フルハムについて
PLとチャンピオンシップを毎年行き来しているチーム。アーセナル的には、ベルント・レノの移籍先。
フラムは去年チャンピオンシップで、90ポインツのトップフィニッシュ。わりとすごいのが106ゴールズという圧倒的攻撃力。
今回もまったくあなどれない。
フォーム
フラムは、PLスタート3試合から敗けなしで5ポインツの7位。ボーンマスもそうだが、ことしは昇格チームがうまいことやっている。
その敗けなし3試合の結果がこれ。
- リヴァプール(H)2-2
- ウォルヴズ(A)0-0
- ブレントフォード(H)3-2
チームの格からすれば、フラムにとっては3チームスとも十分強い相手で、なかでもリヴァプールに2-2はすごい。11人同士でプレイしてこの結果よ。
キープレイヤーズ
Aleksandar Mitrović(27)は、去年チャンピオンシップでG43 A7。え? 目を疑うよね。ワンシーズンで43ゴールズ? メッシ?
Mitrovićの過去5シーズンズの記録。
- 17/18 チャンピオンシップ P17 G12 A1
- 18/19 プレミアリーグ P37 G11 A3
- 19/20 チャンピオンシップ P40 G26 A2
- 20/21 プレミアリーグ P27 G3 A3
- 21/22 チャンピオンシップ P44 G43 A7
メインストライカーとして、PLでは大した記録は残していないが、19/20と21/22はチャンピオンシップのトップスコアラー。
そして、今年は3試合ですでにG3。
個人的には、あまり印象のない選手ながら、これまでPLで観たことのある彼とは別の選手と思ったほうがいいのかもしれない。
チームニュース
Neeskens Kebanoはダウト。
Harry WilsonとManor Solomonがアウト。
マイケル・コックスのフラム戦術解説
アーセナルのマッチデイプログラムより。AFCオフィシャルサイトより。
コックス:フラムは恥ずかしながらMitrovicのゴールに頼っているところがある。彼はシルヴァの下で別人になった。よりモバイルで、よりリンクプレイに関与するようになった。シルヴァの攻撃フィロソフィは彼によく合っているのだろう。フラムはボールをファイナルサードに入れるようになり、ボックスにクロスを入れるようになった。彼は、左チャンネルに流れてきたVVDやPontus Janssonの裏をかいてゴールしている。
CMでは、Palhinhaがサイニング・オブ・ザ・サマーのひとりに見える。フィジカルで、司令するMFで、セットピース脅威にもなれる。彼はHarrison Reedの隣でプレイし、彼も注意深いパッサーだ。
マッチファクツ by Opta
『BBC Sports』より。
Head-to-head
- アーセナルはフラムとの対戦(すべてのコンペティション)で30試合敗けなし(W24 D6)
- フラムは前回の2021年4月のエミレーツでの対戦であわや記録を破るところだったが、エンケティアのインジャリタイムのイコライザーで1-1ドロウ
Arsenal
- アーセナルは、今シーズンのPLで唯一勝率100%のチーム
- アーセナルは、PLのホーム直近33試合で昇格チームに敗けなし(W28 D5)。最後に敗けたのは2010年11月のニューカッスルに1-0
- この試合はミケル・アルテタのマネジャーとしてのPL100試合め。ここまで99試合で52勝(W52 D16 L31)
- ガブリエル・ジェズースは、アーセナルの最初の3試合で5ゴールズに関与している(G2 A3)
Fulham
- フラムは、今シーズンのPLでまだ敗けていない(W1 D2)。トップフライトの歴史ではかつて一度だけ、スタート4試合敗けなしをやっている(2010-11)
- 先週のブレントフォードに3-2勝利で、フラムはPLのロンドンダービー24戦勝利なしを終わらせた
- ベルント・レノは、アーセナルでPL101試合で25のクリンシーツ
- マルコ・シルヴァはマネジャーとして、アーセナル戦6試合で3勝3敗している。3勝はどれも異なるクラブス(オリンピアコス、ワトフォード、エヴァトン)
オリンピアコスのマネジャーだったのか。