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【マッチプレビュー】21/22EPL アストン・ヴィラ vs アーセナル(19/Mar/2022)バウンスバックせよ

さてアーセナルのMD28。今週のアーセナルはPL試合をよく消化して、トップ4を狙うほかのチームスとの試合数と近づいてきた。

試合数が並んでくれば、「もしその試合で勝っていれば」という仮定の話はなくなる。よりタフな現実になったとき、どうそれに対処するか。レジリエンスが問われる。

今回は、リヴァプールとのツラい試合から中二日でヴィラ・パークへ。ミケルも激おこのタイトスケジュール。インフォームな相手とのアウェイマッチでありながら、アーセナルでは当然3ポインツが想定されている試合。

たとえ厳しい状況でも、必ず勝たねばならぬ。敗戦の苦い記憶をここで払拭できるか。リヴァプールよりも今回のほうがビッグテストかもしれない。

試合をプレヴューしてゆこう。



アルテタの試合前コメンツ「試合スケジュールはどうフェアにやれるかが問題」

昨日のプレスコンファレンス。オフィシャルサイトより。今回は時間もないだろうし、プレス会見はキャンセルかと思われたが、現地昨日朝10時からしっかり行われていた。アルテタらしい。

アストン・ヴィラ戦について

(直近のチームニュース……)

アルテタ:ニュースはない。昨日は試合後のリカヴァに使って、今日は最初のトレイニングセッションを行う。だから、今日全員を観る。

(トミヤスはフィットしている?……)

チャンスはある。しかしわからない。今日のトレイニングで様子を観る。

(なぜに彼はフルフィットネスを取り戻すのにこんなにも時間がかかっている?……)

それは、彼が同じ場所のケガを再発させたから。そうなれば、当然より慎重にならねばならないこともある。

(エミール・スミス・ロウはスタートできるくらいフィットしている?……)

彼は大丈夫。(リヴァプール)試合前にはすこし問題もあったが、この2日間は問題ない。だから、彼には安定して勢いを取り戻してもらいたい。

(水曜の夜から何ができた?……)

よくリカヴァしようとしている。精神的にも肉体的にも。よく休み、よく寝る。昨日は、リカヴァリングだけに時間を使って、全員がトレイニングできるフィットネスがあるか確認した。そして明日に備える。

(アーセナルにとってトップ4フィニッシュの意味と、あなた個人にとっての意味について……)

それができたときにお伝えしよう! だって、それはまだ実現していないから。われわれにはまだ11試合もあり、たくさんのことが起こりうる。そのためにプレイしている。

(これから5試合のうち4試合がアウェイ。どれだけタフになりそう……)

とても。PLでは毎試合、勝つのがとんでもなく難しいから。これからとてもむずかしい試合をプレイすることになる。ほかのチームも同様。

われわれは、まだ試合をいくつか手中にしているということもある。単純ではない。しかし、リヴァプールとの試合の多くの時間でわれわれがやったようなパフォーマンスもある。もしわれわれがそれをやるならば、その4試合でも勝ちに近づいていく。

(最近はものごとがうまくいっている……)

わたしが思うに、われわれがクラブとしてやってきた意思決定には、どれも背後にはたくさんの考慮すべきことがあった。たくさんのワークがあり、望む結論のためにつねにポジティヴに考えていた。誰かの違う意見を聴くのもいつもいいものだし、時間をかけずに何かを判断するのもいい。しかし、落ち着いている必要があり、自分たちがやっていることを信じることが必要だ。もし明解で確信しているのなら、そのあとはフットボールでは何でも起きうる。

選手は適応せねばならない。選手はケガをする可能性もある、もしかしたら要求されていることがうれしくない選手もいるかもしれない。選手を獲得する前にはわからなかった、いろいろなことがたくさんある。しかし、われわれはつねにすべてやれることを前向きにやろうとしている。そうした選手たちがいっしょにいる未来を想像すれば、わたしは彼らに満足しているし、とてもよくやっている。

アストン・ヴィラとジェラード

(アストン・ヴィラの直近のフォームと、ジェラードがやっている仕事について……)

とてもよい。彼らはこの数試合ではいい結果がある。彼はシェイプを変え、チームがやっていたいくつかのことを変えた。彼は、あのステディアムにまた違うエナジーをもたらしたと思う。彼がいまやっていることには、感心している。

(スティーヴン・ジェラードについて……)

彼はすごい選手だった。とても知的だった。すべてを持っていたよ。アグレッションもクオリティもあり、ゴール脅威もあった。リーダーシップがあって、ピッチでの存在感もあり、タフだった。

(彼はいいマネジャーになれる?……)

ここまではかなりうまくやっていると思う。そして、レンジャーズでやっていたことも際立っていたと思う。彼がふさわしい称賛を受けているのかはわからないが。わたしはそこでプレイしていたことがあるので、クラブがどうなったか、彼がどう変えたかを知っている。そしてヴィラでやっていることも。だから、彼はここまではかなりよくやっていると思う。

(彼のマネジャーとしての今後……)

彼がチャンスについてどう思っているのかわからない。チームがどう彼とコミュニケイトしているのかも。しかしたしかなことは、それはグレイトな経験だということ。

コウチーニョ

(コウチーニョは止める必要のあるデインジャーマン?……)

そのひとりだろう。彼がボールを持ったときや危険なエリアにいるときは、彼らはたくさんのことをやってくる。攻撃フェイズでは彼の貢献はかなりある。それには注意しておくべきだろう。

(コウチーニョがPLでかなりうまくやっている理由?……)

彼のゴールを生み出す能力。チャンスを生み出す能力。ないスペイスをアンロックする能力。それが彼のクオリティで、リヴァプールにいたころからそうだった。

(アーセナルはコウチーニョに興味を持ったことはあった?……)

彼があきらかに持っているようなクオリティを持つたくさんの選手を観ていた。結局は、違うオプションに行った。

PLスケジュール問題

(あなたがPLのスケジュールに対してしたコメントは撤回せず?……)

しない。なぜならわたしはプレミアリーグについて話しているのだから。

ヨーロッパを戦っていたらどうかというコメンツもいくつか聞いているが、わたしには目新しいものはなにもない。わたしはヨーロッパと比較しているんじゃない。わたしはプレミアリーグと、プレミアリーグのなかでどういう試合スケジューリングをやっているのかについて、比べている。仮にヨーロッパを戦っているのなら、それはまた別の話だ。わたしが云っているのはプレミアリーグについて。全然違う。

(チェルシー戦とマンU戦ではまたしてもタイトな日程に……)

イエス。そんなスケジュールになるチームはわれわれだけだ。わたしはヨーロッパのことについては話していないよ。なぜなら、そうしたチームスのいくつかはヨーロッパには関わらないのだから。

(TVがスケジュールに関与している?……)

そこに疑問はない。彼らならそれができるのだし。それはいい。彼らはそれができ、われわれは受け入れなければならない。われわれはプレイするだろう。問題なし。

問題は、それをどうフェアにやれるかであり、どの試合でもクオリティを持てるかどうか。繰り返すが、これはヨーロッパとは関係ない。ヨーロッパはここではカウントしない。ヨーロッパの話のすべては、この件とは無関係。

(クラブスがPLとミーティングをした理由は?……)

まず第一に選手を守るため。それはわれわれは何度も云っている。お願いなので、水曜夜と土曜朝、遠征とかそういうすべてを止めてもらいたい。

わたしが理解しているのは、彼らには約束があり、それはすべてTVのため。それについてわれわれ全員が理解している。一回はいいかもしれないが、二回はだめだ。なぜなら、われわれにはまだ(延期された)スパーズの試合を設定せねばならず、それが三回めになったら、われわれだけがなぜ?

まあいいだろう。受け入れることはできる。それについて愚かものにはなりたくない。

(トッナムとの試合の日程を心配している?……)

イエス。わたしは知らないし、われわれが決めることでもないが、それはとても重要だから。

(あなた自身はそれについてまだPLと話してない?……)

わたしには関係ない。クラブがそうした話をする。

(PLとの交渉ではあなたも発言する?……)

できれば。難しいだろうけど、できれば!

イングランドNTに4人が招集。ラムズデイルとホワイト

(イングランドスクワッドに4人の選手がいる気分……)

とてもうれしいね。わたしはとてもうれしい。とくに選手たちにとって。彼らはそこにいるにふさわしいから。彼らはとてもハードにワークしていて、国を代表することが彼らにどれだけの意味があるか、わたしにもわかるから。そしてクラブとしても、われわれの選手たちが前線に行くことを誇らねばならない。これが起きるまで長い時間がかかった。だから、これはいいきざしだと思う。

(彼らの招集の理由は?……)

彼らの努力のたまもの。彼らがどれだけそれを欲していたか。もちろん、彼らのクオリティやアビリティもあるし、パフォーマンスの面でも、イングランドのマネジャーの注意をひくものがあったはず。

(アーロン・ラムズデイルはイングランドでベストのGK?……)

彼はいまそこへ行き、ポジションを競うことになる。アーロンはきっととてもハードにプッシュするだろう。それは彼の夢のひとつだから。あとは、コーチングスタッフとマネジャー次第。彼がナンバー1になるかどうかは。

(あの失点のラムズデイルのリアクションはどうだった?……)

試合後には非常に悔しがっていた。彼はすごく競う選手だからふつうのことだ。しかし、彼もこうしたことはキャリアのなかで起きうることを理解せねばならない。このステイジでも、NTでも、今後もおそらくなにかやらかすこともある。そのときは、国の一部だけではなく、国全体を背負うことになる。

もしトップになりたいのなら、10年、15年か20年、それに備えていなければならない。そうしたときにどうリアクトするかは、自分次第だ。

(彼はそういうときにどうリアクトすると思う?……)

トップ。彼は翌日にはそこへ行きたがる。練習を望む。彼は観たい。彼はとても自分に厳しいから、ときにはものごとをパースペクティヴで考えるための助けが必要になることがある。そして同時に彼が理解する必要があるのは、彼自身がどれだけチームに貢献しているかということ。

(ホワイトとラムズデイルはコーチングが報われた……)

イェア。しかし、それは選手のおかげだ。最後は結局選手が持つクオリティであり、精神的な強さであり、野心。最初はそうしたことが大切だ。なぜならそういう話を選手とはするから。

それは選手から来るものだ。彼らがなにを成し遂げたいのか。フットボールワールドでどうなりたいのか。クラブの進歩を助けるために自分がなにをできると考えるのか。そのふたりについては、わたしはとてもとても納得している。

(ホワイトの移籍金について懸念があった?……)

大金を使うときはいつだって心配はあるものだよ。なぜなら、まずはクラブの金を守りたいのだし、投資は最適なかたちでやりたい。それを最大限活用して、チームを発展させられる選手を連れてくる。

最高レヴェルでプレイできる選手がほしいし、つねに疑いは持つもの。なぜなら、彼らはここへ来て、彼らがもたらせるものをもたらさねばならないから。たとえば、彼らの肩の使い方について述べたとして、彼らはそれをやるのは初めてで、これまでやってきたことでもないとする。未経験で、新しいこと。そして選手がそれをやるために助ける必要がある。新しいことに慣れるようにトライし、最高のかたちで起きるようにする。彼らは自分のベストを引き出すことに集中できる。

(われわれの記録的なコーナーの守備でのホワイトの役割……)

チーム全体だと思う。全員が自分の果たすべき役割を果たすというコミットメント。やるべきこと、自分たちがやっていることのディシプリン。われわれはそれを維持して、進歩させていきたい。

以上

試合スケジュールの件は、あのあとけっこう話題になっていた。

アルテタは、PLを公然と批判したことでなんらかの罰が与えられる可能性があったようだが、結局それはなく。また、試合日程の調整も検討されるとかなんとか。

週末ランチタイムのキックオフは、極東のわれらはいい時間にライヴを観られるからけっこううれしいんだけども、まあ準備万端でプレイするチームのほうが観たいに決まってる。チェルシーとマンUの試合は、うまいこと調整してもらえるといいね。とくにマンU戦は、6ポインターになっている可能性があるかなり重要な試合だから。

それとNLD(A)の日程もこれからということは、アルテタはPLに対して「へんなとこに入れたら承知しないゾ」と、うまくプレッシャーをかけたのかもしれない。このNLDも、タイミングによってはトップ4をかけて近年では最大の試合になるかも。

それにしても、アーセナルだけが不当にタイトスケジュールを設定されているとアルテタは主張しているが、ほんとうなんだろうか。

それを裏付けるような情報はどこでも観ていない。ヨーロッパについての主張も若干苦しいような気がしないでもない。

アルテタのこの一連のスケジュール発言について、ToTのマネジャーが反応していた。

アントニオ・コンテ:(NLDの延期にはたいそう驚かされた)アルテタは延期された試合を思い出すべきだね。トッナム・アーセナルを。概ね、わたしの答えはそれで十分だと思うが。もし誰かが、フェアとかアンフェアについて考えたいというのなら。われわれは試合を延期した。トッナム・アーセナル。わたしは忘れない。フェアとかアンフェアについて語るのはおかしい。

お・いいね。やる気マンマン。ヴェンゲルとファーガソン、ヴェンゲルとモウ。こういうのもっと必要だよ。もっとギスギスしよう。

来シーズンのゴール量産を誓うアルテタ「トップチームになるには、シーズン90から100ゴール必要。補強する選手の年齢は必ずしも関係ない」

オフィシャルサイトのトランスクリプトから漏れている発言。『The Guardian』より。

アルテタ:今シーズン、トップチームのなかにいたいのなら、少なくとも90から100ゴールズが必要だ。チームにはそうしたゴールズがどうにかして必要。どうやってと訊かないでほしい。でも必要なんだ。取らねばならない。どうその貢献をやるか。どう可能にするか。それをやる正しいピースを見つけなければならない。問答無用でだ。

成功したチームの歴史を観れば、彼らにはかならずそれがある。バルセロナがタイトルを取った6つの年で、彼らは3年100ゴールズ以上取っている。それが必要ないとすれば、30以上クリンシーツをキープせねばならない。残り11試合で、11ゴールズで失点ゼロなら11勝できる。あるいは、35点では失点しても33ポインツは得られる。かなり違うやりかただ。

(リクルートメントについて)夏には確実に達成しなければならないことがある。つねに年齢にこだわっているわけではない。しかし、スクワッドに加えたいものがある。たくさんのトピックスがあり、それらはとても重要。正しいピースを見つけねばならない。

われわれが選手を見つけたら、年齢は最優先ではないかもしれない。ほかの場合は、イエスかもしれない。だから、正しくやる必要がある。

なにか重要なことを云った。。

夏にゴールできるストライカーを取る。そして、正しい選手なら年齢は必ずしも関係ないと。

ハーランドじゃなくて、レヴァンドフスキに行くと云っているのかな?

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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