試合の論点
ワトフォード vs アーセナルのトーキングポインツ。
Time to relive the action! ????
All the highlights from our @PremierLeague win over Watford are now live ???? #WATARS | Match highlights ???? pic.twitter.com/pB6t53HdCX
— Arsenal (@Arsenal) March 6, 2022
アーセナルが4連勝で勢いを維持。トップ4へ前進
これでわれらは、4連勝&PL直近10試合で8勝(ポインツを落とした試合は、元日のシティとそのつぎのバーンリーだけ)。まさにインフォーム。
テーブルでもついに4位に浮上した。なんという4位の居心地よ。これがHome sweet homeってやつなのか。。
この試合のあと行われたマンチェスターダービーでは、ユナイテッドがシティに順当に敗けたため、彼らに1ポイント先行しつつ、さらに未消化3試合を手中にしているという。その3試合で最悪の結果でも、まだマンUより上にいるという事実。この週はWHUもポインツを落としたし、今日のToTもつづいてくれれば云うことなし。
アーセナルがこの10試合で落としたポインツは、わずか5ptsのみ。25/30pts=2.5ppg(pts per game)は、年間95ptsを取得できる計算で、タイトルを争えるペイスである。
トップチームとの試合が少なかったフィクスチャとはいえ、いまこの時期にこのペイスでポインツを重ねているのは、けっこうすごい。これまでのアーセナルなら、勝てそうな試合でもポインツを落としていたのだから。たしか、PLでスタートから3連敗したチームがトップ4フィニッシュした例はないんじゃなかったか? あるいは極めてまれだったか。
近年のアーセナルにおいてずっと疑問が持たれていた、一貫性。それをいま見せている。それだけ、アルテタはこのチームに変化をもたらしたということなのだろう。
ウォルヴズとの試合や今回の試合において、内容を考慮しても、このチームはやはりタフネスやレジリエンスをより一層身につけているという感じがする。名前だけなら、勝って当然の相手のようにも思えるかもしれないが、実際彼らはかなり強かっただろう。少なくともかんたんに勝てるほど弱くはなかった。
若いチームは、今回もまたタフな試合で貴重な経験を積むことができた。
美しい3得点でオープンな試合を制す。ヤングガンズ躍動
この試合を記憶させるものがあるとすれば、それはクリエイティヴィティ。
今回のアーセナルの3得点は、どれも美しく、驚きと興奮があった。どれもファンがアーセナルに求めるものなんじゃないかと思う。アーセナルはこうでないといけません。
1点めは、4分サカとオーデガードの1-2パスからオーデガードのゴール。落ち着きヤバい。開始1分に満たない時間でゴールされた(オフサイドで無効)ショックを上書きするゴールだった。
決め手は、やはりオーデガードのバックヒールだったか。AFCの動画だと「クライフターン」と云ってる。相手が予想できないプレイ。ああいうプレイが守備ブロックを崩す。悪いときのアーセナルにもっとも足りなかったもの。
ちなみに、BT Sportsの中継でパンディットをやっていたポール・スコールズは、あのプレイは意図的じゃなかった(偶然ああなった)とコメントしていたらしい。まあ、たしかにわかりやすいバックヒールのモウションではなかったし、真相はわからない。わからないが、意図あるプレイで間違いない。なぜなら、それがオーデガードだから。コラシナツがあれをやったら、偶然かな……っておれも思ったかもしらん。
世界平和を望むピースサインをありがとう。
2点めは、メッシ。つまりサカはメッシ。
— . (@1899MEDIA) March 6, 2022
でも、メッシよりサカのほうがいい。ハードワークするから。高い位置で自分でボールを奪って、ラカゼットとこれまた1-2で。ここではラカゼットがバックヒールでゴールをお膳立て。ナイスアシストだった。これでサカはこれでG1 A1。
そして3点めは、この日はずっとおとなしかったマルティネリのゴール。ボールボーイもといアルテタの好アシスト。相手の位置を観て、すかさずサカが自分でスロウを入れた好判断も。
➡️ Arteta ➡️ Saka ➡️ Cedric ➡️ Odegaard ➡️ Lacazette ➡️ Martinelli ➡️ ⚽️
これ全員ワンタッチなのだよねえ。アルテタをワンタッチに含めていいのかわからんけども。なかでも、オーデガードのすこしボールを浮かせたアウトサイドでのパスにセンスがキラリ。
サカのゴールとマルティネリのゴールは、どちらも非常に気持ちのいい軌道。仲良く左右に振り分けた。YouTuberもといベン・フォスターもなすすべなし。
この3つのゴールの何がいいかって、美しいだけじゃなく、文句のつけどころのないところだろう。ゴールのあとに相手がしつこく抗議するようなタイプのゴールではまったくなく、相手がハンケチを噛んで悔しがるしかないやつ。それが気持ちよさを倍増。
マルティネリのゴールセレブレイションをあおりのアングルで追うカメラでは、頭上に青空が。これもまた、彼は持ってるなあと思わされたよね。さわやかな絵面だった。Amazon Primeの演出かも。
Bukayo Saka, Emile Smith Rowe and Gabriel Martinelli in the top five U21 players with most combined goals & assists this season. pic.twitter.com/aVAueMcwmj
— Chris Wheatley (@ChrisWheatley_) March 6, 2022
今回サカはふたつ、マルティネリはひとつ、ゴール&アシストの記録を伸ばしており、PLのU21選手のなかでそれのトップ5を、サカ・ESR・マルティネリの3人のヤングガナーズが占める事態に。
⚽️ 29 of Arsenal’s 41 PL goals this season (including all 3 today) have been scored by players aged 23 or under at the time of their goals pic.twitter.com/neXW3i7POk
— Sky Sports Statto (@SkySportsStatto) March 6, 2022
今シーズンのアーセナルのPLでG41のうちG29がU23の選手によるもの。
???? Bukayo Saka (20 years, 182 days) is the youngest player to score 20 goals in all competitions for Arsenal since Cesc Fabregas (20 years, 141 days) in 2007 pic.twitter.com/kxxo1XTUwG
— Sky Sports Statto (@SkySportsStatto) March 6, 2022
サカは、セスク・ファブレガス以来、アーセナルでG20到達にしたもっとも若い選手に。そのファブレガス氏もアーセナルの後輩キッズに感心しているご様子。
Saka and Ødegaard are the present and future of Arsenal. Two big, big talents ????????????
— Cesc Fàbregas Soler (@cesc4official) March 6, 2022
未来が明るい。
お疲れ様です!
またHotなうちにレビューが出てきて感激です!
文句のつけようのないゴールズ!ただこれは相手もなんですよね~。1点目はともかく2点目は余計だった。よりによってシソコだし。
しかしまぁあれだけ素晴らしい攻撃を見せてくれた上にまだ改善点がある、上積みできるということを前向きにとらえて3位フィニッシュを期待しましょう!COYG!
エンタメ性あふれる試合でした!
ジャカがシットディープなブロック内部で受け手として消えるのは、ターン下手だからだと思ってます。
ボールを軸に小さくくるっと隠すようにターンするのがあの位置でプレイするのに必要なスキルで、ウーデゴールやラカゼットはこれがチームで一番うまいと思います。
彼は単足性とターン下手(左足で何回も切り返す)のがずっと改善しなくて、アンカーとしても前に向けない理由だと思ってます
またポジティブなブログが見れるようになって嬉しいです。エメリ暗黒期からアルテタ絶望期を思うと最近はキレイにビルドアップしてシュートまで行ったり、高い位置でプレスして奪い返したりするだけで泣いちゃうんですけど。絶対CL行きましょう!
正にエンターテイメント、正に決勝戦。
そして勝つ。すばらしい。
アルテタもナイスアシスト。
ほんとに3つともすごいゴールでしたね。
開始20秒のあのシーンにはやられましたけど。
トーマスのロングスローにもしびれました。
初めてじゃなかったかな。
ジャカは存在感ないくらいがちょうどいいのでは説。あのポジションならロコンガためしてほしい。
2点目の失点シーンがジャカの中途半端なサイドチェンジを奪われてからだったのは見逃せない。
なぜあそこでマルティネリに出さなかったのか。
このあたりが左サイドが停滞する理由なのかも。
次のレスターにはトミヤスやスミスローがもどってほしいですね。
しかし勝つってすばらしい。COYG
お疲れ様です。
懐かしいですね、この中盤から面白いパスがポンポン出る感じ。
エメリ以来アーセナルに足りなかったものが帰ってきたなと。
ジャカは本当は後ろからの方がいいパス出るのかもしれないけど、そうすると今度は守備の負担増えてストレス溜まってやらかす可能性が出てくるからなあ…。難しい。
ジャカを高い位置にあげている理由のひとつは、すでに指摘されているように、守備時のジャカの負担を減らすためだと思います。ティアニーが後ろに残っておいたほうがよい。それから、両サイドバックが最初から高い位置を取らずに、ウィンガーが相手と一対一になった時にオーバーラップをするということが徹底されていたと思います。前線に5枚並んだうえで、タイミングを見てプラスαの一枚をオーバーラップで加える。そうすると5バックのチーム相手にも量的有利を瞬間的に作り出すことができる。ジャカにライン間で受ける残る役割が合っているとは言えないけれど、この試合のパフォーマンスは全然悪くなかったと思います。ちゃんと首を振って、簡単にはたけるし、いて欲しいところにちゃんといてくれる。どちらかといえばマルティネッリの球離れの微妙さが気になりなりました。スミス郎みたくボールを循環させられるわけではない。まぁ批判するような出来ではないのですが、左の停滞を一因にはなっているのかなと。ジャカの位置にスミス郎を使ってもいいと思います。
守備がひどすぎたと思う。また攻撃も、ワトフォードの守備があれだけ緩ければ追い風参考と見たほうがいいと思う。僕にはワトフォードが良かったようには見えなかった。もちろん良いパスがズバズバ通って楽しい試合ではあったし、サカも素晴らしかったし、3ポイント取れたのも良かったけど。
マンU対ワトフォードの引き分けを見たけど、内容ではウチよりもマンUのほうがずっと良かったと思う。それでも決定機を外し続けたマンUが悪いんだけど、じゃあ今後に向けて喜べるかというと。。。長いシーズンこういう気の抜けた試合もあるもんだけど、もう今シーズンは成功したなんて選手が勘違いしてるとしたら、それは間違いだと思う。ネジを巻き直してほしい。
ひとつずつ、丁寧に。勝つべき試合を勝つ。これが出来ているのはまさしくアルテタの手腕。若いチームをうまくマネジメントしているなと(規模は違えど同じマネージャーとしては良い刺激に)
そしてホームのレスター戦も、勝つべき試合。そして否が応でも気にせざるをえないのが、その次。
元旦のシティ戦がたまたまじゃなかったことを、次の1週間で示してほしい。4位云々より、ファンとして、純粋に楽しみだ。
観てる方からしたら楽しい試合で、アルテタからしたらイライラした試合だったろうなーと思います。
お互い上手くいく部分、上手くいってない部分が試合通して変に噛み合ってましたね
以前の記事で紹介されたショットロケーションの話が念頭にあったかのような、崩して2列目が決める観てて楽しいアーセナルway!
そして得点以外が恐ろしいハイクオリティなラカゼット。
ホントリンクアップ、守備、アシスト、、いい選手だなぁーと。
ここにきてアルテタの口調が契約更新へ強めの期待な感じですが、どうなることか。
ラカゼットの役割できて更に得点できる選手ってどんな奴なんだろうなー。。
今季はもうこれ4位キープでいけるでしょ!
ドゥシャン?笑笑