コーチ発表についてアルテタのコメント「才能あるコーチグループ」
アルテタ:この才能あふれるコーチグループがわたしといっしょにいてくれてとてもうれしいね。彼らはグレイトでさまざまな経験、フレッシュな考え方をもたらしてくれる。彼らはこれから、クラブにすでにいる才能あるひとたちとともに、勝てるチームに戻るためのカギになるだろう。
楽しみである。
さらなるスタッフの指名?
オーンステインが事前に「アルテタは6人指名するつもり」だと話していたそうで(たぶんポッドキャスト)、さらにあとふたりのスタッフ(たとえばヴィデオアナリストとか)追加で指名されるのではないかという憶測があったが、ジャーナリストのジェイムス・ベンジによれば、「すぐにはない」ということである。
I’m told there won’t be any more staff additions in the immediate future. Some areas where Emery brought his own staff not replaced like-for-like, eg fitness coach. In that case Shad Forsythe’s team are more than capable of doing that work.
— James Benge (@jamesbenge) December 24, 2019
変わるロンドンコルニー
最初のトレイニングセッションのロンドで、トリック(フリック)をやった選手にアルテタが苦言を呈したらしい。
「キミはそれを試合でやらない。試合でやらないことはトレイニングでもやらない。少し時間がかかったとしても(フリックせず)ちゃんとボールを蹴るんだ」
ぼくは勝手に、そういう遊び心のあるプレイはむしろ積極的に許すんだと思ってたからちょっと意外だった。
でも考えてみればそうだよね。
いまのアーセナルの選手たちはプレイの基本的なこと(原理・原則)を見失っている。バックからプレイするのだって冷静に見れば、局面のほとんどで数的優位の状態は保たれているのに、実際は必要以上に圧を感じてミスをしている。基本から始めないといかんと。
今回アポイントされたコーチはみんなアルテタより年長のヴェテラン(FLは経験は浅いけど)だ。彼らの強力なサポートで、チーム・ミケルは未経験という唯一の難点を補い、そしてさらにパワーアップする。
日曜、月曜とたったの2日ながら、すでに当初アルテタに懐疑的だった一部の選手たちの彼に対する見方が変わってきたという指摘もある。
ぼかあとにかく楽しみでならない。とにかくこれからどうなるか。見てみよう。
おわる
フリックを改めるよう指示があったのは驚きもありますが、賛成ですね。ラカやエジルはフリック使うことありますけど、引っ掛かってカウンターでやられるシーンを何度も見たので。
フリックを禁止してるわけじゃなく、まずはフリックしなくてもポジショニングの改善で楽につなぐプレーを優先しよう、という意味だと勝手に解釈してます。
ファイナルサードならともかく、中盤まででボールに背を向ける形になるフリックは危険ですからね。フリックして振り向いたら逆にカウンター仕掛けられて、置いてけぼりにされるのが最悪ですからね。
こういう明確な指示が記事になるのはすごくうれしいですね。次戦への曖昧な期待が具体的になりますからね。
アルテタってバルサ出身だったんですね。バルサはとにかくテクニカルなイメージがついているので魅せるプレーが多そうですが、実は基礎基本のレベルが異常に高いという話を聞いたことがあります。
トラップは自分の利き脚の側にボールが置けるように、パスは相手の利き脚の側にする。アーセナルは基礎基本を忘れていたのかもしれません。
そういやフレブは何も難しいプレーをしてないのに、絶対と言っていいくらいボールを失わない選手だった。それでいてセスクが「明らかに僕より上手い選手」と言ってリスペクトしてたのを覚えてる。
あの時代の選手は横パスがものすごく正確で、止めるために足を出す必要すらないくらいだったと思う。ダイレクトでも蹴れる、トラップを動かして抜くこともできる、持つこともできるので選択肢が広くて、マークする相手がヘトヘトになってたもんだった。ああいうのまた見たいですな。
監督としての帰還ですが、アルテタのような本当のキャプテンによる強いリーダーシップが今のアーセナルに必要なものでしょう。
あいまいではなく断言してしっかり言えること、しっかり導けること、シンプルですが大事な事ですね。
トレーニング動画の中でフリック注意されてたのラカゼットだったかな。英語あんまわかんないんでジェスチャーでそう思いました。
昨シーズンの調子いいときにエジルがフリックで美しいプレーして、その次の試合からオバメヤンが真似してフリックしだして、さらにはラカゼットもやりだして。
でもオバメヤンもラカゼットもエジルほど上手くなく予備動作もでかく、しかもああいうプレイはたまにやるから相手の虚をつけていいプレイになることはあるけど、あまりにもやりすぎるからバレバレでそのつちすぐ取られるようになってましたね。普通のパスでいいのに無理やりやってたくらい。
だから今回の指示はいいと思いました。
トレーニングの動画で、輪になってボール回しの練習してるときにジャカがDFに捕まって、アシスタントコーチに指示されたのかビブスを脱ごうとしたのをアルテタが止めて、「パスを出した後はサイドステップで移動する。そうすればパスを受けやすくなる」的なことをやって見せてそのまま続けさせたのもよかったですね。
パス回しの練習が慣れてる人とそうでない人がはっきりしてて面白かったです。
いいプレイは大げさなくらい褒めてたのも印象的でした。あんな褒められたら嬉しいだろうな。
ダメなことはダメ、具体的に指示する、良いところは賞賛する。いい雰囲気でしたね。
ペップシティの優勝の軌跡的なドキュメンタリーでの練習風景に感心したのを少し思い出しました。
攻撃のボール回しとかは改善していきそうと期待。あとは守備がどう改善されるか。ポジショニングはなんとかしてくれると信じて、あとはハイボールにまともな対応できるのがルイスくらいしかいないところまでも改善してくれると期待してますアルテタさん。期待しすぎか(笑)
ベジュリン、セバージョスが練習に参加してたし期待。ベジュリン右やるならナイルズ左で使ってみてくれんかな(笑)
あとチェンバースのアルテタリスペクト的な態度も面白かったです。