マッチファクツ by Opta
- トッナムはアーセナルとPLホーム直近6試合で敗けなし(W4 D2 L0)。最後に敗けたのは2014年3月。これは対アーセナルでは1960-1968以来の最長記録
- アーセナルはPLでトッナムに連敗したことは2回しかない
- PLのNLDでは0-0以外で最初に得点したチームが勝てなかった試合は51試合中27回ある。どのほかのフィクスチャよりも多い。ToTは16/25試合で、アーセナルは11/26試合で先行しても勝てず
- トッナムはPLのアーセナル戦でウィニングポジションから42ポインツ落としている。どんなほかの相手よりも多い
- アーセナルが1993年以来で最低のポジションで迎えるNLD
- 現在トッナムはPLにおいて最長の無敗記録(9 – W6 D3)
- アーセナルはこの試合で無失点なら2013年5月以来の3試合連続アウェイのクリンシート
- アーセナルがToTより下位で迎えるNLDではアーセナルのW6 D5 L5
- アルテタはこの試合に敗けると、アーセナル史上1966-67シーズンのBertie Mee以来のNLD初戦から2連敗のマネジャーに
- アルテタは選手としてモウリーニョが率いるチームに勝ったことがない(PL7試合)
- モウリーニョはこの試合に勝つと、ToT史上1955-56シーズンのJimmy Anderson以来のNLD初戦から2連勝のマネジャーに
- モウリーニョはアーセナルと戦うコンペティティヴなホームゲイムで敗けたことがない(W6 D4 L0)
ゴールで先行しても気を抜けないし、先行されても諦める必要はまったくない。そんな試合になる。
このパートは、いつもはBBCやSkyの試合プレヴュー記事に掲載されているデータを引用するんだけど、今回はOptaグーナーの@Orbinhoのtweetsからの情報も混ぜた。さらに追加。
There are a lot of Arsenal fans out there right now who’d take a draw tomorrow.
Last victory away at Spurs in the Premier League came in 2014 courtesy of Tomas Rosicky. pic.twitter.com/1ye2D5uXWY
— Orbinho (@Orbinho) December 5, 2020
NLD(H)はPLでもっともドロウが多いフィクスチャの第2位。今回はNLD(A)だけど。1位もダービーだし、それがダービーマッチの特性なんだろうか。
Only one fixture in Premier League history has seen more goals scored than the north London derby.
Arsenal are involved in that one too. pic.twitter.com/hYicNGb4q3
— Orbinho (@Orbinho) December 5, 2020
NLD(H)はもっとも得点の多いフィクスチャでも2位(タイ)。このリスト、アーセナルばっかりである。
1 – Jose Mourinho has lost just one of his 17 Premier League games as a coach against Arsenal. Special.@Orbinho takes a look ahead at this weekend’s north London derbyhttps://t.co/b8iFZkhsuY pic.twitter.com/2nughMzD0h
— OptaJoe (@OptaJoe) December 2, 2020
モウリーニョはアーセナルとのPL17試合でわずか1敗のみ。
試合結果予想
BBC Sports (Lawro’s prediction) 2-0
Sky Sports (Jones Knows) 2-1
WhoScored.com 2-1
アーセナルの全敗け予想。トップ(2位)と14位の試合だからなあ。
ロウロ:トッナムはアーセナルよりいいチームだ。守備でも勝っている。そこはマネジャーに負うところが大きい。ケインとフン・ミングはリーグのベスト2。ケインがフィットするならアーセナルのディフェンスにはタフになる。
アーセナルにはいまリーダーがいないように見える。だからタフなときにはやれない。
オバメヤンはサインしてからどこかへ行ってしまったのか? それ以来たった1ゴールである。
ノウズ:ミケル・アルテタは一時はタクティカルジーニアスだったのに、いまや劣化ウナイ・エメリになってしまった。もちろん冗談。
アルテタが先日アーセナルのクロスのスタッツについて話していたのは、心配になったものだ。わたしの同僚のAdam Bateが指摘したように、クロスはときに必至さの現れであり、ディフェンスを破れないチームが使うものだったりする。
スパーズは3-3でウェスト・ハムと分けて以来、5試合で1失点しかしていない。マンシティにもチェルシーにもクリンシート。ジョゼよりうまくやるマネジャーはいない。
試合のみどころ
この試合は完全に結果がすべての特別な試合。敗けてしまったら、いい内容とかなんの慰めにもならない。
アーセナルの注目選手はラカゼット。
先日のELラピッド・ヴィエナと同様にNo.10でプレイするのかどうかはわからないが、もしやるなら、新境地をさらに開拓してもらいたい。
またもちろんディフェンダーは、彼らのインフォームなアタッカーズを黙らせておく必要がある。ガブリエルにはとても期待している。
オバメヤンが語っていた、この試合をターニングポイントにしようというのは、きっとチーム全体で共有されていることだろう。
チームだけでなくフォームの落ちていたラカゼットにとってもターニングポイント。そういう意味ではオバメヤンもターニングポイントにしなければならない。
キックオフは日本時間で今晩12/7(月)1:30。
勝ってパーティハードなパーティタイムに。
COYGです。
いくらダウトでも、ダイヴとペナルティくらいは出来るだろうなぁ。
近年のNLDではラカゼットが重要なゴールを決めているのでぜひスタメンでお願いしたい…!