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【試合前記者会見】21/22EPL ブライトン&ホーヴ・アルビオン vs アーセナル(2/Oct/2021)「ジャカの離脱は大きな痛手」

こんにちは。

NLDのあと、つぎの試合までに時間があるから何か書くつもりでいたら、もう週末になってしまった。この間にわざわざ弊ブログをのぞきに来てくれたかたがいらしたら、まことにすまない。

さて、平日のヨーロッパ試合も終わって、週末はリーグが復活。そしてこれが終わるとまた2週間のブレイクということで、ここしばらくのあいだでは、これがアーセナルの試合を楽しめる貴重な試合になる。

宿敵に勝ってリーグ3連勝で迎えるアーセナルのPL 7試合めは、今シーズン絶好調のBHAこと6位ブライトン。PLでここまで6試合戦って4勝しているのだから、非常に優秀と云わざるを得ない。

昨シーズンまでのアーセナルの大きな課題のひとつはパフォーマンスの一貫性で、いいプレイと悪いプレイを交互に繰り返すような時期を長いこと過ごした。

NLDで勝って、いまアーセナル世界はポジティヴムードにつつまれてはいるが、またここでポインツを落としていれば、せっかくあの試合で勝った意味がない。この試合も必ず勝って、勢いをキープし続けなければならない。それでこそ新アーセナル。

今回も試合プレヴューは、アルテタの試合前プレス会見から。

Arteta on Smith Rowe, White, Brighton and more



アルテタの試合前記者会見「ジャカのポジションにはいい選手たちがいる」

昨日行われた会見はまた生中継をしていた(そして見逃した)。オフィシャルサイトのトランスクリプトより。

ブライトン戦について

(ブライトン戦について……)

アルテタ:とても難しい試合になるはず。彼らはいまとてもいいランをつづけているところだ。いいプレイをしているし、ふさわしい結果も得ている。とても競争力のある試合になるし、重要性もわかっている。

(昨シーズンはブライトンにダブル……)

違うシーズンだ。違う勢いもある。そのことは考えるべきじゃない。最高のパフォーマンスを出すためにどんな準備をするかに集中すべきであり、そして試合に勝つ。

(ブライトンの力強いスタート……)

彼らはそれにふさわしい。(グラハム・ポッターが)彼らのプレイを少し変えていて、いい結果を出してきている。彼らのプレイはとても安定している。彼らと、彼らがやっているいい仕事を称賛するよ。

(今週の気分……)

もちろん、あれは特別な試合だった。ファンの前で勝利し、キミが云うようにわれわれのプレイもあった。納得できるやりかたであり、ほしかった結果を得た。しばらくは楽しみたい。

ここからは、われわれはそれを忘れて、ブライトンに集中することが必要。みんなと美しい日を経験し、そしてブライトンのあとにはまた同じものがほしい。それをやるベストな方法は、試合に集中すること。なぜなら、スパーズの試合からも進歩すべきことがいくつもあったから。

(長期の計画について……)

プランはある。だが、当面はプランを進化させ発展させていくことが真の課題であり、当面やるべきことに集中していくことだ。なぜならあとのことは、すでに想定されていて、計画されていて、考えられているから。われわれがやることを許されていることは、当面のこと。だからそれに集中する。

(ファンについて……)

すでに述べているように、わたしがここに来てからの18-20ヶ月のうち、16-17ヶ月は観客がいなかった。それでは何かを築くのは不可能だ。なぜなら彼らはわれわれの最大の基礎部分を構成しているのであり、彼らがそこにいてくれるときは、われわれがやっていることを支えてくれる。違いはわかるはずだ。彼らが勢いを作り出せるし、エナジーと情熱を作り出せる。先週末にやってくれたように。それが起きれば、チームは反応する。

(今シーズンはローラーコースターになりそう……)

そうならないことを祈る! それはわれわれが避けたいことだ。それはいやだ。われわれは安定したいし、パフォーマンスに一貫性がほしい。それが結果を導くから。

このリーグがコンペティティヴだということはわかっている。誰もが相手を倒せるし、誰もが困難に陥る。前向きになる必要がある、どんなディーテイルも状況を変えるから。

(クラブの危機的なフィーリングはもうなくなってきた……)

わたしはそのフィーリングはビッグクラブではとても必要なものだと思う。なぜなら、すべての敗戦が危機であり、危機であるべきであり、プレッシャーに対処をしなければならない。もしベストになりたいのなら、それに対処しなければならず、優秀さを理解することが、唯一の道であり、期待されること。それ以外は十分ではない。

(ひとつの敗戦が歓迎されるなら、それはさらなるプレッシャーになる?……)

それはわれわれの歴史である。われわれには偉大な歴史がある。なぜならわれわれには競争のエッジがあり、メンタリティもあり、遠くを見据える意志もあり、野心もある。それを達成するためには、それに対処できなければならない。

ジャカとCMについて

(グラニト・ジャカについて……)

グラニトにとってはとても悪いニュースになった。彼はCovid感染したりサスペンションだったり、すでにいくつかの問題があった。そしてこの長期のケガだ。彼は強い漢だし、これを機会にほかのことにも集中するだろう。彼が戻ってくるときは、正しく戻ってくると確信している。

もちろん彼はチームにとってビッグプレイヤーであり、とても重要な選手だから残念だ。ほかの選手がステップインしていく必要がある。

(ジャカについて……)

まず、大怪我だということだが、おそらく、もっと悪いケガからは免れた。もっと悪かった可能性があったから。十字靭帯はやっかいなんだ。そういうこと。

彼のメンタリティはトップだ。彼はいまやるべきことをわかっている。手術も免れるといんだが。それはすごくすごく大事なことなんだ。そのあとには、準備を始めていくことになる。

(グラニトを失ったのはどれほど痛手……)

大きな、大きな損失。彼はしばらくいないが、彼はできるだけチームのそばに置いておくつもりだ。彼はほかのエリアを進化・進歩させるだろう。これは彼にとっては最初の大怪我であり、われわれは彼を助ける。

われわれは彼のいないチームのやりかたを見つけることになるのは確かだ。われわれにはそこに入ってくるとてもいい選手たちがいる。

(そのひとりはAMNなので?……)

エインズリーは、もちろんそのなかのひとり。われわれはシーズンの最初から彼をたくさん使ってきていて、彼もとてもよくやっている。彼から観られるものに、わたしもとても満足しているよ。

ラムズデイルとレノ

(アーロン・ラムズデイルとベルント・レノ……)

みんながレヴェルを上げる必要があり、いろいろなポジションズで起きていることはとてもポジティヴ。いま入ってきつつある選手たちも見えているだろう。彼らはポジションを奪う準備が完全にできている。

これからは、グラニトについて起きたことことで、彼がサスペンドされていたときに起きたこと、そしてほかのポジションでも起きている。選手たちが入ってきて、すでに準備できていることを示す。彼らのトレインのやりかた、プレイのやりかたはトップであり、だから試合時間を得られる。

ホワイトとガブリエルのパートナーシップ

(ベン・ホワイトについて……)

わたしは彼のプレッシャーへの対処のしかたにとても感心している。それとEUROのあとでの状況があったり、大金で移籍したり。彼は落ち着きと冷静さを示してきた。そしてまた、彼は学ぼう、成長しようという意志がある。彼は自分でもまだかなり若いと理解しているし、まだ進歩の余地があるとわかっている。

われわれはすでに一緒のときを楽しんでいて、こんなふうにつづけていかなければならない。

(ベン・ホワイトとガブリエルのパートナーシップ……)

週末の彼らはとてもよくプレイしていた。相互理解はよくなっているし、バックの選手たちのまとまりもよくなっている。プレイするほどに進歩していくだろう。われわれにはいろいろなパートナーシップがあり、うまくいっている。しかし、たしかに週末の彼らはよかった。

ESR

(ESRの可能性……)

観てみよう。彼はいまとてもいいし、まだよくなれる。彼のゲイムにはまだ進歩・発展しなければならない部分もあるし、彼はそれに貪欲でもある。どうチームが彼を助けていけるかにも依る。われわれも彼の自信、頭脳を助けられるし、これから彼はつぎのステップに行く。そして彼がどう称賛に対処し、どう悲観論やプレッシャーに対処するかだ。

(エミルとジャック・ウィルシャーをどう比べる?……)

クラブのビッグプレイヤーになれる可能性を、みんながアカデミーに観ているのはワクワクするね。それは喜びでもあり、彼らにそれができるとわれわれが信じていることであり、これからは可能性を現実にして叶えなければならない。

その他

(PLマネジャー・オブ・ザ・マンス候補に……)

このスポートの美しさだ。みんな知っている。みんな結果次第だったり、地平がすぐに変わったり。どっちもある。だからつねに足を向けている必要がある。

(クラブはワクチン接種について選手たちとしっかり議論をしている?……)

われわれもいろいろなやりかたでトライしている。それが結局選手次第だとしても。強制はできないから。もちろん、もし選手がそれをやってくれればクラブにも非常にありがたいこと。だってそうすれば、移動制限もされないし、試合で競うことも制限されないから。彼らに給与を支払うものがいて、彼らの面倒を見ているものがいて、そして彼らとともにシーズンのなかでほとんどの試合をプレイする。

以上

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【試合前記者会見】21/22EPL ブライトン&ホーヴ・アルビオン vs アーセナル(2/Oct/2021)「ジャカの離脱は大きな痛手」

  1. うーん申し訳ない、足ならケガしても治るとか言って。そんな大きなケガとは思わなかった。

    しかしサンビもそうだけど、AMNにチャンスがあるのはこういう時だけじゃないかと思う。
    4-1-4-1にするとパーティやIHに負担がかかり過ぎに見えるんで、一枚「走力のオバケ」的なMFが入るメリットは大きいと思う。AMNはタイプとしては大いに需要があると思うんだけど。。。

      1. あー、あれも走力オバケですネ。ただ持久力があってパワーとのバランスが良くて、個人的にはオールラウンダーの働き者って感じがします。4-2-3-1のほうかなあ?
        AMNは最高速がめっさ速くて+持続力って感じなんで、目一杯走力に振り切ってると思います。しかしあのスピードで走りながらミスしない才能があるのに、止まってる蹴るパスが異常に雑とか、ボール受けるのが異常にヘタとか。。。まあエルネニーの方が成熟してますわな。それは間違いない。

  2. ジャカが思ったより大きな怪我で驚きました。
    (自分も昔MCLやったなーと思い出が)
    折角一段上のパフォーマンスを見せた上で相手とのなんかよくわからん接触での離脱は残念ですね。
    ただ、自分としてはここでサンビに期待です。
    ホントNextパーティ狙える資格あるレベルの選手だと思うので、ここでハイインテンシティな状況にも対応したパフォーマンスを見せて欲しいですね!
    あとAMN ! パーティやサンビとは違う守備的な、アスリートなタイプとして売却しなくて良かったとみんなが思うパフォーマンスを!

    レノはここで売却しなきゃまた価値が。。
    ラムズデールを見出したスカウト褒めましょ
    オコンクォとハインは序列かわったぽいですが、恐らくレノ売却=第2GK補強でしょう。

    seumはフランス語のスラングらしいですね。
    (その対象に対して)敵対視のようなネガティブな意味あいだとか。
    ベルギーとフランスでバチバチなイメージはあんまないですが、隣国ですもんね。

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