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【マッチレビュー】21/22EPL アーセナル vs バーンリー(23/Jan/2022)フラストレイション

こんなに観ていてイライラさせられる試合は、ちょっとひさしぶり。

アーセナルは、ホームで終始優勢に試合を進めていたものの、ゴール前を固く閉ざす相手に最後まで決定的になることはできず。

なんだか、まだPLに上下格差があったときの、アーセナルがまだ強かったときのミッドテーブルチームとの試合を思い出してしまった。こんな試合はけっこうあった。勝って当然の試合になぜか勝てない。いまは、以前と違ってリーグで勝って当然の相手などほとんどないのだから、今回のバーンリーはなんだかなつかしかった。

リーグカップのリヴァプールから中二日にも関わらず、ほぼ同じチームで試合に臨むしかなかったアーセナルは、全体的にエナジーとテンポを欠き、ゴールに十分にチャンスをつくれず。加えてベンチには信頼できる選手もおらずで、打つ手なし。いや、打つ手はなにかあったのかもしれないが、打てなかった。

結局、この試合もスクワッドデプス問題に苦しんだ1月のアーセナル総まとめみたいになってしまった。

これから2週間この気分をぶら下げて過ごさねばならないとは。がっくり。

試合を振り返ろう。



アルテタの試合後コメンツ「試合に勝つ十分なクオリティがなかった」

試合直後のインタヴュー。オフィシャルサイトより。

アルテタ:トップチームスとファイトしたいのなら、こうした試合でも勝てる道を見つけなければならない。

試合のスタートもよくなかった。クイックでなく、すべてがleggyで遅い。

ファーストハーフの最後10-15分では、われわれが優勢だったというのは事実だ。セカンドハーフもとても力強く始めた。違う種類の意図が観られた。

われわれはより俊敏になり、よりペネトレイトするようになった。ボールのスピードもよくなって、もっと前へプレイした。裏へ走り込み、正しい幅もあった。だが、結局最後にはラスト20mやボックス内で、試合に勝つに十分なクオリティを示すことはなかった。

BBC Sportsのインタヴューが、オフィシャルサイトにもトランスクリプトが掲載されていた。

(トップ4にチャレンジするために新しいサインが必要?……)

それが計画していることだ。しかし、マーケットは難しく複雑だ(complicated)。わかっていたことだが、やりくりすることがたくさんあり、チームをほんとうに助けてくれる選手かどうか、正しい決断をせねばならない。チームをネクストレヴェルに連れて行ってくれる選手を獲得しようとしている。

(デッドラインまでに誰か来ると考えている?……)

努力しているのは間違いない。だが、それができるかどうかはわからない。どうなるか観てみよう。それだけがわれわれの意図ではあっても、その実現に必要なことがたくさんある。

(このウィンドウでもっと早く補強をすべきだった?……)

それはどのマネジャーたちにとっても夢だと思う。初日にチームに彼らがいれば。しかし、それは現実的ではなく、このウィンドウもそう。このウィンドウのこれまでを見れば、多くは最後に起きる。

(正しい選手をつかまえることの重要性……)

ここに来る選手は、チームをネクストレヴェルまで連れて行くものでなければならない。われわれにはすでにレヴェルがあるし、われわれが観たいのは、いまあるスタンダーズがよりよくなること。それがわれわれのリクルートだ。

試合後のプレスコンファレンス。オフィシャルサイトより。

(トミヤスの不在と彼のケガはどれほど深刻……)

トミヤスはケガだった。リヴァプール戦でもそのポジションでプレイできる選手がひとりもおらず。彼はとてもプッシュしていたし、なんとか90分プレイしようとした。そしてまた違和感だ。彼は数週間はアウトになるはず。

(ケガの期間に彼がイングランドにとどまることはかなり重要……)

いまは彼はリカヴァが必要であり、できる限り最高の処置に集中すること。自分自身も観て、できるだけ早くチームに戻ってほしい。

(どれくらいの期間かかりそう?……)

数週間のアウト。

(バーンリーの守備を崩すのに苦労した……)

われわれの試合のスタートはスロウで、前へプレイしなかったし、切迫性がなかった。おそらくは、木曜のおかげだろう。それは理由のひとつではありうる。

その後には試合をつかんで、よくなり始めたし、セカンドハーフは完全に違っていた。よりダイナミックになり、よりペネトレイションがあり、前へプレイした。たくさんの状況で、幅をとり、裏への脅威になった。われわれはいくつもの状況をつくった。ショッツやクロス。しかし、この試合に勝つには、違うレヴェルのクオリティが必要で、今日はそれを欠いた。

われわれがつくった状況の量からすれば、スパークが必要で、試合に勝たせてくれる選手が必要だった。もしトップに行きたいのなら。

(終盤の攻撃的なポジションがカウンターの危機を招いた……)

それはリスクのひとつだ。なぜなら、選手たちを上がらせ始めたときには何が起きるかわからなくなるのだから。バーンリーはセカンドボールの戦いかたもあった。

われわれは規律を維持せねばならなかったが、同時に試合に勝つにはリスクをかける必要もあった。

(われわれのゴール不足はオバメヤンの将来に影響を与える?……)

われわれは最近たくさんのゴールを取っていた。しかし、この4試合でそれができていなかったのも事実。今日はまたしても、つくった状況のせいではなく、実行するクオリティとバーンリーのような相手を倒すに必要なショッツの数が問題になった。

(トップ4に入るチャンスを逸した?……)

グレイトなチャンスだった。(カップ)ファイナルを失ったあとでチャンスをつかみたかった。それが失望だ。ファイナルはわれわれがほんとうに望んでいたもので、今日はとてもプレイしたかったし、チャンスもあったから。

わたしには始まりから渇望は見えなかった。しかし、セカンドハーフにはたしかにそれを観た。しかし試合を殺すために必要なクオリティに欠き、それをやるためのナイフもなかった。リヴァプールのときと同様に。

(ミドシーズンブレイクの計画は?……)

外にでかけるつもりだ。全員一緒にトレイニングキャンプをやる。異なる環境で、再度団結し、再度集中する。まだたくさん試合が残っているのだから。

(どこでトレイニングキャンプをやるので?……)

ドゥバイ。

(試合の終わりには選手たちは疲れてしまっていた……)

わからない。わたしには、選手たちは最後まで正しくトライしようとしていたように見えた。

彼らはかなり疲労していた。この4週間はかなり要求が高く、チャレンジングな状況だったから。チームには十分な選手がおらず、何人かは病気であり、ケガをしていた。彼らを戻そうとし、準備ができていなくてもピッチにだそうとした。

しかし、わたしには彼らがいかにトライしたかを責められない。彼らはたしかに数日は休む必要があるが、そのあとはまた戻らねばならないし、選手を戻してワークを始める。試合に勝つようにならないと。

(オバメヤンもドゥバイに行く?……)

状況を観る。

(ロコンガのパフォーマンス?……)

彼は成長していると思う。彼のプレイはどんどんよくなっている。彼は先日リヴァプールでもとてもいい試合をした。試合の理解、フィジカリーなやりくりもよくなっている。成熟している。

要求は多い。われわれが彼を獲得したとき、われわれの彼への期待は、最初の年は適応することだった。しかし、彼は思ったよりもたくさんプレイしなければならなくなり、彼もベストを尽くそうとしている。わたしは彼がとてもよくやっていると思う。

(タッチラインで興奮してフォースオフィシャルに詰め寄っていた……)

ちょっとしたパッションが見えただけさ。もちろん、われわれは試合では興奮しているし、彼らもこの産業の一部。だから、誰かに話しかけるときに感情を見せることもある。われわれはここで新聞を売っているわけじゃない。ただ試合の一部だというだけで、彼らに話しかけるとき、フロウやエナジーがなければならない。われわれは試合に勝つためにプレイしているのだから。

以上

最後の回答はよくわからんね。彼はあのとき何に腹を立てていたのか、試合を観ててもよくわからなかった。遅延行為?

ラムズデイルの試合後コメント「ボックスにボールを入れてもバーンリーを喜ばすだけだった」

オフィシャルサイトより。

ラムズデイル:ぼくらは、相手に試合をさせてもらえなかったね。バーンリーを称賛するよ。彼らはよく守った。

ぼくらはボックスにボールを入れても、それはバーンリーを喜ばせるだけだった。だから難しかった。

これは完全に3ポインツも、リーグで場所を取り戻す機会も失った。でもぼくは、これをクリンシートだと前向きに受け止める。チーム全体で守ったものだ。まったくフラストレイティングな日だったけど。

疲労のせいだろう。こう云うのははばかられるけど。だってぼくはほかのみんなのように3-4日ごとに走り回っているわけじゃないから。でも、ぼくらのピッチでのクオリティからすれば、もっと得られたはず。

こちらがほとんどのボールを持ったから、もっとチャンスをつくれたはずだった。でもみんなの努力は責められない。守備でも攻撃でも。それはちょっとしたクオリティの欠如であり、ポーピーにはいくつかのいいセイヴズもあった。

試合前にもインタヴューを受けていたラムズデイル。

これはわらえる。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

7 Comments on “【マッチレビュー】21/22EPL アーセナル vs バーンリー(23/Jan/2022)フラストレイション

  1. ロコンガひどかったですね。あれだけ相手FWに自分から近づいていったら、そりゃ誰もパス出せませんわ。アルテタも修正してくれたらなぁ。

    ティアニーもなぁ。鋭いクロスあげませんよね。人がいるとこにクロスあげてるような。誰もいないとこに出してさわればゴールみたいな相手慌てさせるクロスなかったよなぁ。

  2. アルテタが言うようにロコンガは徐々に成長してきてはいるけど、にしてもダメすぎる。ポジショニングのセンスが壊滅的すぎる。動かないのがCMだと勘違いしてるでしょ。433はロコンガのところ以外うまくいってたし、ラカゼットの起点になる力は、その後のチェルシーvsスパーズ見たけど、ルカク、ケインに引けを取らないと思う。

    イサクはいいと思います。レナト・サンチェスは筋肉のついたロコンガがもうひとり増えるだけ

  3. お疲れ様です。

    1月はやることなすこと裏目でしたね。。ポジティブなのはNLDの延期ぐらい?

    ロコンガは散々だったと思いますが、相手の2トップの近くにいることでマークを意識させてCBへのプレスを牽制していたという意見もツイッターで見かけました。なるほどとは思いましたが、そうだとしてももう少しパスをもらう動きを見せて欲しかった。マークされている状態でパスをもらうのを恐れているように見えたんですよね。相手に囲まれていてもパスを要求するウデゴとは対照的。

    ウデゴは中一日にも拘らずよく走ってましたね、マルティネッリも。大好きです。

    今季はもうPLのみということもあり冬の移籍は怪しい感じですが、レギュラーが2人アウトすると途端にガタガタになる状況の改善はもちろん、なんとか希望を膨らませる補強をしてもらいたいですね。COYG!

  4. あちこちでロコンガが戦犯になっていますがロコンガだけの問題ではないよ
    向こうはふたりでこちらの2CBとロコンガをマークしておりロコンガには必ず1人ついてもう一人でロコンガへのパスコースを切りながらのCBへのプレスだったのでロコンガとしては2FWの間にいた方が常に数的有利を作れる
    問題は数的有利を活かせないCBの問題。

    アルテタからの指示は知らないが前半も後半もロコンガもポジショニングがほぼ変わらず、途中交代も無かったのであれがアルテタの選択だったんだと思う

    異論がある方は是非。あの試合でロコンガがどうすればよかったかコメントください

    1. まずバーンリーの守備はどちらかのFWがロコンガへのコースを切って、もう一方がボールホルダーにプレスに行くというものではなく、ふたりとも中閉じでロコンガへのコースを切っています。だから、ロコンガがFWの後ろに立って彼らを引きつけるというのは決して悪くはない。だけど、CB間であれ、SBであれ、前線であれ、ボールが移動した時には、パスを受けられるようにポジショニングを素早く取り直さなくてはならない。それが遅いし、位置が悪い。直後にチェルシースパーズがあったのでジョルジーニョと比べてみれば分かると思います。本当に細やかで、寄りすぎないようにあえて奥行きを作っておいたりしてもいる。もしご覧になっていなかったらおすすめします。それでもわからない場合はもう言えることはないです。ジョルジーニョと比べるのは酷だという声もあるかもしれませんが、アーセナルというクラブにおいてであれ、ロコンガは最低限の水準を満たしていません。トーマスが一年目に適応できなかったのだから〜、という人もいますがそれと比べても天と地の差です。アルテタの選択も含めて批判の余地はあると思います。ホワイトアンカーでよかった。CBのふたりに批判が及んでいますが、むしろロコンガがほとんど消えているにも関わらず、彼らはよくやっていたと思います。今回の結果はロコンガだけの問題ではないけど、彼以外に批判の対象となるプレー内容だった選手はラカゼットも含めてとくにいません。悪いけどロコンガひとりだけレベルがガクンと落ちて見えます。アンカーの出来はチーム全体の出来に関わります。将来に期待したい気持ちはわかるし、数年後には成功しているかもしれないけど、なかなか成長しない若手を使い続ける余裕がある状況なのか考えてみてください。

      1. コメントありがとうございます
        その試合は見ていないのでまた見てみます。
        ロコンガがアーセナルの基準を満たしていないことは同意です。彼はあのポジションの控えでありエルネニーより序列は下かもしれません。
        なのでロコンガだけレベルが違って見えたのも同意見です。

        ただ、それでもロコンガを使わないといけないチーム状況の中ロコンガにできる役割を与え、相手に得点を与えず、20本のシュートを打てる場面を作ったアルテタの作戦は間違っていたとは思えません。

        僕はロコンガがすきですがこの試合全体を通して良かったとは思っていません。ただ戦犯ではない。多分ジャカだったとしても対して変わってないと思います。アルテタは持てる駒で最高出力を出したと思う。
        問題は点が取れなかったこと。それだけだと思います。

        1. こちらこそ返信ありがとうございます。ジャカについては、欠点の多い選手ですが、ビルドアップの立ち位置は細かく取り直すタイプなので、さすがに同じということはないです。彼がアーセナルでレギュラーを張っている現状に不満はあれど、不当に扱われるのは可哀想なので一応。ごめんなさい、それくらいロコンガは誰の目からも現状厳しいです。

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