シティでの惨めな敗戦から中二日。精神的にも身体的にも十分に準備する時間もとれぬまま、アウェイのブライトン戦がやってきた。
昨日のアルテタの会見エントリにつづき、今晩の試合をプレヴューしてまいりたい。
Brighton & Hove Albion v Arsenal
アルテタの試合前コメンツ
木曜に行われたプリマッチプレスカンファレンスは、昨日このブログで伝えた。
アルテタの試合前インタヴュー
そして、アルテタがヘッドコーチになってからは毎度のことだが、このあとにさまざまなコメンツが出ている。まったくブログ者泣かせである。
オフィシャルサイトより。一応記事がアップされた順番に。
ティアニーとサカについて「ティアニーとのワークは喜び」
アルテタ:思うに、彼(KT)はこんなにも長期間の離脱があって、しかもあんな相手にプリシーズンも本番もなく「デビュー」したことはとてもよかった。
彼にはタフな試合だったし、彼はとてもよくやったと思う。ダヴィドを失ってからは、ほかにオプションがなくて、彼にCBでのプレイだってやらせたのだからタフだったはずだよ。
いいかい。彼との取り組みは喜びなんだ。またもインクレディブルなアティチュードを見せているキッドなんだ。彼がチームにもたらすものはとても多いだろうし、彼がチームにいることが大変にうれしい。
ブカヨについては、彼は成長中で、違うポジションにも適応できるようにならねばならない。そして彼はとても前向きにそれに取り組んでいる。
彼は2-3の異なるポジションでプレイするクオリティがあるし、そんな選手がスクワッドにいることがグレイト。昨日は、10人になってしまったり彼にとってもまたタフな試合だった。
しかし、それはコンスタントにトロフィを取るようなフットボールクラブでプレイするなら達成しなければならないレヴェルで、それはとてもいい経験だったはずなんだ。そこでプレイできるというメンタリティが要求されている。
ラカゼットについて「ストライカーは結局ゴールで判断されてしまう」
アレックスはわたしがいつでも好んでいるタイプの選手だ。なんでもできるみたいなタイプだからね。彼は、ほかの選手たちとのコンバイニングやリンキングでは、とても才能がある。
彼のワークレイトとどんなボールにも食らいついていくやり方。ストライカーを見つける準備ができているし、自分がゴール前にいるときはいつでもボールをネットに入れる能力がある。
このシーズンは彼には難しいものになった。彼だけじゃなくほかの選手もだけどね。しかしなんとか乗り切ろうとしている。彼はわたしとたくさん取り組んでいるが、得点に見放されていたときもあった。
しかし、この数週間でよくなってきたように見えたし、より脅威になってきた。わたしは彼に自信も試合時間も与えたい。マンシティではほんとうに難しい場面で出ることになったが、チームメイツやチームを助けようとする意志をたくさん見せてくれた。
選手みんなが自信を持つことが必要だ。ピッチではストライカーは余計にそう。なぜなら自信は時間ごとのゴールの量に関係するから。彼らはなんでもとてもうまくできるが、結局はゴールの多さでジャッジされてしまう。
しかしそれはみんなが同じだ。マネージャーからどうやって信頼を得る? それはトレインのやり方であり、プレイに反映することであり、あるいはプレイしていないなら、自信がないからだといい訳になる。いつもそんなふうになる。
ペペについて「彼は本来の彼の基準に達していない」
明らかなのは、(ペペの)安定性は、彼が本来生み出せるレヴェルに達していないということ。彼こそがそれを自覚する最初のものであり、彼のレヴェルの選手ならわたしは要求する。
彼にふさわしいレヴェルで、3日ごとに実力を出していかねばならない。彼は違いを生み出せる選手、脅威にならねばならない。相手に恐れを抱かせ、ファイナルサードで大きな脅威になること。パフォーマンスのなかでは、彼のワークレイトもまた関係してくる。
彼は理解しているよ。彼はナイスなキッドなんだ。ほんとうにハードにトライしているし、最初のシーズンでもあるのだから、時間や適応のやり方は尊重しなければならない。彼にもたくさんのことがあって、われわれはそのことを理解しなければならないし、彼にはやる気もある。われわれは、きっと彼のベストを見られると思っている。それについては自信があるよ。
いくつかのフラッシュモウメンツを一貫したモードに変えていくこと。クリエイティヴなワイドプレイヤーにとって、すべてのディーテイルを正しく行うことは大きなタスクになる。それが大きな違いになってくるし、彼のメンタリティもそう。
彼のマインドセットはいつだってそんなふうでなければならない。チームのために試合に勝たねばならない。そしてスクワッドの一員なのだから、それをやって責任をとらねばならないんだ。
ペペはやっぱり、要求されているレヴェルのパフォーマンスを(トレイニングでも)見せていないという評価なんだなあ。どっちかというと、メンタリティを問われているっぽいのが深刻である。
ぼくは1年は余裕で待てると思っているけど、もう1年たちそうずら……
前回はエジルがウイングで確実に1枚はがされてのだけ憶えてる。リアルな悪夢だった。
今回はたぶんサカ。期待してる。(おい、ぺぺ)
前節エジル→ウィロックだったのは相手がシティだったせいで、針の穴の可能性を追求した結果じゃないかと思う。実際はどうか知らないけど。
僕はエジルの定番「no matter what」なマイペースなやる気がけっこう好き。
ウチの試合をするのはここからで、それには10番エジルがいないと始まらない。