試合について
ファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
マルティネリ、エンケティア、サカ
ライス、ジョルジーニョ、ハヴァーツ
トミヤス、ガブリエル、サリバ、ホワイト
ラヤ
サブは、ジンチェンコ(73 ホワイト)、トロサール(79 エンケティア)、ヴィエラ(79 ジョルジーニョ)
試合の直前、クラブからオーデガードのアウトが伝えられていた。彼がこの試合に間に合う可能性を示唆していたのは当のアルテタだが、そのあてがはずれた。トレイニング中のケガのようだ。なんだか既視感。
これで、パーティやジェズースにくわえて、チームはさらに重要な選手を失ったことに。なんだか最近は、スクワッドがじわじわと蝕まれている。
この試合のアーセナルのベンチを観れば、オプションのなさは一目瞭然で、このような終了間際は誰もが走れなくなっているような消耗する試合でも、サブは3人しか使うことができなかった。
マッチスタッツ
『BBC Sport』より。
ああいう大きな議論になる決断があったので、試合後の話題はそれ一色になっているところもあるが、それ以外でこの試合の主要な論点のひとつは、アーセナルの不発に終わった攻撃だろう。結局ショッツ14あってもSoTをたった1しか記録していない。
アタッキングモメンタムのチャートでも、多くの時間帯でアウェイチームがプッシュしているものの、決定的と云えるほどのチャンスはほとんどなかった。
Understat.comによるxGは、1.12 v 0.54。
ニューカッスルのあの疑惑のゴールが0.8xGとカウントされているので、あれがもしノーゴールだったら、アウェイチームがチャンス量でも上回っていたことになる。
ちなみに、ゴールになったGordonのあのショット単体で、アーセナルのショッツ14すべてを合計したよりも高いxGになっている。
ニューカッスルのSoTも試合を通してたった2しかなく、いずれにせよ、お互いにゴールもチャンスもすくない、いわゆるロウスコアの、ささいなことで勝負が決まってしまうような接戦だったと云えそうである。
プッシュはしたのだけど。
Arsenal are certainly pushing for the equaliser!#NEWARS pic.twitter.com/ru75o6Oufc
— Premier League (@premierleague) November 4, 2023