どうも。ゆうべはおたのしみでしたね。
なんとチェルシーがホームでブレントフォードに4失点で敗け。そしてマンUもホームでレスターにポインツを落とした。マンUのほうは、翌日にハイライトを観たのだけど、もうレスターの攻撃シーンばかり。VARがなければ彼らはOTで敗けていた。
これは追い風。
そして、先日の試合前プレス会見のあと、アルテタが3月のPLマネジャーオブザマンスに選出されていた。
“My gratitude goes to 𝗲𝘃𝗲𝗿𝘆𝗯𝗼𝗱𝘆 that helped us.”
❤️ – Mikel Arteta pic.twitter.com/PbQSqAwdRB
— Arsenal (@Arsenal) April 1, 2022
今シーズン2回EPLのMOTMに選ばれたのは、アルテタとグアルディオラだけ。なんという師弟関係。
「アルテタがクラブのカルチャーをつくっている」とは、最近のアーセナルのファインフォームに関してよく言及されていることで、大勢のコーチやバックルームスタッフを呼んだMOTMの記念写真にも、それがよくあらわれているように思える。この大所帯に方向性を与えて、リーダーシップを取り、それを成功させねばならないのだから、あらためてミケルがやっている仕事というのは、どえらいものだ。
アーセナル界隈は、いまとてもポジティヴなムードがある。
今回のパレス(A)も、必ず3ポインツを取って、このままいい波に乗っていかねばならない。
この試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメンツ「セドリックのような選手にはいいことがある」
木曜に行われた試合前プレスコンファレンスについては、前回のエントリでお伝えした。
これと同じ会見だと思うが、『football.london』がオフィシャルサイトでカヴァされていないやりとりを伝えていたので、それを追加しておこう。
(UEFAがおそらくは英国、スペイン、イタリアのリーグに有利と思われるふたつのCLの追加出場権の設定を提案している件について……)
アルテタ:誰でも勝ちたいし、ベストになりたい。UEFAがべつの可能性を検討しているという事実があり、ゲイムはかなり進化してきた。ほかのリーグが直面しているチャレンジは、ヨーロッパのトップトップチームスとの競争。それはよりチャレンジングになっている。
彼らは、それを進歩させるようオプションズを模索していて、よりエンタテインメントで、より視聴者を増やし、より多様化させようとしている。それはポジティヴなことだとわたしは思う。
(セドリックがポルトガルスクワッドへ復帰。彼が国のためにプレイすることはどれほど誇らしい?……)
偶然ではない。セドリックのように、プロフェッショナリズムがあり、奉仕があり、習慣があるなら、いいことは起きる。彼はずっと忍耐強く、静かに、ハードワークしてきた。彼がチャンスをつかんでうまくやれば、なぜそれがNTのマネジャーが彼を呼び戻すことを決めたかの理由だ。とてもうれしいことだ。
(それにはどれほど称賛できる?……)
わたしは、選手がすべての賞賛を受け入れるべきだと思う。そして彼のチームメイツはそのオプションに対し多くを学ばねばならない。プレイしていないとき、呼ばれないときは、まったく違うルートになるし、コーチやチームメイツ、環境でもなんでも非難し始め、どこかほかを観ようとするかもしれない。
彼がやろうとしていたことは、そこにとどまろうとすること。集中しようということ。より学び、機会を待つこと。彼がなにか語りたいのなら、それはピッチのうえでだ。マイクで話してはいけない。なぜなら、ここは話しやすい場所だから。
(ニコラ・ぺぺが、チームに入るためにはハードワークが必要だと述べていた件。それは彼から聞きたかったこと?……)
それが正直な意見ならば、わたしは聞きたい。わたしがニコについて考えるのは、彼がわたしの考えと違うことは観せていないということ。わたしは、状況を甘んじて受け入れるような選手は観たくない。彼らは進歩を望まねばならないし、違うレヴェルへ向かってプレイする選手であろうとしなければならない。チームをもっと助けねばならない。チャンスがあれば、それをつかまねばならない。
(彼にはその集中とやる気があると?……)
繰り返す。彼もまたべつの個人だ。セドリックのキャラクターとはまったく違う。しかし、毎日、求められたときは、彼の自分のやりかたでチームを助けようとしている。
(パトリック・ヴィエラのクリスタル・パレスはビッグテストになる?……)
100%。わたしはこういう好調な相手との試合をたくさん経験してきた。対戦するときに味わうアトモスフィアも。われわれは準備ができていなければならないし、そうする。
(アウェイフォームは、今シーズンの最大の満足のひとつ?……)
この国でトップチームスにチャレンジしたいのなら、べつの道はない。ホームでもアウェイでも勝つ必要がある。そうでなければ、スピードについていけない。そうしたポジションでフィニッシュにするために必要なポインツはとても多いから。
以上
アルテタは、ついにNT復帰ということで、忍耐強くチャンスを待ったセドリックを大絶賛。たしかに、アーセナルに来るまえは、セインツで戦力外になっていた選手とおもえば、なおさら褒めたくもなる。
いっぽうぺぺについては、どうも煮え切らないコメントというか。すくなくとも100%認めている選手に対するコメントのようには聞こえず。セドリックのアティチュードをべたぼめしたあとに、「ぺぺとセドリックのキャラクターはまったく違う」というのは、さすがにどうかと。
まあしかし、ぺぺも完全にネガティヴになっているわけでもないし、仮に彼のそれがトップアティチュードじゃないとしても、アルテタが「それも選手の個性」と認められるくらい活躍してくれれば、ぺぺにもクラブで明るい未来はあるのかもしれない。この調子でシーズンが終わって夏に移籍なんて、観たくないなあ。
パトリック・ヴィエラの試合前コメント「アーセナルは自信が大きな違いになっている」
パレスの試合前プレスコンファレンス。アーセナルに関する部分だけ。『Hayters TV』より。
(アーセナルのフォームについて……)
ヴィエラ:わたしは彼らのプレイや進歩ぶりに驚いていない。いいスクワッドがあり、いいマネジャーがいる。そして、いまは自分たちのやりたいプレイについて明解で、それに理解がある。とても自信をもってプレイしているね。自信については、とても大きな違いになっている。
もちろんわれわれにとってはチャレンジになるが、われわれもいい時期を過ごしているところ。試合が楽しみだよ。
(困難な時期を過ごしてきたアルテタについて……)
そう思う。しかし彼は落ち着きと冷静さを維持してきた。彼のやっていることはすべて称賛に値する。最近の結果もとてもポジティヴだ。
(アーセナルのヤングタレンツについて……)
アーセナルのDNAからすると、いつも若い選手がコアになっている。アカデミーから出てきてPLで活躍する。
わたしが重要だと思うのは、つねにそういう類のパスウェイをつくろうとすること。それについて、アーセナルはかなりうまくやっている。アカデミーから出てきた選手がPLプレイヤーになり、ヨーロピアンコンペティションでプレイし、代表レヴェルでもプレイする。
アーセナルにとってはよいことだね。
さすがアーセナルに理解が深い。最近のパフォーマンスで、自信がキーポイントになっているのは、まさにそのとおり。これまでにはなかったレヴェルの自信がある。
ヴィエラはこのまま行くと、数年後にはつぎのアーセナルのマネジャー候補になるような気がする。
COYG!
3位を狙う我らにとっては勝ちたい試合!!
この試合も、Must win. COYG
トッナムの上に常に居てプレッシャーをかける!
必勝!COYG‼︎