試合結果予想
BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) 2-1
Sky Sports (Jones Knows) N/A
WhoScored.com 2-1
おお勝ち予想ナイス。これは地味にうれしい。ここの予想けっこうばかにできない。
今回BBC Sportは、Sutton予想が特集ページで独立している。アーセナルファンとシティファンのミュージシャンがゲスト。どっちも知らないので(すまん)、コメントはSuttonの部分だけ。
サットン:(ハーランド不在はどれほど影響?)シティはハーランドがいないほうがいいチームという説はばかげてる。彼の周囲にいる選手がもっとうまくやる必要がある。いま彼らが、ベストでプレイしていないことはみんな知っている。
みんなハーランドに注目しているが、彼も供給ラインが必要だ。あるべきものがあれば、彼もチャンスを得る。そしてそれを決める。
(アーセナルが自信を持ってプレイすべき理由?)シティは左サイドに問題を抱えている。Joao Canceloをローンに出した判断が問われている。
わたしはAkeがLBでプレイするのではないかと思う。彼は先月のFAカップでアーセナルに勝ったときもそこでプレイした。Akeはいいプレイをしているし、ゴールはあの試合だけだが、そもそも彼はいつもあまり前へ出ていかない。
そのサイドではブカヨ・サカが試合を決める気がする。
(どちらが勝つ?)非常に難しい。彼らにはそれぞれ攻撃脅威がかなりあるから。だが、指摘しておく価値があるのは、アルテタがFAカップでかなり変更をやったということ。彼はあの試合で手の内を観せなかった。
アーセナルは自分たちのプレイを変えるつもりはないだろう。できないし。わたしのタイトル争いの経験からすると、シーズン中に保守的に変更し始めることはできない。
したがって、わたしは間違いなくガナーズが大胆に行くと思う。いつもやっているようなインテンシティで。それは正しいことだ。シティは守備ではあまり信頼できないから。今シーズンの彼らにはバックにかなりたくさんのコンビネイションがあるが、どれもうまくいってない。
この試合がドロウに終わっても驚きはない。だが、わたしがもしウィナーを選ぶなら、アーセナルで行く。彼らはチャンスがあれば、それをつかむだろう。
これはタイトルを決める試合じゃない。まだ長い道のりがあるし、わたしはまだシティがリーグを勝つんじゃないかと思っている。だとしても、水曜は敗けうる。
試合のみどころ
「FAカップの試合でアルテタは手の内を観せなかった」。そういう視点はなかったなあ。。それはともかく。
あの試合を思い出すと、興味深いのはアルテタがインテンスなマンマークをやって前半のシティをだいぶ苦しめたこと。TV中継で観ていたかぎりでは、アーセナルはいつもどおりに観えたのだけど、ピッチ全体でひとを観ていた。グアルディオラもそれを認めているし、アルテタもそう。トップチーム相手に工夫をやった。
今回はどんな工夫があるか。
考えてみれば、アルテタが唯一ペップのチームに勝った2020年のFAカップ、あの試合もやっぱりあの試合用の工夫があった。まず、とにかくゴール前を人数をかけてナロウに守ること。これはいまアーセナルがブレントフォードみたいな相手にやられていることだ。
それとハイプレスを向こうに、バックからのプレイを恐れず挑むこと。あの試合はそれでゴールすらしているのだよね。
Playing football 𝗧𝗵𝗲 𝗔𝗿𝘀𝗲𝗻𝗮𝗹 𝗪𝗮𝘆 ™️ pic.twitter.com/70E1HTiw5h
— Arsenal (@Arsenal) July 19, 2020
ただ、あのときといまではチームのフェイズがまるで違う。チームプレイも個人も格段にクオリティが増していて、正しい方向に向かっている。迷いもなくなって急速に進歩をつづけている。そして今シーズンのわれらがある。あのときのまるでアトレチコのような戦いかたよりも、いまの自分たちにもっとふさわしいやりかたがあるだろう。
その答えのひとつが前回のマンマークであり。ただし、あれは試合中に対応されて効果が薄れた経緯もある。
ひとつ確実なことは、今回はインテンシティがカギになること。
ふつうに考えれば、いまのアーセナルが10回シティと対戦して5回以上勝つかといえば、それはやはり難しいと思うのだ。まだそこまでの完成度はない。
だが、今回のエミレーツでの試合で確実に相手を上回れるものがあるとすれば、それはエナジーでありパッション、プレイのインテンシティ。フットボールは往々にして、クオリティに勝るものよりも元気マンマンなほうが勝つ。6万のサポーターにプッシュされて、エナジーが充満したチームが勝つチャンスは小さくないはず。
グディソン・パークのエヴァトンを思い出すに、あんなふうにチームとスタンドが一体になってプレイすれば、自ずと道は開けるんじゃないか。相手へのプレッシャーもかけられるだろうが、問題は自分たち自身。
今シーズンのスタンドのサポーターたちはほんとうにずっとすごいが、この試合こそ最大の雰囲気をつくるとき。
昨日のエントリでも書いたように、試合の展開によっては、現実的にならなきゃいけないときもあるかもしれない。
この試合で最悪なのは、相手にポインツを奪われることだから。絶対に敗けない戦いかたが必要。
アツいハートで、アタマはクールに。
キックオフは、日本時間で2月16日(木)早朝4:30。
つらい季節だけど、これはファンとしては必ずライヴで観ねばならぬ試合でしょう。
ではCOYGです。