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【マッチレビュー】19/20UEL GS アーセナル vs スタンダール・リエージュ(3/Oct/2019)エメリに改善のヒントを与える躍動Bチーム

UELグループステイジの2試合目、アーセナルはホームでスタンダール・リエージュに4-0で快勝。はあ。楽しかった。

PLを戦うレギュラーチームとはガラリと選手を変えたカップ戦スクワッドながら、ゲイムプランを遂行しきっちり結果も出した。これでELは2試合で7得点0失点と他チームを圧倒している。

90分の内容も素晴らしく、相変わらずモヤモヤパフォーマンスを繰り返しているシニアスクワッド改善のヒントが溢れているような一戦だったが、エメリの目には彼らのパフォーマンスはどのように映っただろうか。

この試合は、エメリがメスト・エジルをチームに加えなかったという大きな決断をしたことでもファンの記憶に残るものになるだろうが、それが試合後のトップニュースになっていないのは選手たちの好パフォーマンスのおかげである。

おれたちがずっと観たかったものがそこにはあった。

試合を振り返ろう。

Arsenal v Standard Liege: Tierney asked not to link up with Scotland



エメリの試合後コメント「ファンタスティックな勝利だ」

試合直後のコメント。BT Sports。

エメリ:2試合で6ポインツ取れたこと。これがじつに重要だった。選手たちは全力を出してくれて、パーフェクトだった。たくさんのいいプレイがあったので、進歩していくために分析する。ファンタスティックな勝利だ。

ボールをキープしてチャンスをつくっていく部分では進歩の余地がある。しかし木曜にプレイした選手たちは月曜の試合で疲れ切っていたはずなのに、素晴らしいプレイをした。ファンタスティックな勝利だ。

(若い選手をプレイさせることについて)われわれには若い選手たちにチャンスを与えなければならない。そして選手はチャンスをつかむ。彼らは最高レヴェルでももうすぐプレイできる。彼らは自分たちにできること、得点できることを見せた。とてもいいプレイをしたね。

つづいて試合後のプレスカンファレンス

(若い選手たちの適応……)

グドイーブニン。歴史的に見ても、アーセナルは若い選手たちに責任を持つクラブだ。以前にも話したが、彼らにチャンスを与えることもわたしの責任だ。彼らにチャンスを与えたい。しかし、一方では目標を達成するために要求されるパフォーマンスはとても高い。われわれはプロセスのなかにおり、早くそれをやりたい。なぜならわれわれのシーズンの目標が大切だからだ。

若い選手たちがプレイするときはどんな試合でも、彼らとともに自分たちのやり方をつくることをつづけていく。今夜もそうだし、プリシーズンでもそうだった。今夜のような試合は彼らを使ういい機会だった。PLのつぎにこのコンペティションが重要だからね。

彼らはつぎの試合でもチームに入るにふさわしいし、高いレヴェルに行くまでのキーモウメントになった。彼らはファーストチームに近づいていると思う。

(マルティネリのパフォーマンスと、彼は中央でプレイできるかについて……)

イエス。彼はそのポジション(CF)でプレイしたし、トレイニングでも貪欲なところを見せている。プリシーズンでは彼は違うポジションでプレイしていたが、基本的に彼はレフトウイングを好む。右のウインガーもできるけどね。

わたしが彼をストライカーとして使ったのは、ブラジルではそのポジションでもプレイしていたから。もし彼にとりベストポジションではなくても、まずはチームを助けるためにプレイすることが重要だと彼も思っていると思う。今夜の彼のパフォーマンスと姿勢は素晴らしかったと思う。

(マルティネリが来る前に彼について知っていたこと……)

わたしは彼をプリシーズンで見たし、トレイニングでもいつも渇望を見せていた。プリシーズンではいつも完璧だったね。だからわたしは彼に焦らないよう伝えたんだ。だって彼がそのようにつづけていれば、今日のようにプレイする機会がきっと訪れるのだから。今夜はそれを確認した。

(なぜエジルはマッチデイスクワッドに含まれなかったので……)

わたしはいつでも試合ごとにベストプレイヤーを使うことを考えている。誰がチームを助けるのにベストかを。わたしが選んだなかに彼が入っていなかったのは、ほかの選手たちがよりふさわしかったからだ。

(エジルがスクワッドに戻るためにしなければならないことは何でしょう……)

彼はワークをつづけるべきだろう。明日は今日プレイしなかった選手たちとトレイニングするつもりだが、日曜にプレイする選手、そのあとの試合でプレイする選手はいつものように決める。われわれの目標は日曜のボーンマスに勝つことだ。試合では自分たちのこれまでのやり方を実行していきたい。

(ティアニーのパフォーマンス……)

キーランはケガのあといい姿勢で戻ってきた。彼は先週のノッティンガム・フォレストでも80分プレイしていいパフォーマンスを見せた。そして今夜はまた素晴らしいパフォーマンスだった。われわれは彼とセアド・コラシナツがいることでより競争力のあるチームになっている。彼にはみんなが満足しているよ。

ヘッドコーチはチームパフォーマンスにだいぶ満足しているようだ。そりゃそうだろう。マルティネリのような選手がこれ以上活躍をつづけると、エメリは今後ますますチームセレクションに頭を悩ますことになるかもしれない。うれしい悲鳴だ。

エジルの不在にいい訳をしなかったエメリ

さて、エメリのコメントで最注目はやはりエジルのこと。

なぜエジルがいなかったのかというプレスからの質問に「ほかの選手たちのほうが選ばれるにふさわしかった」とド直球で応えた。エジルはこのチームにふさわしくないと云ったわけだ。

これまでの試合において不可解に思えるようなエジルの不在があったときでも、エメリは戦術上の、あるいはケガ、あるいは温存と3種類の理由を用意していた。ところが今回は「エジルよりいい選手を選んだ」と回答。エメリがアーセナルFCのヘッドコーチに就任して以来、ある意味で「いい訳」をしなかったのはこれが初めてのことだろう。それだけにショックが大きい。

この日のサブの顔ぶれを見ても、このなかにエジルをあえて入れない理由もないように見えるのが、また状況をシリアスに見せているように思える(さすがにオバメヤンやジャカは休ませてよさそうな?)。

これはそういう話しも伝わっていないし単なる想像だが、この決断の裏にはやはりなにか決定的なことがあったのではないだろうか。たとえばトレイニンググラウンドで対立が表面化したとか。

エジルは一応キャプテンにも選ばれているし、エメリもそこまで冷遇するつもりはなかった。しかしエジルのほうで最近のエメリの扱いに対してアンチエメリの態度を明確にしたとか。そうでなければ、対外的にすら取り繕うことをやめるような、ここまでのことをエメリがやるようにも思えない。

つぎのボーンマスはホームなので、ふつうの状態ならエジルは選ばれるはずだが、仮にそこで選ばれなかったら、もう1月まで関係を修復するのは難しいように思われる。

ちなみに、この件でぼくが見たtwitterのなかで一番ウケたのは「エジルもエメリもどうせ来年にはいないからどうでもいい」というもの。たしかにな。。

ヘクタ・ベレリンのコメント「美しいキャプテンデビューだ」

おれたちのキャプテン、Heccy Bのコメント。

(パフォーマンスについて……)

ベレリン:チームにとってグレイトな勝利だったと思う。ぼくらがいま築いているスピリットや勢いがあったし、このコンペティションはぼくらにとりとても重要なんだ。ホームでカラバオカップのノッティンガム・フォレストに勝利したあとだったし、それと似たような試合ではあった。チームは3-0とか4-0になっても100%でつづけることを止めなかった。

もっと多くのゴールがほしかったし、100%でプレイしたかった。なぜならそれがフットボールへのリスペクトを示す最良のやり方だし、サブから入った選手だって100%で取り組んだ。進歩をつづけるためにたくさんのポジティヴなものをもたらすことができたと思う。

(初めてのキャプテン……)

ぼくにはこれ以上にいいカムバックはなかったな。アーセナルのアームバンドでプレイすることはとても誇らしく感じた。トンネルでチームを率いたんだ。チームメイトたちが誇らしいし、コーチたちもぼくを信頼してくれた。

(カムバックについて……)

この8ヶ月はタフな道のりだったよ。でもぼくは周りのひとたちにとても恵まれた。フィジオやコーチ、選手のみんなやもちろんよく助けてくれた友人や家族も。ときに辛いときもあったけれど、キャプテンとしてデビューできたことはとても美しい。こんなプレイができて、ぼくのフットボールをあんなふうに楽しめたのだから。

(若い選手たちがエメリのオプションとしてもたらすこと……)

一番重要なことは、マネージャーが云っているように、誰がとか年齢がとかは関係なく、どれだけのプレイができるかだ。このチームでは全員が重要で、それが全員をとても貪欲にさせる。ガブリエル(マルティネリ)がスクワッドにとりどれだけ重要か見えたと思うけど、彼も後ろは振り向かず100%でプレイするんだ。ゴールだけじゃない。彼はボールを奪い返すための最初のディフェンダーだ。それがチームにもたらすものは少なくない。このメンタリティを維持するのにそういうことがほんとうに重要なんだ。

結果はどうあろうと、ぼくらはもっとほしいし、もっとプッシュして、もっと強くなりたい。そしてぼくらはエミレーツを要塞にしたいんだ。これがそのやり方だよ。

考えてみれば、彼のコメントをこうやって伝えるのもすごく久しぶり。

そしてキャプテンとして戻ってくるなんてすごい。すごくキャプテンらしいコメントで、彼はキャプテングループにほんとうにふさわしいひとりだ。

ジョー・ウィロックのコメント「得点することが今シーズンの目標」

また1得点。彼は今シーズンのカップ戦で3試合、3得点。あれ、ラムジーが帰ってきたのかな?

(今シーズンELの2試合で得点……)

ウィロック:それがぼくの目標のひとつなんだ。試合で得点すること。だからそれができてハッピーだね。でも試合に勝てたこともハッピーだし。クリンシートも。

(セカンドハーフになってもまだ得点へのこだわりを見せた……)

イエス。マネージャーがもし3-0とか4-0になってもつづけろと云ったんだ。目標のために、すでに多くの得点があっても、プレッシングしてボールを奪い返すことをつづけなければならなかった。それが彼がぼくらに叩き込んでいることだよ。

(若いスクワッドの一員……)

とてもエキサイティンだよ。だって若い選手を使いたがる、チャンスを与えたがるマネージャーだということなんだし。だからぼくらはチャンスがあればいつだってそれをつかまねばならないし、違いとつくり出すためにハードワークが必要なんだ。

つづいて試合内容について。

18 Comments on “【マッチレビュー】19/20UEL GS アーセナル vs スタンダール・リエージュ(3/Oct/2019)エメリに改善のヒントを与える躍動Bチーム

  1. Bチームの方が若い選手が多いだけあって相手のレベル云々関係なく軽快でエネルギッシュで動けますね。全体的に寄せが早いんで安心感があります。
    マルティネリとティアニーはスペシャルですね。マルティネリはブラジル人らしい嗅覚と狭いスペース球際で魅せるテクニックがあって凄い選手になりそう。ティアニーはクロス精度とセンスが抜群で巧いし速いしめちゃくちゃ良い選手。あとホールディングはやっぱ巧いなと。センスがある。目立たないですが相手をいなすのが巧いしパス出すタイミングも良くて足の色んなとこで何気なくパスが出せてDFラインに欠かせない。ムスタフィも安定してますね。ソクラティスがバタついて不安定すぎるんでダビドルイスとホールディングがファーストでムスタフィがセカンドで良い気もします。なんなら1回プレミアでホールディングとムスタフィコンビ試して欲しいなと。

  2. ティアニー予想以上でした、Bチームは楽しいサッカーをしてくれる笑
    ムスタフィは目を疑うようなパスミスも見受けられましたし、やっぱりインテンシティの高いプレミアではちょっと怖いかなと。

    エジルは見たいですけど、もうエメリのままでは状況が変わることはないでしょうね。
    もしこのままクオリティの低いAチームの中盤がシーズン通して続いたら、その時はボロクソ叩くと思いますが…笑

    ともかく今日はFCオーバメヤンじゃないとこ見れて良かったです。

    1. あームスティのミスパスは書くの忘れた。。ありゃあ見過ごせませんな。ショートカウンターくらったし。

  3. マルティネッリ素晴らしかったですね。こんな活躍されると来シーズン戻ってくるエンケティアもいるし、前線の選手が誰か放出されちゃいそうですね。

    個人的にはティアニーに驚きました。EFLカップではハイライトだけでしたけど、90分通してみて改めて能力が高いなって思いましたね。ドリブルで運べるし、抜き切らない状態でも危険なクロス上げられるし、次の国際マッチデー明けにPLのファーストチョイスになってなかったら流石にエメリアウトを叫びますわ。

    エジルは・・・もうね。休養ばっちり、コンディション問題なし、ホーム、前回の試合で活躍、ここまであってメンバ外とか完全に構想外になっちゃいましたね。スタメンはともかく、後半の2、30分くらいならインテンシティ高く、攻撃にアクセントつけるオプションとして十分活躍出来そうなんですけどね。

    ここまでBチームがポジポジだと、逆に本命であるPLの試合が不安になるという・・・。頑張ってほしいですね。COYG

  4. 見える…見えるぞ!
    神の子ガブリエルがセレソンでジェズスからポジションを奪い、バルサが強奪に来る未来が!!

    1. そういやわれら、FCBアニキにちょっかい出されることもめっきり減りましたな。

      1. リバポをなぞるなら、育てて高値で売らにゃならんすね
        タマは居るんで安価やタダで出すのだけは辞めてほしーっす

  5. ティアニーにはブッタマげました。
    カラバオはハイライトのみでしたが、縦へのスピード、切替し時の腰の強さ、キックの精度、一流感ビンビン(死語)で、期待しかないです。
    Bチーム+オバラカを良い加減観たいところです。
    IMW明けの人選が楽しみ。

  6. ティアニーめっちゃ好き!
    プレーもだけどシャツインしてる所とか素朴な顔立ちとかのアルシャビン臭がたまりませんねぇ

    それとアーセナルのストライカー問題…
    マルティネッリは爆発しましたけど、これにエンケティア、ジョンジュールス、バログンって競争率高すぎません??

    因みになんですけど、序列でいったらジョンズールスの方がバログンよりも上なんですかね?
    どちらもマルティネッリと同じ18歳なんで応援したいです!!

  7. ティアニーはオーバーラップだけじゃなくインナーラップもできるのが素晴らしいです。予想よりも遥かに完成されたフルバックということがわかりました。セルティックに感謝

  8. ムスタフィのパスミスは、完全に集中力の欠けた「悪いムスタフィ」の見本だったと思う。
    CKのマークも何回か外しており、高いレベルで見ればいいとは言えない。

    しかし長く、速く、正確なフィードも何本かあった。トップチームにいた頃は見られなかったことだ。
    相手のレベルが低いのと、あとはやはり自信だと思う。
    本来あれだけのパススピードで回せる選手が、PLに来ると萎縮しきったホスピタルパスしか出ないんだから難しいもんだ。

  9. ティアニーのクロスの蹴り方がかっこよかったので
    早速真似したいと思った

  10. Bチームってなんぞや? 対戦相手のレベルや大会のプレー強度も考慮すべきだろうけど、ムスタヒとAMN以外はマンUやヴィラ戦のスタメンより同等以上にアーセナルのファンが求める試合ができていたと思う 今の序列を崩しづらいのもわかりますが、プレミアでもレギュラーで見たい選手達です 勿論オバラカに文句はありませんが、ウイングで使うなら若手陣の方が効果的だろうなぁ、と ティアニー&ネルソン→マルティネッリのコンボは、相手のSBが気の毒でなりませんでした
    トレイラのアンカーの問題点も出てましたね やはりパスが武器とはいえず、ショートですら合わせられないこと多々 球出しはルイスロブペジェティアニーに預けるとしても、チームのヘソを任せるのは難しいのかも ハイボールにムスタヒがつり出されてて、シャドーの裏抜けに楔を合わせられたら大ピンチの場面も まぁチームオーダーでしょうが、冷や汗ものでした 機動力守備力は文句なし、得点力も有るのでプレス特化のIHは正しい使い方なのかもしれない
    DF陣は最高ですね ルイスもパパも、ムスタヒが羨ましくて仕方ないのでは? ジャカとレノもかw
    ネガ面 ムスタヒはああいう選手だとして、AMNは売り時では? ミスが目立ち、1vs1も強くは無く、迂闊なロストも多い 仕掛けの姿勢は有るが、タイミングが悪く、成功率も低い ウィングで使うには競争相手がぺぺやサカ、マルティネッリにネルソンでは無理 CHはチーム最激戦区 SB2番手をチェンバースと競争?本人が嫌だってさー

  11. セバージョス、ウィロック、トレイラ、ゲンドゥージと中盤の3つのポジションで4人使いたい選手がいるのは悩みどころ
    ローテしたくてもそれぞれの適正が違うのが難しい
    一番汎用性があるのはウィロックか
    あんまり便利使いしてナイルズみたいになるのもなあ

    マルティネッリ、ぺぺ、サカ、ネルソン、エンケティアと三年後の前線も楽しみなメンバー
    何人ぶっこ抜かれるかなあ

  12. EL無双のこのチームでユナイテッド(枠内0)とやってたら勝ってたんじゃないかとみなさん思ったでしょうね。それくらい夢と希望がつまってますね。
    ゲームプランとかチームの方向性って絶対に大事だと思うし、ムスタフィもエジルもぺップやクロップのチームにいたらもっとリスペクトされたんだろうなと、逆にエメリが今のシティに行ったら並のチームに…おっと、誰か来たようですね。

  13. 相手が格下とはいえPLの方は中盤の構成人選が間違って流と思うばかりでしたね
    ジャカに拘るのやめるだけで相当幅が広がるのに、修正する気無いんでしょうか
    聖域化するのはやめて頂きたい

  14. サカもいて、ウィロックまでいるのでCFの左は質、量問題無さそうですね。
    問題は右のワイドですかね、ナイルズとベジェリンの縦関係僕は守備考慮するとナイスアイデアだと思うんだけど、結果が。

  15. 多様で柔軟な戦術家という触れ込みだったエメリが、PLでは序列優先の硬直的なマネジメントをしてるのが泣けてくる。こんな頑固者だったのか。

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