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【試合前記者会見】19/20EPL マンチェスター・シティ vs アーセナル(17/Jun/2020)3ヶ月ぶりのリスタート

若い選手たちにチャンス?

(新しいPLのルールがより多くの若い選手にチャンスを与えるか……)

そうなると思う。例えば、われわれの場合15日間で5試合を戦う。3日ごとに試合があるんだ。これに選手たちがフィジカリーにどう反応するかわからない。ほんとに短い準備期間しかなかったからね。

われわれは彼らを使わなければならない。チャンスを欲している才能ある若い選手たちが何人もいる。ほかのクラブだって状況は同じだろう、この短期間の試合の量では彼らを使わざるを得ない。

(この試合数が若い選手たちにさらなる機会になる……)

彼らは進歩しつづけなければならないし、最大のチャレンジのひとつはいつだって安定性だ。彼らはある期間、ある試合の、あるときにはやれている。だが、3日ごとに94分か96分安定してそれをやることは、また別の話になる。

それをやるために、あるいは正しいやり方で成長するために、彼らは正しい選手と一緒にプレイしなければならない。正しいメンタリティ、正しいクオリティ、正しいドライヴで。

それこそがやらねばならないことだ。われわれは彼らに正しい基礎を与えなければならない。彼らが成長するのに必要のない余計なプレッシャーなく自由に成長できると感じるために。またわれわれは彼らに大きすぎる責任は与えない。いつだって燃え尽きてしまうリスクがあるからね。

グアルディオラ……

(ペップ・グアルディオラの影響……)

そうだな。わたしがバルセロナで15才のときに彼に会ってからずっと影響されている。お互いに選手だった。そしてわたしのコーチングキャリアと私生活でも、彼にはとても大きな影響を受けている。

彼の人となりや彼の価値、わたしへの接し方や選手やコーチたちとの接し方について話さなければならないのなら、それはもうとんでもない。コーチとして、わたしは彼からとても多く学んできたし、ともに素晴らしいときも難しいときも過ごしてきた。彼のとなりにいた経験はすごかったよ。

オバメヤン(とサカ)の新契約について

(オバメヤンの将来……)

彼のキャリアのなかで、彼にここがつぎのステップにふさわしいと感じさせることはわれわれの責任だと思う。そのためにも、彼は自分に価値があり、われわれのチームの一員である、チームに必要とされていると感じる必要がある。そうして、彼は信じなければならない。われわれがクラブを自分たちのやりたいように前進させられることを。彼はそのためのキープレイヤーだよ。

現時点でわたしは彼のパフォーマンスとふるまいに完全に満足している。わたしは彼と面と向かっていろいろなことを議論できるとてもいい関係がある。わたしの知る限り、彼はクラブでとても満足している。

(オバメヤンの契約状況……)

思うに、もっと早く(契約を)やりたかったというのはまた別の話なんだ。もちろんわれわれにはとても時間もタイトで、コミュニケイションもそう。この未曾有の状況がたくさんの不確定さをもたらしているが、それが毎日のようにクリアになってきている。フットボールの復帰に一歩づつ近づいているし前進しているよ。

(CL出場が叶えばオバメヤンを慰留できるか……)

誰であってもそれは説得の助けにはなると思う。でも、とてもラッキーなことにわれわれにはクラブがある。

われわれに加わりたい選手はたくさんいる。しかしわれわれが誰を引きつけたいかということではなく、ここにいる選手がどれだけハッピーであるか、正しい場所にいるんだと納得させられるかなんだ。なぜならすべてのトロフィを目指して戦うことや、CLでプレイすることはわれわれの義務なのだから。

(オバメヤンとの議論はあるのか……)

ピエール本人、彼の家族やエイジェントとはたくさんの議論をしている。わたしはすべてのパーティが同意できるととても楽観しているよ。

(オバメヤンの慰留はどれだけ難しい……)

われわれ全体にとってのチャレンジだね。わたしが来てからずっとだ。われわれがいまいる状況もあるから。しかしわたしはかなり前に進んでいると思う。

われわれはここにあったエナジーを変えていこうとしていた。ステイディアムのなかや選手のエナジー、スタッフのエナジーも。そしてわたしはいまものごとを進歩させることにとてもポジティヴだ。

もちろんコロナヴァイラスは大きなターニングポイントになったし、3ヶ月も離れていた。しかし、自分たちの方向に進み続けようと努力してきたし、選手やスタッフとも密にコンタクトしてコミュニケイションしてきた。わたしはわれわれは前進するにはとてもいいポジションにいると思っている。

コントロールできない不確定なことはあるし、選手がどう反応するかもわからない。3ヶ月ブランクのあとに3日ごとの試合。しかしそれはほとんどのクラブも同じ。

われわれは適応を模索する。いい訳をしようとはしない。それに立ち向かい楽しむんだ。だって、われわれは全員フットボールの復帰を待ち望んでいて、とにかくプレイしたくて仕方なかったんだから。

(ブカヨ・サカの契約状況……)

それはより緊急でプライオリティなもので、ファイナライズさせようとクラブとしていまやっているところだ。ブカヨとオーバの契約はとても重要なものだ。いまだけでなく、クラブも未来にとっても。クラブからアナウンスできるとしたら、正しいときにそうするだろう。

以上。

選手たちがどうプレイするか(対応するか)やってみないとわからんとコメントしているのが印象的。

たしかに観客がいない状況での試合は慣れていないことはないだろうが、これがトップレヴェルの本気試合だからなあ。

さて、コメントのなかにヤングたちの起用や短かすぎる試合間隔など、いくつかのポインツがあるが、それは後半に譲るとして、ここではオバメヤンの契約問題だけ触れておこう。

ご存知のかたも多いと思うが、先日珍しく本人がインタヴューで自身の契約状況について語っていたのがとても話題になっていて、それがあっての今回のプレスからの質問攻めになっている。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

3 Comments on “【試合前記者会見】19/20EPL マンチェスター・シティ vs アーセナル(17/Jun/2020)3ヶ月ぶりのリスタート

  1. やっと!待ってました!
    財務状況が不明瞭やったり、なんだかんだ当初のポリシーと違って契約面で整理しなきゃ選手が多数いたりするなか、
    この試合がただのビッグマッチじゃなくて、勝てば色んなモンが吹っ飛ぶ試合な気がしちゃってる(笑)
    主に焦らされすぎたせいだけど!(笑)

    でもシティのほうが曖昧な状況なのは間違いない!先手、試合をコントロールしていくアーセナルが見たいぞ!

  2. コロナの件があったとはいえフロントは選手を契約延長するのか売却するのか判断が悪すぎますね
    残り一年以内に決めるとか息巻いてたのに何なんでしょうかこの体たらくは
    ガジディスと変わらんのではないか

  3. 過密日程が心配ですが、こちらのブログ更新も試合間隔が短いので大変ですね。
    いつも楽しみにしていますのでお体に気をつけて頑張って下さい!

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