試合の論点
マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナルのトーキングポインツ。
リードしたら下がってしまうアーセナルの悪癖
今回の3失点という結果は、チームの若さからくる経験不足だとか、シニア選手がそろって低パフォーマンスとか、もろもろの理由があると思われるが、最大の悪影響はこの件だと思う。
アーセナルはリードしたら早々に攻撃の手を緩めてしまう問題。それも極端に。
この試合でも、アーセナルが13分という早い時間に奇妙なかたちでゴールすると、高い位置から攻撃的・積極的にプレイしようというマインドはすっかり減退して、シットディープするようになってしまった。
Arseblogによれば、得点する13分まではアーセナルのファイナルサードでのパスが20あったのに対し、前半それ以降の32分間ではたった17しかなかったという。スタートの勢いを維持したなら、それは50近くなければならない計算である。半減どころではない。それだけ、リードして以降、自分たちのエリアに閉じこもってプレイしたということだ。
再度SofaScoreのあタッキングモメンタムをみると、20分くらいから一気に勢いが逆転していることがよくわかる。
このことは、ここしばらくは、アルテタのチームにとってずっと課題のひとつとしてそれなりに注目もされていた。ToTやレスターでは結局勝ったので、大きく注目は浴びていなかったものの、リードしたあとに自ら攻撃のギアを落として逆襲にさらされるという、まったく同じことが起きていた。
だから、今回は試合後のプレス会見でもそれに関する質問が出ていたし、redditでも、ファン同士でそれがアルテタの意向なのかそうじゃないのかが議論になったりしていた。
これはほんとうに悪い癖だと思う。
これが成功するときもあるため(1-0で守って逃げ切るみたいな。その場合は「試合巧者」などと呼ばれる)、一概に否定的にもなれないのがややこしいところではある。なんならチームの性格によっては、重要な戦術にすらなる。
この試合でも、前半に勢いを取り返したマンUが攻めつづける時間もあったが、彼らは彼らで明らかに攻めあぐねていて、むしろマンUファンのほうがフラストレイションをためるような時間だった。あのままの展開がつづけば、アーセナルは「したたか」あるいは「老獪」だのと称賛もされていたかもしれない。若いチームに見合わない成熟さを身に着けたと。
ただ、結局なんとかゴールした彼らは報われ、いっぽうのわれわれはチームでの本意でもない守備的な戦いかたで失点し、よけいに悔いが残ったのだった。
いずれにせよ、浅い時間、しかも最小得点差で守備を固めるようなやりかたへシフトすることは、本来アーセナルのようなアタッキングフットボールを標榜するチームが目指す方向性ではない。
この試合ではボックス内をマンUのアタッカーたちにかなり攻略されていたが、それに対応するために、チームとしてボックス内に人間を集めてスペイスを完全に消そうみたいな方向性に進むべきでももちろんない。
勝っていようが負けていようが、90分いつでも攻撃マインドを持ってプレイする。ウナイ・エメリだってアーセナルに来て「1-0で勝つより5-4で勝ちたい」とファンにリップサーヴィスをやったくらい、それがアーセナルのフィロソフィだと信じられているわけでしょう。
この問題の闇が深いと思えるのは、これがアルテタが望んでいることではないからだ。じつはアルテタがそういう戦いかたをさせているんじゃないかという見方もあるが、今回も、アルテタはタッチラインで必至にチームに下がるなとジェスチャをしていたようなので、彼の本意ではなさそう。
でもチームは下がってしまう。
自分たちが先行すると、急に背後のスペイスが心配になり始めて、前から多人数で行くことに消極的になってしまう。さらにもう1点取ってやろうというマインドとは逆の引力が働いてしまう。あるいは、前の選手が人数をかけてボールを奪いに行っても後ろがついてこないので、コンパクトさが保たれずスペイスを悪用されてしまう。ゆえに全体が下がる。これで支配する側からされる側へ。
コーチが望んでいない状況が現場で起きているというのは、たいへんに憂える事態だ。
それに、アルテタの場合はチームに「厳格な守備ストラクチャ」があると広く信じられているわけで、その影響を少なからず選手たちが受けていると考えると、さらにやっかいな問題だと思う。
つまり選手たちにも、リードしたときに図らずもそういう心理になってしまう理由があるのだろう。アルテタは、試合のなかで、そうしたマインドの変化が起きる理由を早く突き止めて根絶せねばならないが、アルテタのチームではだいぶ以前からこの傾向が観られるということは、長らくそれができていない。ということは、アルテタのストラクチャや意向そのものと密接に結びついた、なにかなのかもしれない。だとすると根深い。
アーセナルにとって、シットディープしたときの問題はもうひとつあって、攻撃の手段がかなり限定されてしまうことだ。
この試合でもかなり頻繁に観られたのが、バックからの苦しまぎれのロングボールをことごとく奪われること。数字をみると後半はかなり改善されたようだが、前半のロングボールは7/24(29%)と悲惨だった。ラムズデイル個人の試合を通してのロングボールは5/17で奇しくも同じく29%。これは偶然だろう。3回放り込んで1回も成功しないのだから、プレイが切れないあいだはずっと相手のターンがつづいているようなもの。苦しいはずだ。
それと、これはこのブログでもう繰り返し指摘しているように、アーセナルにはアタッカーがロングボールを受けるセットアップがない。相手のCBsに対して、独力でボールをキープしてしまうような、あるいは高さで支配できるようなFWがまったくいない。本来ならオバメヤンには単独でのボールキープを期待したいところだが、そのようなシーンはあまり観たことがない。空中戦はいわずもがな。せいぜいディフェンスの裏抜けが成功することがたまにあるかないか。だからアーセナルではいまそういうCFが渇望されているというのもあるのだろう。
今シーズンに今後もこのようなことが繰り返されるのなら、アーセナルが目標を達成することは難しそうだ。それどころか、アルテタの支持率にも関わる。ちょっとリードしたくらいで即守るみたいな保守的なプレイを喜ぶファンはいない。
アルテタはこの問題にシリアスに取り組むべきだと思う。
「見たこともない」奇妙なゴール
だそうで。
Should Smith Rowe’s goal have stood?
ESRのゴールが認められたことに、マンUのファンは激怒していたみたいだが、アーセナルのファンからすると、どこに不当を訴える要素があるのかよくわからない。とくにVARで一連のことが明らかになったあとには。なぜ自損事故の責任を第三者が取らねばならぬのか。
もし、パーティとラムズデイルで同じことが起きていたら? もちろんゴールは認めない!!!
ESRはこれでPLでG5でチームのトップスコアラー。
トミヤスに対するファウルでペナルティは認められるべき?
سررررررررقة pic.twitter.com/hV8aceWScH
— RJ (@tulni) December 2, 2021
いやこれはないだろ。VARでチェックしてたらアウトかね。でもさすがアトキンソン。確認しようともせず。
オバメヤンとパーティ。不調のメインメン
いや、さすがに困った。
オバメヤンは代わりがいるけど、パーティの代わりがいない。
どうしよう。グラニトなの?
AFCONでなにかをリセットして戻ってきてもらえることを祈るよりなし。
その他試合について
- トミヤスの対人強さは異常。1 v 1ではサンチョ(€85M)にほぼ仕事させず
- マルティネリはポジションをキープしそうな活躍。チームのなかで唯一単独で何か起こしそうなアタッカー。プレスもすごい
- オーデガードはヒーローから悪役に。残念
- ベンジャミンのドリブルは意外性がなくなってきた。ホールディング化
- NTがロングスロウも距離が足りず
- ロナウドはこの試合ではそれなりにうまくやったけど、彼らがひきつづきロナウドをつかいつづけるなら、痛い目を見そうな。それくらいシャープには見えなかった
- フアン・マタが現役でまじびっくり
試合については以上。
先行して守備的になってしまうのは私はコーチの責任だと思いますけどね
何せこの傾向はずっと続いているのだから、改善するのが彼の仕事かなと
2年もやってて直らないのは方法論が間違ってるとしか…やはりアルテタは経験不足は否めないですね
お疲れ様です。。
今回の敗戦はほんと悲しいですね。。私もまだ引きずってます。。
私も1点目の後の消極的な状況は戦術というよりチームのメンタル的な影響だと思ってます。ナイーブな選手が多くてイケイケ系や図太い系が少ない。アルテタ好みの選手は結果的にそんなキャラが集まっているような(類は友を。。?)
こんな時こそ強烈なキャプテンシーが欲しいですが肝心のキャプテンが。。嗚呼切ない。
あと、個人の守備力は間違いなく上がっているけど、組織としての守備力はまだまだなんだと痛感しました。引いて守るのに2列目からの飛び出しをケアできないって。。一度だけならまだしも。。
先制点の直後まではいよいよ4強時代かと夢見てたのですが30分と持たず。。
とはいえ、第二グループの混沌がより激しくなって更に熱いゲームが続いた後にCLの椅子をアーセナルが勝ち取るというALL or Nothingの演出だと信じて応援し続ける限りです!結果には裏切られましたが、未来に失望するほどではないと思っています!COYG!
#マタのアップが映ったときは私も「おおっ」って思いました。笑
お疲れ様です。
いやほんとに、完全に自滅しましたね。
リードしたら下がるのは勿論のこと、ちょっとプレスかけられたらすぐバックパスに逃げるのもいつまで経っても治らない悪癖だと思います。
あの程度のプレスすら剥がせないのは流石に準備不足としか言いようがない。
特にパーティやエルネニーがバックパスに頼りだすとビルドアップなんて夢のまた夢。
今後に響きそうな敗戦ですねー…
得点を取ったあとゲームのコントロールを失うというのは確かにずっとある問題ですね。単純に引いてしまうというよりも、引き込んでカウンターを狙うのか、前からプレスをかけて引き続きポゼッションを支配するのかのがチームのなかで曖昧になってしまっている。ユナイテッドのような攻撃にデザイン性がないチームの場合、むしろボールを持たせた方が手詰まりになることもあるのだけれど、だとしたらもっとはっきりブロックを組まなければいけない。そこら辺のゲームプランはアルテタのなかでしっかりと用意されていたのだろうか。
ただ相手のチャンスを減らせなかったのはもちろん良くないけれど、失点シーンだけにフォーカスすれば3点目も含めアーセナルの選手にそこまで非はなかったと思います。ユナイテッド、特にフレッジが素晴らしかった。1点目、3点目も同じ場所に顔を出している。全体的に調子はよくなかったけれど、あの場面に関してはウーデゴールはむしろよく戻った思います。フレッジのファールのもらい方が巧みだった。ウーデゴールはいいとこだけ記憶して好調に近づいてくれればと思います。なんにしてもフレッジのような選手がほしい。トレイラを健全に成長させていればああなったのかなと惜しくてならないです。
エルネ兄の起用についてですが、アルテタはリヴァプール戦を見てロコンガが強度の高い試合ではだいぶ厳しいということに気付いたのではと思いました。こっちからすればおせぇーという感じですが。だから最下位のニューキャッスルでは彼をスタメンで起用し、自信をある程度回復させたうえで、今回はエルネ兄にした。エルネ兄に関しては、余計なところで動きすぎてしまうことがたまにある以外、前プレス時の縦スライドやネガトラなど、守備は規律を守り強度が高いのでそこはよかったと思います。足元はだいぶ不安ですが(とはいえぼくにはロコンガとそこまで大差があるように見えない)。なんかレジスタタイプのCM、あるいは若手は守備に奔走しなくていい、激しくなくていいみたいに勘違いしている人がたまにいるのですが、普通に試合を見ればそんなわけないことくらいすぐにわかるので、ロコンガもエルネ兄と健全に競争し学び、そういうところを身につけてほしいです。
交代策は相変わらず謎でした。スミス、ウーデゴールは確かに万全ではないけれど、せめてどちらかは残さないと前線で出し手がいなくなる。ラカゼットを入れるのはいいですが(最初から入れろよ)、ンケティアはなぜ出したのか。点を取りに行くのならエルネ兄を変えて433とかでもよかったはず。
オーバに関しては前エントリと同じで、彼にあった使い方をしていないアルテタが悪いと思います。パーティーに関しては、アトレティコ時代を見ているとむしろあんな感じが普通だった気がします。今回もそこまで悪かったとは思わないし。むしろアーセナルに来てから調子が良すぎるぐらいで。見守ることが大事だと思います。
私の記憶にある限りでは、ヴェンゲル後期からの「あるある」な気がします。
とにかくアーセナルは「不測の事態」的な場面に弱いと思ってます。
試合中の誰か(自軍敵軍問わず)の大怪我だったり、唐突な得点もしくは失点の後、ガタガタと崩れるイメージ。
この試合だとESRの得点は見事ながら、なんか皆ビックリしてたし、、、あれで調子狂った?
記憶が曖昧ですが、ウェルベックが大怪我した試合とかも、それまでの好調が嘘のように、、、
と、クラブのメンタリティの根底にあるサムシングではとずっと考えてます。その辺、ティアニーとか多分ラムズデイル、古くはティエリ・アンリなんかは動揺せず強かった印象。
的外れなこと言ってたらすませんですm(_ _)m
無茶苦茶同意です
監督の心理状態ってチームに出ますからね
ベンゲル後期はおっしゃる通りでエメリは小心者でしたし、すぐ守りに入ってました
でアルテタですが、正直言動の割には「うーん」って感じですね今の所ですと
おぉ、レス有難うございます。
やはり、、、そうではないかと思いつつ、そうではないと信じたい気持ちでしたが認めざるを得ないところまで来ちゃいましたかねー。
アルテタはきっと普段から思考が深いから言語化もスラスラできて自信あり気ですが、しっかりとダメなアーセナルイズムも継承してる印象なんで、ヴェンゲルさんがフロント入りすると良いと思うのはその辺りのケアをしてくれそうなトコです。
「エメリ小心者」は超絶アグリーです。
初期のイキったハーフタイム交代は何だったのか。笑
更新お疲れ様でした!
今までの試合と比べると、ラムズデールやガブリエルの熱くチームを鼓舞する姿が見られなかったように思います!中継の仕方で見えなかっただけかもしれませんが…
DF陣がもっとMF陣に喝を入れて欲しかったなぁと感じます。その継続性がキャプテンシーとなり、メンタル面の向上につながると信じてます。
パスの出しどころとなるMF陣があまりにも顔を出さず、なおかつバックパスを多用するため、CBの2人はいつもは避けていたSBへのいわゆる、はめパスを出さざる状況となってしまっていたように感じます。
ハイプレスを剥がせるCMFか、苦し紛れのクリアをキープできる屈強なワントップ、この2つのピースを今冬、来夏にリストアップして欲しいですね。
エルネニーかあ。。。マンUのプレスが厳しいと見たんだろうし事実そうで、分からなくはないんだけど。ただやっぱり守備にプライオリティが置かれた起用で、最初から「どうせマンUのプレスは破れないしゲームもコントロールできない」と決めてから試合に入ってる感が否めない。
サイドに追い込むマンUのプレスが良かったんで、よけいにDMFがサイドに寄って前に出るべきだったと思う。あれはプレスを突き抜けるか押し込まれるかの2択なんで、そこのパスの精度、ファーストタッチが勝負だったと思う。DMFが2枚とも下がってしまうと(物理的に遠すぎてパスの選択肢にならないから)チームとしてそういう意識を持つのは不可能に近い。
サンビもこんな試合をベンチから見て満足していてはいけないと思う。これは本来サンビがやるべき仕事で、アンフィールドの件があるからアルテタがサンビを信用しなかったに過ぎない。アルテタが間違ってたと証明してほしい。
この試合に関しては若さこらの経験の無さや、オールドトラッフォードでの経験の無さが出た気がします
試合の序盤はそこまでスタジアムの雰囲気にのまれずにやっていたと思うけど、先制してユナイテッドが反撃し始め、スタジアムもイケイケムードになってからはその雰囲気に飲まれた感もあり、少しナーバスになった感じがします
チームが雰囲気にのまれナーバスになるのは若さもあるし、チームにリーダーがいない証拠ですね
でも、逆に考えればこの若さでこの経験ができるのは大きいと思いますし、このチームはまだまだ発展途上のチームで、チームの基盤となる土台づくりの真っ最中だと思います
でも逆に考えればこの先3、4年後にチームの中心となれる選手が多いのはポジティブだし楽しみですね
とにかく毎度毎度アルテタも口にしている通り学んで欲しいです
スミス=ロウは少しお疲れ気味ですかね(タヴァレスに翻弄されすぎて笑)
ここらで本格的にロテイションしていかないとまだまだシーズンは後半戦もあるし、ガス欠にならないように上手くマネイジメントしないといけませんね
ポジティブ要素としては、逆転された時点で負けたなと思ったところで同点に追い付いたところですね
確かにまだまだメンタル的には弱い部分があると思うけど、同点にして「オールドトラッフォードでも俺たちはやれるんだ」と少しでも感じることが出来たのは自信になると思いますし自信にしてほしいですね
以前話題になったxGから見る今季のアーセナルの悪癖がモロでましたね。。
同点時は積極性があるのに、リード時にあまりにも消極的になりすぎる。。
プレスはまってたし、ウーデゴール、マルティネリいるしでそのまま撤退守備じゃなく前プレスで良かったと思うんですが。。
エルネニーは重心が後ろにある時のビルドアップで貢献さほどできない、、あと守備面も良くなかったと思います。
というかパーティとエルネニーが混乱してた。
マルティネリもプレス以外の守備の立ち位置もボンヤリしてるしで、正直ウーデゴールのあのPKは彼が罰すられるものでなく、上の3人の割を食ったカタチに思います。
でもまあタックル自体poorでしたが。
割とポジティブに見れたのはNTでした。
今節も上手くいってる訳じゃないのに積極性は失わない。試合中にナイーブな時間がない。
ゲンドゥージもその気がありましたが、メンタルお化けな感じですね。
さすがにこの日程でティアニーがでてくると思いますが、1stはNTこのままいくかも?と思い始めました。
今季新加入が多く、この組み合わせも初。
多少うまくいかないのは折込済みだろうが、それでも積極的に勝負しにいって欲しかったです。。残念です。
個人的にはアドバイザー契約でラングニックが院生を敷くってことから後任はRBグループとか彼の繋がりある若手監督かな?と思ってます。
クロップ、トゥヘルに続くドイツ人旋風な予感。。
CR7が、なんだかんだ言われても、キッチリと2得点。
オバは・・・
守備の問題はもちろん大事でしょうが、点取り屋の一番の仕事は点を取ること。
冨安のPKらしきシーンでも、オバがPKを蹴るのでは、デヘアーの門は破れないかと思います。
ってかアーセナルが強い弱いの前に、マグワイアのあれがVARにすらならず、ウーデゴーアのが後からVARでPKになってるようじゃ、そもそも無理じゃあ?
贔屓目だなんだの前に、公平じゃないでしょ、いくらなんでも。VARがない方が、まだ理解できます。
個人的にはほぼ終始フラストレーションの溜まる試合でした。二点取ったけど良かったのはそれだけ。
あとはサカは大丈夫そうなのが確認できたことでしょうか。
サカ、サンビがサブだったせいだと思っていますが、一本調子もいいとこで、望みはマルティネッリの局面打開くらい。NTは読まれつつある。ESRはお疲れですかね。……オーバは顔見ればわかる(笑い)。
特に不満なのはエルネニーとパーティ。ぜんぜんボールを落ち着かせられない。前に出さなすぎ+すぐ前に出しすぎ。彼ら仲でも悪いんでしょうか? (笑い) 互いへのパス交換なさすぎでは……。(勿論個人的な好みで偏った目があるだろうことは認めますが)
これならサンビ+AMNのコンビのほうがずっと良い結果にできたんじゃないかと。
サカが入ってきて、僕はやっと息がつけました。それまではなんか窒息したプレイにしか見えなかったなあ……。
あと素人目ですが、KT左SB、NT左ウィングの起用もありじゃないかと思っています。相性は未知ですが、インテンシティはルーキー起用するより高いだろうし、なにより、NTは下がらなくてよくなる(笑い)。
それにESRを休ませられますし。マルティネッリ+NTは相性悪そうですし。
アルテタの最後の采配は残念でしたね。
最後マルティネッリとエンケティアとラカゼットの中央3トップみたいになってました。
どっちか中盤かウィングにしとけば良かったのでは。
あの時間帯ならラカゼットもいつものように下がりたくはなかったでしょうしね。
それとも、ガブリエウ、マルティネッリ、エンケティア、ラカゼットの4トップ狙いだった?
雑文長文失礼致しました。
いつも素敵な記事をありがとうございます。
訂正:ほぼ終始→先制するまではほぼ終始