エヴァートンについて
現在PLテーブルは36ポインツで10位(※暫定)。12月22日からマルコ・シルヴァにかわり、カルロ・アンチェロッティがマネージャーに。
アルテタがエヴァートン、アーセナルがアンチェロッティを選ぶという未来もありえたと考えると、現在の両者のフットボールを比べるのはなかなか面白そうである。
フォームについて
4連敗、3連敗をやったシーズン序盤の悲惨なフォームに比べて、年末あたりからフォームは明らかに改善されている。3連敗をやったあとの12/7からは、PL11試合で1敗しかしていない(W6 D4 L1)。
アンチェロッティが来てからはPL8試合でW5 D2 L1(17ポインツ)。ちなみに同じ時期、アーセナルはアルテタの下でW2 D5 L1(11ポインツ)。アンチェロッティのほうがよりいい結果を出している。さすが年の功。
今シーズンのホーム・アウェイでは、やはりアウェイの悪さが目立つ。ホームで3敗、アウェイでは7敗。ただしアンチェロッティが来てからはだいぶ改善されている。
ビッグチームとの対戦では、チェルシー(H)に勝ち、ToT(H)、ユナイテッド(A)、アーセナル(H)にドロウ。あとは敗けているので、ビッグチームには順当に弱いと云えそうだ。
チームニュース
アンドレ・ゴメスが長期離脱から復帰。プレイする可能性があるようだ。またウォルコットは膝に問題ありで、アンチェロッティも彼はプレイするかわからないと語っている。
グバミンがアウト。
注目選手
アーセナル的にはイウォビと云いたいところだが、やはりもっとも注目はリチャーリソンか。バルサが狙っているとかなんとか。今シーズンはPLでG9 A3と数字も立派。
個人的にはベルナルド(身長166cm)が気になる。あの小柄でPLで通用するのならショウヤ・ナカジマだって通用しそうっていう。
あとモナコのシジベってここにいたのか……
イウォビのコメント「彼らが失ったものが何かを見せる」
ノースロンドンに帰ってくる元ガナーのコメント。
イウォビ:アーセナルはぼくが育った場所で、彼らが輩出した選手がいかにいい選手か、何を失ったのか、それを示したいね。ポイントを証明したいんだ。誰が相手でもプレイするときはそうなんだけど。緊張するとか、いっそうモチヴェイションが上がるとかはとくにないよ。
ひょうひょうとしておるな。あんまりがんばらないでほしい。
カルロ・アンチェロッティのコメント「このあとにも重要な試合がある」
ボスコメント。
アンチェロッティ:アーセナルに集中する必要がある。そのあとにいくつものとても重要な試合が待っている。ユナイテッド、チェルシー、リヴァプール。こういった試合のあと、ヨーロッパ行きがどうなるかわかるだろう。
これは強敵相手の、アウェイの、とても重要な試合だ。しかしそれでも勝てるという自信をわれわれは持たねばならない。
そう。笑ってしまうのは、この試合のあと、彼らにはマンU(H)、チェルシー(A)、リヴァプール(H)がつづくという鬼のようなフィクスチャ。今回敗ければ4連敗ありうるのでは。
マイケル・コックスによるスカウティング
<相手について>
コックス:20年に渡り可能な限り多くのプレイメイカーズを起用して、さまざまなシステムでプレイしてきたのが、カルロ・アンチェロッティ。彼の初期に好んでいたシステムに戻っている。それは4-4-2。それはピッチ全体で素晴らしく機能しているが、もっとも優れたところはもちろんアップフロントである。
<デインジャーマン>
コックス:ルカ・ディーニャはPLで最高のクロッサーのひとり。彼の左フランクでのオーヴァーラッピングは、エヴァートンのアプローチプレイのキーパートで、セットピースからのデリヴァリーもハンパない。
ハンパない。
前回の対戦(今シーズンのPL)
アルテタのデビューと勘違いしちゃった試合だ。FLのラストゲイム。
【マッチレビュー】19/20EPL エヴァートン vs アーセナル(21/Dec/2019)さよならフレディとおかえりミケル | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
もう試合内容はあんまり憶えていないが「どっちがひどいかを競ってるみたい」と書いてあった。どんなだよ。
コメント欄もアツくて、ジャカの議論をしてたりするけど、あれからほんの少しのあいだでだいぶ事情は変わったなあと実感している。