試合の論点
アーセナル vs ヴィヤレアルのトーキングポインツ。
アルテタはチームを進歩させているか?
結論:かなりあやしい。
2歩進んでは3歩下がっている。
あんなに改善したように見えたビルドアッププレイが、むしろ悪くなっていることには失望しかない。というかなぜ?
チームセレクションやサブスティチューションのような、ゲイムマネジメントも最近はまるでふるわない。
個人的には、マルティネリのインテンシティこそこの試合のアーセナルに欠けていたものに思えたので、彼をスタートさせなかったことに不満。
チームもアルテタの思い通りに動いていない。この勝つしかない得点するしかないという状況で、攻撃あるのみのシンプルなアプローチでいいはずなのに、あの消極的マインド。なぜ?
結果的にこのチームは進歩するよりも後退しているように見えている。
キープレイヤーズが軒並みフィットしていないアンラッキー
ジャカが試合前ウォームアップで故障。よりによってあの鉄人がここで。ついてなさすぎる。
KTはあきらかにフィットネス不足。
セドリックもフィットしていなかったっぽいので、LBが全滅だった。このタイミングで。
オバメヤンも元気なく。
このあたりは責められない。
だが、一方でベンチにはオプションズがあった。彼らを信じることもできた。その選手への信頼も今シーズンのアルテタを語るうえでキーポインツのひとつになりそうだ。
また実験&調整へた
4-1-4-1(4-3-3)は、アルテタの将来的なプランの一部だろうが、実戦経験が少なく練度が不足している。
パーティが中央で孤立して、相手にミドフィールドをかんたんに使われた。囲まれてボールを奪われることも。
サカのLBやエルネニーなどほかに無難なオプションズはあったので、ここで慣れていないフォーメイションをわざわざ選んだことは疑問。それはファーストレグと同じ。あれはレッスンではなかったのか。
走れないKTを終盤までひっぱるなど、前回にひきつづき試合中の調整/修正がうまくできない。
またしてもこだわりや頑固があだに。
エトセトラエトセトラ
……
書くことはいつも以上にあるっぽいが、ちょっと書く元気がないのでこんな感じのダイジェスト版で失敬。
アルテタについては、いずれこの試合のことも含めてまとめて何か書かねばならない。
ひとつだけ書くと、アルテタは無観客試合の弊害をつねづね述べているが、完全に逆だ。もしこの試合(あるいは別の多くの試合でも)に観客がいたら、アルテタは強烈なブーイングが浴びせられたはずで、いまと同じ精神状態ではいられない。むしろそのことに救われている。
つぎの試合がもう日曜。PLのWBA(H)。またプレヴューエントリで。
COYG(虚空をみつめながら)
クラブにとってもアルテタ自身にとっても正念場かつ大一番であるはずのビジャレアル戦2試合ともぶっ続け本番のスカッドで望んでる時点で現時点でのアルテタのチームマネジメントの限界かなとは思いますね。
厳しい試合の後の更新お疲れ様です。いつもは読ませていただいているだけなのですが、今回ばかりは。
強いクラブになるためには、選手、監督の現場レベルだけでなく、その上のフロント、オーナーまでも含めて十分な組織である必要があるというのは明らかなことで、フロントの体制が歪んでいると、その影響が現場にも表れてくる。現状のアーセナルは、監督や選手を入れ替えるだけでなんとかなるというレベルのものではないと思います。今回の敗戦は大きな敗戦ですが、ヨーロッパがないということを、再構築の機会にしてほしいと願います。
試合内容については、ビルドアップがうまくいっていないことがここ数試合気になっていて、レノがロングボールで逃げるシーンが目につきます。ビルドアップのやり方は変えてはいないように思うので、今回のビジャレアルもそうですが、「アーセナルのビルドアップに対するプレス」をしてくる相手に対して、それをさらに上回るビルドアップをアルテタが用意できていないのか、もしくは選手たちが柔軟に回避できるほど戦術的に成熟していないのか…アルテタは才能ある監督だと思いますが、現状ではまだ平均的な監督でしかないのかなと思います。我慢強く、応援していきます。COYG
試合終了後も、敢えてリモコンのボタンを押さず、見届けました。エメリン、コクラン本当におめでとう。ジャカとESRの悔しそうな顔は絶対に将来の肥やしになるはず。パーテイも疲労しきっているようで、あんなにミスや簡単にとられるのは重責与えすぎ。そもそも5枚変えられるのになんでそんなに引っ張ったんだ?やっぱりジャカとルイスの飛び道具がないと今のうちでは辛い。でも、SOTが2って・・・そりゃ勝てませんよ。それに尽きます。結果論ですが、チームセレクションもフォーメーションも問題だけど、何より交代(あの前半で、なぜ後半行けると思ったんだ?)の遅さ、ベンチへの信頼の無さがアルテタの問題点かと。でも、こっからこっから。来期はPL一本で勝負できる、と割り切りましょう。COYG
厳しい試合でしたね。ガナーズの課題と弱さがハッキリと突かれた感じです。
戦力的には十分上回れるはず。
それこそトゥヘルとかならもっと上手くやるでしょう。。
ビルドアップのパターンが少ないので、CBとSBとボランチとGKとで爆弾を押し付けあうかのバス回し。当然足元足元なので狙われる。
セバージョスやルイスは批判も多いけどそこを独力で打破しようとしてくれてる。今回のトーマスも。だからミスするし狙われる。
ベジェリンもロブホもパス回し好きなんだろうが、ただ回すだけで、引きつけて裏へ、とか、逆サイドへ、とかの展開するパターンが無い。チェルシーやシティにはある。ツライ。
ビルドアップできないのだから、GKとCBに、斜めの裏抜けロングパスを義務付け。FWは間に合わなくてもフルスプリント。他は絶対に押し上げる。
ジャンケンにグーしか出さない奴では勝てないよ。。
アルテタの意味不明な姿勢にガッカリしました。、本人も相当パニックになってるんでしょうね。今シーズン中盤辺りの流れと一緒です、ビルドアップが全く出来ない。結局あの時からチームとして成長してないんですよね
こうなると現場監督の能力に疑問を持つのは当然で1年半でクビ切られるのはしょうがないかなぁと…
フロントがそんな事考えてるかはわかりませんけど
オーナー刷新しない限り変われないというループですね
アルテタは続投か解任か。
チェンさんの正直な意見を一読者として待っております。
とにかく、ビルドアップが出来ない。
特に、右サイドからはほとんど捕まる。
それと、レノのロングキックの精度のなさ。全くと言っていい。
今回の準決勝は、解任したエメリに屈するという、アーセナルにとって最大級の屈辱。
セヴィージャからだと連敗・・・
かなりキツイ結果ですね。
隣の青い芝生が、更に青々としてきたのと対照的です。
でも、まだまだテタさんを信じてますよ!
今シーズンで最も重要な試合につまらないものを見せられたな、と。悲惨なセミファイナルでした。ラカに続いてウィリアンが出てきた時、一瞬はぁっ?と声が出て、次の瞬間もう終わったと思いました。
レノのコメントは、夏に移籍したいんじゃないんですかね、よく分かりません。
チェルシーはヨーロッパ無しのシーズンで優勝しました。でもアーセナルは…プレミアの競争も激しいし来期CLを狙うのも厳しいでしょう。これからどうなるのか見守るしかありません。
アルテタの経験不足が露呈してますね。
コロコロフォーメーション変えて試してみてるっぽいけど、いつまで続ける気なんですかね?
年末チェルシーに勝ったあたりのフォーメーションでいくのかなと思ってましたが、ウーデゴール加入後、何故かそのフォーメーションを崩してしまったのがまずかったと思います。
一貫性を選手に求めるなら、やり方にもある程度一貫性が必要なのでは。
アルテタはビジョンはあるかもだけど、試合采配の経験が圧倒的に足りてない、というのが印象です。
上手く行かないことを繰り返し、上手く行ってた事を放棄してしまってるのは、見ていて辛い。
変な策に唐突に走るのではなく、自分たちが上手く行っていた所に立ち返って欲しいのだが、、
我々は気長にアルテタが育つのを待てるのだろうか?
もしアルテタがチェルシーのOBだったら誰も続投なんて言わないでしょ。
情にとらわれるのはやめにしよう。
アレグリ、サッリ、ヴェンゲルさんのが良いですよ。
ブレンダンロジャースがやってくれたら最高なんですが。
ビルドアップというか、縦にボールを入れられない、入れるスペースがない1番の原因はセンターバックだと思います。試合を見返すと、ホールディングスもマリも前に運ばない。だから相手を引きつけられない。ビジャレアルの選手はそれができていました。アルテタが用意していたビルドアップの型自体はそこまで悪くなかったけど、それができるガヴリエルを外すすのが謎でした。レノを責めるのはお門違い。あとチャンバースも謎。結果には貢献したスパーズ戦もポジショニングやタイミングが良くなかったような気がします。セドリックを何故外したのだろう。最近のアルテタ人選は謎が多いです。
とはいえ、アレグッリ、バルベルデ、ビエルサ、テンバーグあたりならいいですが、ベニテスやらならアルテタの続投を支持します。彼自身にも成長の余地があると思うし。