チームニュース
現時点で、この試合のティームニュースはまだ発表されていない。
ファンの最大の関心事はトーマス・パーティのフィットネスだろうが、TheAFCBellによれば、彼はこの試合のスクワッドに入るということである。実際、公開されている試合前トレイニング風景の写真にも彼はちゃんと写っている。
توماس بارتي ضمن قائمة الفريق لمباراة توتنهام
— TheAFCBell🔔 (@TheAFCBeII) December 5, 2020
Thomas Partey is on the squad for the Tottenham match(トーマス・パーティはトッナムとの試合のスクワッドに入る)
このtweetには、彼のgood friendだという毎度おなじみグーナーDrのリプライがついているが、それによれば、試合前のチェックとウォームアップでのチェックはやるだろうということ。少しでも違和感があるようなら出さないと。以前KTもウォームアップ中に試合に出さないと決めたことがあるとも指摘している。
ところで、アルテタは最近プレスカンファレンスなどで何度か「彼(パーティ)はチームにプレッシャーをかけている」とか「プッシュしている」といった発言をしているが、あれは要するに本人が「早く試合に出してくれ」と懇願しているということなんだろうか。桜木花道かな?
予想ファースト11
当ブログの予想スターティング。いつも使ってたフォーメイションのグラフィックをつくるサイトがずっと落ちてる。ひとまずこっちを利用させてもらうことにした。ポケモンのアレみたい。
4-2-3-1
オバメヤン
サカ、ラカ、ネルソン
パーティ、エルネニー
KT、ガブリエル、ホールディング、ベレリン
レノ
ウィリアンではなくネルソンを選んだのは穴狙いである。でも最近のフォームならみんなネルソンのスタートのほうが観たいよね。ウイングは左右逆か。
そして、もしアルテタがここで守備貢献を買っているウィリアンではなく、ネルソンを優先して選ぶなら、それは「攻めろ」というサインである。よし。
ラカゼットのNo.10は続けてみよう。現時点ではウィロックのNo.10よりもロマンがある。
ルイスは一応フィットしているようだが、個人的には彼よりもホールディングを推す。ルイスのロングボールは武器になるが、それに頼るアーセナルはあまり見たくない。
ジャカの低フォームについて
ところで最近ジャカの存在感がめっきり薄くなっているように感じる。ぼくの予想11からも外した。実際彼のフォームは落ちているようだ。
この昨日の『Sky Sports』の記事。手前味噌ながら、しばらく前にぼくがこのブログで書いたエントリとほぼ同じようなテーマで、ここ最近のアーセナルの問題を整理している(遅いビルドアッププレイとプレッシングの欠如)。
このなかで、ジャカのスタッツについての指摘がある。引用してみよう。
この問題(遅いビルドアッププレイ)はグラニト・ジャカにもっとも顕著に現れている。
彼は今シーズンに440本のパスをしているが、目立っているのは、そのうちの「9」しか相手ボックスに入れられていないこと。そしてファイナルサードに入れたものも「65」しかない。580分でたったひとつのチャンスクリエイトしかしていないのである。
このつづきでは、彼だけでなくウォルヴズでのセバーヨス(ヴァーティカルパッシング)のひどさも合わせて指摘されているので、彼だけに責任を押し付けるわけにはいかないのだが。
それにしても、これはどういうことだろう。
ここですぐに数字は出せないが、少なくとも昨シーズンまでのジャカといえば、もっぱらチームのなかでの攻撃的パスの担い手であり、彼がいないとファイナルサードにパスを入れる選手がいないとまで云われた選手だったはず。それが、いま、どういうことか彼は全然攻撃的なパスを出さなくなっているということ。プレイがすっかりコンサヴァになってしまった。
先日のこのブログのあるエントリでぼくは、アルテタが「選手たちにボールを失わないこと」を優先させているのではないかという憶測を書いたわけだが、なんだかこれもまたそのことを裏付けるようなデータである。
この試合でジャカはプレイするだろうか?
いくらダウトでも、ダイヴとペナルティくらいは出来るだろうなぁ。
近年のNLDではラカゼットが重要なゴールを決めているのでぜひスタメンでお願いしたい…!