純粋にすごい試合だった。前半限定にしても。
いまアーセナルのファンが望むものをすべてを完璧に提供してくれたというか。100%というか。混じりけなしというか。神がかっていた。
この試合の前には、シティから2ポインツに迫られるプレッシャーがかかっていたなか、まさかアウェイでここまで最高のパフォーマンスをやってくれるとは正直思っていなかった。どちらかといえば、心配してたくらいで。これであらためて5ポインツクリア。しぶとい。Never say die.
この最高の試合を振り返ろう。
Arsenal beat Fulham to restore five-point lead
アルテタの試合後コメント「100勝はタイトルじゃない」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプトより。
アルテタ:このステディアムでフラムのような相手にわれわれがやったこと。選手たちは大いに称賛されるべきだろう。チームのプレイ、ゴール、クリンシート、今日観せた決意と意図。
(100勝について)それは素晴らしいこと。われわれはこのようなことを継続する必要がある。わたしはそれができたことが非常にうれしい。残念なのはそれがタイトルじゃないこと。だから、まだまだ進歩の余地がある!
(今シーズンのチームの勝率は73%)それはすごいことだし、それはつまりこのクラブで正しいことをしている人たちがたくさんいるということだ。
チームでもたくさんの選手が大いに貢献しているし、とくにわれわれが得ているサポート。わたしの意見ながら、それがこのチームをエナジーで完璧に変えた。だからわたしはとてもうれしいんだ。
試合後のプレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトより。
(勝利について……)
アルテタ:とてもうれしい。ここはとてもタフな場所で、相手はとてもオーガナイズされたチームだ。われわれが試合を支配したと思うし、たくさんのチャンスをつくった。そしてクリンシート。それが非常に重要だった。納得できるやりかたで試合にも勝った。わたしは非常にうれしい。
(クリンシートをキープする意味……)
大いにある。それは守備への愛情だ。11人の選手が96分間コミットしている必要があり、わたしは今日もそれを観た。試合に勝つためにも、それはわれわれにとり決定的になる。
(勝ちかたの重要性について……)
わたしにとっては、それが自分を限界までプッシュしてくれる。PLでは、1-0や2-0では十分じゃない。3-0で試合が変わる。セカンドハーフにはまだたくさんプレイする時間があり、最初の数分はわれわれも少しレヴェルを落とした。
わたしが思うに、選手たちはとてもタフな相手に際立ったパフォーマンスをした。今日は彼らを褒める日だ。
(レアンドロ・トロサールのパフォーマンスについて……)
われわれは、落ち着きや正しいパスについて、ボックス内で正しい選手を見付けることについて話しているが、それはとてもぼやけたものであり、拙速になってしまう選手もいる。彼は3つのゴールをクリエイトした。
彼自身もふたつゴールできたかもしれない。彼はとても素晴らしかったと思う。それだけでなく、彼は数日前までケガをしていて、一週間か10日間はかかるかもしれなかった。彼はすぐに戻りたがっていて、フィジオとドクターたちもとてもよくやってくれた。それがチームを変えた。今日チームは彼が必要だった。彼の貢献はスーパーブだった。
(レアンドロにこれまでPLの経験があったことが重要だった?……)
フットボールインテリジェンスだよ。彼は自分がやりたいこと、求められていること、役割、それをすぐに理解する賢さがある。そして、それをほんとうにうまく実行するのだ。
(こんなに早く100勝達成できると思った?……)
わからない! 今日勝てたことがわたしはとてもうれしいんだ。これが100勝めで、できればこれからもっとほしい。これは、そうした勝利を稼いでいるということであり、われわれがやろうとしているすべてのことをフォロウしていると感じるチームがあるということ。それがあると感じることが、わたしにはもっとも重要なことだ。
(ガブリエル・ジェズースの復帰……)
ビッグブースト! 今日は彼の最初のステップだったが、われわれは今日が彼にとって正しい試合だったかどうかがわからなかった。
数日前にわたしが彼から云われたのは、まだ何かが足りないということ。そして昨日、彼はわたしの目を観て、準備はできていると云ってきた。今日われわれは彼をいれるチャンスがあった。それが彼のファーストステップになるから。彼は自由に観えたし、すぐにふたつビッグチャンスをつくった。彼の復帰はグレイト。
(彼はアウェイサポーターたちのチャントに加わっていた?……)
わたしだってチームをサポートするために彼らといっしょにうたうよ。それは間違いない! 彼らはずっととんでもない。ここに来た人数、彼らの姿勢、情熱とエナジー。素晴らしい。
われわれには、今後もそれが必要になるし、それはわれわれにとりゲイムチェンジャー。だから、ありがとうだ。
(ジェズースをいまのスターティング11で誰と変える?……)
これからは、彼もまたチームのほかの選手と同じようにポジションを競わねばならない。
われわれには、いろいろなポジションでプレイできる代替があり、選手間のケミストリやわれわれが彼らに求めることにおいては、違うロールで埋めることもできる。それは、大いなる悩みだ。信じてほしい。
(ジェズースの不在でチームの攻撃で別の側面が観えた?……)
イェア。われわれは、クオリティに適応しようと努力している。自分たちの強みを出して、できるだけ多くのポジションでプレイする必要がある。
レオにはガビーとはかなり違うクオリティがあり、マーティンもそうで、とてもよく補完している。チームのなかにそのようなヴァーサティリティがあることはグレイトだ。
(ファーストハーフは、今シーズンのベストパフォーマンスだった?……)
いい質問。わからない。なぜなら、3日ごとにプレイするのはほんとにタフだから。ヨーロッパを旅し、戻って、エナジー、クオリティ、理解、意志を観て、もう一度そこへ行き支配的になれるかどうか。
だから、フェアに云って、それはとても素晴らしかった。
(アーセナルがタイトルの本命というペップ・グアルディオラのコメントについて……)
わからない。われわれが話すのは、われわれが内部で話すことだけ。いかに謙虚でいられるかということ。つぎのトレイニングセッションでワークをやり、毎日もっとよくなろうと努力する。それがわれわれの集中だ。まだ、シーズンが終わるまでにかなりある。
(フルタイムでのジェズースとの会話?……)
わたしはとてもうれしかった。彼はこの数ヶ月とてもがんばってきたし、すべてのスタッフも彼のニーズに応えようと、いっしょに長期間トライしてきた。彼は、もっともっとと要求したし、復帰への意志はかなり強かった。
彼が笑顔で佇んでいるのを観たのは、ただ喜びだった。わたしもとてもうれしいし、チームもそう。
以上。100勝おめでとう。
A century of wins under Mikel ❤️ pic.twitter.com/2I6TwVCHfo
— Arsenal (@Arsenal) March 12, 2023
アーセナルとフラム
どちらも上位チームでやりたいことをぶつける試合に見えましたね
特に2点目のフラムのハイプレスとアーセナルのプレス回避はそれをよく物語っていたと思います。
とにかく怪我人が何人か戻ってきて、過労気味の選手も休ませられたので、次は必勝!!
アーセナルとフラム
どちらも上位チームでやりたいことをぶつける試合に見えましたね
特に2点目のフラムのハイプレスとアーセナルのプレス回避はそれをよく物語っていたと思います。
とにかく怪我人が何人か戻ってきて、過労気味の選手も休ませられたので、次は必勝!!COYG!!
ヴィエイラの技量なら、打てばゴールになっただろう。しかし、彼はジェズスへパスした。泣きそうになったのは、ワシだけではないはず…
確かに、グッと来ました。
今のチーム内の雰囲気の良さが出てました。
もうワンテンポ早く出せれば、ジェズスも合わせやすかったろうに・・・
大事にいきすぎましたね。