チームニュース
昨日発表されていたティームニュース。
チェンバースはアウト。19/20シーズンは起用できない見込み。
マリはアウト。シティで左アンクルをケガ。重症で現在スペシャリストが検査が行われている。
セドリックはアウト。トレイニング中に鼻骨を骨折。2週間以内にフルトレイニングに復帰見込み。
ソクラティスはアウト。右太ももに軽度の張り。2週間以内にフルトレイニングに復帰見込み。
トレイラはアウト。右アンクル。2-3週間以内にフルトレイニングに復帰見込み。
ジャカはアウト。右アンクル。 シティで足首を捻挫。2週間以内にフルトレイニングに復帰見込み。
いきなり故障だらけ。すげえな。
そしてもちろんルイスは、シティのストレイトレッドカードで3試合バン。リーダーだと云われていた漢がチームを窮地に陥らせているという。
シリアスなのは、マリとジャカ。まあジャカは比較的軽症で済みそうだが、問題はもちろんマリの重症。復帰時期がわからないくらいの長期離脱になりうるケガだと見られていることだけはたしかである。
マリは全然ケガをしない選手という評価だったようで、TMで彼のケガ履歴を確認すると、以前のケガは、15/16シーズンの43日と17/18シーズンの25日の2回しかない。
選手がしょっちゅうケガばかりしているアーセナルでは大変に貴重な人材に思えるが、結局ケガをしてしまった。アーセナルに来たからなの?
パブロ・マリーの重症とパーマネント契約の件
シティのレヴューで、ぼくはマリのケガは「アキレス断裂」って断定的に書いてしまったんだけど(どっかで誰かがachillesがruptureしたって書いてるのが頭に残っていて)、まだ公式には不明である。失礼失礼。
ちなみにマリのケガについては、いつものグーナードクターがさっそくYoutubeで解説している。ただ、当然まだ詳細は判明していないので、あのケガの仕方ならそうなるかもしれないという可能性に過ぎない。
しかしまあ、現時点で公式に「重症(significant injury)」と認めているのだから、あまり楽観的にはなれないだろう。
ところで、ローン選手たちの契約延長については来週月曜(火曜?)がリミットということで、そこに入っているマリについて、彼の大きなケガがパーマネント契約にどういった影響を与えるか注目が集まっているが、どうもアーセナルは彼の獲得を決めるらしい。
この件で、もっとも大きな情報は、フラメンゴのヴァイスプレジデント(Marcos Braz)がそれを認めたということ。
Marcos Braz confirma: “A venda de Pablo Marí para o Arsenal está garantida. Lamentamos demais o ocorrido com o atleta, mas o Arsenal vai executar a compra”. #Flamengo #CRF pic.twitter.com/pJjRT8CD1q
— Paparazzo Rubro-Negro (de 🏠) (@PaparazzoRN) June 19, 2020
Marcos Brazが認めた。「パブロ・マリのアーセナルへの売却は保証(garantida = guaranteed)されている。選手の件は非常に残念だが、アーセナルは買い取りを実行する」
ていうか「保証」ってどういうことだよ。それじゃあ、買取義務アリと同じじゃないか。支払いを遅らせているだけじゃないか。
もうひとつはフラメンゴのニュースサイトのtweet。このアカウント325kものフォロワーがいるっていう。。
Acordo selado! Após empréstimo, Arsenal concretiza compra de Pablo Marí, do Flamengo https://t.co/7dPkL0T65B
— Coluna do Fla | Flamengo (@ColunadoFla) June 19, 2020
この記事によれば、アーセナルは彼のローン終了後には買取オプションを行使するということ。総額で€16M+ボーナスの取引になると。契約に関してケガの影響については触れていない。
いや、下手したら1年くらい使えない選手(さらにケガから復帰したあとも完全にフィットネスが戻るかわからない)をそのまま取るってどういう判断なのか。
いくら左足のCBがほしいからといって、簡単に決めてしまっていいのか、ちょっともやもやする。まあもう考える時間もないのだけども。
予想外にヴァリューだった?パブロ・マリーの契約内容
一方で、朗報もある。というかこれがパーマネント契約を決める理由かもしれない。
€16Mというコストの内訳が明かされており。
Pablo Mari fee breakdown:
Arsenal paid 5 million in January
They will pay 3 million right now.
And a further 1 million for every 10 games he plays. Up to the limit of 8 million.
That is, if Mari plays 80 games for Arsenal, the total is 16 million euros.
[@vitorsergio]— Z (@ZRAFC) June 19, 2020
- 1月に€5Mを支払い(ローンフィ)
- 6月に€3Mを支払い(パーマネント契約?)
- さらに10試合プレイするごとに€1Mを支払い(€8Mが上限)
これで計€16M。80試合プレイして初めて満額に達する
80試合ってレギュラーじゃなければ、2-3年くらいはかかってもおかしくない試合数だ。
つまり(この情報がたしかなら)、アーセナルにとってはマリの獲得は、かなりの安価なオプションだったということだ。
パーマネント獲得してもまず€3M。あとは「10試合ごと」というサーヴィス満点な条件の従量課金で最高でも€8M。場合によっては、そこに達しない可能性だってある。
マリはスクワッドデプスのための補強だと見られているので(レギュラーではない)、コスト総額の半分が従量課金となれば、なおさら都合がいい。
ちなみに€16Mは、それでもフラメンゴのDFのなかでは歴代最高額の選手だということ。
伝説をつくったな。
どうか彼のケガが、思ったより軽いものでありますように。なむなむ。
予想ファースト11
さて、プレヴューに戻ろう。当ブログの予想ティング。
4-2-3-1
エンケティア
オバメヤン、ウィロック、サカ
セバーヨス、AMN
コラシナツ、ティアニー、ムスタフィ、ベレリン
レノ
中二日の連続アウェイで予想が難しい。でもぼくはシティの11人とあんまり変えないのではないかと予想した。
No.9はひきつづきNKで(DAZNはつぎ「ヌケティア」って呼んだらおれは警察を呼ぶ)。
2列めは同じ。
CMコンビはゲンドゥーに変えてAMNを投入。これは疲労を考慮して。
肝心のCBはKTをLCBに。そしてLBにはコラシナツを。
CBはU23のゼック・メドリーがベンチに入りそうだという予想があるが、さすがにいきなりはないだろう。
KTのCBについては、スコットランドNTでプレイしているそうで、シティにひきつづきやらせるのではないかと。
考えてみれば彼がアーセナルのターゲットになっているという噂されていたとき、CBでもプレイできるから(3CBの左)ナチョ・モンレアルの後継者にピッタリと云われていたのだった。KTはいい。いいよ。
今度はエジルやペペが起用されるという予想もできるが、アルテタならやらないんじゃないかと思う。なんとなく。
前回はエジルがウイングで確実に1枚はがされてのだけ憶えてる。リアルな悪夢だった。
今回はたぶんサカ。期待してる。(おい、ぺぺ)
前節エジル→ウィロックだったのは相手がシティだったせいで、針の穴の可能性を追求した結果じゃないかと思う。実際はどうか知らないけど。
僕はエジルの定番「no matter what」なマイペースなやる気がけっこう好き。
ウチの試合をするのはここからで、それには10番エジルがいないと始まらない。