PL is back! ついに。うれしい。
昨日の#BURMCIのシーズンオープナーでPLはスタート、さっそくライヴァルは3ポインツ。ぼくもさっきハイライトを観て、今年もやつらはやつらだなと。ハーランドなあ……と、相手をいくら羨んでもしかたがない。自分たちのやるべきことを粛々とやっていくべき。
アーセナルの初戦は、ノッティンガム・フォレスト。エミレーツで始まるシーズンというのもいい。
フォレストといえば、去年の終盤にアーセナルはアウェイで敗けていて、そこでシティの3年連続PLタイトルが決まったのだった。そこまでにわれらは、すでにがっくりとフォームを落としてその試合はほぼ消化試合、すでに意気消沈していたとはいえ、あれはリーグのトップチームのひとつとしてあってはならない敗戦だっただろう。雪辱を果たすとき。
それと、先日マット・ターナーがフォレストに移籍したばかり。彼は、この試合でデビューする可能性があるとか。
今日の試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「スーパーワクワクしている」
昨日行われたアルテタの試合前プレス会見。AFCオフィシャルサイトより。
(新シーズンにどれほどワクワクしている?……)
アルテタ:スーパーワクワクしている。これは新しいチャレンジであり新しい機会であると思う。われわれは、あらためてスタートしていくのにとてもフレッシュで、最初の試合をひさしぶりにホームでプレイできることに興奮している。
(昨シーズンからクラブでの期待感に変化はある?……)
おそらくイエス。しかしフットボールの現実では、そのためにはベストでいなければならない。それは今日と明日のみについてであり、自分たちの望むプレイをし、試合に勝つ確率を上げていく。しかし、それをやる権利を得なければならない。
(David Rayaについて……)
ニュースはない。
(ピッチのあらゆるところで最高の競争がほしい……)
それがわれわれがやろうとしていること。スクワッドのデプスとクオリティを増し、より柔軟になれる能力を持つこと。よりクオリティを持つこと。そして、よりチームをよくするために選手たちの関与。それが全体のポイントである。
(選手全員をハッピーにしておくというチャレンジ……)
全員を同じように扱う必要があると思う。それが重要。彼らを重要な存在にせねばならないし、それをやるためには試合でプレイさせる必要がある。フットボールというのは集団的スポーツで、11人の選手しかプレイできない。そうなればそれ以外の11人は、ほとんどの時間ハッピーではない。それが、われわれの対処のしかたであり、いかに彼らが自分の役割を受け入れるか。なぜなら、それは変わっていくからだ。
3日ごとに試合があり、それは変わっていく。そしてそれが人間、プロフェッショナルというものについて多くを教えてくれる。自分がプレイしているとき、プレイしていないとき、実際どうチームに貢献するか? まったくプレイをしていないかどうかに関わらず、あるいは必要なときにはチームの勝利のために役立つことが必要だ。
われわれは選手たちに、チームが勝ってうれしい、そういうフィーリングを持ってもらいたい。なぜならそれがチームスポーツであり、われわれがそうならなければならないから。
(ウィンドウが終わるまでにさらなる補強はある?……)
現時点では、われわれは何も計画していない。だがウィンドウはとても予測不可能で、われわれが望まないことだって起きうる。いまわれわれは自分たちのスクワッドに満足している。
(現在のケガ……)
全員が揃っていると思う。モーはまだアウトで、ガブリエル・ジェズースもまだケガ。だが、あとは問題ない。
(ジェズースはいつ戻ってくるので?……)
まだちょっと早い。彼の手術から2週間もたっていない。彼はとてもよくやっている。来週にはいくらか活動を始められる可能性がある。だが、それはわれわれも注意深くなるところだ。彼が正しく戻ってこれるようにせねば。
(ホームゲイムからのスタート……)
われわれはエミレーツでプレイするのが大好きだ。みんなの前でプレイするのが。素晴らしい雰囲気があるし、選手たちもみんなも明日のキックオフには準備ができている。ふさわしいパフォーマンスをする。
(フォレストとの対戦はどれほどタフ?……)
彼らは昨シーズン、とても賢いやりかたでわれわれに勝った。あの日の彼らはポインツを奪うにふさわしかった。明日のわれわれはもっといいプレイをしなければならない。
スティーヴ(クーパー)のチームは、つねに極めてよくオーガナイズされている。彼らが去年やったこと、とくにリーグへの適応、クオリティは際立っていた。だから、わたしは彼らはよくやっていると思う。
(あらためてタイトルにチャレンジする自信がある……)
初戦からチャンピオンシップのことを考えていたら、エナジーが燃え尽きてしまう! われわれは試合に勝つ権利を獲るためになにをするかに集中しないと。それだけだ。あとは試合ごとにやっていく。
(ストライカーを選ぶときになにを考慮する?……)
たくさんのこと。まずは彼らのトレイニング。彼らの状態を観て、わたしのフィーリングもある。彼らがある決定にどう反応するかも。それはとても重要なことだと思う。そのあと、相手のクオリティやセットアップに対して関係性を築いていく。それが、試合に勝つためのわれわれのクオリティを上げる。
(コミュニティ・シールドを勝ったあとのロンドンコルニーのエナジーレヴェル……)
勝利は最初のエナジーブースターになる。あれはグレイトだった。みんながとても喜んだ。あれが自信を向上させ、全員に自分たちができることを示した。
だが、まだわれわれが絶対にもっとうまくやらねばならないことを理解することがあるし、もっともっといいプレイができる。
フォレストとの試合はまったく違うもの、違うコンテキストになる。それには備えないと。
(新しいストッペイジタイムのルールについて……)
あるルールを調整することは必要があったのだと理解している。レフェリーたちや協会が試合のクオリティを向上させようとやってきたことは、とてもポジティヴなことだろう。われわれも慣れなければならないことがいくつかあるので、それに取り組んで適応していく。
(いまのスクワッドの周辺にインヴィンシブルチームがいることの重要性……)
われわれには素晴らしい歴史があり、あの選手たちのグループには経験もある。それをクラブにもたらし、選手やスタッフがもっとよくなっていくように助ける。それがわれわれがやらねばならないことだ。
われわれは、それをできるだけいいかたちで取り戻そうとしているし、すでに重要なステップを踏んでいる。
(いまのアーセナルのチームがインヴィンシブルズから学べることは?……)
インヴィンシブルズに関しては、彼らはオンリーワンな存在だと思う。彼らのやりかたがあり、それは彼ら独自のものだった。われわれは、自分たち自身の歴史を書く必要がある。それはとても違うものになるだろう。だが、できれば同じようにとても美しくありたい。
(昨シーズンの成功を繰り返さねばならないというプレッシャーがある?……)
それは興奮だと思う。それこそ、われわれがなりたいものだ。われわれは、信念とクオリティあるチームを築いているところで、そうした場所のために戦っている。今年のコンペティションは、去年よりももっとキツくなるだろう。多くのチームが動いているし、彼らも変わっていると思わねばならない。
だから、われわれは今年は去年よりもっとよくなる必要があり、それが準備をしていることだ。
(移籍を早くに済ませた恩恵について……)
わからない。われわれはそうしたし、そうする意図もあった。ときにはそれが可能で、ときにはそうではないが。われわれは全力を尽くし、自分たちのできることだけに集中する。それがそれをやった理由であり、持てるリソースを最大にしようとしている。
(プリシーズンで新加入選手がいたのが役立った?……)
それは間違いなくそう。とくに選手が違う環境や違うコーチに慣れることは重要。メディアやクラブの広報面でもそうだったと思う。とくにツアーに出たりすると。チームにとりとてもポジティヴだった。
(一部の選手からもっとベストを引き出そうとしている……)
イェア。だって、彼らだってチャンスがあるにふさわしいから。われわれは彼らを正しいポジションでプレイさせる必要があるし、彼らもまた正しい選手たちのとなりにいなければならない。だから、われわれは、そうしたパフォーマンスについてフェアな決断ができるし、今シーズンはもっとそれをやっていくつもり。
(異なるポジションにフィットできる選手たちについて……)
そうした能力を持てることは、コーチとしてはとても望ましいものだ。(シティとの)あの試合でも、われわれがフォーメイションとともに試合を変えたときがあったのを観ただろう。何人かのクオリティとクリエイティヴィティあるフレッシュな選手をピッチに入れ、試合のなかでことが起き始めた。
レオがゴールし、ファビオがウィナーを決めた。ああいうフィニッシャーというのは、とてもとても重要になっていくだろう。
(フォラリン・バロガンへの興味について……)
内部のことは話せない。悪いね。
(毎日トレインしている選手のなかで退団の可能性ある選手……)
彼らはわれわれの選手で、できるだけよく彼らを世話しなければならない。そして彼らはできるだけいいかたちで扱われる。あるエクササイズでは、選手が多すぎるというのも事実だが、それに適応する必要がある。
それはこのウィンドウでいつでも起きるし、状況を理解し、それに柔軟であるということは計画の一部でもある。
以上
マネジャーが自分のスクワッドに自信を持っていて、シーズンの始まりをワクワクしながら迎える。それはとってもいいことだな!
ところで今回の会見のなかで、個人的には、スクワッドマネジメントについての質問が興味深かった。選手全員をハッピーにさせておくというのは、スクワッドデプスのあるビッグクラブならではの悩みで、アーセナルもクラブとして本格的にそういうフェイズに入ってきた。チームでプレイするに値するのになかなかプレイできないとか、そういう選手たちが今後も増えていくはず。
いっぽうで、選手からベストをを引き出すことについての質問では、アルテタは「今年はもっともっとそれをやっていく」と意欲を述べている。これはつまり、スクワッド全体にチャンスを与えていくつもりなのだと捉えていいのだろう。ESRやヴィエラ、トミヤスのような、レギュラーチームのなかではやや中途半端になってしまっている選手たちが、もっと日の目を見られるようになるのは、ファンとしても願ったりである。
今年のアルテタに変化があると信じよう。
ダヴィド・ラヤの獲得については、トーマス・フランクが昨日の試合前プレス会見で「(ラヤは)アーセナルとの取り引きが完了している」と述べており、もういつ発表になるかという状況。ブレントフォードが公式にその発言を伝えているのだから、間違いない。さすがに今週末はPL初戦でただでさえ慌ただしいので、来週くらい?
今シーズンもよろしくお願いします!更新楽しみにしています!