試合について
ファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
マルティネリ、トロサール、サカ
ライス、ジョルジーニョ、ハヴァーツ
トミヤス、ガブリエル、サリバ、ホワイト
ラヤ
サブは、ジンチェンコ(46 トミヤス)、ヴィエラ(81 トロサール)、ネルソン(81 マルティネリ)、キヴィオール(85 サカ)、エルネニー(90 ジョルジーニョ)
スターティングは、おもったよりも全然手堅い11人だった。結局9はトロサール。ハヴァーツはR8で、ヴィエラはベンチ。
エンケティアについては、クラブから試合のスクワッドが発表されたとき「アンクルのノック」でアウトが伝えられた。やはりダメだったか。
前半だけで退いたトミヤスについては、ぼくはてっきり戦術的なサブかと思った。ああいう極端に守備時間の少ない試合だったから、後半からジンチェンコは妥当かなと。ところが、試合後のアルテタによればケガの問題があったようだ。
トミヤスは、試合前にもインタヴューで今後のケガがないことを祈るばかりと云っていたというのに、もうやってしまったか。
アーセナル前は、彼はけっしてケガがちな選手ではなかったと思うのだが、アーセナルに来てから急にケガがちになるひとのグループに入ってしまった。
後半もベンチでほかの選手たちと試合を見守っていたので、シリアスな問題ではないのだろうが、あまりポジティヴなことではないのはたしか。
現在アーセナルは、ケガ人が続出ということで、今回のベンチにはカール・ハイン(ラムもいたので2人めのベンチGK)、Amario Cozier-DuberryとCharles Sagoe Jr.のアカデミーボーイたちが入っていた。
マッチスタッツ
『BBC Sport』より。
セヴィーヤのショッツ1とSoT1は、試合終了直前の96分に記録したもの。限りなくゼロに近い。コーナー1も93分の記録である。
それにしても、ここまでなにもできないチームも珍しいのでは。ましてやCLレヴェルで。
個人的に興味深いスタットは、PPDA(pass per defensive action)で、これはプレスの強度を示すスタットなんだけど(※少ないほどいい)、アーセナルの7.8に対し、セヴィーヤは25.4。PLでもプレスに積極的でないチームというのはほとんど絶滅状態で、それがこの試合をイージーにした大きな理由のひとつに思える。
xGは、1.61 v 0.02。
Arsenal (1.61) 2-0 (0.02) Sevilla
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) November 8, 2023
この試合前半のField Tilt。マスタリングでコンプをかけ過ぎて隙間がなくなってしまったJ-Popの波形みたいである。のり弁。