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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ToT(24/Sep/2023)好調チーム同士のNLD

Hey, わたしです。

さあさあ、今晩のNLD。楽しみにしてたやつ。いまからもう待ち遠しい。

試合をプレヴューしてゆくぞい。



アルテタの試合前コメント Part2「ダービーが大好きだ」

おとといのアルテタの試合前プレスコンファレンスは昨日のエントリで紹介した。まだ未読であれば、こちらを先にご覧あれ

【試合前記者会見】23/24 EPL アーセナル vs ToT(24/Sep/2023)好調チーム同士のNLD | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

今回もまた会見の後半の内容が時間差で各所で公開されている。

おなじみの『Evening Standard』が、一部を書き起こしていたので、そちらを拝借しよう。

アルテタ:(スパーズの勝利よりいい気分になれることはある?)ないね。この仕事ではみなさんにそれをもたらせることができるとわかっている。ひとを幸せにすることができる。それは、非常に大きな満たされる感覚と責任を果たす感覚を感じることができる。

特別なのだ。これは街のライヴァリーだが、わたしはそれがとても好きだ。わたしはフランスでもスペインでもグラスゴウでも多くのダービーをプレイしてきた。エヴァトンとリヴァプールも。

ここには特別なことがある。街における特別なこと。コミュニティ間での特別でもある。とても好きだ。インテンスだ。

街へ出てみれば、そこにはフィーリングがある。わたしはそこにはふたつのものがあると想像する。歴史とライヴァリーがあるから。スポーツにおいては、それを正しく受け取れば美しいことになる。われわれがそうした類の試合に関われることは、非常に特権だ。

感情的にコントロールしなければならないことがある。雰囲気は違うだろう。より電撃的で、グラウンドにもピッチにもよりエナジーが満ちる。それに正しく対処しアドヴァンテッジを得なければならない。

思うに、サポーターといっしょにダービーに勝つことで、より大きなものが築かれる。これは、フィクスチャリストのなかでつねに探してしまう試合だ。「その試合はいつなんだ?」とね。

なにか感情的なものが加わる特別な試合だ。それが試合を大きくしている。だから、なんとか勝つことができれば大きなリフトになるはず。

そういえば、今回の会見ではハヴァーツに関する質問がなかったのかも。

ブカヨ・サカの試合前コメント「ファンの愛情を一生感謝する」

アーセナルがNLD前に、ちょっと長めの彼のインタヴューを公開していた

サカ:(NLDについて)とても興奮している。ホームでプレイするぼくらがすごく有利だ。個人的には、エミレーツでプレイするときにいつでも感じるフィーリングは、ぼくらが勝つということと、ぼくらにはみんながついてるということ。ファンがぼくらに与えてくれるサポートは、敗けることが許されないだけでなく、さらなる自信ブーストになる。

去年から、すべての選手とクラブにいる全員が、ファンがエミレーツでしてくれていることを実感している。彼らはほんとうに美しい雰囲気をつくってくれる。

ぼくは、ぼくらが受けている愛情とサポートを一生感謝する。ぼくがシャツを着るたびにいつもそれがあることに、とても感謝している。

(ライトウィングで受ける挑戦)マジなチャレンジになってきているね。楽しんでるよ。リーグにはトップLBが何人かいるし、試合ごとに違うタイプの選手と対峙する。速い選手もいれば、強かったりアグレッシヴな選手もいる。試合によっては、ぼくはふたりの相手をしなきゃならない。毎試合が違うチャレンジというのは、ナイスだ。

相手を出し抜くのもひとつだけど、結局ぼくが集中しているのはエンドプロダクトなんだ。

フットボールというものは、個人ではない。チームメイツが必要だし、だから自分が成長しているように、チームメイツもそうだと感じている。ぼくらは、みんな数字がよくなってきている。年を経るごとに。ぼくだけじゃない。みんながゴールしてクリエイトできることは、ナイスだ。

みんながとてもフルイドでクリエイティヴ。ピッチの上では攻撃の自由がある。だからとても楽しい。

ぼくらがどんどんよくなっているのは、つまりぼくらが長くいっしょにプレイをしてきているからだという理解がある。たとえば、ぼくはマーティンともう3年もプレイしていて、お互いによい相互理解がある。もちろん、ぼくのうしろのベン・ホワイトも。ぼくと彼にはいいコネクションと相互理解があるから、ケミストリも最高さ。

(オーデガードの契約更新)彼はとても重要だからね。選手としてだけでなくリーダーとしても。彼はいろんなやりかたでリードするけど、ぼくはそれが大好きだしリスペクトしてる。彼に信じられないほどのクオリティがあるのはみんな知ってることだ。ゴールをクリエイトし、自分でもゴールし、みんなが愛すキャプテン。

ぼくは彼とずっといっしょにいろと云われたって構わないよ! 彼は新契約にふさわしいし、ぼくもうれしいよ。

(いまやアーセナルのキープレイヤーに)ぼくはただアーセナルでプレイしたいだけ。それしか頭のなかにはないね。チャンスを得たら、あとはチームにとどまるしかない。それがぼくのやろうとしていること。

とくに若い選手なら、周りに誰か信頼してくれるひとが必要だ。いい試合も悪い試合もやるときがあるけど、信頼してもう一度使おうとしてくれるコーチがいれば、選手にはそれが大きな自信をもたらす。ぼくには、これまでもすごく信頼してくれるマネジャーたちがいた。ぼくがプレイした試合の量を観ればわかることだ。

それがぼくの成長をすごく助けた。たくさんのミステイクスをやったけど、もう同じやらかしはしない。ぼくはたくさん彼らから学んでいるから。ぼくが17か18のころより、いまはもっと成熟したプレイをしているのがわかるはず。

ぼくはどの方面でも進歩している。1 v 1でも、フィニッシングでも、動きでも、チームメイツとのコンビネイションでも。試合の理解は別次元になった。これからも練習をつづけて、進歩をつづけたい。

“I just want to play for Arsenal” 声に出して読みたい。繰り返し。

彼が自分でも言及しているこれまでプレイしてきた試合の量について、なんとこの試合で彼がスタートすると、PL86試合連続出場でアーセナルFCとして歴代最長記録になるそうである。マネジャーからの厚い信頼であり、その要求に応えた彼の耐久性であり。このボーイまだ22才ですぞ? とんでもねえ。

ガブリエル・ジェイズースのインタヴュー「ピッチにストリート流をもちこむ」

これはNLDのためのコメントじゃないけど、印象的な部分があるので。

GJ:(ほかのストライカーとキミの違う部分はどこ?)あー。難しい質問だねえ。。わかんないけど、みんな自分のクオリティやパーソナリティ、スキルとかそういうのがあるよね。

ぼく? そうだな、ぼくがなにをやるかはわかならいってことかな。ぼくはカオス…ああケイオスか。それをつくるから。

ぼくがプレイを始めたのはPalmeiresで15才か16才のとき。その前はストリートでプレイするしかなかった。だから、ぼくはピッチにストリートを持ち込むんだよ。ぼくのやることは予想できない。それがぼくのクオリティさ。

ストリートのやりかたでぶちかます。かっけーな。ラッパーのひとみたいだ。

「ジェズース=ケイオス論」はしばらくアルテタが彼について述べていることで、なんだかすっかり定着したような。本人も認定。ていうか、アルテタ以前からそういう云われかたはあったのかな。

ところで、このインタヴュー短いので映像を観てもらいたいんだけど、GJが“chaos”を一瞬「カオス」と発音して、ケイオス?と訂正される部分がある。ポルトガル語だとchaosは日本語みたいにカオスなのか。勉強になるなあ。

ジェズースといえば、チャンスを外しがちなストライカーという評判があるが、James Bengeが「ジェズースはビッグチャンスをはずすストライカーではない」という記事を書いていた。

この試合でも、ぜひそれを証明してもらいたい。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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