hotいま読まれているエントリ

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】22/23EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(4/Sep/2022)OTで新生アーセナルをみせろ

試合結果予想

BBC Sports (Chris Sutton)  2-3

Sky Sports (Jones Knows)  0-0

WhoScored.com  1-2

今回も敗け予想なし。

サットン:これは予想は無理な気がする。マンUは3連勝中だし、アーセナルはスーパーブリーにシーズンを始めた。

マーティン・オーデガードが2-1で勝ったヴィラで負傷交代している。彼はチームのビッグプレイヤーだ。アーセナルはヴィラよりはるかに良かったが、もしなにかが欠けていたら、十分無慈悲になれなかった。ガブリエル・ジェイズースはどんなDFでもビッグトラブルになるだろう。彼のしつこさとプレスには、ヤバいクオリティがある。

接戦になるはず。わたしはETHがこの短期間のあいだにマンUでやっていることが好きだ。だが、わたしはアーセナルのバンドワゴンに乗る。2-1だ。うちの娘は3-2だと云う。わたしは尻に敷かれてるんだ。だからやっぱり3-2にしておこう。

ノウズ:エリック・テン・ハーグのやりかたで、ここまで劣悪になるとは誰が想像できたか?

多くのひとは、ハイラインのフルスロットルフットボールを予想したと思う。だが、いまのところETHがやっているのは、スリルもなく、まったくダイレクトなスタイルで、アグレッションはハリボテ、面前の守備。スタイルを変化させねばならなかったのだから、それは賢いマネジメントなのかもしれないが。

いまのマンUは荒削りでズッコケだが、得点はなかなかさせない。アーセナルは、スマートにクリニカルにこれを打ち破らねばならないだろう。それでも1ゴールあれば十分だ。3ポインツには、それで大きな宣言になる。

4-0でちんちんにされたブレントフォード以降の3試合で、ETHのマンUより多くイエローカードを受けたチームはなく(9)、多くファウルしたチームもない(40)。

いっぽうでアーセナルもディシプリンに問題あるチームとみなされている。昨シーズンのはじめから、アーセナルが受けたイエローカードの数ではリーグ12位。去年もPLにいたチームのなかでだ。

ETHの評価が分かれている。

試合のみどころ

近年のアーセナルのマンU戦の結果は、8試合でW4 D3 L1とそこまで悪くはない。お互い過渡期ながら、ちゃんとこちらが勝ってる。

今回も、ふつうに勝てそうな予感はある。うまくいけば、完全に試合を支配して、らくに勝つようなすがただって想像できる。8点は無理としても。

だが、それでも悪い結果にしかならないのが、マンUとの試合であり、オールド・トラフォードという場所。なんなんですか。

ぼくもハイライトで彼らのこれまでの試合は、なんとなくチェックしてきた。とくに直近のレスター(A)の試合は、このあとすぐに対戦するということで注意深く観ていたが、正直あんまり強そうに観えなかった。

でも、彼らは勝ってしまうのだよね。個人のちからで。

なんだか、いまの彼らを観ていると、ここ数年のアーセナルを観ているみたいな気分になる。チームとしては全然ワークしていなくて、11人が11人の総和になっていない、あるいはせいぜい11の総和にしかなっていない(ケミストリのプラスアルファがない)。だが、それなりにポインツは取る。ミッドテーブルチームのファンなんかに、われらがこれまでどんな目で観られていたかがわかるというものだ。

でも、そういうのはもうここでストップするべきなのだ。いいプレイをしているチームが勝つ。自分たちのやりたいとおりにプレイしているチームが勝つ。たとえそれがこの世界ではあたりまえではなくても、そうなってほしい。

いまのアーセナルは、いまのマンUよりだいぶマシなクオリティのフットボールをやっている。ほかのチームのサポーターだっていまならそれを認めてくれるだろう。

だったら勝たないと。

この試合でアーセナルがいいプレイをしたとしても、それは偶然ではない。今年は、シーズンが始まる前からずっとやっていることで、それはそんなふうに見えるというだけでなく、ちゃんと結果にもあらわれている。

これがプリシーズンからの今年のアーセナルの結果。

ここでマンUにポインツを奪われたら、ほんとにほんとにがっかりだ。たとえそれがドロウでも。それでは結局いつもどおりになってしまう。

シティとリヴァプールがイングランドの2強として立場を築くなかで、アーセナルとマンUはともにトランジションイヤーズで、なかなか前進できず苦しんできた。

でも、ここでようやく差がついてきた。アーセナルが先にいるべき場所へ戻ろうとしている。そのことを今回ははっきりさせようではありませんか。

チームが万全じゃないとか云ってられない。もうアーセナルは、これまでのアーセナルとは違うのだと。あたらしく生まれ変わっているのだと。クラブとして賢くやっているのだと。あなたとは違うんですと(誰だっけこれ?)宣言しないと。

 

キックオフは、日本時間で9月5日(日)0:30。

勝ちましょう。ええ、勝ちましょう。粛々と。OTとか関係ねえ。

COYGです

 

※蛇足

水沼さんは嫌いじゃないけど、倉敷さんとベンのコメンタリで観たかったなあ。



※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチプレビュー】22/23EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(4/Sep/2022)OTで新生アーセナルをみせろ

  1. 5連勝はすごすぎですが、レギュラーをうしないはじめるの早すぎませんかね。
    なんだかんだありますが、やっぱり1番いい選手とゆうのはいつだって試合に出る選手になるんですかね。ビッグマッチに必ずいないとゆうのはどうのか。そうして見ると、サカとジャカはかなりすごい。サリバやジェズスもそうゆう雰囲気がありますね。
    この試合にはホントに勝ってほしい。なんならコテンパにしてほろぼしてほしい。期待したいのはスミスロウ。サカと2人で試合をきめて、ぜひあの歌をみんなで歌いたい。COYG

  2. twitterであったデ・ヨングが電話無視しまくるアニメーションは面白かったです!
    コイツらの真骨頂は移籍金と並んで、恐ろしく高額な給与体系ですからね。金満の極み。
    リクルーティングも属人的な感じだし、選手買って属人的てなパフォーマンスの向上のみで改善しようとする感じとか、いやあ~僕も是非そろそろ降格して欲しいですが、そこまでチームとして悪そうには見えないのが残念です。
    ファールトラブルを誘うのはいいですが、是非これ以上ケガなく。
    出番ありそうな匂いがプンプンする、ESR、富安に期待ですね!
    あとティアニー。頑張ってジンチェンコのやり方もやろうとしてるのはわかるけど、本人得意のプレーも見たいな!
    ヴィラ戦で縦突破のクロス、相手DFに引っかかりまくって残念だったので!

  3. 審判がポール・ティアニーだからな。
    レッドカードやPK判定がないことを願いますよ。

  4. テン・ハグの状況がアルテタと比べられるけど、そもそもメンバーがほとんど離脱していた去年のアーセナルと分厚いスカッドでベスメン揃って負ける今年のユナイテッドとは全然状況が違うというか、アーセナルの方が頑張ったと言いたい。テン・ハグの戦術が馴染んでない段階で叩いておきたいところ。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *