アーセナルがホームでパレスに得点できなかったのは、史上初だったらしい。しかもパレスはPLの失点数もワースト2位という相手だった(※3チームあり)。
そのような相手に対し最後まで攻め手を欠き、いかにも消化不良な内容。
非常にいいパフォーマンス、非常に悪いパフォーマンスというものがあるとすれば、そのどちらでもない中途半端な感じ。
このチームはクリスマス以降は一見好調そうに見えているものの、ひとつ状況が変わってしまうだけで、途端にメッキが剥がれてしまうような不安定さがある。そんなことをあらためて感じさせる試合であった。
ここで敗けなかったことはポジティヴだが、連勝が終わってしまったことが悲しい。
昨日には、もうつぎのニューカッスル(月曜)のプレスカンファレンスが行われていて、いまさらこの試合を振り返るのは苦痛な作業だが、記録のためにざっくりと。
Stubborn Palace end Arsenal’s winning run
アルテタの試合後コメント「ドロウはフェアな結果」
試合直後のインタヴュー。オフィシャルサイトより。
アルテタ:グレイトなランのあと、今日も試合に勝ちたかったが、われわれはいくらかフレッシュネスを欠いたと思う。
試合に勝つためのファイナルサードでのクオリティとエンドプロダクトも欠いていた。ポイントは取ったし、さらなるクリンシートはとてもポジティヴだが、3ポインツ取れなかったことには失望している。
スピリットだと思う。われわれは試合のなかでプレッシャーもないのにボールを相手に与えてしまって難しくなっていった。チームが見せたボールを追う姿勢はすごかったと思うが、今日はフレッシュネスとファイナルサードでのスパークを欠いた。
もっとうまくやらねばならないので、この2試合のことはあらためて調査してレヴューする。守備ではわれわれはとてもソリッドで、簡単には相手に与えていない。相手にとってもとても難しくしている。ファイナルサードでもかなり進歩はしているが、今日はもっと上手にやらねばならなかったことがいくつかある。
試合後のプレス会見。オフィシャルサイトより。
(この試合をどうまとめる?……)
アルテタ:わたしはがっかりしているよ。だって試合に勝ちたかったから。だがわたしはドロウだってフェアな結果だと思う。われわれはこの試合に勝つためのプレゼンスもファイナルサードのクオリティも欠いていた。
(不必要なボディコンタクトを制限するようお達しがあったこと……)
その質問の答えはわからない。われわれがコントロールできることと、われわれがほんとにしっかりとやろうとしているのは、ガイドラインズやすべてのルールズを守ること。しかしときにはそれが難しいこともある。試合のなかではたくさんの感情があるから。もちろん拳を合わせるのはいいことだ。しかし毎度のセットピースではお互いをつかみ合う25のアクションズがある。
われわれは3日おきに検査されていて、すべての正しいことを行おうとしている。そして要求のすべてが理解できることもある。しかしときにはかなり複雑なことだってあるんだ。
(エジルの退団が近づいている……)
以前と比べて、どれだけ近づいているのかはわからないね。いまはエドゥやクラブと交渉があるというだけで、まだ確定したことは何もない。
(KTのケガ……)
わからない。明日にはおそらくもっとわかるだろう。確かなことは試合の日に彼を失ったことが大きな失望だったこと。でも彼がすぐに帰ってきてくれることを願う。
(ティアニー不在では攻撃のプランを調整するのは難しかった?……)
その日のゲイムプランをつくることはいつもチャレンジなんだ。それが試合の数時間前に彼がプレイできないとわかった。しかしわれわれにはそこでプレイできる選手がいるし、彼らはそこに入ってこなければならない。
キーランのこの数ヶ月での進歩はすごかったが、いまは別の選手がそこに入ってきて、やるべきことをやるときだ。
以上。短くてとても助かる!
今回は試合後には、ダヴィド・ルイスやヘクター・ベレリンがインタヴューに応えている。
ジャカそんなに良かったですかね
基本クリパレがボール持たせてくれただけなような…アルテタになって守備は普通になりましたけど、ロスト怖がりすぎ、時間あっても前向けない判断力も遅くてテンポ悪いし、セバージョスみたいなチャレンジパスも出来ない
取り敢えず前線に当てる時も貰う側が困る時が多い
KTバックアップ問題と同じくらい気になりました
LBの件は仕方ないとして、僕はこの試合を評価しない。10段階で1くらい。
マリやガブリエルならサイドをカバーできるのに、わざわざ2CB でルイスを使って(!!)ジャカをサイドに開かせて、そこまでしてDFラインを10m下げたがる理由が、僕には分からない。
やっと調子が出てきたところなのに!
アルテタはレスター戦でも全く同じ事をやってると思う。
中盤でボールを引っ掛けてカウンターを狙ってくる相手に対して、ロングボールで中盤を飛ばすという。
しかし後ろがルイスで、ジャカが前のスペースに動けるはずがない。
じっさい、オーバやESRからのリターンを前に出て受けるべきところで、ジャカはことごとく止まってしまってチャンスを台無しにし続けた。
後方でのジャカのプレーが珍しくソリッドだったとしても、ロングパスが何本通っても、そのデメリットが大きすぎたと思う。
最近の数試合は、ジャカがスペースに動いて受けるからチームが機能してたはず。
ジャカがボールの後ろに留まろうとしてるなら、それはチームが機能してないって事だと思う。
僕はジャカがいるべき場所はそこじゃないと思う。そこをやらせるなら、モーのほうがずっと良い選手だ。
オーバーとサカのスタートサイドを逆にしてれば、まだマシだったような気がします。どちらの良さも半減するけど、ナイルズが無駄に攻撃参加してボールロストするよりはいい。ナイルズは右脚左脚関係なく精度が低すぎて、これだと使い所ないかと。どこでもできるってよりも、どこで使えばうまくいくのか分からないからこんな感じで使われてるわけだし。
あとベジェリンがホールディングとかバーヨスとかからスミスローへのパスコース塞いでるのが気になりました。5レーンが単純に整理されてない。
このかなり悪い環境中、
過密日程でけが人も出るし、ろくに練習も出来ないしで、
監督としても選手のフィジカル的にもキツイ時期ですが、乗り切ってほしいですね。
ナイルズ酷かったですね…ほんとに。
何回ロストするんだっていう…。
やっぱ本職のLBじゃないと厳しいと思いました。
CMがスミスロウの登場で改善されたように、本職以外を当てても結局その場凌ぎにしかならない。KTのバックアップは補強しときたいところー。
ジャカのリカバリーは確かに光りましたが、他の方がおっしゃるように、もう少し前が彼の一番輝ける位置だと思いました。
次節の改善に期待します。
ラカがボールにどう絡むか、ESRやサカとの距離や位置関係がかなり攻撃に影響を与えてるように感じます。前半ラカはゴール前以外でボール触っただろうか?相手のマークのズレを生み出すにはラカの動きも重要になっている。それがこの試合は良くなかった。ラカESRサカの関係性とかそもそも3人のボールに絡む頻度とかクオリティ。
そこにCMがミドル狙える程度には前目で攻撃に参加するということもある程度必要。
ジャカとセバージョスのCMコンビの場合どちらが前目に位置取るか曖昧だったり機動力の問題なのかでどちらも低めの位置になる傾向が今のところ多い気がします。なのでこのコンビは避けた方が良い気もします。
AMNは悪かったけどいい部分もあったと思いますし勝てなかった原因は彼だけのせいではないと思うんですけどね。
一番最初に交代して欲しかったのは個人的にはセバージョスでしたし。
ただAMNのクオリティが安定してないことやクロスの精度などは改善を見せていかないといけないでしょうね。LSBとして使うつもりがあるならしっかり練習させて欲しい。中に向かうプレイは良かったし縦に行くプレイの部分が何とかなればと思いますけど。