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【マッチレビュー】22/23EPL アーセナル vs クリスタル・パレス(19/Mar/2023)8ポインツ差

試合の論点

アーセナル vs クリスタル・パレスのトーキングポインツ。

快勝でシティに8ポインツ差。PLは残り10試合

終わってみれば、アーセナルがホームで順当な勝利。のように観えて、実際は事前の予想どおりやはりアーセナルのパレス戦は一筋縄ではいかない感じで、ちょっとのきっかけで悪い方向に向かう可能性も皆無じゃなかった。

そういう意味で、この試合のアーセナルの勝因は、各ゴールのタイミングだったなと。かなりいい時間に得点できた。

パレスはスタートから全然悪くなくて、序盤はけっこうチャンスをつくられたりしていた。10分のザハのショットは決まっていてもおかしくなかったし(リプレイをよく観るとラムズデイルがほんのすこし触っている?)、結局オフサイドだった15分のラムズデイルがセイヴしたエドゥワールのショットもちょっと危なかった。

そんなふうにスタートから20分くらいまでは、アーセナルがコントロールしているというふうでもなく、かなりオープンな内容だった。ミドウィークに120分プレイしたにも関わらず、アーセナルはオーデガードをはじめ最初からそれに付き合ってしまうような、かなりのインテンシティでプレイしていたので、「これは90分もたないやつ」と感じたものだった。

だが、そんなアーセナルの選手たちが消耗するまえにゴールが決まる。27分のマルティネリ。ボックスに侵入したサカの右足クロスボールから、ファーサイドにいたネリの左足ショットという今シーズンを特徴づけるといってもいいようなふたりの逆足コンビネイションによるゴール。

あれはいかにも理想的なタイミングだった。ハードワークがゴールに直結したような。ちゃんとちからを集中しているときにゴールできた。

そして2点めも、それが決まるまでの数分間はもう波状攻撃という感じで、あそこで決まらなければがっかりするほどの攻勢だったので、うまいこと決まってくれた。勢いがそのままゴールになった。

後半に入って54分にジャカのややラッキーなゴールが決まると、試合はほぼ終わった。その10分後くらいに1点を返されると(ラムズデイルがまたセットピース失点&クリンシート逃してめっちゃ悔しがっていたなあ)、ややパレスに勢いがついたようにも観えたが、それも73分のサカの2点めでとどめを刺された。

ゴールすれば試合に勝てるという、シンプルな原則。

これでアーセナルは2位のシティに8ポインツ差がついた。暫定とはいえ、なかなかの数字。今回はGDを3も稼いで、気がつけば彼らとGDで「2」しか違わないという。あのゴールマシーンがいるチームに。

タイトル争いにおいては、まだ彼らとは直接対戦の6ポインターを残しているし、安心するにはもちろん早いが、このチームは粛々と謙虚にポインツを重ねているという感じがある。

これでPLでは6連勝。かなりいい雰囲気のまま2週間のブレイクへ突入することに成功した。

IBが終わると、残り10のファイナルが待っている。

好調をつづけるサカ&マルティネリ

今回の結果で、サカがシーズンG13 A10、マルティネリがG13 A3(※すべてのコンペティション)。

サカはちょっと前のTMの更新でMVが€110mになっていて、PLのなかで2位タイという。すごい。そしてマルティネリもいつの間にか€70m。なんてこった。

ベントナーに並んだ。ウケる。

なおマルティネリは、PLにおけるブラジル人の最多シーズンゴール記録(フィルミーノの15)まで、あと2つで追いつくらしい。英国ではブラジル人そんなにゴールしてないのか。ブラジル人もびっくり。

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