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アーセナル2022夏の移籍ウィンドウまとめ

アーセナルが2022夏に放出した選手

パーマネント移籍で金額が書いていない選手は、不明あるいはゼロ(フリーエイジェント)。金額は、おそらくアドオン/ボーナスなどは含まれていない。

パーマネント移籍

  • Lucas Torreira (£5.40m) to Galatasaray
  • Bernd Leno (£3.24m) to Fulham
  • Matteo Guendouzi  (£9.90m) toMarseille
  • Daniel Ballard  to Sunderland
  • Alexandre Lacazette  to Lyon
  • Dinos Mavropanos  (£2.88m) to Stuttgart
  • Héctor Bellerín  to Barcelona

ローン移籍

  • Folarin Balogun  to Reims
  • Pablo Mari  to AC Monza
  • Alex Runarsson  to Alanyaspor
  • Brooke Norton-Cuffy  to Rotherham
  • Nicolas Pepe  to Nice
  • Charlie Patino  to Blackpool
  • Nuno Tavares  to Marseille
  • Ainsley Maitland-Niles  to Southampton
  • Auston Trusty  to Birmingham

放出選手の雑感

あいかわらずのビジネス下手

移籍した選手についてなにか書くモチヴェイションがあまりないことに気づいた。。なので、ざっくりと。

全体としてまず云えるのは、今年もまた選手の売却は満足にできなかったこと。いちばん高く売れたのが、マテオ・ゲンドゥージの£9.9m。勝ったときより、やや高いのが救いか。

今回手放した/手放そうとした選手のなかには、もっと移籍金が発生してもよさそうな選手もちらほらいるが、なぜか二束三文で放出している。ゲンドゥージって、性格がクソでもいちおうフランス代表ですぞ。

ルーカス・トレイラとかまじでなんだったんだ? 結局5mて。「しょうがない15-20mくらいで妥協するか」みたいなときもあったのに。ディノス・マヴロパノスとか買取オプションをつけてローンしたとはいえ、そもそもそこまで妥協した条件で取り引きする必要はあったのか?

なんだったんだ系では、個人的にはヘクター・ベレリンがいちばんよくわからなかった。

本人はこころのクラブであるベティスに移籍したくてずっと粘っていて、ユヴェントスなどビッグクラブを含むいろんなクラブからの引き合いも断っていたと聞く。最後にバルセロナが動くと「夢だった」と。そして、古巣との1年契約でフリー移籍するために、アーセナルには契約解除を懇願。なんだか感動的なフェアウェルメッセージもあったりで円満退社のように移籍していったが、おれはちょっともやもやしているなあ。

彼がプレイしなくなってからのこの数年間、結局彼はアーセナルでなにが問題だったのか、最後までよくわからなかった。

大きなケガをして、なかなかフィットネスを戻せなくて。でもバルサみたいなクラブがほしがるほどには、いまでもいい選手なんだよね? ファンにもとても愛されていたし、いちじはキャプテン候補ですらあった。それがどうしてアーセナルでプレイする情熱を失ってしまったのか。どうしてすこしでも移籍金を残してくれなかったのか。契約解除にあたっては、25%のセルオンがついたようだが、このあとバルサからどこかべつのチームに移籍するにしても、大した金額は期待できまい。10mの25%は2.5mですぞ。

多くのアーセナルファンが彼に感謝して、リスペクトしているのを観ているので、こういう観方は少数派かもしれないが、個人的にはまったくの、なんだったんだ案件。なぜなんだヘッキー?

ローンの選手たち

さて、ローン選手については、経験を積むための積極的ローンと、売却できなかった消極的ローンと両方が混在している。

なかでもバロガンは、いまフランスでそうとう活躍している。気が早いが、アーセナルが彼を来年どうするかはかなり気になるところだ。ジェズース、エンケティアがいて、サードで満足するのか。あるいは、今度こそ移籍希望でいいクラブへ行くのか。このままの調子をつづけたら、来年の夏にはさらに注目の的になっているに違いない。

デッドラインデイにサウサンプトン行きが決まったAMNについては、アーセナルが残り契約1年をさらに1年延長できるオプションを行使するということで、来年の夏にあらためて移籍となるのだろう。たしか、買取オプションはついてなかったんじゃないかと記憶する。彼もようやくアーセナルから離れられてうれしいことだろう。ぜひ今年大活躍して、来年まともな金額で売れてほしい。

さいごに、おそらくこの夏の放出対象で唯一整理に失敗したのがリース・ネルソン。ローンも売却もできなかった。

彼は、ウィンドウ期間中にケガをしてしまっていて(いまはよくなっているようだ)不幸にもクラブはタイミング的にどうすることもできなかった。

もう今年23なので、アカデミー出身の選手としてはほとんど時間切れ。

ぼくが読んだ記事によれば(たしかThe Athletic/gunnerblogだがソースを見つけられず)、彼はこの機会にもう一年、アルテタからファーストチームでチャンスが与えられるということのようだ。おそらくは、いまのマルキーニョスのような立場でプレイすると。彼の契約は今年かぎりのはずで、それにより契約延長するかどうか決まる。去年のように、クラブがさらに延長できるオプションがあるのかどうかは不明。

マルキーニョスとネルソンの両方がカップでそれなりにプレイできるなら、ミドウィークにはサカを休ませられる。彼には、がんばってほしい。

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