移籍したこと)大きな変化だった。ぼくはホームボーイだから、ずっと両親と暮らしてきた。そして違う国、巨大な街にやってきた。
でもクラブではみんながぼくが落ち着けるよう助けてくれるし、とてもありがたく思ってる。
毎日料理もしないといけない。だからそれも学んでるよ。みんなからどんな街?って訊かれるけど、わかんないね。街に出ないから。
トレインして、ハードワークして、家に帰って休んで、翌日はまたトレインする。シンプルライフさ。すべてをフットボールに捧げているし、ぼくにできることはただがんばってご褒美をもらうだけだよ。
悪い友だちができないか心配になるな。
コメント集は以上。
今回はタイミングを逸して、ボーンマス前というよりはスタンダール後のコメントばかりになってしまった。すまぬ。
つづいて試合展望をば。
おまけのその他コメント
ラムジーとコシエルニがアーセナルについてなんかしゃべってた。いまさらだけど一応フォロウしておこう。
アーロン・ラムジー「アーセナルは正しい方向に向かっている」
イタリア語をがんばっていたりとユーヴェで楽しくやっているラムさん。BBC Sportsのインタヴューに応えていろいろ語っている。アーセナルについて語っている部分だけ。
Aaron Ramsey: Juventus midfielder on meeting Ronaldo, Arsenal ‘confusion’ and life in Turin
(ちょうど12ヶ月前、あなたはアーセナルの新契約にサインするところでした。そしてクラブから取り下げられた。理由を説明できますか?)
ラムジー:そうだよ。結局そうなった。たくさんの混乱があったし、たくさんのことが宙ぶらりんになった。でも決断はくだされたし、そういう状況だった。だからぼくはほかのオプションを見つけなきゃならなくなった。
アーセナルはいま過渡期にいるね。彼らにはたくさんのグレイトな選手たちがいるし、たくさんのタレントも出てこようとしている。完全に正しい方向に向かっているよ。
でもぼくはいまユヴェントスにいる。この巨大なクラブで信じられないようなチャンスがあるんだ。いまはただここの一部になりたいだけ。チームメイトとクラブを助けてビッグステイジでなにかグレイトなことを成し遂げたいね。
ラムジーは今後アーセナルが成功したら真っ先に喜んでくれそうなひとりだな。
ロウラン・コシエルニ「レヴェルは落ちても喜びがある」
チームをボイコットし無理くりボルドーに移籍。ファンのリスペクトを失い、すっかり晩節を汚した(笑い)元キャプテンがL’Equipeでアーセナル退団の理由を語った。
コシエルニ:PLのシーズンはとても長い。フィジカリーにもメンタリーにも多くを要求される。もう40-50試合はプレイできないと感じたんだ。ケガでキャリアを終わりたくなかった。レヴェルを落としたが、喜びはある。
そこで辞めるかクラブを変えるか。家族と一緒に考えて、それが潮時だと思った。ぼくの考えたことは、フットボールのこと、自分の身体のこと、妻や子どものこと、それと日常生活のことだ。
このひと、去年のケガから復帰後の自分の起用法(プレイタイムが多すぎる)ことに不満を持っていたという話しがあったけど、やっぱりそれはほんとだったんだな。
この悲しい離別については、いまでもうまい落とし所があったのではないかと思うけれど、きっとフランスに帰りたい気持ちのほうがとても強かったのだろう。
ボイコットさえなきゃなあ。彼がフランスに帰りたい気持ちまで認めないファンはいなかったろうに。
以上
エジルの件は、おっしゃる通りのところまで来てますね。スカッドに入ったら驚く、と。
サラリーマン的にはカラバオカップやミッドウィークのELグループリーグはなかなかつらいので、今シーズンここまでクリエイティブなアーセナルは一切みてないのですが、さあ彼抜きでファンが(私が)思うワクワクするサッカーを取り戻せるでしょうか。
いくら成績が良くても、それがなければ私的にはエメリアウト、です。
セスク、ファンペルシ、ナスリ、アルシャビン、エジル、ロシツキー、カソルラ、ウィルシャー、ラムジーらで育ったファン心理を満足させるのは、並大抵のことではないゾ。