試合について
アーセナルのファースト11
『BBC Sports』より。
4-2-3-1
ラカゼット
ぺぺ、ESR、サカ
ジャカ、パーティ
セドリック、ガビ、ホールディング、ベレリン
ライアン
久しぶりに予想を当てた。オプションを考えれば難しい予想でもなかった。
結局オバメヤンはベンチから。
KTがプレイしていない直近5試合でアーセナルは1勝しかしてないそうで、セドリックのやらかしもあり、彼は不在によりさらに存在感を高めるという皮肉な状況になっている。
サブは、オバメヤン(59 ラカゼット)、オーデガード(65 セドリック)、ウィリアン(74 パーティ)。
セドリックが退いてからは、ほとんどスクランブルだった。
試合後にひどく批判されているのは、またしてもウィリアン。それと彼をマルティネリやセバーヨスより優先したアルテタ。
マッチスタッツ
『BBC Sports』より。
アーセナルが怒涛のように攻めつづけた時間帯もあり、ポゼッションにはかなり差がついている。だが、8 v 3というほぼ3倍近いSoTがこの試合の内容をもっとも表しているだろう。
被SoTの「8」は今シーズンのアーセナルでは最多。アルテタの「完全に試合を支配した」というコメントは、現実が反映されていないと揶揄されてもしかたない。
Understat.comのxGは、1.20 v 0.68。
試合を観ていた印象からは、せめて0-0がふさわしいと思ったものだが、チャンスの量からすれば、ホームチームが勝って当然のようにも見える。
アーセナルは終盤のスクランブルで、ジャカ・ガビ・ホールディング以外は全員がアタッカーというセットアップになっていたが、ランニングxGを見てもじわじわと小さなチャンスをつくってはいるが、リスクをかけた割にはけして大きなチャンスはつくりだせていなかったことがわかる。ヴィラは守備も優秀だった。
個人的にもっとも衝撃を受けたのは31分のヴィラのシュート。ライアンのセイヴで事なきを得たものの、あんなふうにシンプルなパスでディフェンダーがボックスのなかで簡単にかわされシュートを打たれる姿は、アーセナルではしばらく観たことがなかった。危ないシーンはほかにもいくつもあったが、あのシーンがもっともシリアスに思えた。なんだったんだろう。
開始2分の失点ってほんとにショックが大きいですね、なにやってんだってゆう。
でもどーせ3点とるんだしって思って見てましたが。はぁ。
ライアンはよかったですね。ただCB からのバックパスが明らかに減ってましたね、ほぼないくらい。ライアンもけっこうパスはよかったと思いますけど。
だいぶ整理したと言ってもシニア選手には問題がまだ多いっすね、ラカオバ問題、ウィリアンメスト化問題、ルイスセドリック問題。あとティアニーとロールスロイスの故障の多さと言ったら。どっちも頑丈そうに見えるのにどうしてこうなったんでしょう。
ペペも前よりは明らかによくなったとゆうか自信満々に見えますが、あそこでドリブルミスられると全部カウンターにされちゃってましたよね、もうちょっとワンツーとかでうまくできないものか。
オバはあのメンツでワントップだと消えちゃっててここもどうするのがいいのでしょう。ここはさらに思いきってガビを使うのが最適解かも。
まだまだ発展途上な感じですが、アルテタのチームづくりは方向性は間違ってないと思えるので、今シーズンはしっかりいろいろと試してもらって土台を固めてほしいですね。
前回ビラのハイプレスにやられて何もできなかったけど、もうあのレベルにはいないのは有り難い。
ただエンドプロダクトの不足とミスで負けるのも、0ポイントという点では何も変わらない。
もうそろそろ、このチームはそういう批判に値するチームになってもいいと思う。
しかし、悔しかった。
ここから立ち上がるのは鍛錬以外の何物でもないと思う。しんどい。見てるこっちも。
鋼を鍛えるみたいに、ぶっ叩いて余分なものを絞り出してる最中だと信じたい。
COYG
とっても見るのも苦しい試合でした。あれ?アーセナルってこんなに弱かった?と思わされてしまった。
アルテタを基本応援しているのだけど、スカッドの質量ともにチェルシーやユナイテッド、シティ、リバプールとはかなり離れてしまった。(まぁチェルシーの高齢者を引き取って長期契約するくらいだからお察しだが(悲))
そしてこの試合は攻防一体のヴィラの組織と戦術に、まったく手が出なかった印象。ボールは持たされただけで、たまにたまーに個人のクオリティ発揮でラインを抜け出せるけど崩していないからチャンスの質も低い。
出しどころ探す -> バックパス -> 前で足元で待つ奴らばっかり -> ウダウダしてるうちに足元まできっちり競りに来るヴィラに引っかかって攻めらる。 -> 少人数だけどドリブルシュートでエリアまで一直線 -> ロブとかお世辞にも相手にとって制限になってないからシュート打たれまくるし奪えない。(私はセドリックよりもロブとベジェリンがひどいと感じた。)
そして高額なアタッカーがオンザボール以外、前で待つことを許しているアルテタにも怒りが初と言っていいほど湧いてしまった。そんな自分に驚いた。マジか。
失点に直結したあのバックラインのパスミス。
今シーズン失点を免れたものも含めると、かなり多く感じます。
で、上位陣の試合みるとあんなパスミスほぼ見ない。
タイミングが合わなかった?運が悪かった?
それは理由にはならない。
多分上位陣と比べると、バックラインが球を持つ時間がとても多いんじゃないかと思います。
出しどころがなくて危険な位置でグダグダとパス回しをしすぎ。
それでも一時期のドン底よりはかなりマシに見えてしまうと言う…。
楽しく見られると期待していた2戦がこうなるとは。パスミスからの失点は痛いですね。ただそのシーンも厳しく言うとホールディングがもう少し寄せておけたのでは?というかパスカット出来るくらいのポジショニングを取れたのではとも思ったり。あのシーンでマークすべき相手は得点者くらいだったので。まぁ急だったから厳しいかもしれないですが。
ただそういう細かい相手への寄せというような部分は試合を通して相手の方が上回っていたと思います。相手への寄せだったりパスコースの限定だったり。こちらはまだ少しサボったり修正の頻度が少なかったり寄せが甘かったり、まだ省エネでやりたいというような気持が見える場面というのが散見されますね。前半はパススピードも遅い場面が目立ったかな。相手の寄せやパスコースの切り方のうまさをかいくぐるクオリティは課題ですね。
ラカを上手く絡めさせてくれなかったのと調子含め噛み合わないのがあったのも割と影響あったかな。交代は納得ですがオーバも全然活きる感じがなかったのも課題ですね。CMがもう少し前でプレイして欲しいというシーンもちょくちょく。
ウィリアンは最初の10分は以前よりコンディションいいように見えましたしそういうプレイしてたと思いますけど、すぐガス欠した印象。
自滅のようなプレイがなければこの2戦の結果もここまでガッカリすることはなかったでしょうし残念でしたが、良いところもあったとは思いますし継続して改善していって欲しいですね。