試合について
ファースト11
SofaScoreより。
4-1-4-1
ラカゼット
マルティネリ、ESR、オーデガード、サカ
ロコンガ
KT、ガブリエル、ホールディング、ホワイト
ラムズデイル
サブは、エンケティア(77 ESR)。
3日前のカラバカップのリヴァプール(H)から、ひとり変わっただけ(トミヤスとホールディング)。数週間アウトというのだから、トミヤスは思ったより重いケガだったようだ。
そしてリヴァプールでもフィットしているようには見えなかったESRがひきつづきスタート。
ベンチには、エンケティア、NT、チェンバース、レノのほか5人がアカデミーのキッズ。そのうち、パティーノ以外のアレビオス、サラー・エディン、ハッチンソン、ビエレスの4人はPLの試合に招集されるのも初めて。
試合の時間が経過していくなか、とにかくゴールが必要な状況で、あんなに疲労の色が濃かったチームでも、エンケティア以外安心して使える攻撃の選手がいなかったという。個人的に、NTとビエレスは観たかったけども。
リヴァプール戦と似たようなベンチだが、今回はパーティさえいなかったので、さらにベンチの信頼度は下がった。
アルテタはキッズを信頼して、残りふたつのサブを使うべきだったのか?
正解がわからない。
マッチスタッツ
『BBC Sports』より。
ポゼッション76%。あれだけボールを持てば。
ショッツが少ない気がすると思ったら、アーセナルは最後の20分は1本しかシュートを打っていないという。ガーンだな。
このような内容の試合で、今回も記録がいくつか。
Arsenal had 20 shots against Burnley, the most they’ve had in a Premier League home game without scoring in the last six seasons.
No way through. ⛔️ pic.twitter.com/g7NTE2DwaN
— Squawka Football (@Squawka) January 23, 2022
アーセナルのホームの無得点試合でのショッツ20は、PL過去6シーズンで最多。
4 – Arsenal have failed to score in four consecutive matches in all competitions for the first time since December 2005. Uninspired. pic.twitter.com/RrZo7P8NBP
— OptaJoe (@OptaJoe) January 23, 2022
アーセナルがすべてのコンペティション4試合連続で無得点は2005年12月以来。
76% possession is Arsenal’s highest share of possession in a Premier League since August 2017 against Stoke (under Arsene Wenger).
— Orbinho (@Orbinho) January 23, 2022
アーセナルのPLでの76%ポゼッションは、2017年4月のストーク以来。
Arsenal fired in 25 crosses today – just two found a team-mate. Probably not the best tactic against Burnley
— Orbinho (@Orbinho) January 23, 2022
アーセナルは今日25のクロス。そのうちチームメイツに到達したのはわずか2。
ジルー必要じゃね?
UnderStat.comによるxGは、1.36 v 0.39。
66分のラカゼットのBCは0.4くらい? あのチャンスだけでバーンリーのすべてのチャンスと同じくらい。
ラカゼットなあ。。
Alex Lacazette has scored just one goal in his last seven and a half games – a penalty.
He’s scored just two in the last 16 and a half appearances.
— Orbinho (@Orbinho) January 23, 2022
彼は、ウナイ・エメリの時代は、オバメヤンとともにMr.コンヴァージョンだったのだけど。
フォルス9のせいかというと、今回みたいなチャンスはあるし。毎回結論は同じだが、CFはチャンスを決めてくれなきゃ。試合に勝てない。
パスマップ
試合後、サンビ・ロコンガのシングルピヴォットには、かなり疑問の声があった。プレス会見でも質問されているくらい。なかなかボールを持って前を向けず、パスマップでも中央にいた彼がある意味蚊帳の外にいたみたいになってる。
CBやGKからボールを受ける動きに乏しいとか、狭いエリアでボールをキープできないとか、そうした本人理由もあるだろう。最近はアーセナル加入当初にくらべてリスキーな前方パスをやらなくなり、自信を失っているようにさえ見える。
ただ、ESR&オーデガードのうしろにアンカーの3MFって、これまでもあんまりうまくいったことがないんだよね。パーティでもそうだった。だから、アルテタがやりたがっているという4-3-3をどうするかが長らく議論になってきたわけで。
アルテタは、相手を押し込んでプレイする時間が長いからこのシステムがいいと考えたのかもしれないが、バーンリーは4-4-2ブロックで、守備時でもつねに前にはふたり残していて、アーセナルのビルドアップではロコンガはフリーになれなかった。
それでもアーセナルはワイドを経由して前にボールを運べなかったわけではないので、そのことが大問題だったとは思わないが、やはり試合を通して中央エリアの支配に苦労したことは、この試合の結果に大きく影響したと思わないではない。
ESRもオーデガードもボールをもらいに下がることはあったが、つねに彼のとなりにMFのパートナーがいれば、もうちょいマシなビルドアップができたんじゃないか。バックラインでボールを回しつづけた回数は、この試合はダントツに多そうだった。
ロコンガひどかったですね。あれだけ相手FWに自分から近づいていったら、そりゃ誰もパス出せませんわ。アルテタも修正してくれたらなぁ。
ティアニーもなぁ。鋭いクロスあげませんよね。人がいるとこにクロスあげてるような。誰もいないとこに出してさわればゴールみたいな相手慌てさせるクロスなかったよなぁ。
アルテタが言うようにロコンガは徐々に成長してきてはいるけど、にしてもダメすぎる。ポジショニングのセンスが壊滅的すぎる。動かないのがCMだと勘違いしてるでしょ。433はロコンガのところ以外うまくいってたし、ラカゼットの起点になる力は、その後のチェルシーvsスパーズ見たけど、ルカク、ケインに引けを取らないと思う。
イサクはいいと思います。レナト・サンチェスは筋肉のついたロコンガがもうひとり増えるだけ
お疲れ様です。
1月はやることなすこと裏目でしたね。。ポジティブなのはNLDの延期ぐらい?
ロコンガは散々だったと思いますが、相手の2トップの近くにいることでマークを意識させてCBへのプレスを牽制していたという意見もツイッターで見かけました。なるほどとは思いましたが、そうだとしてももう少しパスをもらう動きを見せて欲しかった。マークされている状態でパスをもらうのを恐れているように見えたんですよね。相手に囲まれていてもパスを要求するウデゴとは対照的。
ウデゴは中一日にも拘らずよく走ってましたね、マルティネッリも。大好きです。
今季はもうPLのみということもあり冬の移籍は怪しい感じですが、レギュラーが2人アウトすると途端にガタガタになる状況の改善はもちろん、なんとか希望を膨らませる補強をしてもらいたいですね。COYG!
あちこちでロコンガが戦犯になっていますがロコンガだけの問題ではないよ
向こうはふたりでこちらの2CBとロコンガをマークしておりロコンガには必ず1人ついてもう一人でロコンガへのパスコースを切りながらのCBへのプレスだったのでロコンガとしては2FWの間にいた方が常に数的有利を作れる
問題は数的有利を活かせないCBの問題。
アルテタからの指示は知らないが前半も後半もロコンガもポジショニングがほぼ変わらず、途中交代も無かったのであれがアルテタの選択だったんだと思う
異論がある方は是非。あの試合でロコンガがどうすればよかったかコメントください
まずバーンリーの守備はどちらかのFWがロコンガへのコースを切って、もう一方がボールホルダーにプレスに行くというものではなく、ふたりとも中閉じでロコンガへのコースを切っています。だから、ロコンガがFWの後ろに立って彼らを引きつけるというのは決して悪くはない。だけど、CB間であれ、SBであれ、前線であれ、ボールが移動した時には、パスを受けられるようにポジショニングを素早く取り直さなくてはならない。それが遅いし、位置が悪い。直後にチェルシースパーズがあったのでジョルジーニョと比べてみれば分かると思います。本当に細やかで、寄りすぎないようにあえて奥行きを作っておいたりしてもいる。もしご覧になっていなかったらおすすめします。それでもわからない場合はもう言えることはないです。ジョルジーニョと比べるのは酷だという声もあるかもしれませんが、アーセナルというクラブにおいてであれ、ロコンガは最低限の水準を満たしていません。トーマスが一年目に適応できなかったのだから〜、という人もいますがそれと比べても天と地の差です。アルテタの選択も含めて批判の余地はあると思います。ホワイトアンカーでよかった。CBのふたりに批判が及んでいますが、むしろロコンガがほとんど消えているにも関わらず、彼らはよくやっていたと思います。今回の結果はロコンガだけの問題ではないけど、彼以外に批判の対象となるプレー内容だった選手はラカゼットも含めてとくにいません。悪いけどロコンガひとりだけレベルがガクンと落ちて見えます。アンカーの出来はチーム全体の出来に関わります。将来に期待したい気持ちはわかるし、数年後には成功しているかもしれないけど、なかなか成長しない若手を使い続ける余裕がある状況なのか考えてみてください。
コメントありがとうございます
その試合は見ていないのでまた見てみます。
ロコンガがアーセナルの基準を満たしていないことは同意です。彼はあのポジションの控えでありエルネニーより序列は下かもしれません。
なのでロコンガだけレベルが違って見えたのも同意見です。
ただ、それでもロコンガを使わないといけないチーム状況の中ロコンガにできる役割を与え、相手に得点を与えず、20本のシュートを打てる場面を作ったアルテタの作戦は間違っていたとは思えません。
僕はロコンガがすきですがこの試合全体を通して良かったとは思っていません。ただ戦犯ではない。多分ジャカだったとしても対して変わってないと思います。アルテタは持てる駒で最高出力を出したと思う。
問題は点が取れなかったこと。それだけだと思います。
こちらこそ返信ありがとうございます。ジャカについては、欠点の多い選手ですが、ビルドアップの立ち位置は細かく取り直すタイプなので、さすがに同じということはないです。彼がアーセナルでレギュラーを張っている現状に不満はあれど、不当に扱われるのは可哀想なので一応。ごめんなさい、それくらいロコンガは誰の目からも現状厳しいです。