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【マッチレビュー】21/22EPL レスター・シティ vs アーセナル(30/Oct/2021)ラムズデイルの驚愕セイヴ。アーセナルのグッドフォームつづく

アウェイで勝った。そしてこれでPLスタートの3連敗以降、アーセナルはすべてのコンペティションで9戦無敗(W7 D2)。GDは+13。

今週はわれらも勝ったし、AFC女子もFAカップファイナルに進出したし、PLのライヴァルたちの結果もまあまあよかったりと、ファンにはとてもナイスな週末だった。

試合を振り返ろう。

Resurgent Arsenal win at Leicester



アルテタの試合後コメンツ「ラムズデイルはまだこれから」

試合後のインタヴュー。オフィシャルサイトより。

(素晴らしいパフォーマンス……)

アルテタ:パフォーマンスにはとても満足。結果も、試合のなかで乗り越えなければいけなかったフェイズも、そしてどう相手をマネジしたか。全般的に、勝利をキープしてやりたいプレイをしていた。そうしたプレイをするならば、よりわれわれは勝利に近づく。

(またしてもセットピースからのゴール……)

それはプロセス。選手たちがとくにやろうとしているプロセスだ。試合のなかで、選手も攻撃と守備(のセットピース)が決定的になるとわかっているので、非常に決意があったし、あのように扱った。それもまた試合の大きな部分を占めるものであり、試合で勝つことを助けてくれる。それはとても重要なものだ。

(マディソンのFKに対するラムズデイルのセイヴ……)

継続して勝ちたいのなら、大きな個人パフォーマンスが必要だ。いろいろな勝ち方があるが、間違いないことはGKが際立っていなければならないこと。相手にはチャンスをクリエイトするクオリティがあるから。今日のビッグモウメントを思えば、彼はスーパーブだったと思う。

(守備における相互理解……)

そう。相互理解とケミストリ、彼らの共同の取り組み。わたしは彼らに守備を愛せと伝えている。キミはディフェンダーなのだからと。そのあとには、彼らにはすべてのプロセスを行うよう求めることができる。決断し、自分たちのやりたいようにやるようにリスクを取ること。それは彼らの内側になければならない。

(ファンについて……)

わたしは15-20分くらいたってインタヴューのために出てきたのだが、彼らはまだうたっていた。すごいよ。わたしはとてもうれしい。彼らがわざわざここまで足を運んでくれて、われわれは勝利を捧げられた。それでより親密になれる。

(ブカヨ・サカのクラブでの100試合め……)

彼はプレイするすべての時間を自分で得ている。彼にはなによりキャラクターがあり、謙虚。やる気があって、いつでも学ぼうとしている。そして彼がどれだけいいプレイをしているか。彼はとてもいろいろなやり方で試合に影響を与えている。成長の余地はまだ大いにある。

試合後のプレス会見。オフィシャルサイトより。

(今回のパフォーマンスはあなたのチームではベストのひとつ……)

アルテタ:いくつかのフェイズではイエス。対戦した相手のせいでもあるし、ここに来ることはタフだから。わたしは、チームのプレイにとても満足している。最初から見せたキャラクター、支配して、やりたいプレイを試合で出した。

彼らが来るようになって苦しまされる時間もあったし、彼らはフォーメイションを変えて問題をつくりだすようになった。そうした時間帯を乗り越えるには、そこに入っていき、いくつかの大きな個人パフォーマンスが必要になる。しかし、そこからはわれわれにも試合を変えることができたし、再度勢いを見せ、コントロールし、3点めが取れたかもしれない。だから、わたしはとても満足している。

(アーロン・ラムズデイルのインパクト……)

われわれはタレントに投資している。このクラブの未来にとってグレイトになれると信じられるものたちに。それに基づいてわれわれは決断し、アーロンはとても勇気づけられるパフォーマンスをしていた。今日の彼はいくつかとんでもないセイヴズをやり、クリンシートを維持した。彼はこれをつづける必要がある。

フットボールでは20年間で50試合はそうしたプレイをせねばならない。だから、これは始まりに過ぎないんだ。

(マディソンのフリーキックのセイヴについて……)

わたしは静止画で見ただけで、まだフッテージは観てない。しかし、わたしもマディソンの足をボールをが離れたのを観たときは「決まった」と云ってしまった。だから、どうやってそれが起きたのか、わたしもわからないんだ。すごかったし、あの瞬間・タイミングもまた決定的だった。

(ラムズデイルがドレッシングルームにもたらしているもの……)

彼はグループに溶け込んでいると思う。それはとても歓迎すべきことで、若いエナジーと謙虚なシニア選手たちがいて、すぐに慣れていった。そしてアーロンのキャラクターだ。彼はエナジーに満ちていて、そのエナジーとパッションを伝達することができる。彼らはチームのなかにグレイトなケミストリがある。

(宣言になる勝利だった?……)

同じところに行こうとしているチームと対戦するとき、彼らを倒せるのはグレイトなこと。これもまた試合のひとつであり、われわれはいいランをしている。われわれはこれを継続しなければならない。なぜならまだ改善の余地はたくさんあるから。

(チームにおけるトミヤスのインパクト……)

わたしは彼がいてとてもうれしいよ。まず彼はひととしてグレイトなキャラクターがある。彼はすべてを正しく行っているトッププロフェッショナルであり、彼はバックラインに大いに落ち着きを与えているとわたしは思う。彼の守り方、ワークの理解、それは彼に望んでいることだ。彼はトップだ。

この国でのディフェンダーとしての彼の適応や、彼がやってきたやり方、それは大いに称賛に値すると思う。

(ラムズデイルはワールドカップでイングランドのNo.1になれる……)

大きな夢があるなら、それはつねにポジティヴだと思う。地に足をつけておくこと。それを決めるひとたちがいるにせよ、彼は毎日やるべきことをやる必要がある。これまでのようにトレインし、自分自身の面倒をみて、これまで同様のメンタリティといいパフォーマンスを保つ。そうすれば残りはついてくる。

(キーラン・ティアニーのフィットネス……)

彼は昨日もトレインできていなかった。いまだ調子はよくない。まだ痛みがあり、快適に走ることもできない。彼はいま苦しんでいるので、われわれはできるだけ助けようとしている。われわれは彼の復帰を必要としている。それがいつになるかはわからない。

以上

アーロン・ラムズデイルのコメント「ただもうリアクション」

驚きの超ウルトラスーパービッグセイヴ。ランボーの試合後コメント。オフィシャルサイトより。

ラムズデイル:(マディソンのあのFKをどうやってセイヴした?)ただもうリアクションだね。

ぼくが気にしていたのは、彼が逆のコーナーを突いてこようとすることで、距離も近いフリーキックだった。彼は壁を越えなきゃいけなくて、それがぼくにチャンスになった。彼はふだんやるようにボールを曲げられなかったんじゃないかな。

そこからは爆発になった。そこにいれば、そしてそこにいれば、あるいはそこにいなければ、そこにいない。あらためて観て確認するよ。どちらにも転ぶ可能性はあった。

ぼくらはアストン・ヴィラでもクリンシートをキープしていなきゃいけなかった。それもまた、ぼくらが止めるべきだったもののひとつであり、試合のあとにはそのことを指摘した。それは集団のことであり、ぼくだけのことじゃない。バックの4人のことでもある。みんなのことだ。

今日はそれを攻撃の選手たちにも云ったんだ。彼らは素晴らしかった。今日はなんとなく敗けることはないという気がしていた。相手にチャンスがあったときでさえもね。ぼくやほかの選手たちがそれをブロックしたし、あるいはストライカーたちがボールに寄せてくれた。

ブレンダン・ロジャースの試合後コメント「残念なスタートが高くついた」

レスターのボスコメント。『Sky Sports』より。

ロジャーズ:われわれはとても受け身だった。エナジーを欠いて、あまりにもイージーにやられすぎた。どちらの失点ももっとうまく守れたはず。

ファーストハーフにはわれわれにもチャンスがあった。キーパーがグレイトなセイヴをやり、もうひとつもよく守った。

われわれもシステムを変えたことで、それがうまくいき、セカンドハーフにはよりいいチームになった。しかし、残念スタートが高くついた。

今日の2失点はソフトだった。彼らにあまりにもイージーにピッチを使われすぎた。カスパー以外は、あまりやることがなかった。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

13 Comments on “【マッチレビュー】21/22EPL レスター・シティ vs アーセナル(30/Oct/2021)ラムズデイルの驚愕セイヴ。アーセナルのグッドフォームつづく

  1. お疲れ様です。

    得点以外も含めてCKほんと工夫するようになったなーと思いました。ガブリエルめっちゃ強い💪

    あと、リード奪った後に消極的になる現象、ダゾンの情報で判断するにアルテタの意向では無さそうで安心しました。(プレスが弱いことに不満を漏らしてるみたいなこと言ってましたし)
    あの早い時間で引くには早すぎだし、正直今の得失点を考えると少しでも多くの得点を目指して欲しいので…。

    トロイディーニーで思い出しましたが、次はワトフォードでしたね。なんか知らないですがワトフォードは嫌な記憶ばっかり焼き付いてるので、是非完勝して欲しいですね。

    COYG

  2. サンビのポジションがだいぶ高くなり、良くなったと思う。ただ明らかに数的に余ってるのにパーティの横でステイしてる時もあって、あそこは前に出るべきだと思う。

    おそらくサンビは連携がないのを考慮して慎重にやってるんだろうし、移籍直後のプレーとしてそれが悪いとは思わない。ただ志はあくまでも高く持ってほしい。究極を言えばシュートで終わるのが一番リスクがないわけだから、サンビがフィニッシュに絡まないことは(特にこのサッカーでは)すでに1つのリスクだと思う。

    ラカとオーバの共存に関しては、後列からのパスが良くなったという面もあると思う。特にラムズデイルのパスはこの2人に直接バシバシ通っていて、いきなりあそこに通るならそりゃあ。。という気もする。
    ただこの構成にしてからまだ一度もビハインドの展開がないし、もしそういう状況ならGKからあんなパスは通らない。ウーデゴーアの復調とかサンビの攻撃参加とか、オプションを増やして行かないと先々苦労すると思う。

  3. また勝ちましたね。すばらしい。
    若いチームが自信をもってプレイすれば、こうも強くなるのですね。そこにシニアがアクセントをつけるとゆう。
    あのときエメリのゆうとおりペペではなくザハをとっていたら、どうなっていたのでしょう。少なくともペペにはもうちょっといい未來が待っていたのかも。今の状況はあまりにも気の毒ですが、出てもロストの繰り返しだど…やはり彼はオバの後継者として覚醒してほしい。

    つぎの試合も楽しみです。COYG

  4. エヴァンスの件は確実にレッドだったと思います。試合後にレッドカード取り消しになったりはあるのに、レッドカードになる場合ってあまり例がないような。でも、取り消しと同等に扱われるべきだと思います。

  5. なにかがおかしい、、、
    八百長やスキャンダルの類じゃないにせよ、この偏りはアーセナルはもっと主張すべき。それとも何か主張できない理由でも??

    FKは、試合観ながらラムズデイルのキックが観てみたいと思ったものです。チラベルト的な。

  6. 暫定でも6位は素直に嬉しいですね。いや、こんなことだけで喜んでいてはいけないのですが、あとはスローインや交代枠、オーデガードとガビ―の覚醒、というところですかね。サカにもう少しゴール期待したいのと、ペペはミッドテーブル相手だと無双になったりするので、そのあたりで調子あげてほしい。いい状態でLFCにあたれるよう、次の試合も応援しましょう!COYG

  7. 6ポインターやりましたね
    とりあえず結果には大満足で最高です
    ただ、内容は最高とは言いづらいですね
    ラムズデールに勝たせてもらったと言っても過言じゃないです
    アーセナルは向こう10年はGKには困らなくてすみそうですね
    もぅイングランド代表のNo.1GKはラムズデールで決まりじゃないですか笑
    結果は違いますけど、ほんとサポーターが歌ってる通りOneNil Arsenal的な内容だったし、攻めるのをやめる時間も早すぎる
    せめて60〜70分ぐらいまでは攻める姿勢を見せてアグレッシヴにいってほしいとは思います
    アルテタの性格というか戦術というか、手堅すぎる感じがしますね
    それでも勝ってくれればいいんですけど、トップチーム相手には通用しないような気がするし
    ラムズデールも毎試合大当たりなわけじゃないし
    しっかりとせめて互角ぐらいには試合をコントロールしてほしいかなぁて感じです
    でもほんと良く0で抑えたなと思いますし、これがさらに自信になって安定感を得られればと思いますね
    あとはどうしても気になるのはオーバメヤンの存在感の薄さですね
    確かに守備は頑張ってるとは思うけど、本職の攻撃で存在感をみせてもらいたいです
    なんか周りの選手も心なしかオーバメヤンにボール出すのをためらってるようにみえるのは気のせいですかね
    でもまぁなんやかんや言ってもチームが結果を出し続けられるならOneNilArsenalでも全然問題ないです
    このディフェンスを武器にして勝ち続けてほしい
    大きな一戦をものにしたアーセナルは最高です

  8. 難敵相手に勝ちきれるアルテタの良さが出ましたね。
    Chanさんが触れましたが引っ張ってきたセットプレーコーチがいい仕事してるんでしょうね。
    その後追加点取れたらいつもみたいな前プレスではなくてリトリート気味でフォメの噛み合いで前半は素晴らしい出来。
    後半は相手の修整に対して後手後手というか、ウーデゴールはキチンと仕事してた気がするが、ぺぺはよくわからんかったな。。
    サイドをガンガン押し込まれたなかでのラムズデール!!
    前のエドゥの記事で自分は「今のアーセナルにリーグで勝ち点を独力で稼いでしまうようなタレントなんてぶっ壊れたの移籍金/給与じゃないとこない」とコメントしてしまいましたが、反省です。
    ラムズデール!! 勝ち点をもぎとるスーパーなタレントです!!
    いやちょっとこれは素晴らしいタレントの成功を目の当たりにしてますね!
    いやあ昇り調子!!

  9. 今度こそ信じてもよろしいんでしょうか?
    リヴァプール戦も期待してよろしいんでしょうか?

  10. エドゥはソーシャルアビューズこそ凄かったみたいですが、ファブロマーノさんなんかも終始擁護していたし皆んなが皆んな批判的ではなかったと思います。

    サリバの扱いで評判を下げてるのと、契約延長したジャカも批判が多い選手なのでエモーショナルな反応が多かったのだろうと思います。

  11. ラムちゃんの縦パスすごかったなー
    エデルソンとかアリソンはあんなパスポンポン出してるかな?

  12. ラムちゃんのパスすごかっなー
    アリソンとかエデルソンはあんなのばんばんやってんのかな?
    うちのラムちゃんの方が上じゃね?

  13. ボールを持って持ち上がると対面の相手はなんらかのアクションを起こさないといけないし目線も引きつけられるので、裏側にスペースが生まれるんですよね。そこに降りて顔を出すラカや、ハーフターンして加速orパスの2択を突き付けられるESRが水を得たように活躍しやすい、と。

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