試合結果予想
BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) 0-2
Sky Sports (Jones Knows) 0-1
WhoScored.com 1-2
フースコのみ、アーセナルがクリンシートのキープに失敗する予想。
Chris Sutton:これは、アーセナルにとっては1月でまだ3試合めなので、彼らはよく休息できているだろう。だが、彼らもただ足を休めていただけではない。
アルテタのチームは、トレイニンググラウンドで過ごした時間によって恩恵を受けているはずで、連戦に向けて気持ちを入れ替えていることだろう。
これもわたしがガナーズ有利とみる理由のひとつだが、ノッティンガム・フォレストはPLの財政ルールを破ったことで受けるポインツ剥奪の不安がある。いまフォレストは降格圏からたった4ポインツしか離れておらず、彼らはこの試合でどうにかする必要がある。だが、わたしには彼らがそれをできるとは思えない。
Jones Knows:アーセナルは、ゴールマウスエンタテインメントが観たいなら、もはや観るべきチームではなくなっているが、長期のデータが示すのは、彼らは守備が堅牢であることだ。とくにアウェイで。
彼らは今シーズンのPLアウェイ10試合で10失点しかしていない。被xGは8.84、リーグベストである。ライス、サリバ、マガリャエスがフィットしているあいだは、相手チームはハイクオリティなチャンスをつくるのが難しい。
試合のみどころ
前回のパレスでは3連敗を止めて、内容もなかなかよかった。しかし、そこからまた少し間が空いてしまって、勢いを維持したいアーセナルとしては、それが分断されたようなところがあった。
だから、あの勝利を活かすためにも、今回は当然勝利がほしい。
この長いブランクによって、フィットネスや準備の面ではかなり恩恵を受けているはずだが、試合勘のようなものを失っているという危惧もある。アーセナルではわりとよく観る光景だから。試合のなかで、調子をつかんでいくようなやりかたも求められるかもしれない。
それと、もちろん内容も重要。パレスでの5ゴールは、支配的なプレイから相手を押し込んだ状況で生まれたゴールはひとつもなかった。つまり厚いブロックを破ってゴールするという課題は残ったまま。
昨日みかけたスタットでは、アーセナルは今シーズンのPLでシティと並んで2番めにオープンプレイからのチャンスクリエイションが多いチーム。
🔐 Most chances created from open play in the Premier League this season:
🥇 Liverpool – 222
🥈 Arsenal / Manchester City – 209
🥉 Tottenham – 203
🏅 Brighton – 192
🏅 Aston Villa – 186 pic.twitter.com/GDhJhFZfFy— WhoScored.com (@WhoScored) January 29, 2024
チャンスはちゃんとつくれている。だから、つくった多くのチャンスをゴールにコンヴァートできれば、当然結果も得られるはず。セットピースやカウンターだけでなく、アーセナルが試合で多くの時間過ごす状況から、ゴールを取らねばならない。
そこはこの試合でもみどころになる。
1月に入ってからもブレイク期間がかなりあったので、トレイニングやコーチングで克服したものがあるかどうかも注目しよう。ゴール前の相手ブロックを崩す工夫や、新しいルーティーンが観られるか。戦術的な変化があるかどうか。とくに攻撃面で。セットプレイやスローインのルーティーンも楽しみ。
キックオフは、日本時間で1月31日(水)早朝4:30。これは苦行。
COYG!