こんにちは。

もうつぎの試合である。そして、アーセナルにとっては2023年の最後の試合。おおみそかのフラム（A）。夜の11時からだから、日本では試合中に年をこすという。

前回のWHUがあんなだったので、いまアーセナル界隈にはDAZ～Nとした雰囲気がただよっているが、済んだことはひとまず忘れて、先へ進んでもらいたい。そんな試合である。

シーズン全体でみると、マッチデイ20はシーズン後半の始まりでもある。シーズン前半は、完全に期待どおりといえばウソになるが、問題を抱えながら、それでも去年にひきつづきトップを競っているのだから、プロジェクトのいまのフェイズなら十分だろう。

明日の試合をプレヴューしてゆこう。

アルテタの試合前コメント「（タイトル？）ボックスでの進歩がなければノー」

昨日のアルテタの試合前プレスコンファレンス。タイミング的にもこの会見はやるとは思わなかった。律儀。AFCオフィシャルサイトより。

（ウェスト・ハムの結果で勢いに水を差された恐れ……）

アルテタ：パニックなどない。もっとやろう、もっとうまくなって試合に勝とうというだけ。チームがあんなふうにプレイすれば、彼らは多くの試合で勝てる。

（ウェスト・ハムに対してやったようなプレイでタイトルを勝ち取れると？……）

もし、われわれにボックスのなかでの進歩がないのなら、それはノーだ。なぜなら、最後にはそこで決まるから。だが、残りの部分を生み出していれば。そうだね、あなたが云う記録（ボックス内タッチ）があればノーか？

あれをやれるチームが、何年にもわたりこのリーグでもたくさんあったとは思わない。だから、わたしはとてもポジティヴなことだと思っているよ。

（サカとマルティネリがプレッシャーを感じている……）

わからない。もちろんたくさんの試合があるが、彼らはとてもいい感じに観える。フレッシュだし、勝っていればそんなふうには観られないはず。

彼らは若い。もし彼らが35だというのなら、また違った質問になるが。彼らにはエナジーがある。彼らは間違いなくこれからもやっていける。

（火をつけるにはスパークを見つけることが必要……）

スパークなしでは、あのチームがウェスト・ハムに生み出したものは生み出せない。それは不可能。だから、最後の部分なのだ。最後のタッチ、ボールがネットに入るかどうかの最後のアクション。それがわれわれに必要なものだ。

（サポーターたちのテンションが選手たちに影響を与えている……）

知らない。われわれは勝ちたい。彼らもわれわれといっしょに勝ちたい。だから、彼らはそれをするためにチームをプッシュしている。われわれが観客に要求できることはなにもない。彼らはもうずっとわれわれに対してすごかった。われわれができる唯一のことは、彼らにもっと与え、もっと応援してもえるようになること。

（サポーターからの期待について……）

間違いなく、彼らも勝ちたいし、彼らだってマージンが非常に小さいことはわかっている。彼らが観たいのはチームが勝っているところであり、それこそわれわれがしなければならないことだ。

（今日の結果で4位転落する可能性が心配……）

2位の可能性もある。そして勝てば1位の可能性も。だから、自分たちのコントロールできることだけをする必要がある。ほかのチームを観ている時間はない。

昨日は、ほかのチームにだっていかに難しかったか観たはずだ。そして、今日もそのようなことがつづくだろう。なぜなら、このリーグのレヴェルはマジヤバだから。

以上。さすがに短い。

 

しかし、WHUはああいう試合だったからフラストレイションはわかるけども、予想通りアーセナルファンがヒートアップしていて、いつものことながら、そういうのを観るとちょっと引いてしまう。ここでArtetaOutとか云うやつは、さすがに頭おかしいだろ。短気にもほどがある。

今回の会見でも、サポーターのことに関する質問が出ているように、もし少しでもサカやマルティネリを始めチームの選手がソーシャルメディアでのファン反応を憂いているとしたら、ほんとうに馬鹿げたことだ。ファンなら彼らの足を引っ張らないでもらいたい。

いまもっともファンのサポートが必要なのは、ガビ・マルティネリだろう。千羽鶴おくろうぜ。

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