どうも。
昨日CLのグループステイジが終わった。そして、弊ブログの3位予想はけっこう外した。それはのちほど。
さあ今日はELもグループステイジ最終戦。アーセナルはグループ最弱のZurichをエミレーツに迎える。
グループAは、先週アーセナルが2位のPSVに敗けたおかげで、いまだ1位が決まっておらず。アーセナルは最終戦すらも本気でプレイする必要性に迫られている。
こうしてテーブルを観ると、けっこう危ないといえば危ない。PSVが勝ってアーセナルとポインツで並んだらGDで順位が入れ替わってしまうし、そのシナリオもありえないというほどではない(※PSVが1位フィニッシュのためには必ず勝たねばならないという条件ではある)。
今年はCL脱落組の顔ぶれを観ても、グループ2位フィニッシュでこのあとすぐ彼らと当たるのは避けたい。
この試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「ブカヨはもう大丈夫」
昨日行われた、アルテタの試合前プレス会見。AFCオフィシャルサイトより。
(サカ、エルネニー、ジンチェンコのフィットネスについて?……)
アルテタ:彼らはそれそれ違うステイジにいる。モーは長期のケガであるが、いまはいい感じに復帰してきて、チームとは1週間か2週間くらいトレイニングもしている。アレックスはつい最近だ。彼もふたつのトレイニングセッションをこなした。ブカヨは、ふたつくらいのセッションを回避したが、彼も今日は大丈夫だった。
(サカは明日起用できる?……)
イエス。
(今後、サカはレフェリーから十分に守られるようになる?……)
レフェリーはすべての事案を観ているのだと思っているし、われわれのフロントの選手たちが受けているファウルの量からしても、状況を最良のやりかたでマネジするのは、彼らの仕事だ。
(その件はPLにも掛け合うつもり?……)
ここではしないが。チームとやるべきことがある。
(リース・ネルソンとキーラン・ティアニーの忍耐について……)
彼らについてはたくさんのことが云われていると思う。チームにおけるそれぞれの役割への彼らの理解について。それは毎週ごとに変わっていく。キミはいまふたりの選手について話しているが、かつては彼らが試合でプレイして、誰かがベンチにいた。
つまりそれは彼らがプッシュしていないということではなく、完全に逆である。彼らはとてもプッシュしていたし、ベストでプレイしようとしていた。
しかし、結局はわれわれも決断をせねばならず、彼らもまたそれをとても尊重していた。われわれはすべての選手がピッチにいるときも、そうあるように期待している。
(ガブリエル・ジェズースは調整が必要……)
試合で3アシスツもやれば、彼には調整は必要ないと思う! 彼が毎試合それをやってくれるなら、わたしはたいへんに満足するだろう。
(あなたとバルセロナとのリンクについて……)
わたしが云えるのは、わたしはここでまったくもってハッピーであり、自分の居場所が誇らしいということ。いまバルセロナはとてもいい。彼らには、クラブレジェンドのすごいコーチがいる。そのことはリスペクトせねばならない。
(パブロ・マリーについて……)
まず第一に、彼はもう大丈夫。パブロがどうそれに対処できるのかもわれわれはわかっている。彼は起きたことについても、とても前向きにとらえている。だが、もちろんこの数ヶ月でフットボーラーに起きている問題について懸念はある。彼らの妻、家族に起きていること。UKだけじゃなくヨーロッパ全体でだ。
わたしが思うに、われわれは声を上げる必要があるし、なにか行動する必要がある。なぜならそれはわれわれが望むものではないから。われわれは安全だと感じられることが必要だし、みんながそうであるべきで、それについてなにかするべきだ。
(ワールドカップを前にして選手たちを守る責任があると感じる?……)
それは毎日感じている。彼らを守り、導き、ベストを引き出す責任がある。しかし、彼らはいまはアーセナルでプレイしている。そここそが彼らが集中すること。そして、イングランドのために、あるいは彼らのナショナルチームのためにプレイするときは、彼らはそこに集中しなければならない。それがわれわれがやらねばならないこと。
(もうワールドカップのほうに集中し始めた選手はいる?……)
ノー。そうしたことは知りたくもない。
(木曜の夜は強いチームを送り出す?……)
試合が始まってから30分後とか45分後にどうなっているかを考えて試合にアプローチすることはない。しかし、たしかにわたしはとても競争力あるチームも出せる。先週はオランダでチャンスを失っているので、木曜は目標達成の最後のチャンスだ。
(ワールドカップ中にいくつかフレンドリーをやるのは賛成?……)
イエス。フレンドリーはやるつもりで、それをアレンジしているところ。それをやる必要があるのは、10-12人くらいの選手がここに残ることになるから。そうしたコンペティションも必要になる。
(ワールドカップ中の準備が決定的になりうる……)
そうだね。ワールドカップで自分たちの選手に何が起きるかはコントロールできない要素でもある。しかし、ここに残る選手に関しては、そうではない。新シーズンに入る前の、さらなるプリシーズンみたいなものになる。
(フォレストでサカを下げた決断について……)
彼を下げるか、続けさせるかについて相談もあったが、彼をあと5-7分もプレイさせられないということになった。ピッチの選手が座ってしまったら、下げるよりない。
(それでもブカヨはつづけようとした?……)
そう。だが、われわれも決めなければならなかった。ああした状況を遅らせることはできなかったから。100%でプレイできない選手がいれば、毎分チームに負担がかかる。だからすぐに決めなければならなかった。
(ワールドカップのことがあっても、ブカヨはプレイをつづけたがった?……)
われわれは脳みそと一般常識を使っている。だが、もちろん彼は蹴られて、万全ではなかった。われわれは彼を下げる決断をして、いまは彼は大丈夫。われわれはどの個人についてもチェックをしている。
(今回のチームセレクションは日曜のチェルシーとどうバランスを取る?……)
これはチャレンジ。しかし、この5-6週間のあいだ、われわれは選手たちに平等に負担をかけるようにしてきた。なぜなら、われわれは3日ごとにプレイしていて、それをやりくりしていたから。
われわれが特定の選手をあまり使いすぎないようにしていたのはわかるはず。できるだけ選手たちをフレッシュにさせておきたかったし、試合へ入っていけるリズムをもたせたかった。
(チェルシーより準備の日数が少ないのは不利?……)
それはわかっている。ELでプレイすればそこが問題になりうる。だが、それだけだ。木曜の夜にプレイしたときには、早いキックオフにもちょっと慣れないが、そういうことだ。
(ワールドカップはどのように観るつもり?……)
さらなるプリシーズンをやっていて、ロンドンからしばらく離れているから、みんなでいっしょに選手たちを応援することになる。
(エルネニーの復帰で、サンビ・ロコンガのポジションを上げられる?……)
それ(ロコンガのNo.6)をやったのは、トーマスもモーもいなかったから。だからサンビにはそのポジションに適応してもらわねばならなかった。彼がチームのなかではもっとも自然にそこでプレイできる選手だから。いまモーが帰ってきて、また別のポジションもオープンになる。
以上
ガビ・マルティネリの試合前コメント「あとはペンを持つだけ」
🗣 “This is my club, I love to be here… I want to stay.”
Gabriel Martinelli outlines that he wants to stay at Arsenal, with contract negotiations in the near future pic.twitter.com/BYWiqEICAA
— Football Daily (@footballdaily) November 2, 2022
今回のボス会見に同席したのはマルティネリのようだ。Arseblogのトランスクリプトより。
マルティネリ:ぼくはアーセナルでとてもハッピー。これまで何度も云ってきたように、ここはぼくのクラブだ。ここにいるのが大好きで、街が大好きで、クラブが大好き。アーセナルのすべてを愛してる。ぼくは残りたい。とてもハッピー。あとはペンを持つだけさ。
マルティネリは以前にも「ずっとアーセナルにいたい」と発言するなど、クラブへの愛情をまったく隠していない。今回も、あらためて契約延長に意欲をしめした。
新契約の交渉においては、ほかのクラブからの関心を引き合いにして、アーセナルと駆け引きしたい彼のエイジェントは苦笑いしてるかも?