アーセナルのMD11は、ニューカッスル・ユナイテッドとSt James Parkで対戦する。
ニューカッスルといえば、サウジの政府系投資ファンドに買収されて以降、めきめきと実力を上げ、「新しいマンチェスター・シティ」になる可能性があるチームとして認識されているだろう。
ことしはもうUCLでもプレイしているし、アーセナルにとっても、PLでトップを競うライヴァルとしてますます存在感を増しているといえる。
今シーズンはアウェイでは不調ながら、ホームではめっぽう強いという彼ら。アーセナルには、タフなテストになること請け合いである。
今日の試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「もっともタフな場所のひとつ」
昨日行われた試合前プレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトより。
(水曜の敗戦を分析……)
アルテタ:試合に敗けたときはいつも、それから立ち直るのに数日はかかってしまう。しかし、いまはニューカッスルに完全に集中している。
あの試合では、あきらかにわれわれはもっとうまくやる必要がある部分があったし、とくに競いかたと失点のしかた。スコアラインがあの試合で実際に起きたことを反映しているとはまったく思わないが、もっとうまくやるべきだった。
(スクワッドデプスについてより学びがある?……)
どの試合も前回の試合とはとても違うものになるので、そこに集中しなければならない。このリーグでは、もし気を抜いてしまうようなら、このタイプの相手だと、罰せられてしまう。
勝ちをつづけたいのなら、最大レヴェルまでスタンダードを上げる必要がある。シンプルなことだ。
(ケガから戻ってくる選手がいるかもしれない?……)
トレイニングセッションはまだあるので可能性はあるが、わからない。
(エミール・スミス・ロウのケガ……)
変わったことはない。すでに伝えたように彼は何週間かアウトだ。とくに、最初の数週間での経過を観て、何人かで決めることになる。
これは大きな打撃だ。なぜなら、彼はいくらかプレイタイムもあって勢いをつけ始めているところだったから。われわれも彼に必要だったスタートをさせていた。彼がまた離脱となるのは残念だ。
(マーティン・オーデガードは休養の恩恵がある……)
われわれが彼をちょっと外そうとしていたのは、彼が苦しんでいた問題があったからだ。ここ数日はよくなってきているようで、WHUでも数分プレイさせたのはよかった。彼の貢献はとてもよかった。
彼は今日トレインするので、そこで大丈夫なら準備できているということ。
(このシーズン序盤をどうみる?……)
まだごく早い時期だし、試合づつやっていく。いまわれわれはとてもいいポジションにいて、そこにいつづける必要がある。
明日はニューカッスルとのとてもタフな試合だが、トップにいたいのならプレイしなければならない試合がある。
(WHUではスタンダードが落ちたことに心配した?……)
それが落ちたのは、とくにセカンドハーフのなかのひとつのフェイズに過ぎない。それが起きてしまったなら、違うやりかたで競わねばならないし、勢いを奪い返さねばならない。それが十分にできていなかった。
われわれはスタンダードをわかっているし、自分たちのプレイがわかっている。とくに先日はセカンドハーフが十分じゃなかった。
(ニューカッスルではどれほどのテストになると思う?……)
大きなものになる。そこへ行って勝つには、もっともタフな場所のひとつだ。われわれはそれをもうやっているし、新しいことはない。何が起きるかもわかっている。
彼らのやることは非常にはっきりしている。彼らは強みを活かすだろうし、われわれの機会がどこにあるかだ。自分たちの望む試合になるようトライするよ。
(スクワッドはそれをやる自信がある?……)
これはフットボールであり、つぎの試合はつぎの試合だ。つぎの日には集中せねばならないし、すべての集中とエナジーはニューカッスルを倒すためにある。
(エディ・ハウのやっている仕事についてどう思う?……)
彼に大いに称賛したい。わたしは彼がクラブを生まれ変わらせたと思っている。環境、雰囲気、チームにもたらしたものも。彼らは、自分たちのやることに強い信念を持っているし、それは彼のとても大きな功績だろう。
(彼の仕事との類似性はある?……)
わからない。度のクラブも違う。わたしは、彼のやっていることは大いに称賛している。彼がやってきたこと、彼のチームのプレイ、彼が整えた環境、ファンタスティックだ。
彼にはかなりサポートに恵まれていて、それはわれわれみんなが必要なもの。彼はいまや有力な競争相手だ。
(カイ・ハヴァーツのフォームのことは心配?……)
そういう個人のことについては、話すつもりはない。われわれはチーム。ベストなプレイをしたときもそれはチームであり、そうでないときも、わたしが責任を負う。われわれ全員が毎日トライして進歩する必要がある。
(選手の移籍金がインフレしている……)
それは進化だと思う。それは、10年代、20年代、80年代から100年代に至るまでの。£220mもする選手がいることもそう。われわれがそれに慣れていくというわけではないが。
それは起きていることであり、これからもっともっと起きていく。ほかの選手やほかのクラブについて、われわれがやっていることも、それについてはノーコメント。
(マネジャーは値札も考慮する……)
まず、チームを進歩させるためになにができるのかだ。そして、自分たちにそれが買えるかどうか。ある選手にある金額を費やすことが、プロジェクトにおいて理にかなっているか。そこに至るまでには、多くの手続きがある。
(ベン・ホワイトが100試合達成……)
彼は、この数年正しい道を歩んでいるように思う。やや難しいスタートがあったが、それもふつうのことだ。なぜなら、彼は違う期待を背負って、それはビッグジャンプだったのだから。
彼はいくつかのポジションでもプレイしはじめることになったが、そこでも決意や乗り越える勇気を大いに示した。
彼には大きなパーソナリティもあると思うね。プレッシャーにもよく対処しているし、クオリティもある。彼はチームのキープレイヤーになっている。
(彼は新契約に近づいているので?……)
われわれは、どのようなかたちでも、スクワッドを健全なポジションにしておこうとトライしている。それについては、クラブとエドゥが取り組んでいる。
(スクワッドのなかにいろいろなキャラクターがいる重要性……)
彼は独特のとてもいいキャラクターがある。彼のひととなり、彼の自分の表現のしかた。フットボールも愛している。毎日のトレイニング、一所懸命なところはトップだ。われわれには彼のような選手が必要。
(ガブリエル・ジェズースはIBのあとに戻ってこられそう?……)※つぎのIBは再来週から2週間
それは保証できない。われわれもできるだけ早く回復させようとはしているが。わたしは、それは何週間かと云ったが、いまタイムフレイムをセットするのはとても難しいのだ。
(そうしたケガにどれほど悩まされている?……)
それもフットボールだ。起きるもの。彼はケガが多いわけではない。かつてのそれと比較して、この数週間にかかった負荷があったのは事実。彼はシティにいたときですら、まったく違っていた。彼はそれに適応している最中なのだ。
われわれは、この数週間で4人ものビッグプレイヤーたちを失った。だが、それもシーズンを通して起きるチャレンジ。
(エディ・エンケティアがPLで100試合達成……)
彼はその権利を自分で得た。われわれは、彼にチームのなかでの役割について説明しようとしてきた。彼にもほかの選手たち同様にチャンスがあること。彼のパフォーマンスについて。
彼が多くの試合でプレイしているという事実は、彼のパフォーマンスがあったということ。そして、それがわれわれが彼を信頼する理由になっている。
(われわれのアウェイフォームをどう改善する?……)
信念。そのあとパフォーマンス。まずは、ニューカッスルへ行き、絶対に試合に勝つと信じきること。それをかなえるために、やるべきことは非常にはっきりしていなければならない。
そして、もちろん必要なパフォーマンスを出すためのクオリティとタレント。そこは選手次第だ。
(グラニト・ジャカが去ってからのミドフィールドの進歩について……)
グラニトはキープレイヤーだった。彼はほとんど毎試合でプレイしていたのだから、それに時間がかかるということはわかっていたことだ。彼にだって時間はかかったように。とくに彼の役割を変えたときは。
そこにはたくさんの疑問はあったし、その後は彼は素晴らしく進化した。だから、それと同じことが起きるはずだ。
(イーサン・ワニエリとマイルズ・ルイスケリーがイングランドU-17に選ばれた件……)
彼らを育ててきたクラブとアカデミーの全員への称賛だ。彼らもとても興奮しているようだし、とても素晴らしい経験になることだろう。彼らの活躍を祈っている。
(セント・ジェイムズ・パークでプレイすること……)
フットボールをプレイするなら、ああいう雰囲気がほしい。セヴィーヤへ行ったときのような、ああいうものになるとわかっている。
そうしたグラウンドでプレイできるのは、すごい特権だ。それを楽しまねばならない。なぜならそれに値するから。そこは、試されたいアリーナがある。
(あなたなら、そこへ行くことをどう表現する?……)
An incredible football atmosphere.
(今シーズンのタイトル争いについて……)
この5年で起きたことは、かつてなかったことだ。あんな量のポインツ、チームのレヴェル、あんなことは起きたことがない。
そしていまや、あのレヴェルのチームの数はますます増えつづけている。それが、このリーグのかつてと今をくらべるのが時間の無駄になっている理由だ。以前とはかなり違って要求も多い。
(トトナムはタイトルライヴァル?……)
彼らはいまそこにいる。そしてそこにいるメリットがある。だからイエス。
以上
「ジャカが去ってからわれらのMFsは進歩できているか?」。これはみんな訊きたがっていたことだろう。でも、アルテタの回答はナイスだった。ジャカだって新しい役割への適応には時間がかかったのだから、当然いまのMFにも時間はかかることなんて想定済みだと。だから大丈夫ですと。それは納得できるっちゃできる。
だが、ハヴァーツにはノーコメント。それが現状を物語っているという。
それと、われらのアウェイフォームについての質問。ちょっと確認してみたら、われらいまアウェイの直近4試合で1勝しかしてないのね(W1 D1 L2)。もちろん、これには、CL(ランス)とリーグカップ(WHU)が含まれているので、PLだけだとW3 D1 L0でそこまで悪くはないのだけど。
ウィリアム・サリバの試合前コメント「ニューカッスルはPSG相手でもすごくよかった」
まとめて取材セッションみたいなものがあったのか、いくつかのメディアがビッグウィリーのインタヴューを公開していた。AFCオフィシャルサイトより。
サリーバ:(PL10試合敗けなし。シェフUではG5)もちろんうれしい。5ゴールも決めてクリンシートもキープできたし。セカンドハーフもいいプレイをしていた。ファーストハーフでは1点しか取れなかったけど、もっと決められたと思った。ハーフタイムでコーチがぼくらに云っていたことだ。
でも、あれはぼくらにはいい試合だった。つぎのニューカッスルに向けて大いに自信になったから。
(エディのハットトリック)みんながエディのために喜んでいた。彼はとてもいいやつだし、とてもいい選手でもある。彼はトレイニングでだっていつもハードワークしている。
2試合でスタートできなかったからといって、彼には問題じゃないんだ。彼はプレイするときはつねに命がけだ。
(昨シーズンはSJPで2-0勝利)セント・ジェイムス・パークがプレイするにはタフな場所だとみんな知っている。CLでPSGとホームでプレイした彼らはすごくよかった。すごい雰囲気もある。
彼らはとてもフィジカルなチームで、ボールを持ってもすごくうまい。だからタフなバトルになるだろう。
自分たちのすべてを出して勝とうとするチームかどうかだ。ぼくらは強い。経験もある。だから、どのコンペティションにもベストを出したい。
先輩フレンチガナーのロベール・ピレス氏との対談。ピレっさんひさしぶりに観たな。
“I will give everything for this club.” ❤️
Two French Gunners sharing their love for The Arsenal 🥰 pic.twitter.com/r8AZFidR9a
— Arsenal (@Arsenal) November 3, 2023
@primevideosport William Saliba compares his Arsenal teammates to sports cars! 🚗💨 #premierleague #arsenal #saliba #football #afc ♬ original sound – Prime Video Sport
TikTokとか初めて埋め込んだわ。。
🔒 William Saliba has been dribbled past the fewest times (3) of any centre-back in the Premier League since the start of last season (25+ apps) pic.twitter.com/MgWasP7P3n
— WhoScored.com (@WhoScored) November 3, 2023