いと素晴らしきNLD(H)のレヴューは、コメント集にひきつづき、マッチスタッツと試合のトーキングポインツを。
試合について
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-2-3-1
オバメヤン
ESR、オーデガード、サカ
ジャカ、パーティ
ティエニー、ガブリエル、ホワイト、トミヤス
ラムズデイル
サブは、ロコンガ(82 ジャカ)、AMN(87 サカ)、タヴァーレス(88 ESR)。
今回はサブがいつになく遅かったが、アルテタの気持ちもなんだか察せられた。みんなかなり集中していいプレイをつづけていて、そこを変えれば確実によくなるという場所はほとんどなかったから。
ただ、ジャカが負傷したとき、同時にサカも座り込んでしまったし、終盤はESRやKTもクタクタな様子だった。だからサカの交代が遅れた理由はよくわからない。ベンチからの3人はもうずっとアップを始めていなきゃいけなかっただろうし、もっと早くに替えてもよかったと思えた。
マッチスタッツ
『BBC Sports』より。
今回の試合は、前後半で分けて見ないとほぼ意味なさげ。アーセナルは前半の3得点でほぼ試合を決めてしまっていたため、後半はあきらかにギアを落としていて、両ハーフはあまりに違っていた。
ポゼッションは、前半アーセナルが54%で優勢。後半はもう自分たちからボールを相手に渡したようなもので、こういう全体になるのはやむを得ない。ウナイ・エメリのように1点リードしただけであんなふうになったら、さすがにちょっと……とは思うが、ホームで3点リードしていたらああなるのもある程度はしょうがない。アルテタは不満だったみたいだけども。
今回特筆すべきは、前半のアーセナルの効率のよさか。
前半のアーセナルのショッツは6、SoTが4。それで3得点。コンヴァージョンは高かった。
3得点が決まる時間帯もよかった。それぞれ12、27、34分。ファンにしてみればゴールがつぎつぎと決まる気分がしたに違いなく。大興奮しちゃうのは無理もない。相手にしてみれば、どんどんエナジーを削られていくようなタイミングだったはず。
今回のトトナムは、あまり意図の感じないロングボールの放り込みを頻繁に行っていた印象で、前半のロングボールは15/33(45%)とアーセナルのそれ(20/34で59%)よりも精度は悪かった。それがさらに自分たちの首を締めていた感がある。
ギャリー・ネヴィルは、トトナムの選手たちはいまもポッチェティーノのハイプレッシングやバックからのプレイのようなモダン戦術を気に入っているはずと述べていて、そういう意味でもマネジャーと選手たちの信頼や一体感のようなものが失われているのかもしれない。観ていてもそんなふうに見えた。
Understat.comによるxGは、1.44 v 0.98。
アーセナルは3点め以降のxGはほとんど伸びていない。アーセナルにとっては34分の3点めで試合がほぼ終わっていた。
BTPのパスマップ。
こうしてみると、各所でちゃんと三角形ができていたと見るべきパスマップか。
最多パスはトミヤス。
前半だけも確認すると。Scott Willisのパスマップ。
ホワイト、あるいはガブリエルからパーティへのパスが少ないのは、トッナムがそこを邪魔していたからだろう。いまはどこのチームもそうだろうが、バックからのビルドアップでCMへは簡単にパスはさせてくれない。アーセナルだって、相手がビルドアップするときにはNo.6を執拗にマークしていた。
ぺぺがいないことでここまで、攻撃も守備もスムーズになるとは。このまま前線のメンツはラカやマルティネッリとターンオーバーしつつも維持してほしい。
ロコンガはずっとイマイチに見えます。一度ドイツだかイタリアにレンタルに出さなきゃいけないレベルだと思います。
ToTの開幕3連勝、こちらの開幕3連敗からのこの展開、まさにアーセナル劇場。やめられないですね。今日は本当に皆良かった。しばらくこのメンバーで固定するでしょう。後ろ5人全てレベル高かったですが、ともかく周りの人たちのトミヤスに対する高評価がすごい。これはユニフォームをポチるしかないか。ESRとサカ、オーデガードは、絶頂期のバルサのチャビ、イニエスタ、メッシのようにこれから数年は固定してほしい。あとはパーテイーのロングショット(笑)、ガブリエル・トミヤスのヘッダーの得点が重なればますます手がつけられなくなる。GKはレノが冬にでてしまうようであれば、2ndがハイン、3rdがオコンクォですね。新しい時代のはじまりを感じます。あとは継続性!
アルゼンチン人の彼をポッチェティーノと読む余地はないと思うのですが。。
ぼくにはずっとそれ以外には全然聞こえなくて。。ポッチェティーノあるいはポッケティーノ。スペイン語だと違うんですか? これはすごく興味があるので教えてほしいです。
なんとも素晴らしい試合でしたね!
ESRがしっかりゴール前に入っていってゴール
キレッキレ(ホントあんな動けてるの久々に見た)のオーバメヤンのゴール
右サイドで最後はガス欠したけど、期待されてるレベルのパフォーマンスを見せたサカのゴール
全てが満足でした!
守備のやり方もかなりしっかりハマりましたし(相手のやり方に応じて守備変化できてたの良かった)
今季はこれがベストメンバーでしょうかね。
面子としては全然上位狙えると最初から思ってましたんでやっと本番ってことで期待です!
日程に余裕ありますがとにかく怪我に気をつけて、ESRは怪我歴ありますし、サカも疲労たまってるだろうし、ウーデゴールはあんだけの運動量だし、富安は国際マッチで動きまくりからのプレミア挑戦だし、、ホント怪我だけは。。
(ジャカのはどんなでしょうか?相手の転倒に巻き込まれての足首?
ビルドアップ面と守備面(若干カード臭いのあったけど)で一段上のパフォーマンスをジャカ見せましたね、ただサンビはやれると期待してます)
というか相手に助けられてた部分がありますね。
あんだけ苦手にしてたヌーノのチームと思えん。全体に雑。。ウルブス時代のあんだけのカッチカチのチーム作ってたのに。
噂だと内部もケインさん含め良くない状況だとか。
ミッドテーブルのクラブから栄転しての失敗はエメリを想起してしまうね。。
アンリが昔のユニフォーム(自分の??後ろわからん)着てたの感慨深いけど、クロエンケより前の時代ってことでのアピールなんだろうなぁーー
長文失礼しました
お疲れ様です。
冨安の加入で、違うチームになったみたい。ホントに攻守に素晴らしかった‼
そして、ラムズデールとの咆哮! 流川楓と桜木花道かと思いましたよ。激熱!
さらに、オバの執念。いつもあのくらい空中戦も頑張って欲しいですね。
試合は基本週1なんで、5月までハードワークし続けて下さい。
では次戦も期待してます。COYG!
どうしても「スラムダンク」が出てきちゃいますな。トミヤスは毎回勝つんで安西先生がめっさブルっとしてる
まともなフットボール出来るなったことは嬉しいんだけど…スタッツとか見ると全然喜んでる場合じゃなくて、やっと10位なんだという現実。
開幕からの6戦、まともにやってれば4勝、最低でも勝ち点12とか13は取れたはずなのだから、このビハインドをどう取り返すのか。
次のフィクスチャ6戦、ブライトン、パレス、ヴィラ、レスター、ワトフォード、リヴァプゥ…難敵揃いだけど、ここをもし4勝1分1敗以上で乗り越えられたら、自信は確信に変わってくるはずで、ようやくスタートラインに戻れたということかと。
怪我人もちらほら出て来る頃だし、今回見せた意志、強度、戦術を控えメンバーにも徹底させられるか、監督の手腕に期待。
最高のゲームだった!
モダンヴェンゲルボールとでも言おうか、
より速く、より強く、それでいて美しい!!
おそらくダービーマッチなのでAll or Nothing内のエピソード1つまるっとこの試合でしょう。(マンC密着時のマンU戦はそうだった。タイトルは『うるさい隣人』)
今から楽しみです。
あぁ、ミケル!疑ったりしてごめんよ!
こんばんは!
シーズン予想のエントリのコメント欄に「開幕3連敗からなんやかんやで最終的には4位」と書いた者ですが訂正します。
こっから無敗で優勝します。
やっぱりミッドウィークに試合がないのは大きなアドバンテージですよ。
ケガ人が出ずベストメンバーでいければ可能です。ミラクルレスターもそうでした。
ジャカの6-8週離脱は残念ですがロコンガは良い選手だと自分は思ってます。
ボールの受け方持ち方がシャビにそっくりなんですよ。確かに守備は淡泊ですが。
あと右FWは永遠にサカで固定してほしい、今回ゴールもアシストも逆足である右足!ってのは凄いことです。
前半のパフォーマンスを今後安定して出せるよう願います
スパーズが絶不調とは知りませんでしたが、相手の強さ関係なくパフォーマンスが悪かったのが最近のアーセナルでしたからね
Smithは過大評価と心のなかで思ってたが完全に間違いでした
カウンター時の万能感、オバのフリックをトップスピードのままトラップする技術とセンス、ワンタッチシュートのうまさ、完全にエジルの後継者です