hotいま読まれているエントリ

Arsenal, EPL

アーセナル23-24シーズンのメディア予想まとめ

今日、金曜日のバーンリーvsマンシティでプレミアリーグの新シーズンがスタートする。わーい。

アーセナルの初戦は明日土曜のノッティンガム・フォレスト(H)。

このタイミングでメディアのシーズン予想も出揃った感があるので、それをまとめておこう。

トップ4どころか、最後までタイトルを争い、結局2位でフィニッシュするという去年の予想外の躍進で、もはや今年のアーセナルのシーズン目標は当初の計画に対してかなり上方修正されているだろうが、ここでわれらがほしくてほしくて震えている念願のPLタイトルが、どの程度世間に信じられているか確認したい。



23-24シーズンEPL、メディア予想記事まとめ

おもに、タイトルやトップ4について。コメントはアーセナルを中心に。基本的に英国メディアによるもの。

BBC Sportの予想

MOTDやRadio5Liveなどでコメントしている評論家たち27人のトップ4予想。

Premier League predictions: Who will be champions?

Predictor1st2nd3rd4th
Ellen WhiteArsenalMan CityMan UtdAston Villa
Stephen WarnockMan CityArsenalLiverpoolAston Villa
Fara WilliamsMan CityChelseaArsenalMan Utd
Leon OsmanMan CityMan UtdArsenalLiverpool
Steve SidwellMan CityMan UtdLiverpoolArsenal
Lindsay JohnsonMan CityArsenalMan UtdNewcastle
Chris WaddleMan CityArsenalNewcastleMan Utd
Rachel Brown-FinnisMan CityArsenalNewcastleMan Utd
Pat NevinMan CityArsenalNewcastleLiverpool
Shay GivenMan CityLiverpoolArsenalNewcastle
Glenn MurrayMan CityArsenalChelseaMan Utd
Danny GabbidonMan CityArsenalLiverpoolChelsea
Chris SuttonMan CityArsenalMan UtdLiverpool
Sue SmithMan CityArsenalMan UtdLiverpool
Dion DublinMan CityArsenalMan UtdLiverpool
Michael BrownMan CityArsenalMan UtdLiverpool
Karen BardsleyMan CityArsenalMan UtdLiverpool
Jermaine BeckfordMan CityArsenalMan UtdLiverpool
Matt UpsonMan CityArsenalMan UtdLiverpool
Ashley WilliamsMan CityArsenalMan UtdLiverpool
Martin KeownMan CityArsenalLiverpoolMan Utd
Micah RichardsMan CityArsenalLiverpoolMan Utd
Anita AsanteMan CityArsenalLiverpoolMan Utd
Nedum OnuohaMan CityArsenalLiverpoolMan Utd
Danny MurphyMan CityArsenalLiverpoolMan Utd
Clinton MorrisonMan CityArsenalLiverpoolMan Utd
Rob GreenMan CityArsenalLiverpoolMan Utd

アーセナルについてのコメンツ。

去年は、23人中8人がアーセナルの4位フィニッシュを予想。ただし、4位より上を予想したものはひとりもいなかった。今年は、アーセナルが2位より下でフィニッシュすると予想したものは27人中4人のみ。シティを除けば、唯一チャンピオンとして選ばれたチーム。

Martin Keown: もちろん、わたしはアーセナルにPLを勝ってもらいたい。パンディットとして公平であっても。だが元アーセナルの選手として、わたしは興奮もしている。昨シーズンは、しばらくぶりに、われわれが初めてチームがファイトし競えるようになったと感じた。248日間テーブルのトップにいたのはかなり大変だったが、あんながっかりフォームはもうないと思う。

アーセナルは素晴らしい移籍ウィンドウもある。カイ・ハヴァーツがフィットするかどうかはわからないが、ジュリアン・ティンバーとデクラン・ライスはとてもいい感じに観える。ライスは英国のベスト選手。シティはアーセナルが乗り越えるにはまだ強すぎるとは思う、だがわたしはガナーズがそれに近い2位でフィニッシュすると思う。

Jermaine Beckford: ライスはなんて素晴らしいサインなんだ。彼にはリーダーシップクオリティもあるし、スキルもテクニックもある。アーセナルに必要なものをすべてもたらす。

Micah Richards: わたしは、アーセナルのタイトルを選びそうになった。なぜなら4年連続でタイトルを取ったチームはないから。だが、彼らはシーズン始めにガブリエル・ジェズースがおらず、それが致命的になると思う。

Ellen White: アーセナルは去年はとても惜しかったし、そこからスクワッドにはとてもいい補強がある。わたしはハヴァーツはNo.9だとは思えないから、ジェズースが戻ってくることが必要。しかし、彼らはゴールが不足することはないだろう。わたしはレアンドロ・トロサールの大ファン。

Chris Sutton: コミュニティ・シールドはあまり当てにしないほうがいい。アーセナルは盛大に祝っていたけど。わたしは彼らがワールドカップを祝ってるみたいだと云って、さんざんアビューズを受けたよ。わたしは、彼らの2位を予想した。しかし、わたしは一部のひとが云うほどは彼らに納得していない。彼らは昨シーズンの終わりにひどく落ちたし、シティほどの十分なクオリティはまだない。

Fara Williams: 彼らはCLに参加することで、すごく違うことになるとわかるはず。彼らは昨シーズンのELで選手たちを休ませたし、今回はそれができない。

Danny Gabbidon: アーセナルは、昨シーズンの終わりに起きたようなことからは、ずっとよくなるだろう。

Nedum Onuoha: わたしのトップ3は、シティ、アーセナル、リヴァプールだが、この誰もがリーグを勝てる。

Steve Sidwell: 昨シーズンのアーセナルはすごかったし、ミケル・アルテタがつくっている文化と環境はピッチにもあらわれている。彼らはタイトルにはまた足りなくなるだろうが、それでもトップ4は確保する。

今回のBBCパンディッツで唯一、アーセナルのタイトルを予想した。エレン・ホワイト氏。アーセナルファンのあいだで人気ものに。名前をおぼえておこう。

全体的な予想のほうでは、タイトルはほぼシティが本命。2位の有力候補がアーセナルとなっている。3位と4位はだいたいマンUとリヴァプールで占められている。

そして感慨深いのは、このなかで誰一人としてアーセナルのトップ4外を予想したものがいないこと。

ほかのメディア予想でも云えることだが、去年のパフォーマンスと今年の夏の補強で、アーセナル株はだいぶ上がった。

The Telegraphの予想

こちらは記者たちのシーズン予想。

Premier League predictions: Do any of our writers think Man City can be beaten?

Jason Burt, Chief Football Correspondent: Manchester City, Manchester United, Arsenal, Liverpool

James Ducker, Northern Football Correspondent: Manchester City, Arsenal, Manchester United, Liverpool

Chris Bascombe: Manchester City, Arsenal, Chelsea, Liverpool

Luke Edwards, Northern Football Writer: Manchester City, Arsenal, Liverpool, Manchester United

Sam Dean: Manchester City, Arsenal, Liverpool, Manchester United

Mike McGrath: Manchester City, Manchester United, Arsenal, Liverpool

Matt Law: Manchester City, Manchester United, Arsenal, Liverpool

7人全員がシティのタイトルを予想。アーセナルは2位予想が4人、3位予想が3人という結果に。

Mirrorの予想

Our 22 Premier League predictions as champions, top four and relegation decided

22人とたくさんの予想があって、コピペできないので集計だけ。(※.5はどちらつかずの評価)

  • シティのタイトル 11.5/22
  • リヴァプールのタイトル 5.5/22
  • アーセナルのタイトル 5/22
  • アーセナルの2位 6/22

シティのタイトルは多数派とはいえどそこまで圧倒的じゃない。ここで、興味深いのがリヴァプールの高評価。Mirrorってそういうメディアだったっけ?

アーセナルがらみのコメントをいくつかピックアップ。

Tom Victor(アーセナル3位予想):アーセナルは昨シーズンの2位フィニッシュから補強もしている。またブカヨ・サカがまたさらなるレヴェルへ行くと思われる。単純に彼はそれを毎年やっているのだから。だが、彼らにはこれからCLの邪魔が入る。リヴァプールにはそれがない。

Liam Prenderville(ティンバーをサイニングオブザシーズン予想):新しいサインでは、アーセナルのジュリアン・ティンバーが目を引いている。メイソン・マウントのほうはOTで彼に費やした大金には見合わないと観ている。

James Whaling(シティ1位、アーセナル2位予想):つまらない予想で悪いね。アーセナルはギャップを維持するかもしれないが、シティに近づくにしてもわずかしかないだろう。

Izzy Yard(アーセナル1位予想):アルテタのスクワッドは復讐を誓っているし、リビルドの時間も、必要なエリアを補強する時間もある。彼らは間違いなくリーグ最強の守備があるし、タイトルを勝ついいチャンスがある。だが、それでもマンシティとシーズンを通して競り合うことになる。

Nathan Ridley(アーセナル2位予想):アーセナルはシティをさらにプッシュする準備ができているだろうし、マンUのように厚みを増したスクワッドのおかげで、CLを楽しむこともできるかもしれない。マンUはシリアスにタイトルチャレンジするにはまだ1-2年はかかるように観える。

Felix Keith(ハヴァーツをもっとも失望させそうな選手、サカをPOTS予想):カイ・ハヴァーツの£65mは、まったく期待外れだった選手には大きすぎる金額で、ジェズース不在では9でプレイさせられそう。彼はナチュラルゴールスコアラーではないし、二桁届くかどうかも怪しい。

昨シーズン、サカはG14 A11で彼はさらに強さを増している。彼の21才にしての安定性は際立っていて、この2シーズンPLのすべてでプレイしているように、彼が常時起用できることはアーセナルにとってかなり大きい。

Mirrorの別記事で「スーパーコンピュータ」(King CaXino Bonus提供)の予想というのもある。

NBC Sports(米)の予想

3人の記者たちによる予想。

Predicting the 2023-24 Premier League table

Joe Prince-Wright: Manchester City, Arsenal, Chelsea, Manchester United

Andy Edwards: Manchester City, Arsenal, Chelsea, Manchester United

Nicholas Mendola: Manchester City, Manchester United, Arsenal, Liverpool

アメリカではチェルシーの人気が高い?

GOALの予想

Chelsea to miss the top four while Everton face another relegation dogfight: GOAL predicts the 2023-24 Premier League table | Goal.com

  1. Man City
  2. Arsenal
  3. Liverpool
  4. Man U

アーセナルの寸評だけ。

アーセナルは、PLで248日間トップにいながらトロフィを取れなかったPL史上初のチームである。ガナーズは最後の最後で崩壊し、最後の9試合ではたったの3試合しか勝てなかった。そのなかには4-1で敗けたショッキングなシティ戦も含まれる。

だが、その経験が彼らを力強くバウンスバックさせる燃料になる。ガナーズは、ハヴァーツ、ライス、ティンバーで£200m以上も費やしたあとで、もう足りないなどといい訳もできない。これからさらに来る可能性だってある。

アルテタのスクワッドはどのポジションでもクオリティにあふれているし、アーセナルはどんなチームだってフルフロウでぶっ飛ばせる能力がある。

もしそこに疑問があるとすれば、彼らが自分たちの神経をコントロールできるかどうか。それがほんとうに必要なときに。

GOALもスーパーコンピュータ(Bxt365提供)による予想を記事にしている。トップ6とオッズ。

  1. Man City 8/11
  2. Arsenal 9/2
  3. Liverpool 8/1
  4. Manchester United 11/1
  5. Chelsea 14/1
  6. Newcastle 14/1

番外編:ギャリー・ネヴィルの予想「アーセナルのタイトルを推す」

おなじみのご意見番、ギャリー・ネヴィルのコメント。この発言はアーセナル界隈でも話題になっていた。

Gary Neville makes Arsenal Premier League title prediction which fans will love

ネヴィル:わたしは、アーセナルはもう(シティとの)ギャップを縮めるためにこれ以上ないというほどやっていると思う。彼らは補強で本気を示している。

わたしの心配は、(シティ以外で)彼らが実際にリーグを勝てる可能性ある唯一のチームだということ。彼らは去年あきらかに足りていなかったが、彼らがすでにしている3人の補強で、彼らはもっとよくなるだろう。

ほかのチームを観て考える。「昨シーズンよりよくなりそうなのはどこだ?」

チェルシーは自ずとよくなるだろう。なぜなら、マネジャー(ポッチェティーノ)が来るから。それに彼らはあれより悪くなりようがない。良くなっていくのは自然だ。

現時点ではリヴァプールはそうは見えない。ユナイテッドもここまではそう。ユナイテッド、リヴァプール、チェルシーは、あと数週間の移籍ウィンドウでなにか奇跡的なことをやらないかぎりは。いまのところ、アーセナルだけがシティにチャレンジできるように観える。

わたしは彼らがシティにとても近づけるとは思う。だが、それでもシティだろう。

わたしは、アーセナルが決意をもって始めていると思っている。3人のいい補強もした。

(番組の終わりにトップ6を予想)

アーセナルの3つの補強と、(シティの)4シーズン連続優勝はありえないことから、わたしはアーセナルのタイトルを推す。シティが2位だ。

生活がかかっているならシティを推すが、わたしはアーセナルで行くよ。アーセナルなら今年彼らを倒せると思う。

トップ6は、アーセナル、シティ、マンU、リヴァプール、チェルシー、ヴィラ。

あまりにもアーセナルを勝たせたくなくて、最大のローカルライヴァルであるシティを応援してしまうマンUサポーターの非常に複雑なファン心理。ふだんならマンUサポーターの代弁者のようなネヴィルは(ロイ・キーンほどじゃないけど)、ここではさらにその裏をかいて、ついにアーセナルのタイトルを推してしまうという。

いろいろ複雑である。

Opta Analystの予想

最後は、スタッツデータプロヴァイダとしておなじみのOpta。

厳密にはOptaをメディアと呼ぶべきでないだろうが、ひとの予想ではなく、データを駆使していることもあり、個人の主観を排したもっとも客観的な予想(予測)として紹介しよう。※評価要素のなかにはベッティング市場におけるオッズも入っているようだ

Premier League 2023-24 Season Predictions | The Analyst

グラフィックがありがたい。一目瞭然。

1st: Manchester City – 88.81 average points
2nd: Arsenal – 72.23
3rd: Liverpool – 71.47
4th: Manchester United – 68.49
5th: Newcastle United – 61.23
6th: Chelsea – 58.90

ここで予想されているシティがタイトルを勝つ確率は驚きの90%ごえ。2位のアーセナルのタイトル率がたった4%程度しかないという。それほど圧倒的。

追記:The Athleticの予想

せっかくサブスクに課金までしてるのに、これを見逃していた。

Premier League roundtable: Will City win four in a row? Which teams should fear drop? Who’s heading back from Saudi Arabia?

トップ5予想。※ちなみに、今年はPLは5位までが翌年のCLスポッツに入る可能性があるらしい

Joey D’Urso: Arsenal, Manchester City, Manchester United, Chelsea, Liverpool

Carl Anka: Manchester City, Liverpool, Arsenal (2位と3位は僅差), Manchester United, Chelsea

Ahmed Walid: Arsenal, Manchester City, Manchester United, Liverpool, Newcastle United

Nick Miller: Arsenal, Manchester City, Chelsea, Manchester United, Liverpool

Adam Hurrey: Manchester City, Arsenal, Manchester United, Chelsea, Liverpool

Sarah Shephard: Manchester City, Arsenal, Manchester United, Liverpool, Newcastle

Jack Lang: Manchester City, Arsenal, Manchester United, Chelsea, Liverpool

おなじみのオーンステインをはじめとしたAFC担当記者たちは入っていないが、ここではアーセナルはなかなか人気の様子。

ライター42人のまとめ予想(トップハーフ)。

サポーター意識調査による、Hope-o-meter。ヴィラがトップで99%。ウケる。

アーセナルは90%オプティミスティック。アーセナルファンでも10%心配しているひとがいるというのは、なんだかリアル。まあ100%楽観的になれるかといえば、そんなこたないよなあ。

※追記ここまで

おまけ:アーセナルのタイトルオッズ

これはちょっと蛇足ながら。redditでシェアされていた近年のアーセナルのベッティングでのオッズ遷移。どこの会社かは不明。

 

20年前のオッズの低さたるや。ヴェンゲルさんの時代は一定の水準を保っていながら、その後のエメリ時代でじわじわと上げていき、アルテタ時代に入って急上昇。

去年40倍に賭けていたひとは、悔しかったろうなあ。それが、今年はたったの5倍にしかならない。

23-24EPLシーズン予想、わたくしの雑感。タイトルのためには小さなエラーも許されないアーセナル

メディアの予想は、全体的にシティがタイトルの大本命。大きく離れて、アーセナルやリヴァプール、マンUがあとを追うという。

シティがここまでとはなあ。まあでもそんなものか。

だが正直、ぼくは今年のアーセナルはもうちょっと評価が高いと思っていた。たとえば最初のBBCのような顔ぶれの予想なら1/3くらいはアーセナルのタイトルを推してくれるかと。そしてそんなことは全然なかったのだった。

もちろん、ここ数年のわれらへの期待度からすれば、かなり評価は上がっていると云えるので、そういう意味では変化はあるのだが。

全体的に、アーセナルの評価はけして低くないと思う。主要メディアの予想をざっと見回しても、いちおうは2位の本命という感じ。もちろん評論家連中のなかには「評判ほどじゃない」と逆張りをするものもいるが、去年のパフォーマンスやこの夏の補強は非常に高く評価されている。

だが、シティの評価が依然として高いのだ。去年トレブルを取ったばかりの現在の世界最強チーム。その安定したハイレヴェル、ハイクオリティ。

以前もどこかで書いた記憶があるが、この5-6年ほどのあいだ、リヴァプールがあれだけのクオリティに達した黄金時代がありつつも、まったく同時期にシティがいたおかげで彼らは随分と損をしているだろう。実際あのときの彼らのクオリティはそれに見合う実績を得られてはいなかった。シティさえいなければ、彼らがしばらくPLを席巻していたはず。

アーセナルもそのリヴァプールと似た状況だ。そこにシティがいるかぎり。

いまアーセナルがタイトルを取るには、必ずシティを超えなければならず。ほとんど完璧の彼らを上回るには、チームが優秀であるのはもちろん、ミスがほとんど許されない。そこがもっとも厳しいところだ。PLのどんな試合であれ、ポインツを落とすたびに、シティが遠のいていく。チャレンジャーにだってかかるプレッシャーがある。

ところで、シティの不安要素というのはあまり言及されていない気がするがどうなのだろう(予想記事のシティの部分はほとんど読んでないのでそういう指摘もあるかもだが)。たとえばメンタリティ。

結局永遠に勝ち続けるチームというのはないので、彼らもどこかで勢いは失っていくはず。「去年のようなトレブルはもう不可能だ」とペップ・グアルディオラも語っていた。すでに頂点を極めたと認めているのと同じ。

コミュニティ・シールドでなにかを評価をするのは間違っているというのは認めるが、ぼくは、たとえばペナルティを失敗するときのKDBの表情にあまりエナジーを感じなかったのが印象に残っている。やっぱり選手たちにも(とくにKDBのようなヴェテラン)、積年の疲労みたいなものは溜まっているんじゃないかと思ったり。彼らは、もうフットボーラーとしてほしいものはほとんど手に入れたあとである。あのチームでやるべきことはもうやって、あとはルーティーンになっている。

それとコミュニティ・シールドでは、スクワッドの顔ぶれからしても、プレイの内容からしても、確実にこれまであった彼らとのギャップは縮まってきた感触はやはりあった。いままでのアーセナルなら、あの程度の本気度だって、ほとんどの時間で圧倒されていたに違いないのだから。

現時点で両チームの決定的な差は、ストライカーくらいのような。ゴールマシーンのハーランドに対して、ストライカーとしての資質にやや疑問あるジェズース。まあ、そこがどでかいわけだ。

だから、今年はもっとメンタリティのようなものが問題になるかもしれない。

アルテタがよく云っているスピリットやパッション。ハンガーという意味では、ほとんどこの世界の頂点に立っている彼らより、そこへ向かっているわれわれのほうがよほど強いはず。そうなければならない。

道具はかなりいいものを揃えた。ライヴァルに遜色ない。あとは、それを最大限上手につかって、なるべくエラーをせずに、ちゃくちゃくと勝っていく。そうすれば、目標に近づける。

 

アーセナル以外では、今年の予想で興味深かったのは、ウーナイのヴィラの高評価。ビッグ6のうしろでは、もっとも評価が高いのではないか。

それとToTの低評価。これは著しい。。ちょうど去年は、シティとリヴァプールのビッグ2に唯一チャレンジできるチームとすら評されていたのに、今年はトップ4どころか、トップ6も疑われている。そして、もちろん、もう皆さまご存知のようにハリー・ケインのバイエルン行き。彼への依存度がかなり高いチームだから、ケインがいなくなったらさらに期待度は下がるはず。降格すればいいのにね。

ケインが来年フリーエイジェントでアーセナルに来るという、歴史に残りそうな禁断すぎる移籍もこれでなくなった。それだけはちょっと残念かな。

 

なにはともあれ今年もCOYGです。



※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *