試合について
アーセナルのファースト11
リヴァプールの11人も確認。SofaScoreより。
4-4-1-1
マルティネリ
エジル
サカ、ウィロック、トレイラ、AMN
コラシナツ、ホールディング、ムスタフィ、ベレリン
マルティネス
4-4-1-1表記。ほかのメディアでもみんなその表記なので、試合のときに配布されるチームシートのとおりなのかな?
ぼくの予想はまたひとりだけ間違えた(右のAMN)。ESRはサブにも入らず。
交替はゲンドゥージ(65 エジル)、セバーヨス(72 トレイラ)、ティエニー(83 コラシナツ)。エメリのコメントにもあったようにエジルは週末に向けて温存。たぶんトレイラも。
リヴァプールは4-3-3。基本はオリギがずっと前に残っているように見えた。
ちなみに、この試合アーセナルが「若い選手をたくさん起用したリヴァプール」に勝てなかったという見方もあるようで、そんなこと云ったらアーセナルだって若い選手ばっかりじゃないかと思って両チームのプレイした選手の平均年齢を調べたところ、云うほど差はなかった。
- リヴァプール 計290才/13人=22才
- アーセナル 計325才/14人=23才
まあリヴァプールにはミルナー(33)とララーナ(31)と30オーヴァーがふたりいたので、その分より若い選手がいたということなんだけども。右ウイングのエリオットは16才ということでなんかで最年少記録(クソどうでもいい)。
サブのメンバーを見ると、リヴァプールはずらりとユース選手の名前が並べる一方で、アーセナルはGKのメイシーを除いては全員がレギュラーチームのシニアプレイヤー。どちらがよりこのコンペティションを重視しているかは明白に思えた。
スクワッド全体で見れば、たしかに「リヴァプールのキッズたち」相手に勝てなかったと云われてもしょうがないかも。
マッチスタッツ
BBC Sportsより。
ポゼッションは譲ったが、アーセナルは試合をコントロールされているという感じはまったくしなかったのでは。いつもと反対である。
シュートは15 v 13と互角で、SoTでは6 v 7とアーセナルが少し上回っているくらいである。
試合を見ていて思ったのは、アーセナルがやけにインターセプションをやったこと。高い位置でプレスし、何度も何度もボールを奪いショートカウンターをかました。
ご覧のようにタックルでは数も成功率もアウェイチームが勝っており、インターセプションズにいたっては8 v 14と圧勝。
数字の上からも、基本的には相手にボールを保持されながらも、アーセナルがアグレッシヴな守備でボールを奪い返していたことがわかる。
アウェイでの試合としては理想的なパフォーマンスを見せたと云える。しかもアンフィールドだったのだから、達成感はある。
Liverpool vs Arsenal xG pic.twitter.com/ZH6OnTK81A
— Scott Willis (@oh_that_crab) October 30, 2019
チャンスのクオリティについてもアーセナルがリヴァプールを上回っている。BCは2 v 6。総xGも2.0 v 3.99というのだから相当だ(※上記ツイートのアーセナルの総xGはあとで3.99に訂正されている)。
ちなみにアーセナルのこの総xG 3.99は、リーグカップとELの試合ではこの2年で最高の値だそうである。それほどにいつになく得点の匂いを漂わせていた。そういえば、先日9得点したレスターの総xGは3くらいしかなかったので、この5得点はまったくもって妥当な数字である。
ぼくらがこの試合を見ていて気持ちよく感じた理由は、
- アグレッシヴな守備(プレッシング)
- チャンスクリエイト
- ゴール(チャンスを結果に結びつけた。しかも5回!)
と、最近のアーセナルに欠けていたものが見られたからだと思う。
さすがにアンフィールドでは全体的にポゼッション高くとはいかなかったが、エジルがいたおかげもあり攻撃時にはしっかりボールを持つことができた(悪い位置で無駄に奪われず&そこからチャンスにつなげた)ことも、しばらくぼくらがアーセナルの試合で見ていなかったものだ。
5失点の守備は褒められないが、全般的には攻守にとてもすばらしいパフォーマンスだったと心から思える。ストレスの解消になった。
つづいて試合の論点について。
エジルが、試合に出られなくても通常トレーニング+追加のトレーニングをやっていると言っていましたが、嘘ではないことを証明しましたね。
試合勘のない中であれだけのパフォーマンスを見せたのは、腐らずにやってたからではないでしょうか。
あとマルティネッリはほんと生粋の点取り屋ですね…。これはマジで育成しくじる訳にはいかない…!
まぁこう言っといてエジルを次節ベンチ入りもさせんのがエメリとも思えるけどw
今季流れで得点できてる試合の共通点はぺぺ不在やと思う。ドリブル成功数はPLで上位なはずやけど効果的だったことはない。彼が高い位置で仕掛けられるように、相手エリア付近でボール捌けるエジルを使うのは単純に考えれば相性がいい気はする。
ただ問題は昨季ウルブズに自陣に構えられてカウンター、でボコボコにされたこと。そうなるとエジルは途端に消える可能性がありぺぺ、オバも孤立して終わる。
それでも次節ぺぺは使うやろう、となればエジル使うかな?それなら俺はジャカ(あとゲン)も使う気がする。ただ、ジャカを使わない可能性のが高そうやから応じてエジルも外れて、結局中盤はトレセバ(ウィロ)の2IH、底ゲンになると予想。んで多分うまくいかない。
ここ2~3日の悲壮感漂う状況からの、あのアンフィールドで見せた闘志、創造性とチームワーク。もちろん、相手にはファンダイクもアリソンも、マネもフィルミーノもサラーもいないわけだが。
でも、ベジェリンの言う通り、これこそフットボール、90分のエンターテイメントでした。マルティネッリ、エジル、トレイラは勿論、AMNとウィロックも闘志をみせ、コラシナツからのティアニーには、週末を考えた前2枚とは別に、勝ち切りたいエメリの意思も感じました。(最後の10分ぐらい、スターターは本当に足を使い切った感じですよね。)
16歳のぼうや(なんとなくジャック風・・・)はダイバーだと分かったわけですし(マルティネッリのあれ、あたってないっすよね?)、OXも元気(ゴール時も退場時もグーナーへレスペクトを忘れていなかった気がします)でなによりでした。守備とか勝ち切れなさとかいろいろ総合的にはみなきゃいけないんでしょうが、今週はトレイラのゴールセレブレーション、AMNとエジル、マルティネッリとサカのボックス内のあの冷静さ(そもそもいったい何人いるんだ?というぐらいの攻撃オプション)、ウィロックがへろへろになりながらぶち込んだ美しい曲線を何度も思い返して楽しみます・・・。
エジル、トレイラを適正に使えば安定しますよね。グーナーの誰もが見たかった形じゃないか
マルティネッリはPLでも見たいですな
一方ムスタフィの戦力外は覆りそうもないですな
エジルの出場は怪我の功名とはいえ、トレイラと一緒に良い結果が出たのは素晴らしい。あとはエメリぎこれをちゃんとプレミア用のファーストチームに落とし込んでくれるかどうか。
週末のスタメンを見てがっかりしないといいなあ。
良い流れに乗れることを心から祈って。
いつぶりだろう、こんな楽しそうな記事…笑
たまにはいいよね!
攻撃の詰まる部分を我らが10番が解消してくれるんじゃないか、居場所はそこなんじゃないかと思える試合でした。
マルディネリとかラカゼットのような守備も頑張るし、良いところでボールが受けれる選手がいればさらに良くなりそう
ネガティブな部分ほぼなしなのはいつ以来でしょうかね。
やられたらやりかえす倍返しフットボール。
遠い未来はとてもカガヤイテ見えますね。
いろいろありしたが、どんな状況でもエジルはこれまでチームや監督の批判をしませんでした。そんななかでの久々の先発でこのパフォーマンス。プレーで黙らせるとはこのことですね。
この調子で土曜も頑張ってほしい。
COYG