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【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(1/Jan/2020)【試合について】ターンアラウンドの予感

試合の論点

アーセナル vs マンチェンスター・ユナイテッドのトーキングポインツ。

アルテタの下でつづくストラクチャの改善

ここまでの2試合、パフォーマンスに対して結果だけは伴わなかったが、ついに待望の結果を出した。。

アルテタが来てから、ますますチームパフォーマンスが改善していて、このマンU戦でも攻守のチームワークにかなりのインプルーヴメントが見られたと思う。

パスが回るし、選手もよく動く。攻めても守ってもソリッドで、ビルドアップや守備であんなに苦しんでいたことを忘れそうになるほど、もうまるで以前とは別のチームみたいである。

それが実現しているのは、アルテタがチームの攻守における戦術的なストラクチャを叩き直しているからだろう。だってクソみたいなフットボールをやっていたときと、選手の顔ぶれはちっとも変わっていないのだから。。そもそも選手たちには十分なクオリティがあり、彼らに必要なのはガイダンスだけだった……。なんという説得力よ。

ポゼッション(ビルドアップ時)にコラシナツとAMNを上げた2-3-5というかたちも、後ろの選手のやらかしというリスクを考慮すれば極端な前掛かりとも云えるかなり積極的なものだが、結局それでボールがよく回っているし相手を押し込むこともできている。ボールを奪われる場所が奥深いので、カウンターにも備えやすい。ボールを奪われたときのリスクばかりに囚われて縮こまって見えたエメリの消極的な戦術とは、まるっきり正反対のアプローチである。「ボールを持って試合をコントロールする」というのはこうやるんだと教えてくれているようではないか。。

くわしい戦術的な説明は以下の記事に譲りたい。各自、復習お願いします。

Tactical analysis: Arsenal 2 Manchester United 0 – The Coaches’ Voice

Arsenal – Manchester United: Arteta’s Transformed Arsenal Claim First Win (2-0) – Between The Posts

Tactics Column: Arteta’s first win answers the big questions | Arseblog … an Arsenal blog

全体的には今回なにか特別なことをやったということはなく、アルテタが来てから進めている、ボーンマスやチェルシーで踏襲した基本的なことをさらに進めているという印象である。

ユニットでのプレッシングにビルドアップ、それと今回はとくに後半に見られた自陣に深く引いての守備やトランジション(カウンター)への対応等々。とくに足の速いアタッカーを揃えたカウンターアタックが危険なマンUに、たくさんのカウンターを許さなかったことは大きな進歩だ。チェルシーの反省もちゃんとある。

パスや判断のスピードが上がっているように見えるし、何よりボールを持ってからパス先を探してうろうろさまようようなことがなくなった。局面での「かたち」がいつもあるからだろう。つまりそれがストラクチャだ。

またコレクティヴな動きだけでなく、個人でのプレイ意識にも進歩が見られるようになった。

Arseblogでも指摘されているように、アルテタが来てから最初のセッションで「相手をひきつけてから逆サイドにボールを出す(We attract the opponent, and when we attract the opponent we play to the other side)」と云っていたことをちゃんとビルドアップで実行しているシーンが随所に見られたり。おそらくビルドアップではごく基本的なことだが、これを効果的にやると相手のプレッシングのモチヴェイションを削ぐことができる。いつもわれらが相手にやられていたことだ。AMNがよく相手に寄せられてからルイスに浮き球のミドルレンジパスを出していたのが印象的だった。

プレイのやることなすことがうまく行っている感覚。全能感(ちょっとおおげさか)。アルテタがこのチームの歯車を元に戻し、いま正しい循環をはじめたように感じる。これからもチームプレイはどんどん洗練していきそうな予感がある。

「ファンが戻ってきた」

試合後にアルテタやパパらが口を揃えているのは、ステディアムのファンが戻ってきたということ。それは中継を観ていてもよーくわかった。この変貌っぷりを一番歓迎しているのはファンだ。

ぼくも試合後のファンの反応で「エミレーツは過去最高のアトモスフィアだった」という声をいくつも見かけた。ライヴで観たひといいなあ。。

ゴールシーンだけじゃなく90分ずっとこれだったと。うっぷんたまってましたもんねえ。わかるよ。

これもまた好循環。ファンのエナジーが選手に伝わりそれがエナジーになりパフォーマンスがよくなる。そしてまたファンの声援が大きくなる。どんどんエナジーが高まっていく。

この試合を観て思ったのは、ここしばらくのアーセナルのなかの数々のいざこざってすべて低パフォーマンスが原因だったんだなあということ。

ジャカの事案やAFTVの事案なんかも、結局ファンの反応というのはチームがポジティヴならポジティヴだし、チームがネガティヴならネガティヴ。それがいまの時代は増幅されやすいという側面もあるが、基本はいつもそういうこと。パフォーマンスが悪かったからファンの反応も悪かった。ずっと悪循環。負のスパイラル。

もっと早くアルテタに来てもらっていればと思わずにはいられなかった。

そもそもこんなにうまくいってたら誰もジャカにブーイングなんてしなかっただろうし、AFTVの諸君もfxxkばかり云わずに済んだだろう。

ただ、ヴェンゲルさんのすぐあとにアルテタが先に来ていたら、いまのようになっていたかはわからない。だって彼もこの18ヶ月さらにトップレヴェルで経験を積んでいたのだから。それはいまに活かされているに違いないのだ。

※コメントくださるかたにお願い
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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

36 Comments on “【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(1/Jan/2020)【試合について】ターンアラウンドの予感

  1. 記念カキコですっ⭐︎

    正直僕はアルテタはやはり若いし無理があるかな、ととにかく不安になっていましたがやはり選手は素晴らしいものでありストラクチャのみが欠けていたということだったんですね。

    長い目で見るとまだまだ大変だし厳しいシーズンですが、最後まで何があるか分からないのがフットボール。COYG

  2. 進歩してるが維持することが課題とか、選手のネガポジはファンにも伝播するとか、アルテタの言ってることは「そう!そうなんだよ!」と本当にポイントを抑えてると思うので、安心感とも言えるワクワク感があります。

    次は苦手なアウェイ、毎度毎度ちんちんにされるザハがいるCP、しっかり休んで連勝と行きたいとこです!COYG!

  3. 進歩してるが維持することが課題とか、選手のネガポジがファンに伝播するとか、アルテタは「そう、そうなんだよ!」と思えるポイントをしっかり押さえてくれてるので、安心感のようなワクワク感があります!

    FAカップの後は苦手なアウェイで、毎度毎度ちんちんにされるザハがいるCP、ここを叩いて連勝といきたいところ!COYG

  4. マルティネッリが戻ってくれば、最後20分でラカZと交代、そのままプラン通りに90分戦えるかも・・・?

    まぁつまり、はやくマルティネッリが見たいんだ僕は。

  5. アルテタになって
    オーバメヤンも
    ジャカも
    ルイスも
    ラカもエジルも
    キャプテンっぽくなった気がする
    鼓舞してるシーンが目立ったし、円陣のときに話をしてるメンバーが多かったと思う

  6. 更新お疲れ様です
    選手たちの笑顔がいいですね。観てるだけの我々でもここ数ヶ月辛かったので、選手たちはもっと暗鬱だったでしょうね
    これからはもっともっと良くなっていく様子をワクワクしながら見てられるのが嬉しいです
    ELでももしかしたらPLでもCLが見えてくるでしょう

  7. テタさんになって3試合、とにかく向上・改善が見られること、選手が疲労困憊なのに笑顔でいること、これがあることだけで幸せです。
    個別には、エジルの復調、ジャカとトレイラの適正なポジによる運用、完全に生まれ変わったナルイズなど想像以上のプレーぶりに希望しかありません。
    年も改め大逆襲だー。

  8. 記念カキry 久しぶりに全員にMotMをあげたくなる試合でしたね。フツーに試合を見てても面白かったし、Nouman さんの解説動画見ても非常に理に適った用兵をしていてアルテタの手腕に驚くばかりです。次はリーズとのFAカップ戦ですが、リーズ率いるビエルサ監督もハイプレス&ポゼッション志向のサッカーをするので楽しい一戦になりそうですね。

  9. ジャカに関しては今まで異様に悪く言われてて、自分はずっと彼の能力とパフォーマンスは素晴らしいという見立てでした。なので、こき下ろしてた人々が黙りはじめた上に、彼が残留するかもしれないのでホッとしてます。

    トレイラは本来の持ち味を発揮してますね。
    アルテタ就任の変化で1番の驚きは、やはりエジルでしょうか。まるで人が変わったかのようです。

    トレイラ、ジャカ、オバメヤン、なんならエジルやラカゼットもですが
    もしエメリの解任がもっと遅ければ、彼らを失っていたかもしれないと思うとゾッとしますね。まぁ解任は十分遅かったんですけど…
    なんとか紙一重で助かったというところでしょうか。今後も浮き沈みは当然あるでしょうが、持ち直してほしいです

    1. ジャカは65分に大きなジェスチャで「(ラインを)上げろ!」って鼓舞してたシーンが印象的だったなあ。

  10. アルテタの目指すサッカーが完成すると、相手にとってとても厄介なチームになりそうだなと言うのがユナイテッド戦の印象でした。

    ビルドアップやプレスの向上はもちろんのこと、ジャカやルイスのロングパスが増えたのが相手にとって脅威だろうなと。

    エメリの初年度のリバプール戦で、ロングパスを使って相手のプレスを無力化したゲームがありましたが、その試合を思い出しました。アルテタのサッカーが完成すると、リバプールと互角に闘えるのではないかと夢見ました。

    あと、ゲンドゥージのパフォーマンスも印象的でした。後半はボールを持たれる展開でしたが、彼が出てきてからはポゼッションできていたので、流れを変える交代のカードとしても機能しそうな気がしました。

    難しい相手が続きますが、ホールディング、セバージョス、マルティネリ、ベジェリンが戻ってきたら、どういうサッカーするのかという楽しみが不安に勝っています。

    1. そうそう。ジャカとルイスのパス精度はすごい武器で、ロングボールがちゃんとビルドアップのなかで「オプション」になるのがこれまでとは違うのですよねー。

      1. ロングパス成功の背景には、チームがコンパクトに闘えていることがあると思います(相反しているように思えますが…)。

        チーム全体が間延びしていると、狙いにくい上に、ロストした際に広大なスペースを相手に与えてしまうのがリスクとなります。ジャカもルイスも、そのリスクが減ったことにより、ロングパスをどんどん通すようになったと思います。

        トレイラやゲンドゥージもいいロングパスを持っているので、彼らも積極的にやり始めると、さらに厄介なチームになるのではないかと。

  11. そういえば、アーセナルのサッカーは見ていて楽しく、スタジアムの雰囲気も最高だったから、若かりし頃、このチームに強烈に惹かれ、サポーターになったのを思い出しました。

    セバージョスとマルティネリがこのチームにどう混ざりあうのか、今から復帰が楽しみ。

  12. コラシの侠気に感謝。捻挫は無理すればやれるとは言うけれど、痛くないはずがないし、痛みが常態化することも多い。燃えるような闘争心と、激しい没利害性。あえて漢って書きたい選手だ。

    全体について言えば、プレスが途中で失速するのは大きな問題だと思う。相手DFをある程度フリーにしてパスコースを切るプレスであるために、前が下がってコンパクトになってはいる。しかし攻撃時のDFラインが高くなったわけではなく、攻→守のトランジションでプレスが効きにくい。カウンターの危険もそうだが、そこでプレスをかわされることが大きな体力のロスになってると思う。

    僕は守備的な左SBを獲得して、前にチャレンジしたCBの後ろをカバーさせたほうがいいと思う。オーバを左で使いにくくなるので良いことばかりじゃないが、CBの位置を高くできるし、チェルシーのような優秀な中盤に狭いコースを抜かれた時にも対応できるから。まあアルテタによって僕の狭い見識が覆されるのが、最近ちょっと楽しくなってきてるのも確かなんだけど(w)

  13. ジャカに関して、少なくともボーンマスとこのマンU戦は、本当に良かったと思います。エメリとリュングベリ下では、ほとんど良さを感じなかったのですが、これはアルテタが彼にスペースと時間を与えたからなのでしょうか?ビルドアップ時の貢献が見違えるほどになりましたね。

    彼が来て1シーズン目、それまで個人的に一番好きだったセスクと見紛うようなロングレンジのパスを彼が中盤の底から放ってたのを、久しぶりに思い出しました。

    もはや関係は修復不可能だと思ってましたが、まさか本当に何とかしてしまうのか…?

    もう一度応援したくなりつつある今の状況に、正直戸惑ってます。

    1. 僕はこの試合ジャカのプレーがそんなに良かったとは思わないんですが、これも僕自身の期待が大きいからかも知れません(ちなみに僕はジャカのファンです)。ちょっと判断が遅かったし、細かいポジション修正に工夫が見られなかったと思います。

      ただセスクと見紛うロングレンジって件は全く同感です。「そこを通せるんならサッカーなんて簡単だよね!」って言いたくなるコースを通せる能力。規格外だと思います。もっともジャカの場合にはそれを発揮できるポジションに動くのがまだ遅くて、セスクのように流れるようなビルドアップにならないのが残念ですが。僕はアルテタの元でならもっといい選手になれると思ってます。

  14. 現地で観てました。
    印象的だったのはダビルイスで、頼れる兄貴的な感じでした。サカが出てきてすぐミスした時も、大丈夫だ!みたいに鼓舞していました。
    とにかく(僕含め)ファンはとても楽しい時間を過ごしました。地下鉄までの帰り道もずっと歌って、地下鉄の中でも歌ってました。

  15. 勝った!しかもあのユナイテッドに。長いトンネルに光が見えてきたのは間違いない。ありがとうございます。
    アルテタが来る前や来たときなど、チームを出たがっていた選手も間違いなくいたのでしょうが、この試合を見る限りそんな気持ちを持ってる選手なんていないように思いました。みんながアーセナルって感じで。
    後半インテンシティがおちても、最後まで走り続けるとこなんてホントにすごい。ラカゼットなんかも大好きですね。
    円陣や試合中の気迫、試合後のボディランゲージなどもう最高です。
    トップ3以外安定してない今シーズンのプレミアなら、安定感を取り戻したも同然なおれたちにもまだチャンスがありますよ。
    プレミアだめでもELくらいならとれるに違いないとも今ならおもえます。
    次の試合が楽しみで仕方ないし、こちらの次の更新も楽しみで仕方ないです。
    よろしくお願いいたします。

  16. ボアテングって今はフィジカルとか落ちてきてるからパスしか期待出来ない感じがする

  17. この3試合、ワクワクしながら応援してます。
    道程は簡単ではないと覚悟してますが、内容の変化に期待せずにいられません。
    チェンバースのケガで、またしても危機的状況のデフェンダー。
    どう乗り切るのか見ものです。

  18. プレッシングかけて後半勢いが無くなったりするのはシティやリバポも通ってきてる道だと思いますので、アルテタはどうこの問題を解決するかは楽しみです
    アルテタになってやっぱりタレント自体は良かったんだなぁと思わされました

  19. ヴェンゲル時代からの宿題だった前プレ剥がしのビルドアップがようやく即興ではなくデザインプレイとして整備され始めてワクワクしています。
    ジャカがマークを引き連れてサイドに流れ、その開いたスペースにダビド・ルイスが持ち上がって、一気に前線にスルーパスをいれる。どこのシティか!っておもいました。

    そして何より、エジルが後ろをルックアップして敵の選手の位置を見て、パスコースを消しながらプレスをかけるのを見て、アルテタはヴェンゲルですらできなかったことを成し遂げたのだと確信しました。ペップはメッシも当時王様だったシルヴァも走らせましたからね。アルテタだってエジルを走らせられるんですよ!

  20. エジルがこんなにプレス掛けることができるとは本当に驚き。エメリ時代もそれが求められてたけど出来んからトレイラにカバーさせようとしたのにねAMNも右サイドバックの選手じゃない発言から右サイドバックで起用されなくなってインサイドハーフやウイングではいまいち能力発揮できずに結局は右サイドバックやってるし。。。。。。エメリ、この試合観てエジルお前こんなやれるんかいって、いやまだ走れんのかいって突っ込んだとは思うけど、案外本当はこれがやりたかったとか思ってたりすんのかな

  21. 俺たちのアーセナル、が戻ってきましたね!みんなでこの感動を分かち合いたい!
    本当、エメリはこれを見てどう思うのだろう・・・リュングベリもそう。
    アンチェロッティではなく、アレッグリでもなく、アーセナルが何たるか、を知り、ペップ仕込み(が認定した、といってもいいか)の戦術をもつアルテタは、長期政権を是非担ったもらいたい。チャンさんが張った2-0を手でアピールするファンの写真、わたしもテレビでこれを見て、”そうなんだよ、これなんだよ、俺(たち)が見たかったのは!うぉー!”と沸騰していました。プレイヤーみんなによく頑張ったといいたいし、これからもこの姿勢を見せ続けてほしい。怪我だけが本当に心配ですね。COYG

  22. 更新ご苦労様です。

    最高の試合でしたね。現段階でこれ以上を望めば罰が当たってしまいます。

    前半の出来が90分継続しないことは確かに課題です。それでも期待感を伴う課題なら選手も前向きでしょう。課題の先に見えるのは正しく明確な希望です。そうならばやってやるぞ!と思えるでしょう。

    個人的にはこれから復帰する選手にも期待してます。セバージョスやマルティネッリがアルテタの下でどう化けるのか。ホールディングとベジェリンが何をもたらすのか。少し先ですがティアニーもいます。私は彼等こそが今季終盤戦の鍵を握っていると思っています。選手層の薄さというもう一つの課題を解消してくれるのは正しく彼等のはずですから。
    若手にも期待しています。手始めにナイルズが化け始めました。同じ事が他の若手に起こってもおかしくありませんよ。ネルソン・サカ・ウィロックにも私は期待しています。他にも若手はいます。全員に期待しています。

    その上で・・・冬の補強は?これはフロントの仕事です。ぜひともアルテタの希望を実現して欲しいです。クラブ全体でアルテタを支えるぞ!という意思を結果で示してほしいです。

  23. チェルシー戦も思ってたけどオバメヤンの守備貢献度はすごい。
    彼が90分ほぼサイドの守備を空けることなかったのは本当にすごい。(空けても致し方ないと思えるものだった)
    これによってセントラルの2人がサイドに釣りだされることがなくバイタルエリアが安定した。
    今まではゲンドゥージやトレイラがサイド守って真ん中守ってと奔走してることが多かったけど基本中央に集中できるようになった。
    それによりダビドルイスが前に出なくて済むようになったのも大きい。
    ルイスはチェルシー時代から高めの位置で守備ライン崩して前に飛び出したときにやらかすイメージがあったので。
    最近は逆にズルズル下がって問題になっているかもだけど。
    とにかく弱点を出させなかったことによりルイスに安定感がもたらされたように思う。
    バイタルが空いてしまったときはソクラテスがいい対応をしていたね。ルイスがサイド気味の対応したときのポジション修正もよくなってた。
    右サイドのペペやネルソンも頑張っていたが戻らないときというのはあった。遅かったり。
    でもオバメヤンはほぼ空けることなかったし守備の強度や判断も素晴らしかった。深い位置も対応していた。
    FWの選手なのにここまで見事にこなしたのはほんとすごい。
    チェルシー戦の落胆の様子からどうなるか心配だったが継続してこなしてくれた。
    ラカout以降も4-5-1のような陣形?になって、それでもオバメヤンが9番でなくサイドにい続けたのもその重要性を表していると思いました。
    まぁエジルがヘロヘロ過ぎたのもあるかもしれませんが(笑)
    サイドに置くのは攻撃を考えると勿体ない気もするけど、ラカいると仕方ないのと、なにより真ん中に置く攻撃での貢献と同等の大きな貢献をしたと思います。

    ジャカ。
    守備でのポジショニングが劇的に改善されていた。
    最終ラインに吸収されてバイタルを空けることも少なく傍観者になることもなく反応も速くなっていたと思う。
    足だけでボールを奪おうとせず、体を寄せることも意識するようにもなったと思う。
    そしてなんと右寄りのバイタルのカバーにも入った。驚いた。マジで。大げさかな?(笑)

    攻撃でジャカかトレイラのどちらかが頻繁に高い位置を取ることも出てきたのが嬉しい。(ボーンマス戦でもジャカ上がることあった)
    何かしらの決まりがあるのかも。
    なんせジャカとトレイラが攻撃時に横並びになっているのにイライラしていた自分には嬉しい変化だった。

    その選手の長所を相殺、どころか評価をマイナスにするようなネガティブな部分がなくなっていたと言ってもいいくらい色々な事が改善、出ないようにされていた気がします。

  24. エジル。
    守備でエメリにハードワーク求められたときとか前線でのチェイシングや中央でのカバーやブロック形成はやることあった。
    そのときは周りが傍観者になってたりで空回りというかモチベか体力かが原因で継続は出来きてなかったけど。
    大きく変わったのはサイドのカバーにも必要なときは必ずといっていい割合で入っていた。
    引いて守るときは4-4のブロックは絶対に維持するという意識がオバラカエジルにも見られた。
    75分辺りからはヘロヘロになっていたけど、ジョグ(いままでは歩き)で体力回復しつつ90分最後まで要所は走り切ったのは素晴らしかった。
    相手の寄せに対する強さも少し戻ったように見える。
    なんせエジルファンの自分としては彼が輝きを取り戻すのはめちゃくちゃ嬉しい。

    ラカゼットも復調の兆しが見えた。
    それにビルドアップ時に以前より頻繁に深めに下りてくるようになったと思う。

    ソクラテスがハイボールに対して対応を改めようとしているようにも見えたのも驚かせられた(笑)

    挙げればキリないな(笑)みんなコメントしてるし主さんも言ってるし(笑)

    サカ。
    SBとして数えてないようなコメントを以前しちゃったけど、前々から守備ポジショニングは割かししっかりしてるし、スピードもそれなりにあるので割とやれてる印象もあるのよね(笑)
    守備の強度的にはまだまだだし、ドリブル突破以外のボールの扱いがまだまだ雑だけど、ティアニー戻ってくるまでは彼に繋いでもらうというのも最悪ではないのかもしれない。わからんけど。
    ドリブル突破は若手の中ではかなりの方だと思うので順調に伸びれば将来は期待できると思います。

    ゲンドゥージはレンタル出さない方がいいんじゃないかなぁ。
    今シーズンも彼の力が必要になることはあるような気がします。アルテタの元での指導もいいかもという面も。
    「若さによるようなプアな対応があってもアルテタの指導を受ける前から守備のポジショニングがまともという貴重さ」は少し薄れるかもしれませんが、
    それでも守備強度を上げたい相手や場面、守備でのスピード、パスだけではビルドアップがきつい状態の時などまだまだ求められることはあると思うんですよね。
    ハイボールに対する対応と若さ的なところは課題ですけど。

    あとは全体としては、誰かもコメントしてたと思いますが、相手がスピードやフィジカルで強引に攻めてきたとき、
    狭いスペースでも苦なく高いパススピードを出せるチームのときにどうなるか。ハイボールを頻繁に入れられるとどうなるか。
    でもなんていうか心配というよりはどうなっていくかが楽しみという感じです(笑)
    自分が思っていた以上に改善が速くて。

    年始から完全に成仏してしまいました。
    もうアルテタがどうしていくのか見るだけでもういいや(笑)たぶん自分にはわからん改善とかしてくれると思う(笑)
    アルテタには長くやって欲しいですね。
    次も楽しみです!

  25. あとアルテタの選手交代のタイミングと場所も素晴らしかったと思います。

    それと選手にしたたかな部分まで出てきたようにも思いました。時間の使い方というか。

    連投長文失礼しました。

  26. 初カキ&ユナイテッドファンなのに失礼します。

    アーセナルは長年のライバルで、エメリ政権では本当にニヤニヤしながら見ていました。
    ユナイテッドはまあ情けないが、アーセナルはもっと悲惨だなと。
    このまま堕ちてまえと。
    でもアルテタだけは何故か応援してしまいます。
    アーセナルの元主将かつ、憎きシティのアシスタントなんてユナイテッドにとって何もいいイメージがないのにw
    アルテタのような人がユナイテッドに来てくれてたら…

    何故ですかね?今はアーセナルの勝利が嬉しいです。
    がんばれアーセナル!アーセナルが強いPLが
    一番おもしろい!
    長文駄文失礼しました。

  27. すっかり出遅れてしまいましたが、コメント失礼します。
    アルテタアーセナルにおける無限の可能性(ゲーゲンプレス+ヴェンゲルボール 違う?)を感じました。

    ムスティは、チェンさんの予言通り、アルテタの信頼を失ったのかな。
    (壊滅的なCB状況でも、ベンチにすら入らず)

  28. 完全に出遅れましたが、何度目かのカキコ失礼します。
    アルテタアーセナルにおける無限の可能性を感じました。(ゲーゲンプレス+ヴェンゲルボール 違う?)

    あと、余談ですがチェンさん予言の通りムスティは信頼を失ってしまっまようですね。
    (フィットネスが厳しいCB状況でもベンチ入りすらせず)

  29. 今までの戦術フォーマットがない状態からようやく他クラブと競えるスタートラインに立っただけで飴より強いなんて見立て甘すぎでしょ。飴戦みても、プレスが嵌まらなくなったり対策されたときのプランBプランCは見えなかったし、その点ジョルジーニョ入れてビルドアップ改善したランプスの方がうわてだった。あとエジルやトレイラなど替えが効かない選手が離脱したら今のやり方は破綻するでしょうね。
    今冬は補強ないし、今はスカッド整理できる来夏にいいスタートが切れるための助走でしかない。この勝利だけでトップ4いけるなんて甘いもんじゃないよ。あわよくばEL制覇くらいで考えとかないと。そうやって期待を高めすぎていざ下降線辿ったときに批判浴びせまくったことでエメリやジャカをスケープゴートにした前科を忘れちゃならない。

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